直木賞のすべて
第18回
候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
小研究
大衆選考会
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ
Last Update[H26]2014/9/2

原田種夫
Harada Taneo
このページの情報は「芥川賞のすべて・のようなもの」内の「予選候補作家の群像 原田種夫」と同じものです。
生没年月日【注】 明治34年/1901年2月16日~平成1年/1989年8月15日
経歴 本名=原田種雄。福岡県福岡市生まれ。法政大学予科英文科中退。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第10回『改造』懸賞創作[選外佳作](昭和14年/1939年)「風塵」
  • |予選候補| 第10回芥川賞(昭和14年/1939年下期)「風塵」
  • 第1回九州文学賞[小説部門](昭和16年/1941年)「闘銭記」
  • |候補| 第18回直木賞(昭和18年/1943年下期)「家系」
  • |候補| 第30回直木賞(昭和28年/1953年下期)「南蛮絵師」
  • |候補| 第32回直木賞(昭和29年/1954年下期)「竹槍騒動異聞」
  • 勲五等双光旭日章(昭和48年/1973年)
  • 西日本文化賞(昭和48年/1973年)
  • 福岡市文化賞(昭和51年/1976年)
個人全集 『原田種夫全集』全5巻
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ふうじん
風塵」(『九州文學』昭和14年/1939年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「九州文學」  別表記表紙・目次・裏表紙 「九州文學」 奥付 「第二期九州文學」
巻号 第2巻 第11号/通14号  別表記11月号/第14册
印刷/発行年月日 印刷納本 昭和14年/1939年11月1日 発行 昭和14年/1939年11月5日
発行者等 発行兼編輯人 山田 弘 印刷人 兒玉敬治 印刷所 九州印刷株式会社(福岡市)
発行所 九州文學社(福岡市)
総ページ数 106 表記上の枚数 目次 140枚 基本の文字組
(1ページ当り)
54字
×22行
×1段
本文ページ 2~51
(計50頁)
測定枚数 145
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和16年/1941年☆月・東陽閣刊『風塵』
>>昭和58年/1983年6月・国書刊行会刊『原田種夫全集 第一巻』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
芥川賞 芥川賞 10回予選候補 一覧へ
候補者 原田種夫 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男45歳
3 「各々読ませるものを持っていて、(引用者中略)今一歩と云う感はあるが、皆々に読んでほしいと思った。」
久米正雄
男48歳
0  
室生犀星
男50歳
0  
小島政二郎
男46歳
0  
川端康成
男40歳
0  
佐佐木茂索
男45歳
0  
佐藤春夫
男47歳
10 「(引用者注:「風塵」と共に)宇野氏室生氏などの後塵を拝しているような亜流的作風にあきたらないものを覚えながらも腕達者に引かれて七八分どおりを読んだ。」「作者は取材から見ても気品なんぞは糞くらえと思っているかも知れないが作品の気品は取材とは自ら別なところにあるものであろう。」「当選圏内に入ったら読みのこしを読み直して再考するつもりであった。」
横光利一
男41歳
0  
宇野浩二
男48歳
30 「(引用者注:作中から一節を引用し)大言壮語というのはこの事を云うのである。」「一と言いえば『思いあがり』という事は、あらゆる場面に禁物であるが、文学の場合は、致命傷に近いのである。」「(引用者注:「人間競争」「肉体の秋」と共に)いうべき言葉を知らないから、読後の感想を書くことは止める。」
菊池寛
男51歳
   
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和15年/1940年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



直木賞 第18回候補  一覧へ

かけい ふちがみたかしし
家系―― 淵上喬氏へ」(『九州文學』昭和18年/1943年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「九州文學」
巻号 通巻 第60册  別表記11月号/通巻 第60号
作品名 別表記 目次・本文 「家系」
副題等 本文 「淵上喬氏へ」
印刷/発行年月日 印刷納本 昭和18年/1943年10月25日 発行 昭和18年/1943年11月1日
発行者等 発行兼編輯人 秋山六郎兵衛 印刷人 兒玉一 印刷所 九州印刷株式会社(福岡市) 大売捌元 日本出版配給株式会社
発行所 発行者 九州文學社(福岡市)
総ページ数 61 表記上の枚数 目次 90枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×22行
×2段
本文ページ 2~34
(計33頁)
測定枚数 92
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和58年/1983年6月・国書刊行会刊『原田種夫全集 第一巻』所収「家系――淵上毛銭に贈る――」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 原田種夫 男42歳
選考委員 評価 行数 評言
吉川英治
男51歳
0  
獅子文六
男50歳
0  
中野実
男42歳
0  
濱本浩
男52歳
9 「なかなかの努力作であるが、何となくちぐはぐな感じがする。」
井伏鱒二
男45歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年12月号再録(初出:『文藝春秋』昭和19年/1944年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
短篇
章立て
「一の章」~「八の章」「結びの章」
時代設定 場所設定
明治  熊本
登場人物
末広辰次郎(質屋、元・博徒、のち深水姓)
お由(辰次郎の妻)
辰吉(辰次郎の一人息子)




