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第125回
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Last Update[H26]2014/6/20

山之口洋
Yamanoguchi Yo
生没年月日【注】 昭和35年/1960年1月15日~
経歴 本名=野口喜洋。東京都築地生まれ。東京大学工学部機械工学科卒。松下電器産業入社、のち日本電子化辞書研究所に出向。汎用電子化辞書の研究に従事したのち、松下電器産業マルチメディアシステム研究所勤務。平成10年/1998年「オルガニスト」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し作家としてもデビュー。
受賞歴・候補歴
備考
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直木賞 第125回候補  一覧へ
『われはフランソワ』(平成13年/2001年2月・新潮社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 平成13年/2001年2月20日
発行者等 発行者 佐藤隆信 印刷所 株式会社光邦 製本所 株式会社大進堂
発行所 株式会社新潮社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装画 中村太樹男 装幀 新潮社装幀室
総ページ数 372 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
44字
×21行
×1段
本文ページ 7~372
(計366頁)
測定枚数 765
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候補者 山之口洋 男41歳
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男66歳
30 「本当に実在したかどうかも疑われているヴィヨンの伝記を(引用者中略)勇敢に試みる。(引用者中略)まことにその意図は壮である。新しい人はこうでなくてはならぬ。」「「おれ」の乱用が読む者の参加を拒んでいる。「自己中心」的文が林立してうるさくなった。」「語り口にもう一工夫あれば俄然雄大な作品になったはずで、そこが惜しまれる。」
黒岩重吾
男77歳
0  
田辺聖子
女73歳
8 「いろ(原文傍点)気のない小説だなあ、――というのが最初の印象だった。色気があるか、かわいげがあるか、どっちかあってほしい。これ、書きながら作者も、双方ないのに困られたんじゃないですか。」
渡辺淳一
男67歳
5 「著者が面白がっているわりには退屈で、なにを書きたかったのか、わからなかった。」
宮城谷昌光
男56歳
0  
林真理子
女47歳
7 「あまり魅力を感じなかった。悪漢小説のギラギラしたものもなければ、歴史小説の畳みかけてくるような知識の楽しさもない。中途半端の印象を持った。」
阿刀田高
男66歳
25 「――むつかしいテーマに挑戦したなあ――と拍手を送りながらも、もの足りなさを覚えた。」「作者は該博な知識を駆使して中世フランスのくさぐさを描いているが、小説としての広がりを持たせることに不足があったように思う。一人称でこれだけほざかれると、読むほうは少しつらい。」
津本陽
男72歳
9 「ヴィヨンという詩人の生涯をえがくために、こんな表現では適当とはいえないという感じがした。」「主人公の姿を鮮明にえがきだすための手練、感覚がまだ磨きだされていないのである。」
北方謙三
男53歳
16 「吟遊詩人を描いて、飽きさせないというところがあった。ややペダンチックなところと、翻訳調がいくらか気になる。そして、私には詩が無用であった。」「詩人を描くのに詩というのが、安直さに繋がったような気がしてならない。」
平岩弓枝
女69歳
13 「選考委員の票が集まらなかったが、私は楽しく読めた。」「主人公が、かつて自分と一緒に作品を書いた坊やが、主人公から贈られたフランソワ・ヴィヨンの名前で笑劇一座の座長となって作品を書いているのを知るあたり、エスプリがきいていると思ったのだが。」
五木寛之
男68歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成13年/2001年9月号
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文量
長篇
章立て
「スペードのA」「ハートのA」「ダイヤのA」「クラブのA」
時代設定 場所設定
15世紀  フランス・パリ~オルレアン~ブロアなど
登場人物
おれ(語り手、フランソワ・ヴィヨン、詩人、盗賊)
コラン・ド・カイユー(盗賊団コキャール党の一員)
ヴァイヤン(ブロア城の宮廷詩人)
オルレアン公シャルル(ブロア城主、詩人)
マリー・ド・クレーヴ(シャルルの妻)
ギイ・タバリイ(おれの悪友、代書屋勤め)
ル・ヴィスト(金融業者で財産家)




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