直木賞のすべて
第79回
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Last Update[H26]2014/8/17

色川武大
Irokawa Takehiro
生没年月日【注】 昭和4年/1929年3月28日~平成1年/1989年4月10日
受賞年齢 49歳3ヵ月
経歴 筆名・阿佐田哲也(アサダ・テツヤ)。東京生まれ。東京市立第三中学校無期停学。
受賞歴・候補歴
処女作 「黒い布」(昭和36年/1961年)
個人全集 『色川武大阿佐田哲也全集』全16巻(平成3年/1991年11月~平成5年/1993年2月・福武書店刊)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part3
リンク集
備考
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直木賞 第77回候補  一覧へ

あや らいきゃくぼ
怪しい 来客簿』(昭和52年/1977年4月・話の特集刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和52年/1977年4月20日(初版)
発行者等 発行者 矢崎泰久 製版・印刷 株式会社大竹美術 製本 白石製本所
発行所 株式会社話の特集(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀・挿画 山口はるみ
総ページ数 287 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×20行
×1段
本文ページ 7~285
(計279頁)
測定枚数 508
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書誌
>>昭和54年/1979年4月・角川書店/角川文庫『怪しい来客簿』
>>平成1年/1989年10月・文藝春秋/文春文庫『怪しい来客簿』
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収録作品の書誌
空襲のあと
>>『オール讀物』昭和52年/1977年10月号
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
>>平成3年/1991年5月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集8 色川武大』所収
尻の穴から槍が
>>平成3年/1991年5月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集8 色川武大』所収
サバ折り文ちゃん
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
したいことはできなくて
>>平成3年/1991年11月・福武書店/福武文庫『人間みな病気』所収
>>平成19年/2007年11月・ランダムハウス講談社/ランダムハウス講談社文庫『人間みな病気』所収
門の前の青春
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
名なしのごんべえ
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
>>平成3年/1991年5月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集8 色川武大』所収
とんがれ とんがり とんがる
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
>>『オール讀物』昭和52年/1977年10月号
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
>>平成1年/1989年3月・福武書店/福武文庫『恐怖の旅』所収
>>平成12年/2000年8月・光文社/光文社文庫『恐怖の旅』所収
>>平成13年/2001年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『怪奇・ホラーワールド 第6巻 恐ろしき執念』所収
>>平成13年/2001年10月・講談社/講談社文芸文庫『戦後短篇小説再発見5 生と死の光景』所収
また、電話する
>>昭和63年/1988年12月・小学館刊『昭和文学全集 第31巻』所収
たすけておくれ
>>平成3年/1991年5月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集8 色川武大』所収
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候補者 色川武大 男48歳
選考委員 評価 行数 評言
水上勉
男58歳
39 「身辺の何でもないことを書いても、視線の妙が光る。「墓」などまことにいい。授賞してもいい作品だと思うが、これも反対者が多く、票数で敗けた。」「この文集も、二どと書けない作者にとって大切なことが刻まれていた。」
今日出海
男73歳
0  
松本清張
男67歳
18 「義務的に読ませられるという感じでなしにたのしく読んだ」「達意の文章で、身辺雑記ふうでありながら脚色も入って面白い読みものになっている。だが、あまりに断片挿話の寄せあつめ式で、連作とみるには一貫性がない。」
司馬遼太郎
男53歳
0  
源氏鶏太
男65歳
21 「いささか玉石混淆の感がないでもなかったが、薄気味悪かったり、ユーモラスであったり、かと思うと大真面目であったり、その才能を十分に感じさせた。」「ただここで作者は過去のすべてを吐き出してしまっていて、今後はどうなるかとの危惧が授賞を見送られた原因の一つになっていた。」
村上元三
男67歳
8 「随筆集だと思うし銓衡に入る前、候補から外すべきだと言ったが、これを買う委員も多く、そのまま候補になった。あとで読み返しても、わたしはこれを小説とは思えなかった。」
石坂洋次郎
男77歳
0  
柴田錬三郎
男60歳
7 「私は、おそらく、この作家が、生涯に一冊しか書けないであろう「怪しい来客簿」(色川武大)が、もし受賞するならば、敢えて反対するつもりはない、という考えで選考会に臨んだ。」
川口松太郎
男77歳
10 「あまり重きを置かなかった二作(引用者注:「つゆ」と「怪しい来客簿」)が最後まで残ったと聞いて意外な気がした。」
選評出典:『オール讀物』昭和52年/1977年10月号
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文量
連作短篇集〔17篇〕
時代設定 場所設定
太平洋戦争戦中~戦後  東京
登場人物
私(語り手、フリーライター)
出羽ヶ嶽文治郎(力士)
井上英雄(編集者)
二村定一(流行歌手)
田中守(浅草の無名役者)
ピストン堀口恒男(ボクサー)
後宮貞雄(私の旧制中学同級生)
空襲のあと
尻の穴から槍が
サバ折り文ちゃん
したいことはできなくて
右むけ右
門の前の青春
名なしのごんべえ
砂漠に陽は落ちて
とんがれ とんがり とんがる
ふうふう、ふうふう
タップダンス
見えない来客
月は東に日は西に
スリー、フォー、ファイブ、テン
また、電話する
たすけておくれ




