芥川賞のすべて・のようなもの
第57回
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Last Update[H26]2014/12/13

後藤明生
Goto Meisei
生没年月日【注】 昭和7年/1932年4月4日~平成11年/1999年8月2日
経歴 本名=後藤明正。朝鮮・永興生まれ。早稲田大学第二文学部露文学科卒。博報堂、平凡出版社(現・マガジンハウス)を経て、昭和43年/1968年退社。
受賞歴・候補歴
備考
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芥川賞 第57回候補  一覧へ

にんげん びょうき
人間の 病気」(『文學界』昭和42年/1967年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第21巻 第3号  別表記3月号
作品名 別表記 目次 「人間の病氣」
印刷/発行年月日 印刷 昭和42年/1967年2月20日 発行 昭和42年/1967年3月1日
発行者等 編集兼発行人 杉村友一 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 230 表記上の枚数 目次 120枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 93~128
(計36頁)
測定枚数 109
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書誌
>>昭和44年/1969年9月・文藝春秋刊『笑い地獄』所収
>>昭和53年/1978年6月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系96 古井由吉・黒井千次・李恢成・後藤明生集』所収
>>昭和53年/1978年8月・集英社/集英社文庫『笑い地獄』所収
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候補者 後藤明生 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男62歳
0  
丹羽文雄
男62歳
0  
中村光夫
男56歳
0  
大岡昇平
男58歳
0  
永井龍男
男63歳
0  
瀧井孝作
男73歳
2 「評略。」
石川淳
男68歳
0  
舟橋聖一
男62歳
0  
三島由紀夫
男42歳
0  
川端康成
男68歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和42年/1967年9月号)
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芥川賞 第59回候補  一覧へ

エスおんせん ほうこく
S温泉からの 報告」(『新潮』昭和43年/1968年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO^」併記
巻号 第65巻 第4号  別表記4月号/756号
印刷/発行年月日 発行 昭和43年/1968年4月1日
発行者等 編集兼発行者 酒井健次郎 印刷者 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 260 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 68~107
(計40頁)
測定枚数 121
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書誌
>>昭和44年/1969年9月・新潮社刊『私的生活』所収
>>昭和47年/1972年5月・河出書房新社/新鋭作家叢書『後藤明生集』所収
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候補者 後藤明生 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
三島由紀夫
男43歳
0  
石川達三
男63歳
7 「近頃ときおり感じるのは、作品のなかに用も無いのに描かれている猥褻な性描写である。「S温泉からの報告」にもそれらしいものがある」
井上靖
男61歳
0  
石川淳
男69歳
0  
川端康成
男69歳
0  
丹羽文雄
男63歳
4 「八篇の中で好きだったのは、(引用者中略)「S温泉からの報告」であった。井伏君に似たところがあると思ったが、そのユーモアなところは作者の本質的なものであることが判った。」
舟橋聖一
男63歳
5 「最初から思わせぶりがあって、読者はよもやにひかれるが、案外結果が凡庸なので、すかされたような気になる。」「団体の婆さんたちと混浴の場面は不必要だろう。」
瀧井孝作
男74歳
0  
大岡昇平
男59歳
0  
永井龍男
男64歳
2 「とにかく私は選に残した。」
中村光夫
男57歳
4 「興味をもってよみましたが、材料に自信を持ちすぎているか、小説の型に頭をつっこみすぎているかで、」
選評出典:『芥川賞全集 第八巻』昭和57年/1982年9月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和43年/1968年9月号)
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芥川賞 第60回候補  一覧へ

