芥川賞のすべて・のようなもの
第28回
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Last Update[H26]2014/6/20

長谷川四郎
Hasegawa Shiro
生没年月日【注】 明治42年/1909年6月7日~昭和62年/1987年4月19日
経歴 北海道出身。法政大学卒。南満州鉄道に勤めたのち応召。戦後シベリア抑留を経験する。兄に作家の牧逸馬/林不忘/谷譲次(長谷川海太郎)がいる。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第28回芥川賞(昭和27年/1952年下期)「ガラ・ブルセンツォワ」「鶴」
  • |候補| 第33回芥川賞(昭和30年/1955年上期)「阿久正の話」
  • 第23回毎日出版文化賞(昭和44年/1969年)『長谷川四郎作品集』全4巻
個人全集 『長谷川四郎全集』全16巻(昭和51年/1976年1月~昭和53年/1978年9月・晶文社刊)
備考
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芥川賞 第28回候補  一覧へ
「ガラ・ブルセンツォワ」(『群像』昭和27年/1952年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第7巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和27年/1952年11月5日 発行 昭和27年/1952年12月1日
発行者等 編集兼発行人 有木 勉 印刷人 大橋芳雄 印刷所 共同印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社大日本雄辯會講談社(東京都)
総ページ数 198 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
28字
×23行
×2段
本文ページ 96~118
(計23頁)
測定枚数 67
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書誌
>>昭和28年/1953年8月・みすず書房刊『鶴』所収
>>昭和30年/1955年7月・ダヴィッド社刊『悪い夢』所収
>>昭和39年/1964年6月・集英社刊『新日本文学全集 第28巻 長谷川四郎・島尾敏雄集』所収
>>昭和41年/1966年2月・晶文社刊『長谷川四郎作品集 第1巻 鶴・シベリヤ物語』所収
>>昭和51年/1976年3月・晶文社刊『長谷川四郎全集 第2巻』所収
>>昭和53年/1978年3月・集英社/集英社文庫『鶴』所収
>>平成2年/1990年7月・講談社/講談社文芸文庫『鶴』所収
>>平成7年/1995年9月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第55巻 海外編』所収
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候補者 長谷川四郎 男43歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男48歳
0  
舟橋聖一
男48歳
3 「「鶴」というのに鳥渡感心した」「「鶴」はこういうものとして、印象が清冽なので、心に残った。」
石川達三
男47歳
3 「(引用者注:「或る『小倉日記』伝」と)同じような淡々たる文章で書かれていても、「ブルセンツオワ」という作品の方が私にはずっと面白い。」
瀧井孝作
男58歳
4 「「ガラ・ブルセンツオワ」というロシヤ婦人は、淡彩の肖像画のようで、平明な描写がよく、「鶴」の方は、平明ではなく、ヘタな平凡なものだと見ました。」
佐藤春夫
男60歳
0  
川端康成
男53歳
4 「「ガラ・ブルセンツオワ」は仮りに人物を日本人として作品を考え直してみると、異色が大分薄れはしないか。」
宇野浩二
男61歳
3 「『ガラ・ブルセンツオワ』と『鶴』も問題になったが、一と口に云うと、面白いところもあるけれど、雑駁である。」
坂口安吾
男46歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和28年/1953年3月号)
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つる
鶴」(『近代文學』昭和27年/1952年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「近代文學」  別表記代文學」
巻号 第7巻 第9号  別表記9月号/通巻63号
副題等 本文 「むかしのはなし(二)」
印刷/発行年月日 印刷 昭和27年/1952年8月20日 発行 昭和27年/1952年9月1日
発行者等 編集兼発行人 埴谷雄高 印刷所 大同印刷株式会社
発行所 近代文學社(東京都)
総ページ数 128 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 1~11
(計11頁)
測定枚数 39
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和28年/1953年8月・みすず書房刊『鶴』所収
>>昭和40年/1965年1月・新潮社刊『日本文学全集72 名作集第4 昭和篇(下)』所収
>>昭和41年/1966年2月・晶文社刊『長谷川四郎作品集 第1巻 鶴・シベリヤ物語』所収
>>昭和42年/1967年9月・むぎ書房/雨の日文庫『現代日本文学・戦中戦後編8 鶴』
>>昭和44年/1969年6月・筑摩書房刊『日本短篇文学全集 第30巻 葉山嘉樹・黒島伝治・島木健作・長谷川四郎』所収
>>昭和45年/1970年7月・正進社/正進社名作文庫『絵本・鶴』所収
>>昭和45年/1970年10月・中央公論社刊『日本の文学80 名作集4』所収
>>昭和47年/1972年11月・筑摩書房刊『現代日本文学大系73 阿部知二・丸岡明・田宮虎彦・長谷川四郎集』所収
>>昭和48年/1973年7月・講談社刊『現代の文学22 長谷川四郎・開高健』所収
>>昭和51年/1976年3月・晶文社刊『長谷川四郎全集 第2巻』所収
>>昭和52年/1977年6月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系73 堀田善衛・長谷川四郎集』所収
>>昭和53年/1978年3月・集英社/集英社文庫『鶴』所収
>>昭和63年/1988年9月・筑摩書房刊『ちくま文学の森15 とっておきの話』所収
>>平成1年/1989年8月・小学館刊『昭和文学全集 第32巻 中短編小説集』所収
>>平成2年/1990年7月・講談社/講談社文芸文庫『鶴』所収
>>平成4年/1992年12月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集46 長谷川四郎 1909-1987』所収
>>平成10年/1998年10月・蒼丘書林刊『ことばの織物 昭和短篇珠玉選 第2集』所収
>>平成16年/2004年6月・みすず書房/大人の本棚『長谷川四郎 鶴/シベリヤ物語』所収
>>平成22年/2010年10月・ポプラ社/百年文庫11『穴』所収
>>平成22年/2010年11月・あすなろ書房刊『中学生までに読んでおきたい日本文学2 いのちの話』所収
>>平成23年/2011年5月・筑摩書房刊『ちくま文学の森10 とっておきの話』所収
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候補者 長谷川四郎 男43歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男48歳
0  
舟橋聖一
男48歳
3 「「鶴」というのに鳥渡感心した」「「鶴」はこういうものとして、印象が清冽なので、心に残った。」
石川達三
男47歳
3 「(引用者注:「或る『小倉日記』伝」と)同じような淡々たる文章で書かれていても、「ブルセンツオワ」という作品の方が私にはずっと面白い。」
瀧井孝作
男58歳
4 「「ガラ・ブルセンツオワ」というロシヤ婦人は、淡彩の肖像画のようで、平明な描写がよく、「鶴」の方は、平明ではなく、ヘタな平凡なものだと見ました。」
佐藤春夫
男60歳
0  
川端康成
男53歳
4 「「ガラ・ブルセンツオワ」は仮りに人物を日本人として作品を考え直してみると、異色が大分薄れはしないか。」
宇野浩二
男61歳
3 「『ガラ・ブルセンツオワ』と『鶴』も問題になったが、一と口に云うと、面白いところもあるけれど、雑駁である。」
坂口安吾
男46歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和28年/1953年3月号)
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芥川賞 第33回候補  一覧へ

