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第153回
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Last Update[H28]2016/10/6

澤田瞳子
Sawada Toko
生没年月日【注】 昭和52年/1977年☆月☆日~
経歴 京都府京都市生まれ。同志社大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程前期修了。
受賞歴・候補歴
備考
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直木賞 第153回候補  一覧へ

じゃくちゅう
若冲』(平成27年/2015年4月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背 「Jakuchu」併記 奥付 ルビ有り「じゃくちゅう」
印刷/発行年月日 発行 平成27年/2015年4月25日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 平成27年/2015年6月1日(第5刷)
発行者等 発行者 吉安 章 印刷所 凸版印刷 製本所 大口製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装画 「紫陽花双鶏図」(伊藤若冲筆) Etsuko & Joe Price Collection 装丁 野中深雪
総ページ数 358 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
42字
×18行
×1段
本文ページ 5~358
(計354頁)
測定枚数 589
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収録作品の書誌
鳴鶴
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年6月号
芭蕉の夢
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年8月号
栗ふたつ
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年12月号
つくも神
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年3月号
雨月
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年6月号
まだら蓮
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年9月号
鳥獣楽土
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年12月号
日隠れ
>>初出『オール讀物』平成27年/2015年3月号
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候補者 澤田瞳子 女37歳
選考委員 評価 行数 評言
林真理子
女61歳
13 「どうも小説の世界にのめり込めない。若冲があまりにも普通の人過ぎる。」「最後まで主人公に魅力や共感を持てなかったのである。」
伊集院静
男65歳
16 「亡妻への想いが若冲の創造力の源なら、その想いの根底にあったものを描いて欲しかった。妻の弟の弁蔵が贋作絵師に至る歳月、描写ももう少し納得させてもらいたい。」
高村薫
女62歳
14 「そばにいた女性の眼は若冲の人生を捉えることはできても、肝心の画業自体に迫るには限界がある。」
東野圭吾
男57歳
27 「今回、私の△」「読んでみると思いの外地味で、しかも主人公に華がないので驚いた。その点に難色を示した意見が多かったが、私は渋味を買った。」「妻の弟が復讐のために贋作師になったという設定も悪くない。ただ彼が絵の技術を習得していく様子が描かれていないので、その執念が今ひとつ伝わってこない。」
北方謙三
男67歳
13 「相当引きこまれながら私は読んだ。」「ただ、表現者を表現するのは、実に難しいとも感じた。創造する人間の姿は、言葉では表現しきれないのではないのか、ということまで思った。」
桐野夏生
女63歳
21 「無理に話を作ろうとして、それがあまりうまくいっていない。一番問題に感じたのは、若冲に魅力がないことだろう。」「また、姉を自殺させられたことを恨んだ男が、君圭という贋作者になるという設定も安易に感じられる。」
宮城谷昌光
男70歳
29 「この作家は上達したというしかない。節度のある比喩を用いていることにも感心した。」「この作品を読んで、いやな感じをうける人はほとんどいないであろう。そこに作者の風致をみたとおもうのだが、称めすぎであろうか。」
浅田次郎
男63歳
13 「そもそも若冲という素材を用いたこと自体が、すでにひとつの才能であると言える。しかし学術的な教養に小説の結構が負けている。」「物語に必須の美醜と聖俗の選択を、作者はさほど意識していないように思えた。」
宮部みゆき
女54歳
35 「完成度の点では『流』に並ぶ秀作でした。」「若冲の絵を観てあれこれ感じることは万人に可能で、現に私もその一人として、あの愉快な野菜の釈迦涅槃図や、色彩豊かな可愛い小鳥たちを鑑賞すると、これを描いた絵師は、この小説のなかの罪悪感に苦しみ贋作者の脅威に怯える絵師よりも、もう少し幸せな人だったのではないか――と感じてしまいました。」
選評出典:『オール讀物』平成27年/2015年9月号
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文量
連作短篇集〔8篇〕
時代設定 場所設定
江戸中期  京~伏見
登場人物
伊藤若冲(四代目枡屋源左衛門→茂右衛門、青物問屋「枡源」の主から隠居、絵師)
お志乃(若冲の末妹)
お三輪(若冲の自害した亡妻)
弁蔵(お三輪の弟、のち市川君圭と名乗る絵師)
鳴鶴
章立て
「一」~「四」
芭蕉の夢
章立て
「一」~「四」
登場人物
池大雅(若冲の朋友、文人画を得意とする絵師)
裏松光世(元左少弁、蟄居中)
栗ふたつ
章立て
「一」~「四」
登場人物
明石屋半次郎(五条問屋町の町年寄)
円山左源太(蓮池院尼公に仕える絵師)
つくも神
章立て
「一」~「四」
登場人物
中井清太夫(江戸の勘定役)
若演(若冲の弟子)
雨月
章立て
「一」~「四」
登場人物
お滝(御幸町松原に暮らす女、追善画の依頼者)
与謝蕪村(絵師、大坂毛馬の水呑み百姓の出)
まだら蓮
章立て
「一」~「四」
鳥獣楽土
章立て
「一」~「四」
登場人物
晋蔵(弁蔵の子)
谷文五郎(松平越中守の近習)
円山応瑞(一大画派を築いた円山応挙の息子)
日隠れ
章立て
「一」~「四」




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