芥川賞のすべて・のようなもの
第102回
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Last Update[H26]2014/6/20

中村隆資
Nakamura Ryusuke
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生没年月日【注】 昭和26年/1951年5月22日~
経歴 本名=中村隆。東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。ウイスキー会社、塾講師、出版社、タウン誌編集、広告制作などを経て、平成1年/1989年に文學界新人賞を受賞、作家デビュー。
受賞歴・候補歴
備考
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芥川賞 第102回候補  一覧へ

りゅうりたん
流離譚」(『文學界』平成1年/1989年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第43巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 平成1年/1989年12月1日
発行者等 編集人 湯川 豊 発行人 阿部達児 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 408 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 26~60
(計35頁)
測定枚数 105
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書誌
>>平成4年/1992年3月・新潮社刊『地蔵記』所収
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候補者 中村隆資 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
古井由吉
男52歳
0  
大庭みな子
女59歳
1 「突然変る用意のある人やもしれぬ。」
日野啓三
男60歳
0  
三浦哲郎
男58歳
3 「舌を巻くような達者な作品で面白く読んだが、この面白さは残念ながらこの賞の分野からはみ出している。」
河野多恵子
女63歳
0  
田久保英夫
男61歳
0  
吉行淳之介
男65歳
0  
黒井千次
男57歳
4 「話の面白さは抜群だが、この才能が果して芥川賞に適したものであるか否か、一作では判断がつけられなかった。」
選評出典:『芥川賞全集 第十五巻』平成14年/2002年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成2年/1990年3月号)
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じぞうき
地蔵記』(平成4年/1992年3月・文藝春秋刊)
収録作品
「流離譚」「地蔵記」
 
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他文学賞 山本周五郎賞 5回候補 一覧へ
候補者 中村隆資 男40歳
選考委員 評価 行数 評言
阿刀田高
男57歳
40 3点「結局はこの人の文体をどう評価するかという問題に、この作品はかかってくるんじゃないかと思います。小説のつくりは、非常に雑だと思います。」「まあ、平均的な点数の作品だなというふうに思いました。」「読み終わった時にカタルシスがないですね。」
井上ひさし
男57歳
46 3.5点「作者の過ちは、現代まで書いたことです。(引用者中略)その過程で、作者の世界把握の弱さが出てくる。」「この文体にしても、類語辞典を読んでいるようなもので、最初は面白いんですけど、だんだん、どうってことはないな、と思うようになる。」「しかし、村の歴史をたったひと晩の中へ集中しようとした、その力業的冒険は大したもんだと思い直しました。」
逢坂剛
男48歳
32 2.5点「私はこの小説を読んで、一度も笑えませんでした。ここに書かれているユーモアの質は、私のユーモア感覚から言うと、かなり低いものじゃないかと思います。」「パロディなのか真面目なのか、中途半端な印象を与えることと、それから擬古文調と現代風の文章が、ごちゃごちゃになっていて、それが計算されて混在しているのであればいいんですけれども、どうもそうではない。」
長部日出雄
男57歳
44 4.5点「僕は、この文体に非常な魅力を感じまして、四・五という点数をつけました。」「文章が韻律をおびて、節がついている。」「人間の観察に深みがあって、青っぽくない。しかも真の貴族とは何かなんていう、すこぶる高度な文学的な主題も追求している。」「僕は「地蔵記」のほうは、あんまり買えなくて、「流離譚」のほうがいいなと思ったんですが。」
山田太一
男57歳
37 4点「結構、都合よくしつらえてしまっている。ユーモアも野暮くさいですし、複雑性もあまりない。」「人物造型の意欲については、他の三作よりも、この作品のほうが、文章も含めて、少し高級なんじゃないかという気がいたしました。」「結局、一作選ぶということになれば入れないというふうに思いました。」
最終投票     ○3票
選評出典:『小説新潮』平成4年/1992年7月号
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てんが おとこ
天下を 呑んだ 男』(平成4年/1992年11月・講談社刊)
書誌
>>平成8年/1996年9月・講談社/講談社文庫『天下を呑んだ男 「秀吉」が生まれた朝』
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 14回候補 一覧へ
候補者 中村隆資 男41歳
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男58歳
0  
尾崎秀樹
男64歳
0  
佐野洋
男64歳
0  
野坂昭如
男62歳
4 「言葉遊びは楽しいが、いささか独りよがり、なにより小説とはべつもの、いっそ笑い話に徹すればよかった。」
半村良
男59歳
6 「野心的な作品であることは認めるが、全体に長い短編と言う印象が強かった。いっそ本格的なものに正面から取り組まれたらどうだろう。」
選評出典:『群像』平成5年/1993年5月号
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ぎょうていしゅんじゅう
堯帝春秋』(平成13年/2001年7月・講談社刊)
大衆選考会 126回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
P.L.B. 平成13年/2001年11月30日  私と同じようなご意見の方がいて、嬉しい! 光文社のカッパノベルスからちょくちょく候補作が出ていたかつての直木賞よカムバックっ、大手出版社の単行本しかラインナップに載せないような、こんな大衆選考会なぞ意味ないぞ、というくらい、いろんな出版社とか雑誌から候補作・受賞作がどんどん選ばれるような状況になってくれっ、とひそかに思っている私には、上のkengoさんのような方は、頼もしい存在です。
と言いつつ、推薦作品に講談社の本を挙げてしまう私もナンなんですが、中村隆資さんの作品は結構好きでして、久びさの新作に嬉しくなって一票を投じます。
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