芥川賞のすべて・のようなもの
第119回
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Last Update[H28]2016/5/12

伊藤比呂美
Ito Hiromi
生没年月日【注】 昭和30年/1955年9月13日~
経歴 東京都板橋区生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。詩人でもあり、育児エッセイなどの著書も多い。
受賞歴・候補歴
  • 第16回現代詩手帖賞(昭和53年/1978年)
  • |候補| 第21回平林たい子文学賞[小説部門](平成5年/1993年)『家族アート』
  • |候補| 第6回三島由紀夫賞(平成4年/1992年度)『家族アート』
  • |候補| 第119回芥川賞(平成10年/1998年上期)「ハウス・プラント」
  • |候補| 第121回芥川賞(平成11年/1999年上期)「ラニーニャ」
  • 第21回野間文芸新人賞(平成11年/1999年)『ラニーニャ』
  • 第49回産経児童出版文化賞[ニッポン放送賞](平成14年/2002年)『ビリー・ジョーの大地』《翻訳》(カレン・ヘス作)
  • 第36回高見順賞(平成18年/2006年)『河原荒草』《詩集》
  • |候補| 第25回現代詩花椿賞(平成19年/2007年)『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』《詩集》
  • 第15回萩原朔太郎賞(平成19年/2007年)『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』《詩集》
  • 第18回紫式部文学賞(平成20年/2008年)『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』《詩集》
  • 第5回早稲田大学坪内逍遙大賞(平成27年/2015年)
備考
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芥川賞 第119回候補  一覧へ
「ハウス・プラント」(『新潮』平成10年/1998年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO^」併記
巻号 第95巻 第5号  別表記5月号/1120号
印刷/発行年月日 発行 平成10年/1998年5月1日
発行者等 編集兼発行者 前田速夫 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 目次 150枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 100~149
(計50頁)
測定枚数 152
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書誌
>>平成11年/1999年9月・新潮社刊『ラニーニャ』所収
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候補者 伊藤比呂美 女42歳
選考委員 評価 行数 評言
石原慎太郎
男65歳
6 「詩と小説の文章が実は本質的に異なるのだということを証している。誰かがこの作品は各センテンスに語尾がないといっていたが、いい得て妙だと思う。」
田久保英夫
男70歳
0  
黒井千次
男66歳
7 「語りの文章の快さに惹かれた。」「とりわけ、末尾に近い「びーちとぱーく」の光景は秀逸である。このような散文作品も芥川賞の領域の一画を占めていいのではないか、と推したが、多くの賛同は得られなかった。」
池澤夏樹
男53歳
0  
河野多恵子
女72歳
0  
三浦哲郎
男67歳
3 「繊細な言葉遣いに惹かれたが、作品としては詩と散文の間を立ち迷っているという印象を受けた。」
古井由吉
男60歳
0  
宮本輝
男51歳
0  
日野啓三
男69歳
2 「文学のよい匂を感じたが、もう少し作品世界を構築する努力が必要だろう。」
選評出典:『芥川賞全集 第十八巻』平成14年/2002年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成10年/1998年9月号)
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芥川賞 第121回候補  一覧へ
「ラニーニャ」(『新潮』平成11年/1999年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO^」併記
巻号 第96巻 第3号  別表記3月号/1130号
印刷/発行年月日 発行 平成11年/1999年3月1日
発行者等 編集兼発行者 前田速夫 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 表紙・目次 140枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×23行
×2段
本文ページ 60~105
(計46頁)
測定枚数 132
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書誌
>>平成11年/1999年9月・新潮社刊『ラニーニャ』所収
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候補者 伊藤比呂美 女43歳
選考委員 評価 行数 評言
日野啓三
男70歳
12 「△印をつけた。」「万一、強く推す委員が半数を越えればそれもいいだろう、と思っていた。」「ある種の強さがある。だが(引用者中略)私には率直に言って退屈だった。一部の委員が強調した詩的文体の流れのリズムに、私の感性が同調できなかったせいかもしれないし、子連れ再婚家族の実情ももう新鮮ではなかった。」
三浦哲郎
男68歳
0  
石原慎太郎
男66歳
3 「詩人らしいいつもの手慣れた語り口だが、前作と比べ甲斐もなく退屈である。」
黒井千次
男67歳
12 「先々回候補にあがった「ハウス・プラント」の続編ともいえるが、独立した短編として読め、こちらの方がよくまとまっている。」「天候や動植物に注がれる視線に力があり、影絵とは反対の光絵があると感じた。」「小説の中には小鳥が跳ねるような散文があってもいいだろうし、むしろそれによってのみ捉えることの叶う世界がここに現出している、と考えて推したのだが、少数意見にとどまった。」
池澤夏樹
男54歳
15 「おもしろかった。」「この文体に乗ってしまうとなかなか降りられない。」「ぼくは楽しくこの話を読んだ。」「とはいえ授賞となると話は別。この文体は詩ではあっても散文ではないという意見はなかなか論破しがたかった。」
田久保英夫
男71歳
5 「女主人公の〈あたし〉の活力と作者の活力が並走しているのに、快さを感じたが、〈あたし〉が他人との関係のなかで、あまりに自意識を殺しすぎ、解放的なことに疑問が残った。」
宮本輝
男52歳
9 「論議の対象として最後まで残った」「私にはひどく退屈で、前回の候補作と似たような設定で似たようなことを書いて、しかもしつこく長いという感想しかない。」
古井由吉
男61歳
0  
河野多恵子
女73歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十八巻』平成14年/2002年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成11年/1999年9月号)
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