芥川賞のすべて・のようなもの
第36回
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Last Update[H26]2014/7/23

大瀬東二
Ose Toji
生没年月日【注】 昭和3年/1928年8月6日~
経歴 本名=大瀬渉。三重県生まれ。三重県立医学専門学校(三重県立医科大学)卒。医学百科事典の編集などに携わる。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第2回文學界新人賞(昭和31年/1956年)「ガラスの壁」
  • |候補| 第36回芥川賞(昭和31年/1956年下期)「ガラスの壁」
備考
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芥川賞 第36回候補  一覧へ

かべ
「ガラスの 壁」(『文學界』昭和31年/1956年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第10巻 第11号  別表記11月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和31年/1956年10月20日 発行 昭和31年/1956年11月1日
発行者等 編集人 中川宗一 発行人 池島信 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 188 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 25~43
(計19頁)
測定枚数 69
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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候補者 大瀬東二 男28歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男51歳
7 「私は好きだったが、意外に賛成者が少なかった。当選作とするには物足りないものがあるが、才能もあり筆力もある人だと思う。取調べる側としらべられる少年犯罪者の側との心の喰いちがいを正確にとらえて居て、危なげがない。ごま化しがない。」
瀧井孝作
男62歳
5 「どこがよいのか私には分らなんだ。奔放な作のように見られたが、これは幼稚でまとめる腕がないから荒っぽいので、点の甘いひいき目に見ても、これらは子供の自由画程度の面白味ではないかしら。」
丹羽文雄
男52歳
3 「人間心理の空白をとらえているのは面白いが、「異邦人」があるので損である。」
中村光夫
男45歳
5 「まだ海のものとも山のものともつかない才気がひとりで踊っている感じで、それはそれとして珍重すべきかも知れませんが、それ以上のものではありません。」
舟橋聖一
男52歳
1 「(引用者注:他に比べて)更に見劣りがする。」
川端康成
男57歳
0  
井上靖
男49歳
3 「しんの強いかちんとして手堅さはあるが、主題はすでに何回か書かれているものである。」
宇野浩二
男65歳
12 「主人公の少年と少年調査官のやりとりの会話は際だっている。が、カミュの『異邦人』(とは話も筋も違うけれど)の暗示をうけて、「一つやってやろう、」と思って、この小説を書いたのであろう、と臆測されても仕方がないであろう。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和32年/1957年3月号)
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