直木賞のすべて
第26回
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Last Update[H26]2014/6/20

柴田錬三郎
Sibata Renzaburo
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生没年月日【注】 大正6年/1917年3月26日~昭和53年/1978年6月30日
受賞年齢 34歳10ヵ月
経歴 本名=斎藤錬三郎。岡山県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第25回直木賞(昭和26年/1951年上期)「デスマスク」
  • |候補| 第25回芥川賞(昭和26年/1951年上期)「デスマスク」
  • 第26回直木賞(昭和26年/1951年下期)「イエスの裔」
  • |候補| 第3回吉川英治文学賞(昭和44年/1969年)『三国志 英雄ここにあり』その他
  • 第4回吉川英治文学賞(昭和45年/1970年)『三国志 英雄ここにあり』その他
個人全集 『柴田錬三郎時代小説全集』全26巻(新潮社刊)
『柴田錬三郎自選時代小説全集』全30巻(集英社刊)
『柴田錬三郎選集』全18巻(集英社刊)
直木賞
選考委員歴
第55回~第78回(通算12年・24回)
備考
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直木賞 第25回候補  一覧へ
「デスマスク」(『三田文學』昭和26年/1951年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「三田文學」  別表記表紙 「文藝雜誌・1910年創刊」併記
巻号 第41巻 第2号  別表記6月号/復刊第2号
印刷/発行年月日 印刷 昭和26年/1951年5月25日 発行 昭和26年/1951年6月1日
発行者等 編集兼発行人 奥野信太郎 編集室 三田文學編集室(東京都) 印刷所 細川活版所(東京都)
発行所 株式会社酣燈社(東京都)
総ページ数 128 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 65~99
(計35頁)
測定枚数 129
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書誌
>>昭和27年/1952年4月・文藝春秋新社刊『イエスの裔』所収
>>昭和28年/1953年2月・岩谷書店刊『探偵小説年鑑1952年版』所収
>>昭和32年/1957年11月・青春出版社刊『桜田門』所収
>>昭和52年/1977年☆月・文藝春秋刊『イエスの裔』所収
>>昭和55年/1980年4月・冬樹社刊『イエスの裔』所収
>>平成2年/1990年5月・集英社刊『柴田錬三郎選集 第15巻 初期短篇集』所収
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候補者 柴田錬三郎 男34歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男53歳
2 「直木賞には私は疑問とした。」
川口松太郎
男51歳
0  
井伏鱒二
男53歳
0  
久米正雄
男59歳
0  
小島政二郎
男57歳
0  
木々高太郎
男54歳
20 「怪奇的のものを強く注目すると、直木賞に入れて、賞の声価を恥かしめぬと主張したのである。」「ところが、これに圧倒的な否定を投げたのが小島政二郎で、「デスマスクは虚構の露呈されたものだ。(引用者中略)」という。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年10月号)
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芥川賞 芥川賞 25回候補 一覧へ
候補者 柴田錬三郎 男34歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男46歳
5 「努力作であった。」「柴田君は敗戦後の小説と絶縁して立直ろうと努めている。」「本当に君の次作を私は期待している。」
佐藤春夫
男59歳
13 「終始一貫して柴田錬三郎の「デスマスク」を自分は念頭に置いていた。」「自分が柴田の志を励まして執筆させ仕上げに関する助言まで与えて三田文學に発表した作品であり、またすべての候補作品を丹念に閲読して後も「デスマスク」を最も力量のある作家のよく纏めた作品だと認めたからである。」
瀧井孝作
男57歳
4 「読んでは油っこい面白味があるが、稍キザな感じで、遊びの文学風のわるく凝ったような所、キザだと思いました。これが素直に読めればいいけれど。」
岸田國士
男60歳
0  
舟橋聖一
男46歳
4 「会の劈頭、佐藤春夫氏が、柴田錬三郎を推したが、これには、必しも公平を以てせず、私的感情を混入せざるを得ない事由を、陳弁せられたので、委員たちは、頗る緊張した。」
川端康成
男52歳
0  
宇野浩二
男60歳
1  
坂口安吾
男44歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和26年/1951年10月号)
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文量
短篇
章立て
「その妻の独白」「その愛人の独白」「その友人の独白」「附記」
時代設定 場所設定
同時代  東京
登場人物
黒田幸太郎(自殺した文芸評論家)
尚江(黒田の妻)
金杉彰子(黒田の愛人、週刊誌編集部員)
掛川(黒田の親友、週刊誌編集長)




