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第92回
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Last Update[H29]2017/2/1

島田荘司
Shimada Soji
生没年月日【注】 昭和23年/1948年10月12日~
経歴 広島県福山市昭和町生まれ。武蔵野美術大学商業美術デザイン科卒。「占星術殺人事件」(原題「占星術のマジック」)が江戸川乱歩賞候補作になり作家デビュー。ミステリーに「新本格派」のジャンルを切り開いた第一人者。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第26回江戸川乱歩賞(昭和55年/1980年)「占星術のマジック」
  • |候補| 第92回直木賞(昭和59年/1984年下期)『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
  • |候補| 第6回吉川英治文学新人賞(昭和59年/1984年度)『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
  • |候補| 第38回日本推理作家協会賞[長編部門](昭和60年/1985年)『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
  • |候補| 第94回直木賞(昭和60年/1985年下期)『夏、19歳の肖像』
  • |候補| 第42回日本推理作家協会賞[長編部門](平成1年/1989年)『異邦の騎士』『切り裂きジャック・百年の孤独』
  • |候補辞退| 第43回日本推理作家協会賞[長編部門](平成2年/1990年)『奇想、天を動かす』
  • |候補辞退| 第44回日本推理作家協会賞[長編部門](平成3年/1991年)『暗闇坂の人喰いの木』
  • |候補辞退| 第45回日本推理作家協会賞[長編部門](平成4年/1992年)『水晶のピラミッド』
  • |候補| 第6回本格ミステリ大賞[小説部門](平成18年/2006年)『摩天楼の怪人』
  • 第12回日本ミステリー文学大賞(平成20年/2008年)
  • |候補| 第10回本格ミステリ大賞[評論・研究部門](平成22年/2010年)《アジア本格リーグ》出版企画
  • |候補| 第11回本格ミステリ大賞[小説部門](平成23年/2011年)『写楽 閉じた国の幻』
  • 第1回神奈川本大賞(平成26年/2014年)『異邦の騎士』(改訂完全版)
  • 第73回中国文化賞(平成28年/2016年)
  • |候補| 第2回吉川英治文庫賞(平成28年/2016年度)《名探偵・御手洗潔》シリーズ
処女作 『占星術殺人事件』(昭和56年/1981年12月・講談社刊)
サイト内リンク 小研究-ミステリーと直木賞
備考
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直木賞 第92回候補  一覧へ

そうせき ロンドン さつじんじけん
漱石と 倫敦ミイラ 殺人事件』(昭和59年/1984年9月・集英社刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背・扉・奥付 ルビ有り「ロンドン」
印刷/発行年月日 発行 昭和59年/1984年9月25日(第1刷)
発行者等 発行者 堀内末男 印刷所 中央精版印刷株式会社
発行所 株式会社集英社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装丁 日暮修一 見出し 岡 邦彦
総ページ数 240 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
45字
×18行
×1段
本文ページ 4~237
(計234頁)
測定枚数 422
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書誌
>>書下ろし
>>昭和62年/1987年10月・集英社/集英社文庫『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
>>平成6年/1994年2月・光文社/光文社文庫『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
>>平成20年/2008年1月・南雲堂刊『島田荘司全集2』所収
>>平成21年/2009年3月・光文社/光文社文庫『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』[完全改訂総ルビ版]
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候補者 島田荘司 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳
男58歳
48 「「いつか機会があったら、もう一度読み返してみたい」という気持になったのは、島田荘司の「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」だけだった。」「小説は、わくわくしながら読む、知的昂奮に駆られるということがなければ存在価値がないが、その両方を満足させられた。」「いや、それよりも、島田さんの格調の高い文章に、ほとんど感動した。」「しかるに、選考委員会では、支持者は私一人で、少なからぬショックを受けた。」
池波正太郎
男61歳
0  
渡辺淳一
男51歳
8 「頭で書かれた小説の最たるものだが、荒唐無稽のお遊びとは知りながら、このペダンティックな冗長さは底が浅すぎる。これが直木賞候補では、作者に少し酷ではないか。」
井上ひさし
男50歳
19 「趣向のみごとさについてはぜひ一言しるしておかなければならない。」「大風呂敷もここまで大きくひろげることができれば立派な芸だ。ただし作品の末尾あたりで、島田漱石が史実にそむく行動をしてしまうのは惜しい。」
源氏鶏太
男72歳
7 「得票がすくなかったにもかかわらず、山口委員の強硬な推挙があった」
水上勉
男65歳
0  
黒岩重吾
男60歳
0  
村上元三
男74歳
3 「才能を買うが、思いつきだけに終っている。」
五木寛之
男52歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和60年/1985年4月号
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 6回候補 一覧へ
候補者 島田荘司 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男50歳
4 「知的な大法螺(これは褒め言葉)を吹く。」「船戸作品と島田作品とをわたしは推した」
尾崎秀樹
男56歳
0  
佐野洋
男56歳
0  
野坂昭如
男54歳
0  
半村良
男51歳
0  
選評出典:『群像』昭和60年/1985年5月号
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文量
長篇
章立て
「一」「2」「三」「4」「五」「6」「七」「8」「九」「10」「十一」「12」「十三」
時代設定 場所設定
1900年[明治33年/1900年]  ロンドン
登場人物
夏目金之助(筆名・漱石、倫敦留学者)
シャーロック・ホームズ(私立探偵)
ワトソン(医者)
メアリー・リンキイ(金満家の未亡人)
キングスレイ・ホプキンス(メアリーの弟)
ジョニー・ブリッグストン(尋ね人探し業)




