当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
『作品』 ●刊行期間:昭和29年/1954年12月~昭和31年/1956年10月(2年) ●直木賞との主な関わり: 鬼生田貞雄(候補1回 第33回:昭和30年/1955年上半期)  『作品』。……という、何のひねりもない堂々たる名前をもつ雑誌は、歴史上いくつもあったと思いますが、直木賞史に登場する『作品』は、ただひとつ。昭和27年/1952年に創刊された『現象』という同人誌が、なぜか2年弱だけ『作...
『日通文学』 ●刊行期間:昭和23年/1948年6月~平成18年/2006年12月(58年) ●直木賞との主な関わり: 片山昌造(候補1回 第34回:昭和30年/1955年下半期)  不思議な審美眼をもつ男こと、木々高太郎さんは、選評のうえでも数かずの名ゼリフを残しましたが、その忘れがたい選考基準の一つに、「戦争(を回顧する)モノは採らない」というのがあります。  昭和24年/1949年に直木賞が...
『午後』 ●刊行期間:昭和36年/1961年2月~昭和51年/1976年10月(15年) ●直木賞との主な関わり: 古川薫(候補2回 第53回:昭和40年/1965年上半期~第70回:昭和48年/1973年下半期) ※のちに通算10回目の候補で受賞  その昔、直木三十五さんがまだ三十五と名乗っていなかったころ、文壇のゴシップを勝手きままに書き殴り、一部で大評判となった、と言われています。作家や評論...
『早稲田文学』(第三次) ●刊行期間:昭和9年/1934年~昭和24年/1949年(15年) ●直木賞との主な関わり: 佐藤善一(候補1回 第20回:昭和19年/1944年下半期)  まだ出たばかりの新刊、小谷野敦さんの『純文学とは何か』(平成29年/2017年11月・中央公論新社/中公新書ラクレ)を読んでいて、思わずひざを打つ思い、と言いますか、こういうかたちで直木賞のことを、折りに触れて書けて...
『花』(第一次) ●刊行期間:昭和33年/1958年~昭和45年/1970年(12年) ●直木賞との主な関わり: 葉山修平(候補1回 第43回:昭和35年/1960年上半期)  何か月か前、『文芸日本』のことを取り上げました。1950年代、榊山潤さんが親分となって、尾崎秀樹さんが編集実務を切り盛りしていた雑誌ですが、第43回(昭和35年/1960年・上半期)直木賞候補のなかに名を見せる同人誌『花』...