芥川賞のすべて・のようなもの
第139回
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Last Update[H30]2018/2/20

木村紅美
Kimura Kumi
生没年月日【注】 昭和51年/1976年☆月☆日~
経歴 兵庫県尼崎市生まれ、宮城県仙台市出身。明治学院大学文学部芸術学科卒業。書店アルバイト、会社員を経て、平成18年/2006年に「風化する女」で文學界新人賞を受賞。
受賞歴・候補歴
  • 第102回文學界新人賞(平成18年/2006年)「風化する女」
  • |候補| 第139回芥川賞(平成20年/2008年上期)「月食の日」
  • |候補| 第35回野間文芸新人賞(平成25年/2013年)『夜の隅のアトリエ』
  • |候補| 第158回芥川賞(平成29年/2017年下期)「雪子さんの足音」
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芥川賞 第139回候補  一覧へ

げっしょく
月食の 日」(『文學界』平成20年/2008年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第62巻 第5号  別表記5月号
印刷/発行年月日 発行 平成20年/2008年5月1日
発行者等 編集人 舩山幹雄 発行人 白幡光明 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×26行
×2段
本文ページ 28~64
(計37頁)
測定枚数 124
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書誌
平成21年/2009年9月・文藝春秋刊『月食の日』所収
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候補者 木村紅美 女32歳
選考委員 評価 行数 評言
石原慎太郎
男75歳
23 「通常の人間の立場から盲人の周囲の物事に対する感覚的な反応について憶測する部分が面白い。」「作品の芯に座るもの、たとえば身障者故の悲哀、あるいはしたたかさといったものが希薄で小説としての魅力が乏しい。」
高樹のぶ子
女62歳
0  
池澤夏樹
男63歳
0  
村上龍
男56歳
0  
川上弘美
女50歳
13 「今回一番に推しました。」「今ある小説の中でまだ言葉になっていない、そんな関係を、この作者は描き得ていると思った。逃げないで書いている人だと思う。」
黒井千次
男76歳
0  
宮本輝
男61歳
0  
小川洋子
女46歳
0  
山田詠美
女49歳
7 「意図的に視点をころころ変えるのなら、もう少し文章力を付けてからにしないと、読み手には、誰が誰だかさっぱり解らない。」
選評出典:『文藝春秋』平成20年/2008年9月号
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芥川賞 第158回候補  一覧へ

ゆきこ あしおと
雪子さんの 足音」(『群像』平成29年/2017年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」  別表記表紙・背 「GUNZO」併記
巻号 第72巻 第9号
印刷/発行年月日 発行 平成29年/2017年9月1日 印刷 平成29年/2017年8月7日 発売 平成29年/2017年8月7日
発行者等 編集人 佐藤辰宣 発行人 市田厚志 印刷人 金子眞吾 印刷所 凸版印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 308 表記上の枚数 表紙・目次・本文 160枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 7~57
(計51頁)
測定枚数 161
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書誌
平成30年/2018年2月・講談社刊『雪子さんの足音』
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候補者 木村紅美 女42歳
選考委員 評価 行数 評言
小川洋子
女55歳
19 「忘れ難い場面はいくつもあった。ただ、それらが断片のまま取り残されている印象を受けた。断片が積み重なり、内側から小説の枠を破壊するほどの作品になっていたら、と考えると残念でならない。」
吉田修一
男49歳
15 「二十年前の東京の様子が、とてもうまく描かれている。」「大家の老女から小遣いをもらう青年の卑しさや、彼を好きになる女性のどん臭さにちゃんと匂いがあった。」
山田詠美
女58歳
21 「主人公、雪子さん、小野田さん、この三人の奏でる不協和音が、いつのまにか不気味なケミストリーを起こして溶け合って行くさまが興味深かった。そして、それを引き立てているのが時間経過の描写や比喩の上手さ。」「願わくば、この不穏な感じを最後の方でピークに持って来て欲しかった。」
宮本輝
男70歳
14 「評価は低くなかったが、どれもが△ばかりで、それがこの作品そのものをよく表している。丁寧に書かれてはいても、登場人物の細部には踏み込めていない。難しいところは避けて通ったという感が否めない。」
高樹のぶ子
女71歳
0  
奥泉光
男61歳
7 「主人公の大学生の無個性ぶりと、雪子さんの不気味さがもっと徹底される必要があったのではないか。」
島田雅彦
男56歳
13 「「めぞん一刻」を思い出させる佳作だが、セクハラできないフェミニストたる主人公の行動は「草食男子」の誕生秘話のようにも読める。ここ二十年変わらない世相の中で、丹念に微妙な変化を拾い上げているという意見もあり、それには大いに賛同。」
堀江敏幸
男54歳
15 「あえて類型的な人物を配し、細部を丁寧に描くことで、その平板さに潜む無気味さを輝かす目論みは成功している。ところが、成功した瞬間、作品全体がその過不足のなさの照り返しを浴びてしまう。」
川上弘美
女59歳
23 「びっくりしました。誰もが書きそうで実はなかなか書かないことが、ほんとうにたくみに表現されていたからです。」「一番に推さなかった理由を、ずっと考えているのですが、まだうまく言い表せません。」「あえて言うなら、真面目に書きすぎた、のかもしれません。」
選評出典:『文藝春秋』平成30年/2018年3月号
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