芥川賞のすべて・のようなもの
第12回
候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ
Last Update[H26]2014/7/9

村田孝太郎
Murata Kotaro
生没年月日【注】 明治37年/1904年☆月☆日~昭和21年/1946年☆月☆日?
経歴 京都府綴喜郡多賀村出身。☆☆卒。郵便局員だった昭和9年/1934年、京都の同人誌『リアル』に創刊同人として参加。志賀直哉、瀧井孝作に師事する。戦時中、満洲開拓団の一員として渡満。戦争終結後、撫順の収容所にて死去。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第12回芥川賞(昭和15年/1940年下期)「雞
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


芥川賞 第12回候補  一覧へ

にわとり
」(『文學界』昭和15年/1940年10月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第7巻 第10号  別表記10月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和15年/1940年9月10日 発行 昭和15年/1940年10月1日
発行者等 編輯兼印刷兼発行人 田雅彦 印刷所 共同印刷株式会社(東京市)
発行所 株式会社文藝春秋社(東京市)
総ページ数 240 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
54字
×19行
×1段
本文ページ 54~83
(計30頁)
測定枚数 66
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和16年/1941年6月・小山書店刊『日本小説代表作全集6 昭和15年・後半期』所収
>>昭和19年/1944年☆月・全国書房刊『骨肉』所収「鷄」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 村田孝太郎 男(37歳)
選考委員 評価 行数 評言
佐藤春夫
男48歳
4 「決して凡作ではなくとも未だ一抹の自然主義臭味ともいうべきものなごりの慊焉たるもののあるのを免れないと感じた。」
横光利一
男42歳
5 「(引用者注:「崖」「祝といふ男」と共に)最後まで「源内」に迫った」「人間を一人も出さず、群鶏を描いて押し通した持続と象徴力に、新人としての新しい解釈力が伺われて興味を感じた。」
室生犀星
男51歳
7 「私は「鶏」をすいせんした。」「鶏の生活を深くたずねて行きつくところまで、眼と心を行き亙らしている。愉しい物語。そこに野心なく流麗素朴。」
小島政二郎
男46歳
4 「今度の候補作はみんな楽しく読めた。」
瀧井孝作
男46歳
8 「ぼくは一番好きで一番佳いと思った。」「生活の暗示に富んだ筆で、描写に力と厚味があり、堂々として、鶏の姿が美しく表現されていて、読み乍ら実に愉しかった。鶏のことばかりを描いてある点も、作品として何か新味が感じられた。」
川端康成
男41歳
8 「「崖」、「鶏」等にも、私は一票を投じてよかった。」「「平賀源内」を除くと、「崖」か「鶏」か、私は迷う。」
宇野浩二
男49歳
10 「実に風変りな小説である。」「鶏どもの四六時ちゅうの生活を、細大もらさず、何と、七八十枚ぐらい描写してあるのである。然も、それが、初め、退屈を感じながら読み出しながら、つい終りまで読んでしまう妙な魅力のようなものを持っているのである。しかし、それだけなのである。しかし、私はちょっと面白いと思った。」
佐佐木茂索
男46歳
2 「読みごたえがあったが、ちと読みごたえがあり過ぎた。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和16年/1941年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像
選評の概要マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