直木賞 第30回候補  一覧へ

なんばんえし
南蛮絵師」(『九州文學』昭和28年/1953年8月号~10月号)
媒体・作品情報
誌名 「九州文學」  別表記表紙 「九州文学」 扉・目次 「九州文學」 (3)奥付 「九州文學」 (1)(3)表紙・扉 「文藝册誌」併記
巻号 (1)第四期 第貮冊 (2)第四期 第参冊 (3)第四期 第四冊  別表記(1) (2)9月号 (3)10月号
作品名 別表記 「南蠻繪師」 (2)(3)目次 「続 南蠻繪師」 (2)本文 「続 南蠻繪師」
副題等 (1)目次 「第一部」 本文 「第壹部」「切支丹一揆余聞」 (2)目次 「第二部の壱」 本文 「第貮部の壹」 (3)目次 「第二部の二」 本文 「第貮部の貮」
印刷/発行年月日 (1)印刷 昭和28年/1953年7月25日 発行 昭和28年/1953年8月1日 (2)印刷 昭和28年/1953年8月25日 発行 昭和28年/1953年9月1日 (3)印刷 昭和28年/1953年9月25日 発行 昭和28年/1953年10月1日
発行者等 編集発行 原田種夫 印刷所 十全印刷株式会社(福岡市)
発行所 (1)(2)九州文学社(福岡市) (3)「九州文學」発行所(福岡市)
総ページ数 (1)62 (2)59 (3)58 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
(1)(2)29字
×26行
×2段
(3)26字
×26行
×2段
本文ページ (1)4~31 (2)44~59 (3)22~38
(計61頁)
測定枚数 215
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和58年/1983年6月・国書刊行会刊『原田種夫全集 第三巻』所収「南蛮絵師――切支丹一揆余聞」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 原田種夫 男52歳
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎
男54歳
0  
井伏鱒二
男55歳
0  
吉川英治
男61歳
12 「意図は壮なりといいたいが、もすこし目の細かい絹で文学的濾過を経なければ小説として読む味が訴えられて来ないではないか。」
小島政二郎
男59歳
2 「一番詰まらなかったのは、原田種夫君の「南蛮絵師」だった。」
木々高太郎
男56歳
5 「力作だが焦点がむすばれていない。」「僕は最初からおとした。」
永井龍男
男49歳
0  
大佛次郎
男56歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和29年/1954年4月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
中篇
章立て
「序の章」「壱の章」~「什陸の章」
時代設定 場所設定
江戸初期[寛永年間]  島原
登場人物
山田右衛門作(南蛮絵師、一揆軍の重職、有馬直純の元家臣)
赤星内膳(別名・宗帆、鍼医であり織田家の元家臣)
天草四郎時貞(切支丹、一揆軍の中心人物)




直木賞 第32回候補  一覧へ

たけやりそうどういぶん
竹槍騒動異聞」(『九州文學』昭和29年/1954年10月号)
媒体・作品情報
誌名 「九州文学」  別表記表紙・奥付 「九州文学」 扉・目次 「九州文學」
巻号 第四期 第2年 第9冊  別表記10月号
作品名 別表記 「竹槍動異聞」
印刷/発行年月日 印刷 昭和29年/1954年10月1日 発行 昭和29年/1954年10月5日
発行者等 編集発行人 原田種夫 印刷所 文林堂(福岡市)
発行所 九州文学社(福岡市)
総ページ数 56 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
29字
×26行
×2段
本文ページ 6~22
(計17頁)
測定枚数 58
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和33年/1958年9月・バツカス社『竹槍騒動異聞 博多小説集』所収
>>昭和58年/1983年6月・国書刊行会刊『原田種夫全集 第三巻』所収
>>昭和61年/1986年2月・叢文社刊『乱世梟商記』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 原田種夫 男53歳
選考委員 評価 行数 評言
井伏鱒二
男56歳
0  
村上元三
男44歳
7 「せっかくいい材料を扱いながら、構成が甘くなっている。」
永井龍男
男50歳
2 「「竹槍騒動異聞」の題材には、非常に羨望を感じた。」
木々高太郎
男57歳
9 「勿論前のものよりよろしく、地味に九州の伝説や事実にとり組むのは僕は賛成、ただし同じものを、どうであろうか、中央の商業雑誌へかくつもりで、書いてみたら」
小島政二郎
男60歳
0  
川口松太郎
男55歳
0  
吉川英治
男62歳
0  
大佛次郎
男57歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和30年/1955年4月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
短篇
章立て
「壱の章」~「陸の章」
時代設定 場所設定
明治  福岡
登場人物
吉浦善六(玉子焼屋、のち炭坑主)
芳江(善六の妻)
仁王の吉(博多の博奕打)
志野(善六の妾)
溝口清吉(小野組支店の搬送責任者)




ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像
選評の概要小研究大衆選考会マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