当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
 来月に決まる第161回(平成31年・令和1年/2019年・上半期)直木賞では、候補者全員が女性になった、と先日発表されました。  「作家が女性か男性かなんて関係ないじゃないか、そんなことで話題にするマスコミ、クソ」というような意見が、早くもそこかしこで飛び交っています。とりあえず世間が盛り上がっていることには何か文句をつけておきたい、という病気を患った人たちが、こんなふうにたくさんいるおかげで...
 第10回(昭和14年/1939年・下半期)の直木賞は、芥川賞の選考委員が正式に(もしくは試しに)直木賞のほうにも混ざって選考する、という驚愕の制度がとられた、歴史的にも重要な回です。  ざっくり言ってしまうと、直木賞の委員たちはだいたいみんなヤル気が低く、こんなんじゃ駄目だ、と小島政二郎さんが吠えたところから話が転がり、「大衆文芸の作家が純文学の賞を決めるのであれば確実に異論が出るが、その逆な...
 いまから15年前、平成16年/2004年は文学賞の当たり年と言われています。  1月15日に選考会が開かれた第130回芥川賞(平成15年/2003年下半期)では、20歳前後の女性作家が3人も候補に挙がっていたことで話題が過熱。しかも結果的に19歳と20歳の二人が同時に受賞したものですから大変なにぎわいで、文芸関係の雑誌だけじゃなく、テレビからウェブ記事から、社会現象を扱う多くのメディアに取り上...
 沈みゆく巨艦、と直木賞が言われはじめて、もう何年たつのでしょうか。もしかして言われていないかもしれませんが、出版市場の規模縮小は止まりません。そんななかで「昔ながらの古くさい仕組みでよくやっているよ」と今後も言われつづけることがほぼ決定している、歴史的な遺物、直木三十五賞。この賞があまりに面白いせいで、ブログを書くのがやめられず、この5月で13年目を迎えました。  13年間、毎週直木賞のことを考...
妻に暴力をふるったとして傷害容疑で逮捕された作家の冲方丁(引用者中略)さん(38)について、東京地検は15日、不起訴処分にしたと発表した。地検は処分理由について「夫婦間で問題は解決されており、妻も処罰を望んでいないため」と説明している。 ――『朝日新聞』平成27年/2015年10月16日「冲方丁さん、不起訴処分に」より  昨年平成30年/2018年の6月から始めた「犯罪でたどる直木賞史」の...