芥川賞のすべて・のようなもの
第2回
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Last Update[H26]2014/6/20

宮内寒彌
Miyauchi Kan'ya
生没年月日【注】 明治45年/1912年2月28日~昭和58年/1983年3月5日
経歴 本名=池上子郎(シロウ)。神奈川県生まれ、樺太育ち。早稲田大学英文科卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第2回芥川賞(昭和10年/1935年下期)「中央高地」
  • |予選候補| 第11回芥川賞(昭和15年/1940年上期)
  • 第6回平林たい子文学賞[小説部門](昭和53年/1978年)「七里ヶ浜」
備考
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芥川賞 第2回候補  一覧へ

ちゅうおうこうち。
中央高地」(『早稲田文學』昭和10年/1935年8月号)
媒体・作品情報
誌名 「早稻田文學」
巻号 第2巻 第8号  別表記8月号/新人創作号
印刷/発行年月日 印刷納本 昭和10年/1935年7月14日 発行 昭和10年/1935年8月1日
発行者等 編輯発行人 井上英三 印刷人 正木正家(東京市) 印刷所 ユニオン社
発行所 早稻田文學社(東京市)
総ページ数 192 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
55字
×19行
×1段
本文ページ 2~21
(計20頁)
測定枚数 44
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書誌
>>昭和13年/1938年7月・砂子屋書房刊『中央高地』所収
>>昭和22年/1947年7月・実業之日本社刊『中央高地』所収
>>昭和60年/1985年5月・作品社刊『宮内寒彌小説集成』所収
>>『早稲田文学』平成3年/1991年10月号〔創刊100周年記念特別号1〕
>>平成7年/1995年9月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第55巻 海外編』所収
>>平成8年/1996年2月・新宿書房刊『〈外地〉の日本語文学選2 満洲・内蒙古/樺太』所収
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候補者 宮内寒彌 男24歳
選考委員 評価 行数 評言
佐藤春夫
男43歳
9 「確実に力量ある新作家たるは疑ふ余地有之まじく候。」「前年度の授賞に鑑み芥川賞が常に素材の興味多き殖民地文学に傾くは一考致され候。この作佳処なきにあらず、作者の才能信頼し得ざるに非ず、さりながら読者に与へ候感銘の聊実話的或は実感的興味に過ぎたるを慊焉たるものに覚え申し候。」
久米正雄
男44歳
10 「技倆から云って、充分信用していい新作家」「この人の殖民地文学は決して前回の石川達三氏と比べて、遜色の無いものだが、どうもちょっと題材の殖民地性が、この際気に成る。」
室生犀星
男46歳
18 「甚だ佳い作品」「やはり処女作めいたごついところと、内容が眼に珍しかったからであった。書き出しの自然描写にも、ちょっと奥の手を見せたすっきりしたところもあったし、作品のがらが小説的でもあったからである。後端は拙く前半が良い。あとの拙いことも、甚だたどたどしくてよかった。」「「中央高地」は傑作でも何でもないが、人々はこういう作品を見過すことのできない、微妙な、小説的宿縁を感じるのである。」「芥川賞に値するせんよりもこの機縁こそ、若い作家に猛然たる蛮力を与えることと信じるからである。」
川端康成
男36歳
5 「作品の出来上りという点では、「瀬戸内海の子供ら」に大分距離があると思う。それぞれ特色があり、才能も認められるが、いろんな意味で若い。」
瀧井孝作
男41歳
0  
小島政二郎
男42歳
0  
佐佐木茂索
男41歳
2 「これは力作。だがもう少し待とう。もう一二作。」
菊池寛
男47歳
   
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和11年/1936年4月号)
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芥川賞 第11回予選候補(再考作品)  一覧へ
諸作品(昭和15年/1940年上半期)
該当期の作品
「十七歳の日記」(『早稲田文學』昭和15年/1940年6月号)
>>昭和15年/1940年9月・河出書房刊『秋の嵐』所収
「子供」(『文學者』昭和15年/1940年6月号)
>>昭和15年/1940年9月・河出書房刊『秋の嵐』所収
 
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候補者 宮内寒彌 男28歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男46歳
0  
小島政二郎
男46歳
0  
室生犀星
男50歳
0  
佐藤春夫
男48歳
0  
宇野浩二
男49歳
1  
川端康成
男41歳
0  
菊池寛
男51歳
   
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和15年/1940年9月号)
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