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Last Update[H26]2014/2/3

西村健 Nishimura Ken
生没年月日 昭和40年/1965年~
経歴 福岡県福岡市生まれ。東京大学工学部卒。
労働省からフリーライターを経て、平成8年/1996年に『ビンゴ』で作家デビュー。
受賞歴・候補歴



そこ
地の 底のヤマ』(平成23年/2011年12月・講談社刊)
書誌
>>平成26年/2014年11月・講談社/講談社文庫『地の底のヤマ』(上)(下)
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候補者 西村健 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男60歳
8 「作者も読者も、どっぷりと物語の世界に浸る。それは最も大切な小説の価値だと思う。これだけの大作であるから瑕瑾を論えばきりはないが、堂々たる長篇小説の呼吸をしているので、さほど気にはならなかった。」
伊集院静
男62歳
43 「作品の背景、舞台となった三井三池炭鉱の闘争は戦後の日本の労働闘争の要の事件であり、それは日本の民主主義の在り方を問うものだった。」「一人の警察官の半生を通して、あの闘争と、あの町が、そこに暮らしていた人々に何をもたらしたかを実に丁寧に描いている。作中登場する人々が洩らす一言一言が、昨日の出来事であったのではと思わせる筆力は、これはもう執念と才気のなし得たものとしか言いようがない。」
大沢在昌
男55歳
13 「作家には、ときとしてそれを書かなければ次へと進めないというテーマがある。西村健さんにとってこの作品はまさにそういうものであった。自らを削って書いたにちがいないと私は感じた。」「(引用者注:「ジェノサイド」と共に)受賞作として推した。」
高橋克彦
男64歳
12 「なぜミステリー仕立てにしなければならないかと首を傾げた。事件の一つ一つが小さく、しかも解決にはたいがい偶然がからむ。それでもこの大作を飽きずに読ませる力は尋常ではない。」「なにより腹の底から絞り出すような悲痛な叫び。人間模様の見事な書き分け。この作品こそ、書かねばならない物語、と感じた。」
宮部みゆき
女51歳
38 「実は私のイチ押しの作品ではありません。」「『地の底のヤマ』が強かったのは、作者の西村さんが愚直に真摯にご自分の血のなかに眠っている言葉に耳を傾け、それを文章にしてゆく作業に迷いを持たなかったからでしょう。私は小説や映画の技法論が大好きで、自分でもいろいろと試みますが、『ヤマ』の力強い正面突破には、どんな観念も理屈もかないません。」
選評出典:『小説現代』平成24年/2012年5月号
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