あくただし はなし
阿久正の 話」(『世界』昭和30年/1955年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「世界」
巻号 第111号
発行者等 編輯兼発行者 吉野源三郎 印刷者 柳川太郎 印刷所 凸版印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社岩波書店(東京都)
総ページ数 224 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×24行
×2段
本文ページ 198~212
(計15頁)
測定枚数 49
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書誌
>>昭和30年/1955年11月・河出書房/河出新書『阿久正の話』所収
>>昭和35年/1960年9月・筑摩書房刊『新選現代日本文学全集32 戦後小説集1』所収
>>昭和41年/1966年8月・晶文社刊『長谷川四郎作品集 第2巻』所収
>>昭和44年/1969年6月・筑摩書房刊『日本短篇文学全集 第30巻 葉山嘉樹・黒島伝治・島木健作・長谷川四郎』所収
>>昭和47年/1972年11月・筑摩書房刊『現代日本文学大系73 阿部知二・丸岡明・田宮虎彦・長谷川四郎集』所収
>>昭和48年/1973年7月・講談社刊『現代の文学22 長谷川四郎・開高健』所収
>>昭和51年/1976年5月・晶文社刊『長谷川四郎全集 第3巻』所収
>>平成3年/1991年11月・講談社/講談社文芸文庫『阿久正の話』所収
>>平成4年/1992年12月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集46 長谷川四郎 1909-1987』所収
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候補者 長谷川四郎 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男50歳
0  
井上靖
男48歳
4 「作者の作家としてのユニークな資質はこの短篇の中にもよく現われているが、これは受賞を競うような種類の作品ではない。既に氏は受賞で飾られる必要もあるまい。」
佐藤春夫
男63歳
0  
丹羽文雄
男50歳
0  
宇野浩二
男63歳
17 「『阿久正の話』などよりも前の『ガラ・ブルセンツオワ』、その他の方にもっと勝れた作品があった筈だ。」「『足柄山』は、(引用者中略)思わせぶりな物体ぶった書き方で述べてはあるが、これは、一と皮むけば、古めかしい徒の「因縁因果」話である。されば、もう二度とこのような小説を書くのを止めて、もう少し自重した方がよくはないか。」
瀧井孝作
男61歳
3 「「阿久正の話」は、抽象絵画の手法に似て、面白いが、「足柄山」の方はマイナス作品で、採れなかった。こんな参考作品は読ませない方がよかったのだ。」
舟橋聖一
男50歳
0  
川端康成
男56歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和30年/1955年9月号)
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芥川賞 第33回参考作品  一覧へ

あしがらやま
足柄山」(『新潮』昭和30年/1955年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO」併記
巻号 第52巻 第5号  別表記5月号/601号
印刷/発行年月日 発行 昭和30年/1955年5月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 236 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×24行
×2段
本文ページ 86~100
(計15頁)
測定枚数 52
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書誌
>>昭和30年/1955年11月・河出書房/河出新書『阿久正の話』所収
>>昭和51年/1976年5月・晶文社刊『長谷川四郎全集 第3巻』所収
>>平成3年/1991年11月・講談社/講談社文芸文庫『阿久正の話』所収
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候補者 長谷川四郎 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男50歳
0  
井上靖
男48歳
4 「作者の作家としてのユニークな資質はこの短篇の中にもよく現われているが、これは受賞を競うような種類の作品ではない。既に氏は受賞で飾られる必要もあるまい。」
佐藤春夫
男63歳
0  
丹羽文雄
男50歳
0  
宇野浩二
男63歳
17 「『阿久正の話』などよりも前の『ガラ・ブルセンツオワ』、その他の方にもっと勝れた作品があった筈だ。」「『足柄山』は、(引用者中略)思わせぶりな物体ぶった書き方で述べてはあるが、これは、一と皮むけば、古めかしい徒の「因縁因果」話である。されば、もう二度とこのような小説を書くのを止めて、もう少し自重した方がよくはないか。」
瀧井孝作
男61歳
3 「「阿久正の話」は、抽象絵画の手法に似て、面白いが、「足柄山」の方はマイナス作品で、採れなかった。こんな参考作品は読ませない方がよかったのだ。」
舟橋聖一
男50歳
0  
川端康成
男56歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和30年/1955年9月号)
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