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第39回
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Last Update[H26]2014/6/20

北川荘平
Kitagawa Sohei
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生没年月日【注】 昭和5年/1930年8月15日~平成18年/2006年7月8日
経歴 和歌山県伊都郡山田村生まれ。京都大学経済学部卒。大阪瓦斯に勤めるかたわら同人誌で創作を始める。昭和35年/1960年より『VIKING』同人。昭和38年/1963年~昭和44年/1969年には同誌編集人を務めた。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第39回直木賞(昭和33年/1958年上期)「水の壁」
  • |候補| 第39回芥川賞(昭和33年/1958年上期)「水の壁」
  • |候補| 第43回直木賞(昭和35年/1960年上期)「企業の伝説」
  • |候補| 第54回直木賞(昭和40年/1965年下期)「企業の過去帳」
  • |候補| 第55回直木賞(昭和41年/1966年上期)「白い塔」
備考
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直木賞 第39回候補  一覧へ

みず かべ
水の 壁」(『状況』創刊号[昭和33年/1958年6月])
媒体・作品情報
誌名 「状況」  別表記表紙題 「況」
巻号 第1巻  別表記創刊号
作品名 別表記 本文 ルビ有り「みず」「かべ」
印刷/発行年月日 発行 昭和33年/1958年6月1日
発行者等 編集者 北川荘平 印刷所 京都刑務所
発行所 「状況」同人会(大阪府豊中市)
総ページ数 70 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 3~42
(計40頁)
測定枚数 144
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『文學界』昭和33年/1958年8月号
>>『文藝春秋』昭和33年/1958年9月号
>>昭和33年/1958年10月・現代社刊『水の壁』
>>昭和34年/1959年☆月・現代社刊『水の壁』
>>昭和38年/1963年11月・圭文館刊『水の壁』所収
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候補者 北川荘平 男27歳
選考委員 評価 行数 評言
小島政二郎
男64歳
8 「文章もリズムを打って躍動していて、いかにもテーマ小説にふさわしい文体だ。」「第二作を期待する。」
源氏鶏太
男46歳
0  
木々高太郎
男61歳
7 「私の比較的同情を持ったものは「K7高地」(福本和也)と「水の壁」(北川荘平)の二本であった。」「これは引き出して大いに書かせたい。」
中山義秀
男57歳
0  
川口松太郎
男58歳
2 「選外作品では「水の壁」と「黄色い運河」が面白く、」
吉川英治
男65歳
7 「見送られたのは私にしても心残りだった。」「私たちに印象づけたこの人の才筆はさらに今日の惜みを想起させる二作にきっと接しうる気がしている。」
村上元三
男48歳
3 「面白い材料を扱っているとは思うが、次作が候補になってからでもいいと考えた。」
海音寺潮五郎
男56歳
19 「われわれは時々巨大な権力の理不尽な圧力に苦しめられ、闘うにも訴えるにも法がなく、切なさと憤りに歯ぎしりするより外ないことがある。(引用者中略)この作品はそれを取りあつかっている。心を打たれずにはいない。」
選評出典:『オール讀物』昭和33年/1958年10月号
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芥川賞 芥川賞 39回候補 一覧へ
候補者 北川荘平 男27歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男53歳
0  
川端康成
男59歳
0  
中村光夫
男47歳
3 「筆達者だが、人間の見方が神経が粗くて一面的にすぎ、通俗小説というほかありません。」
丹羽文雄
男53歳
0  
瀧井孝作
男64歳
6 「オリンピック派遣の水泳選手の候補選出に、情実のからむという話が主題で、(引用者中略)しかし、その事柄の方はぐっと端折って、小説らしい心持の方をもっと描き込むとよかったのだ。まともな律儀なところには、好意はもつけれど。」
佐藤春夫
男66歳
3 「好意の持てるものであったが同時に直木賞予選でもあり、直木賞の方が適当と思われたので割愛した。」
井伏鱒二
男60歳
3 「面白く読めるのでこれを補欠に推しました。」
舟橋聖一
男53歳
0  
永井龍男
男54歳
0  
井上靖
男51歳
2 「主題が単純で、読物の域を出ていなかった。」
宇野浩二
男66歳
18 「議論をかわした末に、(引用者中略)候補作品としても「未だし」として、落とした。」「すらすらと読め、感じも悪くない、が、この小説の主人公が、自分の事だけを考えて、他の人の事を殆んど全く頭に入れないように、作者が、主人公と全く同じ態度と考えで書いているので、せっかく骨を折りながら、失敗したのである。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和33年/1958年9月号)
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文量
中篇
章立て
「一」~「十」
時代設定 場所設定
昭和27年  W県[関西]~京都~東京~大阪など
登場人物
私(語り手、江崎、S高校水泳部監督)
石垣初子(私の教え子、ヘルシンキ・オリンピック女子水泳選手候補)
岩田(日本水上競技連盟理事長)
三上(私の旧友、二流新聞スポーツ記者)
鈴村(S高校嘱託校医)
校長(S高校校長)




