芥川賞のすべて・のようなもの
第22回
候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ
Last Update[H26]2014/6/20

前田純敬
Maeda Suminori
生没年月日【注】 大正11年/1922年3月9日~平成16年/2004年2月10日
経歴 鹿児島県平之町生まれ。東京外語大学仏語科卒。太平洋戦争後、富士正晴らの同人誌『VIKING』に参加。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第2回横光利一賞(昭和24年/1949年)「夏草」
  • |候補| 第22回芥川賞(昭和24年/1949年下期)「夏草」
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


芥川賞 第22回候補  一覧へ

なつぐさ
夏草」(『群像』昭和24年/1949年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第4巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和24年/1949年11月20日 発行 昭和24年/1949年12月1日
発行者等 編集兼発行人 高橋次 印刷人 大橋芳雄 印刷所 共同印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社大日本雄辯會講談社(東京都)
総ページ数 136 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×27行
×2段
本文ページ 78~98
(計21頁)
測定枚数 80
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>『文藝春秋』昭和25年/1950年4月号
>>昭和25年/1950年4月・大日本雄弁会講談社刊『創作代表選集 第5巻 昭和24年後期』所収
>>昭和54年/1979年11月・講談社/講談社文庫『現代短編名作選2 1948-1950』所収
>>平成6年/1994年3月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第53巻 鹿児島』所収
>>平成16年/2004年4月・高城書房刊『夏草』所収
>>平成24年/2012年3月・集英社刊『コレクション戦争と文学15 戦時下の青春:炎』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 前田純敬 男27歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男55歳
15 「こんどは候補の佳作も発表したら宜かろうと云うことで、私は(引用者中略)あげてみました。」「終戦の年に鹿児島市の空襲された悲惨事が克明に描かれて、(引用者中略)この空襲で焼払われた都市の悲惨な姿をあきらかにした、意味のある作品だと思いました。」
佐藤春夫
男57歳
10 「自然発生風に素朴ないや味のない作風に好意は持たないではなかったが、(引用者中略)あまりにたどたどしく混乱した筆致(それが空襲のような素材には偶然にいい効果になっている部分も無いではなかったが)は、到底まだ習作の域を出るものではなく、この一篇で授賞するには足りないものと思われた。」
石川達三
男44歳
5 「素直な良い作品だった。若い作家らしく思われたが、鋭い眼と的確な描写とで作品は明るく鮮明である。」
岸田國士
男59歳
10 「第一に推すことにした。」「初々しい感動があり、健康な意欲も目立ち、可なり確かな眼で現象も捉えられている。」「多少冗漫な個所もなくはないし甘いといえば甘いところがあるにはある。しかし、それらをひっくるめて、やはり新鮮で美しい物語になっている。」
舟橋聖一
男45歳
0  
丹羽文雄
男45歳
5 「よいと思ったが、受賞作品としては弱いと思った。」「例えば「伊豆の踊子」と「蟹工船」の場合は、「蟹工船」を受賞作品にするというあのやり方を、私は採った。」
宇野浩二
男58歳
4 「よく書かれてあるが、こういう題材であるから、もっと実感のようなものがせまってこなければならないのに、それがないのが、この作品を、よわくした。」
坂口安吾
男43歳
0  
川端康成
男50歳
5 「先ず完成品であり、選の後も私は気にかかった。」「最も動かせない作品かもしれぬ。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和25年/1950年4月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像
選評の概要マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