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第96回
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Last Update[H26]2014/6/20

常盤新平
Tokiwa Shimpei
生没年月日【注】 昭和6年/1931年3月1日~平成25年/2013年1月22日
受賞年齢 55歳10ヵ月
経歴 岩手県生まれ。早稲田大学文学部卒、早稲田大学大学院。
受賞歴・候補歴
  • 第96回直木賞(昭和61年/1986年下期)『遠いアメリカ』
  • |候補| 第17回平林たい子文学賞[小説部門](平成1年/1989年)『罪人なる我等のために』
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part5
備考
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直木賞 第96受賞  一覧へ

とお
遠いアメリカ』(昭和61年/1986年8月・講談社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和61年/1986年8月28日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 平成1年/1989年8月25日(第4刷)
発行者等 発行者 加藤勝久 印刷所 信毎書籍印刷株式会社 製本所 黒柳製本株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 北村 治
総ページ数 226 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×17行
×1段
本文ページ 5~226
(計222頁)
測定枚数 353
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書誌
>>平成1年/1989年8月・講談社/講談社文庫『遠いアメリカ』
>>平成9年/1997年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『遠いアメリカ』
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収録作品の書誌
遠いアメリカ
>>初出『小説現代』昭和60年/1985年7月号
>>『オール讀物』昭和62年/1987年4月号
アル・カポネの父たち
>>初出『小説現代』昭和60年/1985年9月号
>>『オール讀物』昭和62年/1987年4月号
おふくろとアップル・パイ
>>初出『小説現代』昭和60年/1985年11月号
黄色のサマー・ドレス
>>初出『小説現代』昭和61年/1986年4月号
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候補者 常盤新平 男55歳
選考委員 評価 行数 評言
池波正太郎
男63歳
22 「三十年前の日本の、東京の青春像を一組の男女に託して描いたわけだが、五十をこえた作者が、このテーマに、みずみずしい姿勢で立ち向ったのがよかった。」
山口瞳
男60歳
27 「昭和二十年代の終りから三十年代の初めにかけて、喫茶店ブームというのがあったが、そこで無為に過す青年という設定は、まさに天の時、地の利を得たと言うべきか。」「桃色のストロー・ハットの似合う丸顔の小柄な女性である恋人がいい。」「これが稀に見る美しい青春小説になっているのは、ここに常盤さんの万感の思いが籠められているからだ。」
渡辺淳一
男53歳
27 「たしかに初々しさが魅力だが、それをこえる小説としての手ごたえということになると、いささかもの足りない。」「正直いって、この作品が受賞なら、早坂氏の作品が受賞してもおかしくなかった。」「いま一つ積極的に推す気になれなかったのは、いずれも自伝的・エッセイ的要素が強く、しかるべき人が五十年以上も生きてくれば、この種のものを一本ぐらいは書けそうに思ったからである。」
村上元三
男76歳
2 「歯ごたえを感じなかった」
井上ひさし
男52歳
28 「一見、素気ない作品のように見えるが、各所に仕組まれた小説的仕掛けは特筆に値いする。」「登場人物たちを描出する手際もあざやかだ。たとえば父親。ここ十年来の日本の小説にあらわれた父親像の、これは白眉である。」
藤沢周平
男59歳
17 「ときめきと不安が混在する青春なるもの、ことに昭和三十年代初期という時代の青春を見事に描き出した作品だった。」「小説のとどのつまりは文章によって成立すること、丁寧でつつしみ深い文章がどういうことを表現出来るかを示した作品でもあった。」
陳舜臣
男62歳
8 「すぐれた青春小説であり、昭和三十年代前半のムードをみごとに描いている。ただ東西のミステリーを読破した常盤新平氏が、なぜ骨組みのしっかりしたミステリーをひっさげて登場しないのか、それだけが不満である。」
黒岩重吾
男62歳
11 「味のある文章で青春の悩みと希望を見事に描き切り当時の風俗を彷彿とさせる。」「この小説の魅力はたんなる青春小説ではなくアメリカを遠い国とする「時代」が息づいているところにある。」
五木寛之
男54歳
3  
選評出典:『オール讀物』昭和62年/1987年4月号
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文量
連作短篇集〔4篇〕
時代設定 場所設定
昭和30年代  東京
登場人物
重吉(英文科大学院生)
椙枝(新劇俳優の卵、重吉の恋人)
遠山(重吉の先輩、翻訳家)
父(重吉の父親、仙台の税理士)
遠いアメリカ
アル・カポネの父たち
おふくろとアップル・パイ
黄色のサマー・ドレス




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