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きぎょう でんせつ
企業の 伝説」(『VIKING』115号[昭和35年/1960年3月])
媒体・作品情報
誌名 「VIKING」  別表記表紙 「戸・東京 VIKING CLUB」併記
巻号 第115号/第14巻 第3号
作品名 別表記 目次 「企業の伝
印刷/発行年月日 印刷 昭和35年/1960年3月20日 発行 昭和35年/1960年3月30日
発行者等 編集人 坂本真三 発行人 田井立雄 印刷人 近藤貞三
発行所 VIKING CLUB(神戸市)
総ページ数 60 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 2~36
(計35頁)
測定枚数 129
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和36年/1961年5月・大和出版刊『企業の伝説』所収
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候補者 北川荘平 男29歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男48歳
11 「一種のサラリーマン小説であり、同じくサラリーマン小説を書く私が面白かったのだが、他の選者には面白くなかったようだ。」
小島政二郎
男66歳
0  
川口松太郎
男60歳
0  
木々高太郎
男63歳
0  
大佛次郎
男62歳
12 「ドライな面白さを勇ましく直木賞にしたく願った。」「材料の清鮮さである。他の材料を与えたらこの作家がどう書くか見たい。」
村上元三
男50歳
4 「材料が面白いのに、なんとも難解な文章で、やり切れない感じがした。」
吉川英治
男67歳
2 「私にはなぜか読みづらかった。」
海音寺潮五郎
男58歳
0  
中山義秀
男59歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和35年/1960年10月号
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文量
短篇
章立て
「1」~「13」
時代設定 場所設定
[昭和30年代初頭]  ある街
登場人物
私(語り手、矢野、R電器工業安全課員)
西沢(安全課長、元・小工場の労務課長)
沖(厚生課員、私の同期)
杉山(安全課の中老課員)




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きぎょう かこちょう
企業の 過去帳」(『VIKING』176号[昭和40年/1965年7月])
媒体・作品情報
誌名 「VIKING」  別表記表紙 「VIKING CLUB 神戸・東京」併記
巻号 第176号/第19巻 第7号
印刷/発行年月日 発行 昭和40年/1965年7月30日
発行者等 編集人 北川荘平 発行人 桑原 昭 印刷人 本 伍郎(神戸刑務所)(明石市)
発行所 (桑原昭方)(芦屋市)
総ページ数 74 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 2~19
(計18頁)
測定枚数 65
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候補者 北川荘平 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男68歳
0  
海音寺潮五郎
男64歳
0  
小島政二郎
男71歳
2 「最後がつまらない。」
源氏鶏太
男53歳
5 「今となってはサラリーマン小説の常識の線を走っているし、もう一つ、花を開いた感じをあたえて貰いたかった。」
村上元三
男55歳
0  
中山義秀
男65歳
0  
木々高太郎
男68歳
0  
松本清張
男56歳
0  
今日出海
男62歳
0  
川口松太郎
男66歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和41年/1966年4月号
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文量
短篇
章立て
「1」~「8」
時代設定 場所設定
同時代  ある街
登場人物
沖健三(R電器経理部主計課員)
阿曽鉄夫(R電器S支店の営業課員)
西沼(主計課長)
加納(経理部の情報屋)




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しろ とう
白い 塔」(『VIKING』182号[昭和41年/1966年1月])
媒体・作品情報
誌名 「VIKING」  別表記表紙 「VIKING CLUB 神戸・東京」併記
巻号 第182号/第20巻 第1号
印刷/発行年月日 発行 昭和41年/1966年1月30日
発行者等 編集人 北川荘平 発行人 桑原 昭 印刷人 本 伍郎(神戸刑務所)(明石市)
発行所 (桑原方)(芦屋市)
総ページ数 88 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 2~57
(計56頁)
測定枚数 201
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和56年/1981年9月・構想社刊『青い墓標』所収
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候補者 北川荘平 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎
男66歳
0  
海音寺潮五郎
男64歳
7 「技倆は十分な人だ。ダイナミックな筆はとりわけ珍重すべきものがある。」
村上元三
男56歳
3 「どこの会社にもよくありそうな材料で、新鮮さは感じない。」
大佛次郎
男68歳
0  
柴田錬三郎
男49歳
2 「労作であるが、魅力がない。」
水上勉
男47歳
0  
松本清張
男56歳
0  
源氏鶏太
男54歳
7 「その克明な描き方といい、いろいろの人間像の描き方といい、前回の候補作「企業の過去帳」よりもいちだんとスケールが大きくなっている。」
中山義秀
男65歳
4 「それぞれの面白さを発揮しているが、感銘はなかった。」
今日出海
男62歳
9 「面白く読んだ。」「器用な作家ではない。一途になりすぎて立体感に乏しいが、社会的な素材に正面から取り組む力を持った作家だ。」
選評出典:『オール讀物』昭和41年/1966年10月号
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文量
中篇
章立て
「1」~「16」
時代設定 場所設定
昭和20年代後半  東京~北海道~多久間(天竜川)
登場人物
私(語り手、恒見渉、電源開発公社土木担当理事の水力技師、旧帝国開発電出身)
高間達造(電源開発公社総裁、関西財界の事業家)
山崎謙之介(電源開発公社資材部長、元・組合電産委員長から政界入り)
山村(東京経済新聞記者)




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