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第90回
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Last Update[H26]2014/6/20

樋口修吉
Higuchi Shukichi
生没年月日【注】 昭和13年/1938年3月2日~平成13年/2001年10月4日
経歴 本名=黄田康嗣。福岡県福岡市生まれ。慶応義塾大学文学部卒、慶応義塾大学法学部卒。三井物産に勤務。退職後、世界各地を放浪。「ジェームス山の李蘭」が小説現代新人賞を受賞して作家に。
受賞歴・候補歴
  • 第36回小説現代新人賞(昭和56年/1981年上期)「ジェームス山の李蘭」
  • |候補| 第90回直木賞(昭和58年/1983年下期)『ジェームス山の李蘭』
  • |候補| 第92回直木賞(昭和59年/1984年下期)『アバターの島』
処女作 「ジェームス山の李蘭」(『小説現代』昭和56年/1981年6月号)
備考
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やま りらん
『ジェームス 山の 李蘭』(昭和58年/1983年9月・講談社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和58年/1983年9月20日(第1刷)
発行者等 発行者 加藤勝久 印刷所 豊国印刷株式会社 製本所 大製株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 水田秀穂
総ページ数 250 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×19行
×1段
本文ページ 5~250
(計246頁)
測定枚数 457
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書誌
>>初出『小説現代』昭和56年/1981年6月号「ジェームス山の李蘭」、昭和56年/1981年9月号「山手鷺山ブルース」を第三章、第四章として全面的加筆訂正
>>昭和63年/1988年4月・講談社/講談社文庫『ジェームス山の李蘭』
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候補者 樋口修吉 男45歳
選考委員 評価 行数 評言
池波正太郎
男60歳
0  
源氏鶏太
男71歳
5 「前半が面白く、後半になるとそれが落ちた。」
村上元三
男73歳
5 「面白い材料なのに、手を拡げすぎて、何を書きたかったのか、読後感が散漫になった。才筆なのに、惜しい。」
五木寛之
男51歳
4 「クセの強さが魅力である。次作を期待したい。」
水上勉
男64歳
0  
山口瞳
男57歳
5 「間のいい文章を書く人だ。今度の作品は、どの人物も同じ調子で喋るのが気になるのと、結末がよくわからぬという致命的な難があった。」
井上ひさし
男49歳
10 「文章によって読者の想像をかき立たせる力がある。ただし推理小説を予想させるプロローグは誤算だったのではないか。内容は痛快な青春悪漢小説と大人の純愛小説なので、プロローグで刷り込まれた期待は、ついに永遠に宙吊りになったままである。」
選評出典:『オール讀物』昭和59年/1984年4月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ」「第一章 前奏曲」「第二章 極道志願」「第三章 山手鷺山ブルース」「第四章 ジェームス山の李蘭」「エピローグ」
時代設定 場所設定
昭和20年代~同時代  神奈川県横浜~東京~兵庫県神戸など
登場人物
八坂葉介(生来のジゴロ、米軍人のハウス・ボーイからクラブ経営者へ)
李蘭(葉介の神戸での同棲相手、本名・洪李蘭)
ポール・マキウチ(日系アメリカ人、米陸軍少佐、葉介の主人)
ヘンリー・ゲルケン(米陸軍軍曹、ポールの親友)
池田(横浜の極道者)
赤羽マーシャ(葉介の同級生)




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しま
『アバターの 島』(昭和59年/1984年10月・講談社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和59年/1984年10月8日(第1刷)
発行者等 発行者 加藤勝久 印刷所 豊国印刷株式会社 製本所 大製株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 北村 治
総ページ数 228 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×19行
×1段
本文ページ 5~228
(計224頁)
測定枚数 416
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書誌
>>初出『小説現代』昭和59年/1984年6月号、7月号
>>昭和63年/1988年8月・講談社/講談社文庫『アバターの島』
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候補者 樋口修吉 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳
男58歳
0  
池波正太郎
男61歳
0  
渡辺淳一
男51歳
0  
井上ひさし
男50歳
0  
源氏鶏太
男72歳
0  
水上勉
男65歳
0  
黒岩重吾
男60歳
5 「人間の匂いが稀薄である。作者は主人公を、余りにも恰好良く、都合良く動かし過ぎている。」
村上元三
男74歳
9 「面白いという点では今回の作品のうち抜群だと思ったが、前半と後半とで分裂している。」
五木寛之
男52歳
8 「今様「めりけん・じゃっぷ」ものとして独自の魅力はあるが、作者が面白がっているほど読者には興味の持てない部分が多く、もう少し自分の書くものを突き放して眺める必要がありそうな気がした。」
選評出典:『オール讀物』昭和60年/1985年4月号
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文量
長篇
章立て
「第一章 カシムの酒場」「第二章 アバター号」「第三章 ベインブリッジ島」「第四章 モイラ・オレンドルフ」
時代設定 場所設定
1975年  アメリカ・ニューヨーク~シアトル
登場人物
笠尾俊夫(広島出身のギタリスト)
モイラ・オレンドルフ(スウェーデン人の彫金師)
ビル・クラーク(陶芸家)
アキコ・ドノヴァン(富豪の夫人)
島崎(ニューヨーク在の中年男、競馬狂)
樫村四郎(通称カシム、カジノバー支配人)
アバター(サラブレット)




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