当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
警視庁保安課は十七日までに神奈川県鎌倉市二階堂二四七作家清水正二郎(四一)をワイセツ文書販売、同目的所持の疑いで取調べ、出版関係者五人とともに書類送検した。これと同時に十七日までに(中略)去る三月から清水が書いた六十二種の単行本のうち、四十五種計四万一千冊余を押収した。 ――昭和40年/1965年12月18日『朝日新聞』夕刊「清水正二郎ら書類送検 ワイセツ文書販売など」より  他人に対する憎悪と怨...
有閑不善のバチルス麻雀賭博は先に久米正雄、里見弴氏等一流文士の大檢擧により同好者を戰慄せしめ一時その病根を絶やしたかと思はれたが、(中略)十六日午前五時を期し浦川捜査課長、田多羅係長、渡邊警部補以下卅名の刑事隊を動員し文字通り疾風的に關係者の寢込みを襲ひ、更に同日午後も引續き檢擧洩れの關係者を追窮して徹底的大檢擧を行つた、 (中略) 更に驚くべきことにはこの麻雀の一群は、同好の士の訃に接するやその...
 直木賞とは何でしょう。文学賞の一種です。当たり前ですね。すみません。  ところで、文学賞とは何なのでしょう。言うまでもなく「賞」のひとつなんですが、これまで人類が何千年、何万年と歩みながら、おのずと築いてきた社会組織という枠組みのなかで、時代や環境に応じてさまざまにルールをつくり、または破壊したりと、紆余曲折、試行錯誤するところに「賞」という様式が発生、そこから分かれ分かれて発展した枝葉のうちの...
『全逓文学』 ●刊行期間:昭和34年/1959年11月~平成21年/2009年5月(50年) ●直木賞との主な関わり: 各務秀雄(候補1回 第46回:昭和36年/1961年下半期) ●参考リンク:『文學界』同人雑誌評で取り上げられた『全逓文学』掲載作一覧  直木賞のありようは、さすがにどんな角度から見ても面白いんですが、いっぽう同人誌文化というものも、一度本気で足を踏み入れたら二度と帰ってこられな...
『近代説話』 ●刊行期間:昭和32年/1957年5月~昭和38年/1963年5月(6年) ●直木賞との主な関わり: 寺内大吉(受賞 第44回:昭和35年/1960年下半期) 伊藤桂一(候補1回→受賞 第33回:昭和30年/1955年上半期~第46回:昭和36年/1961年下半期) ※ただし第33回は別名義で別の媒体に発表した作品での候補 ●参考リンク:『文學界』同人雑誌評で取り上げられた『近代説話...