してきせいかつ
私的生活」(『新潮』昭和43年/1968年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO^」併記
巻号 第65巻 第9号  別表記9月号/761号
印刷/発行年月日 発行 昭和43年/1968年9月1日
発行者等 編集兼発行者 酒井健次郎 印刷者 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 260 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 107~149
(計43頁)
測定枚数 130
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書誌
>>昭和44年/1969年9月・新潮社刊『私的生活』所収
>>昭和53年/1978年6月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系96 古井由吉・黒井千次・李恢成・後藤明生集』所収
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候補者 後藤明生 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
石川淳
男69歳
0  
三島由紀夫
男44歳
0  
石川達三
男63歳
0  
瀧井孝作
男74歳
3 「達者な筆だが、私はこの無頼小説を好きとは云えなかった。」
中村光夫
男57歳
6 「脂の乗った感じです。どんな材料もこなして、一通り小説に仕上げる自信がその筆づかいに感じられます。」「この自信がいささか過剰で、素材も読者を嘗めているような印象をあたえるのは残念で、そのために背丈の低い悪達者な作品になっています。」
井上靖
男61歳
6 「主人公のエゴイズムの分析追求がこの作品の主題だが、田中という作品に現れぬ男の批判が利いていないので、多少いい気なものだという気持を起させる。文句はいくらでもつけられるが、筆力は候補作の中では抜群だと思った。」
丹羽文雄
男64歳
15 「作風に異質なものを感じて興味があった。」「もやもやとした材料をもやもやとした筆で描いている。簡潔、的確をことさらに避けている。そのためそれなりに雰囲気をとらえ、そうした筆法でなければ描き上げられないものを描いていると思った。」「私はこれを当選作と推した」
舟橋聖一
男64歳
5 「二票と半星を取ったが、反対投票も強かった。私も前作「S温泉からの報告」のほうに好意が持てた。」「しかし十分書ける人だから、次作を期待したい。」
永井龍男
男64歳
3 「読了するのに相当な努力を要した。力作には違いなかろうが、私の得たものはほとんど疲労だけだった。」
大岡昇平
男59歳
5 「(引用者注:「未成年」の)次にいい点をつけた」「この現代風の団地生活と不安定な男女関係が一応巧みに処理されている。しかしこの不安はもっと現実的条件をわざと描かないことによって成り立っているのではないかと感じさせるところに隙がある。」
川端康成
男69歳
7 「読者をひっぱってゆく工夫もあり、後にも残る謎、つまり作中人物の心理の動きの不透明、不徹底のようなところに、今日の意味もあるかと思えた。これになお加わるものがほしいと望むのは、望む方のまちがいかもしれないけれども、通俗的でない通俗的な臭いが感じられる。」
選評出典:『芥川賞全集 第八巻』昭和57年/1982年9月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和44年/1969年3月号)
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芥川賞 第61回候補  一覧へ

わら じごく
笑い 地獄」(『早稲田文学』昭和44年/1969年2月号)
媒体・作品情報
誌名 「早稲田文学」  別表記表紙 「THE WASEDA BUNGAKU」併記
巻号 第1巻 第1号(第7次)  別表記復刊号/特大号
印刷/発行年月日 発行 昭和44年/1969年2月1日
発行者等 編集長 立原正秋 発行人 新庄嘉章 編集所 早稲田文学編集室(東京都) 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 早稲田文学会(東京都) 発売元 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 180 表記上の枚数 目次 103枚 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 8~37
(計30頁)
測定枚数 106
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書誌
>>昭和44年/1969年9月・文藝春秋刊『笑い地獄』所収
>>昭和47年/1972年5月・河出書房新社/新鋭作家叢書『後藤明生集』所収
>>昭和48年/1973年☆月・講談社刊『現代の文学37 黒井千次・清水邦夫・小川国夫・後藤明生』所収
>>昭和49年/1974年8月・角川書店/角川文庫『パンのみに非ず 他三篇』所収
>>昭和53年/1978年8月・集英社/集英社文庫『笑い地獄』所収
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候補者 後藤明生 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
三島由紀夫
男44歳
3 「ゴースト・ライターの幽霊から怨恨への転化(引用者中略)も印象に残った。」
丹羽文雄
男64歳
4 「前回の作品にくらべるとごたごたしている。笑いが作者が想定しているようにはこちらに響いて来ないのだ。」
石川達三
男64歳
11 「いろいろな意味で問題があると思った。」「戯作者的な素質をもった作家であるのかも知れない。少々悪ふざけのようなところも見える。これが現代のリアリズムであるかどうか。そしてこういう方法が将来にどういう発展の道をもっているのか。いろいろ疑問がある。」
瀧井孝作
男75歳
0  
舟橋聖一
男64歳
2 「授賞には程遠いが、個人的な見方をすれば、尠からず興味があった。」
大岡昇平
男60歳
0  
井上靖
男62歳
0  
中村光夫
男58歳
0  
川端康成
男70歳
0  
永井龍男
男65歳
3 「達者には違いないが、横にひろがるばかりで、何を云おうと努めているのか私には判らず仕舞であった。」
石川淳
男70歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第八巻』昭和57年/1982年9月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和44年/1969年9月号)
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