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Last Update[H12]2000/11/11


準上級篇
古本屋で探して読む。


第96回受賞
『遠いアメリカ』
常盤新平

平成1年/1989年8月・講談社文庫
本体340円
ISBN4-06-184506-3

第94回受賞
『魚河岸ものがたり』
森田誠吾

昭和63年/1988年7月・新潮文庫
360円
ISBN4-10-109121-8

第90回受賞
『私生活』
神吉拓郎

昭和61年/1986年12月・文春文庫
360円
ISBN4-16-737203-7

第87回受賞
『時代屋の女房・泪橋』
村松友視

昭和58年/1983年1月・角川文庫
300円
(受賞作は同書所収の
「時代屋の女房」)

第85回受賞
『人間万事塞翁が丙午』
青島幸男

昭和59年/1984年8月・新潮文庫
360円
ISBN4-10-126704-9

第83回受賞
『黄色い牙』
志茂田景樹

昭和57年/1982年10月・講談社文庫
本体544円
ISBN4-06-136251-8

第80回受賞
『大浪花諸人往来』
有明夏夫

昭和55年/1980年6月・角川文庫
380円

第76回受賞
『子育てごっこ』
三好京三

昭和54年/1979年12月・文春文庫
300円

第60回受賞
『僑人の檻』
早乙女 貢

昭和49年/1974年11月・角川文庫
260円

第54回受賞
『八百長』
新橋遊吉

昭和61年/1986年9月・双葉文庫
460円
ISBN4-575-50097-6
(受賞作は同書所収の
「八百長」)

第53回受賞
『虹』
藤井重夫

昭和56年/1981年7月・角川文庫
300円
(受賞作は同書所収の
「虹」)

第50回受賞
『巷談本牧亭』
安藤鶴夫

昭和44年/1969年8月・角川文庫
170円

第44回受賞
『背徳のメス』
黒岩重吾

昭和50年/1975年12月・講談社文庫
360円
ISBN4-06-136033-7

第41回受賞
『馬淵川』
渡辺喜恵子

昭和51年/1976年3月・旺文社文庫
340円

第36回受賞
『お吟さま』
今 東光

昭和35年/1960年11月・新潮文庫
180円

第35回受賞
『燈台鬼』
南條範夫

平成3年/1991年8月・
光文社時代小説文庫
本体388円
ISBN4-334-71382-3
(受賞作は同書所収の
「燈台鬼」)

第31回受賞
『終身未決囚』
有馬頼義

昭和52年/1977年11月・旺文社文庫
300円

第25回受賞
『英語屋さん』
源氏鶏太

昭和58年/1983年9月・集英社文庫
360円
ISBN4-08-750657-6
(受賞作は同書所収の
「英語屋さん」)
古本屋。ああ、なんとこの魅惑的な響き……。蝶が舞い、花が咲き乱れる夢心地の世界……。などと、うっとりした眼になるような「本の虫」なら、きっと好みの古本屋の一つや二つ(五つや十)を持っています。

恐れながら、私はさしたる虫でなく、蝶も舞わず花も咲かないので、でかい口は叩けません。それでも、直木賞をすべて読むと決意したからには、古本屋そして図書館は、避けて通れぬ道です。びくつきながら先に進みましょう。

第5回めの今回は、私が古本屋で買った(もしくは現時点で古本屋でしか手に入らない)文庫を取り上げます。単行本はまたいずれ。

左に18作品を挙げました。入手難度はさまざまなので、チェーン展開している大手古本屋でもよく見かけるものもあるし、文芸関係に近い古本屋でないと、なかなかお目にかかれないものもあるし、まあ、それが古本屋の楽しみの一つなのですが、どこに必ずある、というわけではありません。心して探しましょう。

ちなみに、私の場合を言えば、大学に通っていた時分には、大学のそばにあった数軒の古本屋を、ひまをみつけてはめぐり、卒業後は、新宿、神田といった大都市の店、家のそばの小さな店などに足を運んで、せっせと見つけては買ってきました。

また最近は、Web上で在庫情報を公開している店が増えてきているので、通信販売も利用しています。古本好きなら、すでに以下のサイトはご存知でしょうが、念のため、ご紹介させていただきます。

古書検索サーチエンジン
http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html


古本屋さんに行こうよ!
http://www.furuhon.org/


高原書店
http://www.takahara.co.jp/


実売価格はよくわかりませんが、私の場合は、いちばん高かったのが早乙女貢氏『僑人の檻』でした。1冊2,000円也。新しい単行本を1冊買うと思えば、一応許せます(言うまでもありませんが、左に挙げたそれぞれの価格は、私が所持している版に書かれているものです。古本屋で買うときは、これより高い場合もあれば安い場合もあります)。

価格が高いということは、無論、なかなか手に入りにくいものだから、なのですが、他に、あまり見かけないものを挙げると、有明夏夫氏『大浪花諸人往来』、新橋遊吉氏『八百長』、藤井重夫氏『虹』、渡辺喜恵子氏『馬淵川』、有馬頼義氏『終身未決囚』といったところでしょうか。

青島幸男氏『人間万事塞翁が丙午』と南條範夫氏『燈台鬼』については、電子文庫パブリにて、購入可能です。もし、「書籍の形態でなければ、本を読んだ気になれないからイヤだ」という向きでなければ、電子テキストを購入するのも、これからの新手でしょう。


ちなみに、左の18作品のうち、サイト管理者(P.L.B.)が独断と偏見で、お勧めを選ぶとするなら、安藤鶴夫氏『巷談本牧亭』。
静かです。物語の筋そのものが、静かであり、またいくつものエピソードの積み重ねであり、ゆっくりとしみじみと流れてゆきます。読み手はそれに乗せられて、ゆっくりとしみじみとその世界にハマってゆきます。燕雄さんのトボけた人生、いいですねえ。

Part6は、準上級篇その2「古本屋で探して読む、単行本を」です。
[H12]2000/12/17にUploadしました。
->Part6

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