芥川賞のすべて・のようなもの
第120回
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Last Update[H26]2014/6/20

赤坂真理
Akasaka Mari
生没年月日【注】 昭和39年/1964年5月13日~
経歴 東京都杉並区出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒。雑誌編集長を経て作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第31回文藝賞(平成6年/1994年)「蝶の皮膚の下」
  • |候補| 第10回三島由紀夫賞(平成8年/1996年度)『蝶の皮膚の下』
  • |候補| 第19回野間文芸新人賞(平成9年/1997年)『蝶の皮膚の下』
  • |候補| 第120回芥川賞(平成10年/1998年下期)「ヴァイブレータ」
  • |候補| 第12回三島由紀夫賞(平成10年/1998年度)『ヴァニーユ』
  • |候補| 第21回野間文芸新人賞(平成11年/1999年)『ヴァイブレータ』
  • |候補| 第122回芥川賞(平成11年/1999年下期)「ミューズ」
  • 第22回野間文芸新人賞(平成12年/2000年)『ミューズ』
  • 第66回毎日出版文化賞[文学・芸術部門](平成24年/2012年)『東京プリズン』
  • 第16回司馬遼太郎賞(平成24年/2012年)『東京プリズン』
  • 第23回紫式部文学賞(平成25年/2013年)『東京プリズン』
備考
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芥川賞 第120回候補  一覧へ
「ヴァイブレータ」(『群像』平成10年/1998年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」  別表記表紙 「GUNZO」併記
巻号 第53巻 第12号  別表記12月特大号
印刷/発行年月日 印刷 平成10年/1998年11月5日 発行 平成10年/1998年12月1日
発行者等 編集人 籠島雅雄 発行人 宮田昭宏 印刷人 藤田弘道 印刷所 凸版印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 452 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×22行
×2段
本文ページ 6~71
(計66頁)
測定枚数 181
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書誌
>>平成11年/1999年1月・講談社刊『ヴァイブレータ』
>>平成15年/2003年1月・講談社/講談社文庫『ヴァイブレータ』
>>平成25年/2013年2月・講談社/講談社文庫『ヴァイブレータ』[新装版]
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候補者 赤坂真理 女34歳
選考委員 評価 行数 評言
河野多恵子
女72歳
0  
古井由吉
男61歳
0  
日野啓三
男69歳
0  
石原慎太郎
男66歳
6 「私は楽しみながら読んだが、かつてのケルーアックの「路上」のように幾つか際だったシークエンスが描かれてはいるが作品として最後の何かが欠けている。」
宮本輝
男51歳
7 「私は以前、別の文学賞において別の作品を読んでいて、「ヴァイブレータ」がそれよりもはるかに腕を上げたと感じた。赤坂氏の一種病的なセンシビリティが、独自の小説世界への結実するのは、いま少し時間がかかりそうだが、なにも焦ることはない。」
田久保英夫
男70歳
13 「自分の存在を固定的な枠ぐみでなく、柔軟に探る感覚が見えるが、(引用者中略)言葉の運動量のあまりの落差、猥雑さが、性の生理的描写をきわ立たせ、電波交信や車の疾走感から響く内側の共振世界を、後退させてしまう。私には誤算としか思えない。」
三浦哲郎
男67歳
0  
黒井千次
男66歳
11 「言葉と意味、身体と意識の分裂に苦しむ三十歳の女性が、その危機を乗り越えようとして〈足+宛〉(ルビ:もが)く姿を描き出した野心作である。」「「日蝕」が天井の高い建造物を思わせるとすれば、こちらは長い真っ直ぐの廊下を連想させる。「日蝕」には及ばなかったものの力量を感じさせる作品であり、次作に期待したい。」
池澤夏樹
男53歳
24 「おもしろかった。」「自分の中で多くの意識が勝手に喋っているというのは、筒井康隆が書けば一つの設定であったが、赤坂は現実である。その描写はリアルで、リズミックで、読む快感に満ちている。いい文章だ。」「ぼくは授賞に値すると思ったけれど、残念ながら充分な数の賛同を得られなかった。」
選評出典:『芥川賞全集 第十八巻』平成14年/2002年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成11年/1999年3月号)
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芥川賞 第122回候補  一覧へ
「ミューズ」(『文學界』平成11年/1999年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第53巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 平成11年/1999年12月1日
発行者等 編集人 細井秀雄 発行人 湯川 豊 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 表紙・目次 170枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 10~58
(計49頁)
測定枚数 158
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書誌
>>平成12年/2000年3月・文藝春秋刊『ミューズ』
>>平成17年/2005年6月・講談社/講談社文庫『ミューズ』
>>平成25年/2013年3月・河出書房新社/河出文庫『ミューズ/コーリング』所収
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候補者 赤坂真理 女35歳
選考委員 評価 行数 評言
池澤夏樹
男54歳
0  
黒井千次
男67歳
3 「作りに無理がある。歯列矯正という折角の面白い素材を活かし切れなかったのが残念だ。」
三浦哲郎
男68歳
0  
田久保英夫
男71歳
10 「体の部分の具体的な言葉を使い、そこから発するイメージを果敢に拡げて、男の体を含めた異物への身体感覚をつよく表現している。私はそれがこの女性だけの持つ豊かなイメージに、変換することに注目したが、しかし、その思いきりよさが、ときに奇異な文脈になり、風俗的な露骨な言葉も生んで、作を損なっている。」
石原慎太郎
男67歳
3 「一見手のこんだ小道具で、ある感覚の領域を描こうとしているようだが、出来は薄い。」
古井由吉
男62歳
0  
河野多恵子
女73歳
0  
宮本輝
男52歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十八巻』平成14年/2002年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成12年/2000年3月号)
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