芥川賞のすべて・のようなもの
第125回
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Last Update[H26]2014/6/20

佐川光晴
Sagawa Mitsuharu
生没年月日【注】 昭和40年/1965年2月8日~
経歴 東京都出身。北海道大学法学部卒。出版社を経て、食肉処理場勤務。
受賞歴・候補歴
  • 第32回新潮新人賞[小説部門](平成12年/2000年)「生活の設計」
  • |候補| 第14回三島由紀夫賞(平成12年/2000年度)『生活の設計』
  • |候補| 第125回芥川賞(平成13年/2001年上期)「ジャムの空壜」
  • |候補| 第23回野間文芸新人賞(平成13年/2001年)『ジャムの空壜』
  • |候補| 第127回芥川賞(平成14年/2002年上期)「縮んだ愛」
  • 第24回野間文芸新人賞(平成14年/2002年)『縮んだ愛』
  • |候補| 第131回芥川賞(平成16年/2004年上期)「弔いのあと」
  • |候補| 第134回芥川賞(平成17年/2005年下期)「銀色の翼」
  • |候補| 第136回芥川賞(平成18年/2006年下期)「家族の肖像」
  • 第26回坪田譲治文学賞(平成22年/2010年)『おれのおばさん』
  • |候補| 第30回織田作之助賞(平成25年/2013年)『おれたちの約束』
備考
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芥川賞 第125回候補  一覧へ

あきびん
「ジャムの 空壜」(『新潮』平成13年/2001年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「The Shincho Monthly」併記
巻号 第98巻 第6号  別表記6月号/1157号
印刷/発行年月日 発行 平成13年/2001年6月1日
発行者等 編集兼発行者 前田速夫 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 目次 230枚 基本の文字組
(1ページ当り)
28字
×27行
×2段
本文ページ 110~168
(計59頁)
測定枚数 212
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書誌
>>平成13年/2001年9月・新潮社刊『ジャムの空壜』
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候補者 佐川光晴 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
河野多恵子
女75歳
0  
石原慎太郎
男68歳
0  
古井由吉
男63歳
0  
宮本輝
男54歳
2 「いちおう小説だというだけで、それ以上の何かがない。」
日野啓三
男72歳
0  
池澤夏樹
男56歳
0  
三浦哲郎
男70歳
12 「(引用者注:「中陰の花」と共に)強い支持を集めることがあったら敢えて反対はしないと思っていた」「文章が明快で闊達な作品だが、夾雑物が多すぎるのではないか。」「肉屋でアルバイトをするところはとてもよく書けているのだが、作品のなかで必要な部分とそうでない部分を切りさばく作業はあまりうまくいっていないというほかはない。」
村上龍
男49歳
0  
黒井千次
男69歳
3 「生真面目な主人公に魅力がない。むしろこれは生殖に主題を絞った小説にすべきではなかったろうか。」
選評出典:『芥川賞全集 第十九巻』平成14年/2002年12月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成13年/2001年9月号)
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芥川賞 第127回候補  一覧へ

ちぢ あい
縮んだ 愛」(『群像』平成14年/2002年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」  別表記表紙 「GUNZO」併記
巻号 第57巻 第3号  別表記3月号
印刷/発行年月日 印刷 平成14年/2002年2月5日 発行 平成14年/2002年3月1日
発行者等 編集人 籠島雅雄 発行人 宮田昭宏 印刷人 足立直樹 印刷所 凸版印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 表紙・目次 240枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 6~84
(計79頁)
測定枚数 244
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書誌
>>平成14年/2002年7月・講談社刊『縮んだ愛』
>>平成20年/2008年6月・講談社/講談社文庫『縮んだ愛』
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候補者 佐川光晴 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
高樹のぶ子
女56歳
0  
黒井千次
男70歳
4 「末尾で主人公の教師が殺人容疑に問われるところで作品が一気に崩れてしまった。」
河野多恵子
女76歳
7 「(引用者注:「イカロスの森」と共に文量を)せめて半分以下にとどめておれば、本当に書くべきことも書き方も、もっと見出せていたと思われる。」
宮本輝
男55歳
0  
古井由吉
男64歳
0  
石原慎太郎
男69歳
0  
三浦哲郎
男71歳
9 「力作だが、(引用者中略)長い作品を書く者は、途中でいちどは立ち止まり、決しておもねるではなく、いま読者がどのような気持で自分の言葉に耳を傾けてくれているのかに思いを致す必要があろう。」
村上龍
男50歳
0  
池澤夏樹
男57歳
0  
選評出典:『文藝春秋』平成14年/2002年9月号
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芥川賞 第131回候補  一覧へ

