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第139回
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Last Update[H27]2015/12/25

新野剛志
Shin'no Takeshi
生没年月日【注】 昭和40年/1965年5月12日~
経歴 本名=新野健史。神奈川県生まれ、東京都出身。立教大学社会学部卒。旅行会社への勤務を経て、平成7年/1995年退社後に作家を志して放浪生活を送る。平成11年/1999年、「八月のマルクス」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • 第45回江戸川乱歩賞(平成11年/1999年)「八月のマルクス」
  • |候補| 第139回直木賞(平成20年/2008年上期)『あぽやん』
備考
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『あぽやん』(平成20年/2008年4月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 カバー 「APO-YAN」併記
印刷/発行年月日 発行 平成20年/2008年4月25日(第1刷)
発行者等 発行者 庄野音比古 印刷所 凸版印刷 製本所 加藤製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 カバーフィギュア制作 デハラユキノリ 撮影 文藝春秋写真部 装丁 野中深雪
総ページ数 317 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×20行
×1段
本文ページ 5~317
(計313頁)
測定枚数 597
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書誌
>>平成22年/2010年10月・文藝春秋/文春文庫『あぽやん』
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収録作品の書誌
笑って、笑って
>>初出『別冊文藝春秋』268号[平成19年/2007年3月]
ファミリー・ビジネス
>>初出『別冊文藝春秋』269号[平成19年/2007年5月]
オンタイム
>>初出『別冊文藝春秋』270号[平成19年/2007年7月]
ねずみと探偵
>>初出『別冊文藝春秋』271号[平成19年/2007年9月]
金の豚
>>初出『別冊文藝春秋』272号[平成19年/2007年11月]
不完全旅行
>>初出『別冊文藝春秋』273号[平成20年/2008年1月]
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候補者 新野剛志 男43歳
選考委員 評価 行数 評言
平岩弓枝
女76歳
8 「空港で働く人々の中に、こうした仕事があるのを知っただけでも面白く読めた。人間を描くということに広さと厚味が出ると作品が大きくなる点に留意されたらと思った。」
林真理子
女54歳
5 「さわやかな小説で好意を持ったが、それ以上の気持ちにはなれない。小さくまとまった小説というべきか。」
渡辺淳一
男74歳
3 「(引用者注:「鼓笛隊の襲来」「愛しの座敷わらし」と共に)思いつきの域を出ず、内容も甘すぎる。」
五木寛之
男75歳
12 「(引用者注:「千両花嫁」と共に)楽しく読ませる力量はなかなかのものであった。」「なんとなく「いつか来た道」という感じがするところが気になった」
浅田次郎
男56歳
35 「平和で豊かな世の中というのも、こと文学にとっては考えもので、小説家は本来文学の核となるべき苦悩を個人的に探し回らねばならない。そうした頽廃の原理に気付き、懸命に現実生活の苦悩をノベライズした作品として、私は(引用者中略)推した。」「小説とは何か、という哲学を修めたうえで、歴史的には笑止千万な現代青年の苦悩を表現したように思えた。」「たぶん作者はこの一作を前菜として、まったく思いがけない料理の用意があると私は考えた。あえて強く推さなかった理由は、その期待感である。」
宮城谷昌光
男63歳
5 「氏の領域内での進退であろうとおもわれるので、領域外での進展をみる必要がある。」
北方謙三
男60歳
11 「好感が持てた。『八月のマルクス』以来、二冊目を読んだことになるが、かなり違う資質を私に感じさせた。それは私にとっては可能性を見せられたということであり、期待の予感がふくらんでいる。」
阿刀田高
男73歳
11 「作者のモチーフが見えにくい。作品の舞台が特殊なせいかどうか、感情移入がむつかしい。」「小説の書き方は、どの候補作よりも整っているのだが……残念である。」
井上ひさし
男73歳
16 「空港の仕組みとその機能的な美しさ、そこで展開されるさまざまな人生の、その瞬間、その瞬間のおもしろさなど、魅力がたっぷりとあるが、しかし筋立ての展開にリズムがすこし欠けていたのではないだろうか。」
選評出典:『オール讀物』平成20年/2008年9月号
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
スッチー 平成20年/2008年6月19日 これだけ「ウフフ・・」と和ませていただける作品はめったにありません。
吉野 誠 平成20年/2008年7月3日 とにかく、リアルにおもしろかった。
推理小説家としてチェックしていたけど、良い意味で裏切られた。
ぜひ読んでこの世界に引き込まれてほしい。
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文量
連作短篇集〔6篇〕
時代設定 場所設定
[同時代]  千葉県成田
登場人物
僕(語り手、遠藤慶太、大航ツーリストの空港勤務社員)
今泉利夫(僕の先輩でOJT指導社員)
森尾(センダー[接客業務を行う女性スタッフ])
堀之内隆(僕の先輩社員)
古賀恵(大航エアポートサービスのカウンタースタッフ)
笑って、笑って
章立て
「1」~「5」
登場人物
イシイ・マリア(サンパウロ生まれ、シンガポール行の搭乗客)
ファミリー・ビジネス
章立て
「1」~「7」
登場人物
野坂すず子(ツアー常連客の老女)
イワガミ・セイゾウ(ハクウンシャ会長、旅行客)
オンタイム
章立て
「1」~「6」
登場人物
田波浩一(僕の先輩社員、独身)
木村夢幻(小学生、家族旅行客のひとり)
ねずみと探偵
章立て
「1」~「6」
登場人物
馬場英恵(僕の班のベテラン契約社員)
須永俊和(僕の同期社員、東京支店の営業マン)
金の豚
章立て
「1」~「6」
登場人物
住田(大航ツーリストの成田空港所所長、定年間近)
佐伯(東京支店長、親会社・大日本航空からの出向組)
不完全旅行
章立て
「1」~「8」
登場人物
ナカモリ・ガク(常連客、通称「YY旅客」)
村瀬(僕の大学時代のサークル仲間、起業家)
賀間(アジア手配課課長補佐、突然の失踪中)




『あぽわずらい あぽやん3』(平成26年/2014年5月・文藝春秋刊)
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
桐谷 平成26年/2014年6月22日 あぽやんシリーズではもうとれないんですかねぇ。
個人的にあぽやんシリーズが好きなので今回候補にも入ってなかったのは残念。
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