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第72回
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Last Update[H26]2014/6/20

小林久三
Kobayashi Kyuzo
生没年月日【注】 昭和10年/1935年11月15日~平成18年/2006年9月1日
経歴 旧筆名=冬木鋭介。茨城県古河市生まれ。東北大学文学部卒。松竹大船撮影所助監督、映画プロデューサーを務める。「暗黒告知」が江戸川乱歩賞受賞。
受賞歴・候補歴
処女作 「零号試写室」(昭和45年/1970年)
サイト内リンク 小研究-ミステリーと直木賞
備考
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直木賞 第72回候補  一覧へ

あんこくこくち
暗黒告知』(昭和49年/1974年9月・講談社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和49年/1974年9月12日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 昭和49年/1974年11月4日(第2刷)
発行者等 発行者 野間省一 印刷所 豊国印刷株式会社 製本所 藤沢製本株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 辰巳四郎
総ページ数 323 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
46字
×20行
×1段
本文ページ 5~321
(計317頁)
測定枚数 655
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書誌
>>書下ろし(第20回江戸川乱歩賞応募作)
>>昭和51年/1976年☆月・講談社/ロマン・ブックス『暗黒告知』
>>昭和52年/1977年9月・講談社/講談社文庫『暗黒告知』
>>平成12年/2000年9月・講談社/講談社文庫『江戸川乱歩賞全集9 アルキメデスは手を汚さない/暗黒告知』所収
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候補者 小林久三 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
松本清張
男65歳
6 「残念ながら支持者が少なかった。乱歩賞との距離がここにあるが、将来、両賞との質的接近が推理作家に(木々高太郎のごとく)一つの課題であろう。」
石坂洋次郎
男74歳
5 「それぞれいま一と息といった作品」
司馬遼太郎
男51歳
0  
源氏鶏太
男62歳
6 「足尾銅山事件の田中正造のことが巧みにバックに描かれている。しかし、推理小説としては第一級品といえないような気が今もしている。」
水上勉
男55歳
0  
今日出海
男71歳
0  
村上元三
男64歳
5 「田中正造が登場するだけに、そのほうの興味で読んだ。推理小説としても、出来のいいほうではない。」
川口松太郎
男75歳
0  
柴田錬三郎
男57歳
4 「(引用者注:「アトラス伝説」よりも)小説をつくる資質があると、私はみた。」
選評出典:『オール讀物』昭和50年/1975年4月号
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文量
長篇
章立て
「第一章 死の川の怨嗟――明治四十年四月一日」「第二章 獅子の推理――明治四十年四月二日」「第三章 『川俣橋事件』の謎――明治四十年四月十五日」「第四章 闇の沼に消えた――明治四十年四月二十五日」「第五章 死の連環――明治四十年四月二十六日」「第六章 手型の意匠」「第七章 闇の呼ぶ声――明治四十年四月二十七日」「第八章 白骨の荒野――明治四十年六月二十九日―七月十五日」「第九章 暗黒告知――明治四十一年六月二十九日」「第十章 獅子は荒野に眠る――大正十年十二月三日」
時代設定 場所設定
明治末期~大正  栃木県谷中村~古賀~東京など
登場人物
藤田省三(地方紙の記者兼経営者)
岸本吟一(藤田の友人、文学青年)
田中正造(元代議士、足尾鉱毒事件被害者側の中心的人物)
黒木(警部を名乗る官憲)
小山民蔵(早稲田大学生)
勝野銀之助(官憲に寝返った谷中村民)
関(巡査部長)
およう(谷中村の若い娘)




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かたむ はし
傾いた 橋」(『野性時代』昭和59年/1984年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「野性時代」  別表記表紙 「YASEI JIDAI」併記 奥付 「総合文芸誌」併記
巻号 第11巻 第3号  別表記3月号
印刷/発行年月日 発行 昭和59年/1984年3月1日
発行者等 編集人 渡辺 豊 発行人 角川春樹 印刷所 大日本印刷株式会社 タイポグラフィ 株式会社オフ・デザイン 製本所 株式会社宮田製本所
発行所 株式会社角川書店(東京都)
装幀/装画等 イラストレーション 笠松 遊
総ページ数 560 表記上の枚数 表紙・目次 560枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×32行
×3段
本文ページ 420~526
(計107頁)
測定枚数 581
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書誌
>>昭和59年/1984年7月・角川書店/カドカワノベルズ『傾いた橋』
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候補者 小林久三 男48歳
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳
男57歳
0  
池波正太郎
男61歳
0  
水上勉
男65歳
0  
源氏鶏太
男72歳
4 「(引用者注:受賞二作の)次に面白かったのは、小林久三氏の「傾いた橋」であるが、残念ながら他の委員の賛同を得ることが出来なかった。」
井上ひさし
男49歳
6 「文章意識がきわめて過剰です。こけおどかしの、力み返った文章が、かえって読者を物語から遠ざけてしまいました。」
渡辺淳一
男50歳
0  
五木寛之
男51歳
0  
黒岩重吾
男60歳
0  
村上元三
男74歳
6 「橋がテーマなのに、その橋が作者のねらったほどは生きていない。これだけの題材を、こんなに長い枚数で書く必要があったろうか。しかも、読みにくい。」
選評出典:『オール讀物』昭和59年/1984年10月号
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文量
長篇
章立て
「第一章 長い橋」「第二章 東城電器商殺人事件」「第三章 再会のとき」「第四章 白い沈黙」「第五章 わたしは死んだ」「第六章 はじめての旅」「第七章 夏の幻花」「第八章 石の微笑」「第九章 わが真実のとき」「第十章 終わりの秋」
時代設定 場所設定
同時代~昭和37年  I県(東北)
登場人物
中谷道子(水天島の主婦、旧姓山上)
松崎元也(弁護士、道子の高校時代の恋人)
山口トシ(東城電器商殺人事件で受刑、冤罪を訴え続ける)
杉江和彦(暴力団員、道子のかつての同棲相手、東城電器商殺人事件の容疑者)
中谷宗一(道子の夫、遠洋漁業の漁師)
中谷明宏(宗一の息子、高校生)
高木雪江(水天島の住人、東京生まれ)




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