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なつ さい しょうぞう
夏、19 歳の 肖像』(昭和60年/1985年10月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和60年/1985年10月20日(第1刷)
発行者等 発行者 西永達夫 印刷 共同印刷 製本所 加藤製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 小林宰士
総ページ数 222 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
42字
×17行
×1段
本文ページ 5~222
(計218頁)
測定枚数 356
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書誌
>>初出『オール讀物』昭和60年/1985年7月号「夏、19歳の勲章」
>>昭和63年/1988年6月・文藝春秋/文春文庫『夏、19歳の肖像』
>>平成17年/2005年5月・文藝春秋/文春文庫『夏、19歳の肖像』[新装版](全面改稿)
>>平成22年/2010年12月・南雲堂刊『島田荘司全集4』所収
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候補者 島田荘司 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳
男59歳
15 「何よりも軽快で乾いた文章がいい。」「今回は自らの律儀さに転んだ。熱海のボスの別荘に殴りこみをかける(それが読者サービス)のは不必要で、それなくしても青春小説として読めた。」
池波正太郎
男62歳
0  
村上元三
男75歳
5 「「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」の作者が「夏、19歳の肖像」のような作品を書いた変身ぶりにはおどろいた。こんどは、どう変身するのだろうか。」
藤沢周平
男58歳
3 「青春の恋愛感情をナイーブに描き出したものの、ミステリイ部分が粗雑」
井上ひさし
男51歳
10 「抒情あふれる回顧調の導入部に、恋が、そして謎がするりと入り込んでくるあたりのテンポはみごとである。後半の展開が安手のテレビドラマじみてくるのが惜しい。」
黒岩重吾
男61歳
0  
五木寛之
男53歳
0  
陳舜臣
男61歳
11 「はじめから物語の展開がほぼ予想できたが、主人公の若さが最後まで魅力を失わなかった。」「設定がヒッチコックの「裏窓」に似ていることなどが減点法の好餌となったのは残念である。」
渡辺淳一
男52歳
6 「前作と見違えるように、青春のある熱気のようなものが迫ってきて心を惹かれた。だが小説としての完成度においては一段劣る。」
選評出典:『オール讀物』昭和61年/1986年4月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ」「第一章 病院の窓から」「第二章 尾行」「第三章 告白」「第四章 海」「第五章 偶像の肖像」「エピローグ」
時代設定 場所設定
1970年代  東京~鎌倉
登場人物
私(語り手、バイク好きの大学生)
小池理津子(女子大生)




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