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第146回
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Last Update[H26]2014/6/30

歌野晶午
Utano Shogo
生没年月日【注】 昭和36年/1961年9月26日~
経歴 千葉県生まれ。東京農工大学農学部環境保護学科卒。編集プロダクションに勤務。昭和63年/1988年に島田荘司の推薦を受けて『長い家の殺人』で作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第48回日本推理作家協会賞[短編および連作短編集部門](平成7年/1995年)「水難の夜」
  • |候補| 第50回日本推理作家協会賞[短編および連作短編集部門](平成9年/1997年)「プラットホームのカオス」
  • 第57回日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門](平成16年/2004年)『葉桜の季節に君を想うということ』
  • 第4回本格ミステリ大賞[小説部門](平成16年/2004年)『葉桜の季節に君を想うということ』
  • |候補| 第8回本格ミステリ大賞[小説部門](平成20年/2008年)『密室殺人ゲーム王手飛車取り』
  • 第10回本格ミステリ大賞[小説部門](平成22年/2010年)『密室殺人ゲーム2.0』
  • |候補| 第146回直木賞(平成23年/2011年下期)『春から夏、やがて冬』
備考
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はる なつ ふゆ
春から 夏、やがて 冬』(平成23年/2011年10月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 奥付 ルビ有り「はる」「なつ」「ふゆ」
印刷/発行年月日 発行 平成23年/2011年10月15日(第1刷)
発行者等 発行者 羽鳥好之 印刷所 大日本印刷 製本所 加藤製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装丁 岩瀬 聡 カバー写真 (c)Tiina & Geir / cultura / Corbis / amanaimages
総ページ数 277 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
41字
×18行
×1段
本文ページ 7~277
(計271頁)
測定枚数 458
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書誌
>>書下ろし
>>平成26年/2014年6月・文藝春秋/文春文庫『春から夏、やがて冬』
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候補者 歌野晶午 男50歳
選考委員 評価 行数 評言
渡辺淳一
男78歳
6 「小説がつくられすぎていて、遊び過ぎである。」
宮部みゆき
女51歳
16 「本当に惜しい作品でした。主人公の平田とますみのあいだに、事件の解決(真相)など存在しない方がよかったと、私は思います。ただ、それぞれに苦しみや生き辛さを抱えた二人が寄り添って生きてゆく、あるいはどこかで袂を分かつ、その有り様を淡々と描く小説であってよかった。」
阿刀田高
男77歳
13 「滑り出しが好調で、たちまち作品の世界に引き込まれてしまったが、次第に主人公のパーソナリティに納得のできないものを感じて、さらに、――これは謎を含む推理小説であったのか――思案が錯綜してしまった。」
林真理子
女57歳
15 「作者はここで主人公たちについて、二つのミスを犯しているような気がする。男は女の嘘を見破れないほど愚かではない。女はこれほど大きな嘘をつくほど賢くない。登場人物のキャラクターを、最後まで積み上げ完成させていくのは作者の責任だ。それをラストで手放してしなったのではないだろうか。」
浅田次郎
男60歳
10 「いかんせん一視点のまま運ぶには無理があり、もう少し工夫をすればすばらしい傑作になったであろうという憾みが残った。」
宮城谷昌光
男66歳
9 「発展の可能性を感じた。つじつまあわせは無用である。不条理が残ったままのほうが、小説的奥ゆきが生ずるときがある。」
桐野夏生
女60歳
14 「手錬れの作品だと感じる。気になったのは、主人公の平田が饒舌であることだ。」「主人公の人間像が掴めないうちに一気に破綻がやってくるので、タメがないというか、その短絡が、逆に意外ではなくなってしまう。」
北方謙三
男64歳
7 「最後の末永のメールの意味づけによって評価は分れるのだろうが、私は才気が走りすぎたような気がして、読後、馴染めないものを抱えこんだ。」
伊集院静
男61歳
7 「私はこの作家の作品を初めて読んだが、小説のセンスがいい。スジ(原文傍点)の良い作家である。」
選評出典:『オール讀物』平成24年/2012年3月号
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
のりのりのりへー 平成24年/2012年1月7日 この作家さんをデビューからずっと応援しているから あ 僕がw
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文量
長篇
章立て
「季冬」「春夏」「浅春」「英理子」「春陰」「青嵐」「末永ますみ」「秋」
時代設定 場所設定
[同時代]  吉浦~東京
登場人物
平田誠(ベンキョードー吉浦上町店の保安責任者)
末永ますみ(スーパーの万引犯、無職)
英理子(平田の妻)
春夏(平田の娘)
小瀬木(地域病院の医師、平田の高校の後輩)
麻尋(平田の姪、中学生)
山岸亮太(ますみの同居人、無職)




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