とむら
弔いのあと」(『文學界』平成16年/2004年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第58巻 第5号  別表記5月号
印刷/発行年月日 発行 平成16年/2004年5月1日
発行者等 編集人 大川繁樹 発行人 鈴木文彦 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 31~63
(計33頁)
測定枚数 102
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書誌
>>平成17年/2005年2月・文藝春秋刊『家族芝居』所収
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候補者 佐川光晴 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
古井由吉
男66歳
0  
石原慎太郎
男71歳
0  
河野多恵子
女78歳
6 「(引用者注:男性候補者の作品の中では)多少の取り得がある」
黒井千次
男72歳
4 「話の流れに作品が食われている。」
高樹のぶ子
女58歳
0  
宮本輝
男57歳
0  
山田詠美
女45歳
11 「良い人たちばかりの共同体は、そこはかとなく恐しいものだが、それを意識して書いたのではなさそうで、そこが一番、恐しい。」「おおこわ。ホラーですよ、これ。」
池澤夏樹
男59歳
6 「(引用者注:「日曜農園」と共に)シームレスに上手なのだが、どうしてもこの話を書きたいという動機が希薄に思われた。」
選評出典:『文藝春秋』平成16年/2004年9月号
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芥川賞 第134回候補  一覧へ

ぎんいろ つばさ
銀色の 翼」(『文學界』平成17年/2005年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第59巻 第11号  別表記11月号
印刷/発行年月日 発行 平成17年/2005年11月1日
発行者等 編集人 大川繁樹 発行人 重松 卓 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 目次 150枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 40~87
(計48頁)
測定枚数 153
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書誌
>>平成18年/2006年6月・文藝春秋刊『銀色の翼』所収
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候補者 佐川光晴 男40歳
選考委員 評価 行数 評言
河野多恵子
女79歳
0  
石原慎太郎
男73歳
0  
山田詠美
女46歳
7 「誰にも似ていないひとつの夫婦のありようが、丁寧に丹念に書かれている。」「オルモスト ゼアという印象。」
村上龍
男53歳
52 「わたしは(引用者中略)推した。理由は、主人公の心理と状況が冒頭から過不足なく描写されていて、物語の輪郭をつかむことができたからだ。」「美恵子に関するエピソードが甘いとかわかりにくいという批判もあるだろう。だがわたしは美恵子の過去を示さないという方法は正しいと思った。」「美恵子の過去は作品全体から想像することができるはずだという確信犯的な方法論なのだ。」
宮本輝
男58歳
0  
黒井千次
男73歳
6 「病者同士が結婚した後の進行に無理があり、後半失速した感のあるのが憾まれる。」
高樹のぶ子
女59歳
0  
池澤夏樹
男60歳
13 「丁寧な力作なのだが、今ひとつ迫るものがない。その理由が遠近法の欠如なのではないかと考えた。話者は今の時点から過去を振り返って語っているわけで、そうなると京都における発病など今から遠いところは簡素になっていいのだが、語りのトーンは終始一貫している。」
選評出典:『文藝春秋』平成18年/2006年3月号
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芥川賞 第136回候補  一覧へ

かぞく しょうぞう
家族の 肖像」(『文學界』平成18年/2006年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第60巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 平成18年/2006年12月1日
発行者等 編集人 大川繁樹 発行人 重松 卓 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 392 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 92~133
(計42頁)
測定枚数 133
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候補者 佐川光晴 男41歳
選考委員 評価 行数 評言
石原慎太郎
男74歳
9 「ある家族のある不幸な現実、実はごくありきたりの態様を描ききってはいるが、実は平凡で、最後に、(引用者中略)なるほどという落ちがなくてはとてもなりたたない。」
村上龍
男54歳
6 「魅力的だったが、前回の『銀色の翼』を越えるインパクトと説得力がなく、残念ながら受賞には至らなかった。」
池澤夏樹
男61歳
3 「ヒロインに魅力がない。読者は自分を重ねられない。」
高樹のぶ子
女60歳
0  
黒井千次
男74歳
19 「夫と妻の関係が現在の男と女の関りだけとしてではなく、それぞれ自分達の親との結びつきの光に照し出されているところに立体感がある。」「(引用者注:「植物診断室」と共に)明確な意図をもつ意欲作といえるが、それが自然体の受賞作ほどの支持を得られぬ選考結果となった。」
山田詠美
女47歳
11 「夫婦間に生まれるひずみのようなものを丹念に描いていて安定した印象。」「でも、何だって、こんなにも使い古された題名を付けてしまうのだろう。」「(引用者注:「植物診断室」と)仲の悪い親戚みたいなどと感じ、二作授賞もありかと思いきや……。」
宮本輝
男59歳
8 「私は氏のこれまでの作品のなかで最も高い点をつけた。しかし氏は、もっと語りたい大事なものを語りきれていないのではないかと感じた。」
河野多恵子
女80歳
0  
選評出典:『文藝春秋』平成19年/2007年3月号
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