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りこん
離婚」(『別冊文藝春秋』143号[昭和53年/1978年3月])
媒体・作品情報
誌名 「別册文藝春秋」
巻号 第143号  別表記143特別号
印刷/発行年月日 発行 昭和53年/1978年3月5日
発行者等 編集兼発行人 豊田健次 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 376 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 106~127
(計22頁)
測定枚数 63
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書誌
>>昭和53年/1978年11月・文藝春秋刊『離婚』所収
>>昭和58年/1983年5月・文藝春秋/文春文庫『離婚』所収
>>平成3年/1991年5月・筑摩書房刊『ちくま日本文学全集8 色川武大』所収
>>平成4年/1992年9月・福武書店刊『色川武大阿佐田哲也全集4』所収
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候補者 色川武大 男49歳
選考委員 評価 行数 評言
水上勉
男59歳
11 「手さばきのよい仕上げぶりに驚いた。人生のにがさが快くしみわたるのが小気味いい。参考作品「三文おけら」にもそれはあって、この作者はもう独壇場の道を歩みはじめている。授賞に賛成である。」
村上元三
男68歳
5 「器用すぎる作品だが、そこに浅さを感じる。むしろ参考作品の「三文おけら」の方が、悲しくて、よく人間を描いていた。」
司馬遼太郎
男54歳
12 「べつに生きたくて生きているわけでもない――といって格別な厭世観をもっているわけでもない――男女をさりげなく短編世界に生かしてしまっている。腕もさることながら、作者のふしぎな精神のほうにつよい傾斜を感じた。」
城山三郎
男50歳
3 「いかにも当世風な男と女の関係を描いて、うまい。ただそれに尽きる。」
川口松太郎
男78歳
13 「私の最も楽しかったのは色川君の参考作品「三文おけら」であった。」「さりとて「三文おけら」だけが出て来ても入賞はしないだろう。「離婚」の参考でよかったが、私は「離婚」より「三文おけら」を高く買う。」
五木寛之
男45歳
8 「私の中では、色川武大、小林信彦、深田祐介、津本陽、の四氏が残った。」「私は阿佐田哲也、仮の名を色川武大と考えて一票を投じた。」
源氏鶏太
男66歳
13 「何んともおかしな小説であった。理屈に合わぬようなことを並べて、ちゃんと小説に仕上げているのは才能のたしかさであろう。が、前に候補になった「怪しい来客簿」の実績が大いに役立っていた。」
今日出海
男74歳
7 「色川武大氏は、日本の小説及び小説家の伝統を身につけながら、氏の若い時代の空気を吸って自分の境地を固めている。」
選評出典:『オール讀物』昭和53年/1978年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  [東京]
登場人物
ぼく(語り手、羽島誠一、フリーライター)
会津すみ子(誠一の元妻)




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