芥川賞のすべて・のようなもの
第143回
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Last Update[H26]2014/8/14

広小路尚祈
Hirokoji Naoki
生没年月日【注】 昭和47年/1972年☆月☆日~
経歴 愛知県岡崎市生まれ。高校卒。数々の職に就きながらバンド活動を展開。平成12年/2000年に音楽活動から引退し、不動産会社、金融業者に勤務。平成19年/2007年に群像新人文学賞小説部門優秀作となり作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • 第50回群像新人文学賞[小説部門][優秀作](平成19年/2007年)「だだだな町、ぐぐぐなおれ」
  • |候補| 第143回芥川賞(平成22年/2010年上期)「うちに帰ろう」
  • |候補| 第146回芥川賞(平成23年/2011年下期)「まちなか」
備考
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芥川賞 第143回候補  一覧へ

かえ
「うちに 帰ろう」(『文學界』平成22年/2010年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第64巻 第4号  別表記4月号
印刷/発行年月日 発行 平成22年/2010年4月1日
発行者等 編集人 舩山幹雄 発行人 鈴木文彦 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 10~48
(計39頁)
測定枚数 125
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書誌
>>平成22年/2010年11月・文藝春秋刊『うちに帰ろう』
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候補者 広小路尚祈 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
小川洋子
女48歳
5 「主人公はピント外れの男だ。その外れ具合にユーモアを感じられるかどうかが、分かれ道になった。」
黒井千次
男78歳
0  
村上龍
男58歳
5 「中年男の生きにくさを描いていて好感を持ったが、好感だけで受賞作として推すことはできない。」
池澤夏樹
男65歳
0  
川上弘美
女52歳
10 「主夫としてのことこまかな悩みの書きぶりが、とってもよかった。」「(引用者注:「自由高さH」「拍動」と共に)足りないのは、「やむにやまれず、書いてしまうのだ。誰が何と言っても」という切羽つまったなにか、なのではないでしょうか。」
石原慎太郎
男77歳
27 「この主人公の心得は太宰治的な滅入り方ではなしに、当人は居直り割り切っている潔よさまであって、おそらく現代ではある種の強い共感さえ呼ぶのではなかろうかと思い推薦したものだったが。」「私はこの二つの作品(引用者注:「うちに帰ろう」と「拍動」)を当選作として推したものだ。」
山田詠美
女51歳
14 「今、話題のイクメンくんががんばるハートウォーミングなちょっと良い話だが、他愛なさ過ぎる。「オール讀物」の育児小説特集に載れば、白一点で目立つかもしれない。」
高樹のぶ子
女64歳
6 「女たちには叶わない、という結論の裏に、何か邪悪な棘か、絶対的悲哀のようなものが欲しかった。」
宮本輝
男63歳
4 「スノビッシュなものを行間から漂わせていて、その臭みが鼻についた」
選評出典:『文藝春秋』平成22年/2010年9月号
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芥川賞 第146回候補  一覧へ
「まちなか」(『文學界』平成23年/2011年8月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第65巻 第8号  別表記8月号
印刷/発行年月日 発行 平成23年/2011年8月1日
発行者等 編集人 田中光子 発行人 羽鳥好之 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 296 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 26~68
(計43頁)
測定枚数 136
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候補者 広小路尚祈 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
黒井千次
男79歳
23 「土地と仕事と家庭と欲望とがいささか散漫に描き出されている、との印象は否めない。飲み屋の女性は面白く描けている。もう少し全体が引き締められる必要があったろう。」「(引用者注:「きなりの雲」「七月のばか」と共に)まだ動き出していないことの中間報告、といったところに留る作品だった。」
川上弘美
女53歳
0  
高樹のぶ子
女65歳
4 「受け身で引っ張られ型の男が面白いが、そんな人間にも狡さや恐さはあるのではないか。」
山田詠美
女52歳
24 「作者がユーモアと思っているらしいものが少しも功を奏していない。読み進む内に、何とも言えない徒労感を覚える。しかしながら、そういった部分をあえて無視してみると、リーダブルな本領が姿を現わして来て、決して悪くない。」「この作者は、媒体の種類など選ばずに、どんどんがしがし書きまくるべきだろう。そうしたら、読者をものに出来る。」
小川洋子
女49歳
10 「ただそこに生きているだけで否応なく滑稽になってしまう、という種類の哀切さが主人公に感じられれば、もっと愛すべき小説になっただろう。」
島田雅彦
男50歳
9 「陰影の乏しいあっけらかんとした語り口で聞かされる「ちょっといい思い」をしたサラリーマンの報告であるが、同じ思いをしている人ならニヤリとできるが、そうでない人は冷ややかに「So What」と返したくなるところが弱く、」
宮本輝
男64歳
7 「上手に書かれているが、文学としての密度が薄い。」
石原慎太郎
男79歳
0  
選評出典:『文藝春秋』平成24年/2012年3月号
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