芥川賞のすべて・のようなもの
第23回
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Last Update[H26]2014/6/20

洲之内徹
Sunouchi Toru
生没年月日【注】 大正2年/1913年1月17日~昭和62年/1987年10月28日
経歴 愛媛県松山市生まれ。東京美術学校在学中に左翼運動で検挙。太平洋戦争後、松山で古本屋を開く。その後上京、小説家、美術評論家として活動。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第1回横光利一賞(昭和23年/1948年)「鳶」
  • |候補| 第2回横光利一賞(昭和24年/1949年)「雪」
  • |候補| 第23回芥川賞(昭和25年/1950年上期)「棗の木の下」
  • |候補| 第24回芥川賞(昭和25年/1950年下期)「砂」
  • |候補| 第46回芥川賞(昭和36年/1961年下期)「終りの夏」
個人全集 『洲之内徹小説全集』全2巻(昭和58年/1983年11月~12月・東京白川書院刊)
備考
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芥川賞 第23回候補  一覧へ

なつめ した
棗の 木の 下」(『群像』昭和25年/1950年1月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第5巻 第1号  別表記新年創作特集号
印刷/発行年月日 印刷 昭和24年/1949年12月20日 発行 昭和25年/1950年1月1日
発行者等 編集兼発行人 高橋次 印刷人 大橋芳雄 印刷所 共同印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社大日本雄辯會講談社(東京都)
総ページ数 232 表記上の枚数 目次 117枚 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×27行
×2段
本文ページ 188~217
(計30頁)
測定枚数 116
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和41年/1966年4月・現代書房刊『棗の木の下』所収
>>昭和58年/1983年11月・東京白川書院刊『洲之内徹小説全集 第1巻 流氓』所収
>>平成20年/2008年6月・月曜社刊『洲之内徹文学集成』所収
>>平成24年/2012年11月・集英社刊『コレクション戦争と文学11 軍隊と人間:兵』所収
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候補者 洲之内徹 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男56歳
0  
石川達三
男45歳
6 「正月の委員会にも候補作として提出されたが、一月号にのっているので今回に保留したものであった。」「前回候補に出ていたときには私は(引用者中略)第一に推そうと思っていた。しかし今回まで保留されて見ると何か色あせた感じがあって強く推せなかった。」
舟橋聖一
男45歳
0  
丹羽文雄
男45歳
5 「今度の候補の中でいちばん作家的手腕のあった」「この小説にはどうにもならない古さがある。宇野さんは自分ひとりを大切にしすぎると評していたが、この古さはどこから来るものか、私にはまだよく判らない。」
坂口安吾
男43歳
0  
宇野浩二
男59歳
2  
川端康成
男51歳
0  
岸田國士
男59歳
0  
佐藤春夫
男58歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和25年/1950年10月号)
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芥川賞 第24回候補  一覧へ

すな
砂」(『中央公論文藝特集』5号[昭和25年/1950年11月])
媒体・作品情報
誌名 「中央公論文藝特集」  別表記表紙・扉 「中央公論 文藝特集號」
巻号 第5号
発行者等 編集者 篠原敏之 発行者 栗本和夫 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 中央公論社(東京都)
総ページ数 190? 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
28字
×23行
×2段
本文ページ 59~92
(計34頁)
測定枚数 104
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書誌
>>昭和41年/1966年4月・現代書房刊『棗の木の下』所収
>>昭和58年/1983年11月・東京白川書院刊『洲之内徹小説全集 第1巻 流氓』所収
>>平成20年/2008年6月・月曜社刊『洲之内徹文学集成』所収
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候補者 洲之内徹 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男46歳
8 「「砂」「掌の匂ひ」は、前の「棗の木の下」とはちがって、何か積極的になっていた。その方向が危険な気もするが、動き出した作者を私は期待している。これは戦争物で、いく度も書かれた材料であることが損をした。」
石川達三
男45歳
4 「当選するかも知れぬと思っていた。「砂」にしても、この前の「棗の木の下」も、相当の力量を示している。ただ私としては戦争に取材したものしか読んでいないので其点に自信がなかった。」
岸田國士
男60歳
2 「正確にものを観ているけれども、なんとなく戦争を背景とする暴露記事の臭いがする。」
瀧井孝作
男56歳
11 「「棗の木の下」という作よりは、「砂」の方が尚面白くて、この人の力量技倆の確かめられた気がしましたが、文學界三月号の「掌の匂ひ」と云うものをみて、なぜこんな愚作を発表したのか、流行のエロ小説にかぶれたか、これをみてすっかり厭になりました。」「それでこの人に付いても主張せずでした。愚作を出すとマイナスです。」
宇野浩二
男59歳
6 「腕にまかして書きまくったもので、やはり、ところどころちょいとうまいところがあるが、作者が、世古という主人公だけをよい子にした、一人よがりの小説で、その小説のなかのきわどい『色事』の場面などは、顔をそむけたくなる、作者の悪趣味である。」
佐藤春夫
男58歳
2 「もし「砂」のようないやに深刻がった紙芝居が問題になったらおれは反対だ。」
舟橋聖一
男46歳
0  
川端康成
男51歳
2 「(引用者注:候補作のうち)とにかく私の気持に突き刺さって来たのは洲之内徹氏の「砂」であろうか。」
坂口安吾
男44歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和26年/1951年4月号)
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芥川賞 第46回候補  一覧へ

おわ なつ
終りの 夏」(『文脈』24号[昭和36年/1961年9月])
媒体・作品情報
誌名 「文脈」
巻号 通巻 第24号
印刷/発行年月日 発行 昭和36年/1961年9月20日
発行者等 発行兼編集人 光田 稔 印刷人 桐野寅雄 印刷所 松山刑務所
発行所 文脈社(松山市)
総ページ数 92 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×23行
×2段
本文ページ 2~42
(計41頁)
測定枚数 124
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書誌
>>『文學界』昭和36年/1961年12月号再録
>>昭和58年/1983年12月・東京白川書院刊『洲之内徹小説全集 第2巻 ある受賞作家』所収
>>平成20年/2008年6月・月曜社刊『洲之内徹文学集成』所収
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候補者 洲之内徹 男49歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男67歳
3 「中年の男と少女との恋のあそび、メロドラマのような、微温の味を出そうとしたものか。ぬるま湯だ。」
石川達三
男56歳
0  
中村光夫
男50歳
0  
丹羽文雄
男57歳
3 「あちらこちらに十分しぼっていなければならない作家の目が、ものぐさになっているようなところがあった。」
永井龍男
男57歳
0  
舟橋聖一
男57歳
0  
井上靖
男54歳
0  
井伏鱒二
男63歳
0  
佐藤春夫
男69歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和37年/1962年3月号)
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