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すえ
「イエスの 裔」(『三田文學』昭和26年/1951年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「三田文學」  別表記表紙 「文藝雜誌・1910年創刊」併記
巻号 第41巻 第8号  別表記12月号/復刊第8号
作品名 別表記 目次・本文 ルビ有り「すゑ」
印刷/発行年月日 印刷 昭和26年/1951年11月25日 発行 昭和26年/1951年12月1日
発行者等 編集兼発行人 奥野信太郎 編集室 三田文學編集室(東京都) 印刷所 細川活版所(東京都)
発行所 株式会社酣燈社(東京都)
総ページ数 126 表記上の枚数 目次 120枚 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 55~87
(計33頁)
測定枚数 120
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書誌
>>昭和27年/1952年4月・文藝春秋新社刊『イエスの裔』所収
>>昭和30年/1955年8月・河出書房/河出新書『刺客心中』所収
>>昭和31年/1956年10月・大日本雄弁会講談社/ロマン・ブックス『直木賞作品集(2)』所収
>>昭和37年/1962年9月・集英社刊『新日本文学全集18 柴田錬三郎集』所収
>>昭和38年/1963年8月・現代芸術社刊『直木賞作家全集第1 柴田錬三郎・池波正太郎』所収
>>昭和52年/1977年☆月・文藝春秋刊『イエスの裔』所収
>>昭和55年/1980年4月・冬樹社刊『イエスの裔』所収
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成2年/1990年5月・集英社刊『柴田錬三郎選集 第15巻 初期短篇集』所収
>>平成19年/2007年10月・藤原書店刊『戦後占領期短篇小説コレクション6 1951年』所収
>>平成20年/2008年2月・集英社/集英社文庫『文豪のミステリー小説』所収
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候補者 柴田錬三郎 男34歳
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎
男52歳
11 「新人発見の直木賞が、評価の定まった人の与えられる傾向はよくないと思っていた。その意味で柴田君を推した。」「新人は誰にしてもカンペキというわけにはいかない。幾分の欠点は仕方がないので、将来に期待が持てればよいのである。」
大佛次郎
男54歳
7 「新人らしい野心が好感を以て迎えられた。概念が露呈する気配を上手に処理すると、もっと優れた作品を見せてくれるひとに違いない。」
小島政二郎
男57歳
15 「私は新人と云う一本槍で、柴田君の作に期待を掛けて読んだ。力作であり、優れた作品であったので喜び勇んで出席した。」
井伏鱒二
男53歳
26 「この前の同氏の候補作品「デスマスク」と同じような形式である。私は不図それが気になったが、これも偶然のことであって今は問題にすべきではないと反省することができた。」
木々高太郎
男54歳
29 「圧倒的に柴田錬三郎をおした。」「若々しい、試みに試みを重ねてゆくところがある。そこは大いに買う可きで、将来の活躍が予期出来るところを推した。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和27年/1952年4月号)
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文量
短篇
章立て
「料亭の主人の話」「作家某の話」「やくざ者の話」
時代設定 場所設定
同時代  東京
登場人物
指貫和枝(夜の女)
指貫藤助(和枝の祖父)
高級料亭主人(藤助の幼友達)
作家某(和枝の亡父の知己)
杉尾某(やくざ者、和枝の情夫)




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