芥川賞のすべて・のようなもの
第34回
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Last Update[H26]2014/6/20

佐村芳之
Samura Yoshiyuki
生没年月日【注】 大正12年/1923年☆月☆日~
経歴 本名=吉村正巳。早稲田大学専門部卒。同人誌『九州作家』や第三期『九州文學』に加わる。門司鉄道管理局や新幹線総局広報室などに勤める。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第34回芥川賞(昭和30年/1955年下期)「残夢」
備考
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芥川賞 第34回候補  一覧へ

ざんむ
残夢」(『九州作家』昭和30年/1955年8月号)
媒体・作品情報
誌名 「九州作家」
巻号 第3巻 第5号  別表記8月号
作品名 別表記 「殘夢」
印刷/発行年月日 印刷 昭和30年/1955年7月30日 発行 昭和30年/1955年8月5日
発行者等 編集発行人 石山滋夫 印刷人 佐藤修三 印刷所 巧社(小倉市)
発行所 九州作家社(小倉市)
総ページ数 66 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×26行
×2段
本文ページ 28~37
(計10頁)
測定枚数 36
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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候補者 佐村芳之 男(33歳)
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男50歳
9 「一人称のかたちで書いているところに大きな疑問がある。」「もしも若い作家たちが好んで一人称で作品を書くような傾向があるならば、警戒しなくてはならないと私は思う。」「一人称という形は容易に誰でもが小説らしいものを書くことの出来る、危険な形式だ。」
井上靖
男48歳
5 「死刑になる男が刑場への途上に於て物語るという形式を取っており、小説としてこの方法はいっこう構わないのだが、読後の感銘はやはりこのためにかなり減殺されていて、これを読者に造り物でなく感じさせるには、更に強力な筆力を必要とすると思った。」
中村光夫
男44歳
9 「作者の態度も真面目で、或る才能や誠実はむろん感じられるのですが、結局小説としては未成品であり、新鮮味のない未成品というほかないのが大部分でした。」
丹羽文雄
男51歳
6 「これはまともすぎる小説である。類型的であるのが損である。しっかりとは描かれているが、もっと何かほしかった。」
佐藤春夫
男63歳
0  
瀧井孝作
男61歳
0  
宇野浩二
男64歳
6 「随分かわった題材を取り扱っており、それを拈って書いたつもりであろうが、(それだけの取り得はあるとしても、)いろいろな事を書きすぎているので、散漫になった、殊に最後のところが成っていない。」
川端康成
男56歳
7 「芥川賞の候補になるほどの作品は、とにかくその作家の一生にもそう数多くは授からない材料と取り組んでいるので、読むのは楽しみであり、なにか教えられるところがある。」「しかし賞ということになると、(引用者中略)私は多少のためらいを感じた。」
舟橋聖一
男51歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和31年/1956年3月号)
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