芥川賞のすべて・のようなもの
第112回
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Last Update[H26]2014/8/6

伊達一行
Date Ikko
生没年月日【注】 昭和25年/1950年12月24日~
経歴 本名=矢田部実。秋田県横手市生まれ。青山学院大学文学部神学科卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第15回群像新人文学賞[小説部門](昭和47年/1972年)「葬式」水野明英名義
  • |候補| 第39回文學界新人賞(昭和49年/1974年)「骨の声」水野明英名義
  • |候補| 第8回新潮新人賞(昭和51年/1976年)「孵化」水野明英名義
  • |候補| 第5回すばる文学賞(昭和56年/1981年)「スクラップ・ストーリー」
  • 第6回すばる文学賞(昭和57年/1982年)「沙耶のいる透視図」
  • |候補| 第7回三島由紀夫賞(平成5年/1993年度)『妖言集』
  • |候補| 第16回野間文芸新人賞(平成6年/1994年)『妖言集』
  • |候補| 第112回芥川賞(平成6年/1994年下期)「光の形象」
  • |候補| 第116回芥川賞(平成8年/1996年下期)「夜の落とし子」
  • |候補| 第117回芥川賞(平成9年/1997年上期)「水のみち」
備考
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芥川賞 第112回候補  一覧へ

ひかり かたち
光の 形象」(『文學界』平成6年/1994年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第48巻 第11号  別表記11月号
作品名 別表記 目次・本文 ルビ有り「かたち」
印刷/発行年月日 発行 平成6年/1994年11月1日
発行者等 編集人 寺田英 発行人 田所省治 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 目次 200枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×23行
×2段
本文ページ 18~81
(計64頁)
測定枚数 189
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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候補者 伊達一行 男44歳
選考委員 評価 行数 評言
田久保英夫
男66歳
12 「かつての作家なら、「私小説」にも書きうる素材だが、これはストーリー・テリングで進めて、その面では巧い。しかし、巧みに物語を進めるほど、訴求力を失うのは小説のふしぎだ。」「今日の日本人と、東南アジア人との関わり方を考えさせるのが、大きな手柄だと思う。」
丸谷才一
男69歳
0  
黒井千次
男62歳
6 「マレーシア現地の人々の動きは興味深く伝わって来るのに、文章が不自然に大仰な言葉に傾き、結末もそれまでの展開を受け止め切れずに尻すぼまりである。」
日野啓三
男65歳
11 「われわれのイメージが比較的薄いマレーシアの人間、風土、対日感情などの実感を与えてくれる。」「だが血迷ったような感傷的美文調の文章が随所にあって、鼻白む。何か勘違いをしている。」
大江健三郎
男59歳
7 「東南アジアでの日本人と現地人との関係について、情報は豊かだし、人物もよく選ばれている。ところが、物語をのべてゆく文章が、タイトルにもあらわだけれど、こなれの悪い美文調なのだ。」
古井由吉
男57歳
0  
大庭みな子
女64歳
0  
三浦哲郎
男63歳
18 「大きな期待をもって読んだ。」「いかにもこの作者らしいスケールの大きさだが、そのせっかくの構想をしばしば冗漫にも退屈にも疎ましくも感じさせているのは、以前にはなかった変に凝った美文調の文章である。」「力まず、気取らずに、自分の言葉で普通に書けばよかったのに。」
河野多恵子
女68歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十七巻』平成14年/2002年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成7年/1995年3月号)
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芥川賞 第116回候補  一覧へ

よる
夜の 落とし 子」(『文學界』平成8年/1996年7月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第50巻 第7号  別表記7月号
印刷/発行年月日 発行 平成8年/1996年7月1日
発行者等 編集人 庄野音比古 発行人 中井 勝 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×23行
×2段
本文ページ 28~97
(計70頁)
測定枚数 206
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候補者 伊達一行 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
河野多恵子
女70歳
0  
宮本輝
男49歳
5 「達者な筆だと思う。しかし、その達者さは、小器用と同質のもので、登場人物に血肉が感じられない。」
丸谷才一
男71歳
0  
日野啓三
男67歳
0  
石原慎太郎
男64歳
4 「最近流行の不法滞在の外国人の風俗の中の群像だが、彼等の哀感がにじみ出して来ないために文学としての文明批判にも成り得ずに風俗小説の域を脱していない。」
古井由吉
男59歳
0  
黒井千次
男64歳
0  
池澤夏樹
男51歳
0  
三浦哲郎
男65歳
8 「前作の気取りがきれいになくなっているところはよかったが、欲張りは相変わらずで、登場人物が憶え切れぬほど多く、それらが入り乱れ、それにつれて話の筋も錯綜し、わかりにくい作品になっている。作者は物語るのに忙しくて、悲しむべき境遇にある人々の悲しみさえ読む者に伝わってこないのである。」
田久保英夫
男68歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十七巻』平成14年/2002年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成9年/1997年3月号)
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芥川賞 第117回候補  一覧へ

みず
水のみち」(『文學界』平成9年/1997年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第51巻 第6号  別表記6月号
印刷/発行年月日 発行 平成9年/1997年6月1日
発行者等 編集人 庄野音比古 発行人 中井 勝 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 392 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×23行
×2段
本文ページ 136~175
(計40頁)
測定枚数 116
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候補者 伊達一行 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
丸谷才一
男71歳
0  
日野啓三
男68歳
0  
黒井千次
男65歳
0  
田久保英夫
男69歳
0  
河野多恵子
女71歳
0  
宮本輝
男50歳
5 「氏のこれまでの作品よりも強かった。」「舞台設定となるものの描写はつねに優れているが、その舞台で演じる人間の劇が、いつのまにか類型化して弱まる癖があって、私はいつもそこが物足りない。」
池澤夏樹
男52歳
5 「どうも余計なものが多くて、姿がすっきりしない。山との対決はいいのだが、作者は主人公の心の中に不用意に出入りしすぎる。」
古井由吉
男59歳
0  
石原慎太郎
男64歳
9 「一番面白く読んだが、この主題を描くにこの文体はむしろ古めかしい感じがする。」「前回の候補作といい今回といい、取材をよくしているのは感じられても、その主題と作者の関わりがあまり真摯なものに感じられてこないというのは重要な瑕瑾と思われる。」
選評出典:『芥川賞全集 第十八巻』平成14年/2002年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成9年/1997年9月号)
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