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Last Update[H29]2017/6/4

葉真中顕 Hamanaka Aki
生没年月日 昭和51年/1976年~
経歴 東京都生まれ。
平成21年/2009年に第1回角川学芸児童文学賞優秀賞を受賞、
ライターなどを経て平成24年/2012年に第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。
受賞歴・候補歴



ぜっきょう
絶叫』(平成26年/2014年10月・光文社刊)
書誌
>>書下ろし
>>平成29年/2017年3月・光文社/光文社文庫『絶叫』
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 36回候補 一覧へ
候補者 葉真中顕 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
伊集院静
男65歳
5 「その才能と物語を押し進める力量に感心した。ただ主人公の他人称の語りと最終章で急ぎすぎたのが物語の重みを失なわせた気がする。」
大沢在昌
男58歳
8 「この作者の二作目のミステリ作品であることを考えると、驚くべき完成度をもっている。が一方で、ヒロインも含め、登場人物に魅力が薄いせいか、物語に入りこめないもどかしさがあった。」
恩田陸
女50歳
13 「私の勘であるが、たぶんこの人の武器であり、実際作者自身「キャッチーなものを書いている」と思っているところが両刃の剣となるような気がする。特に昨今、タイムリーなテーマはすぐに古くなる。うんと先回りするか、独自の視点を加えていかないと、三面記事的な興味でしか読まれなくなるので、このジャンルは今最も難しい。」
京極夏彦
男51歳
14 「様々な理由から採用されたと思しき二人称というスタイルは、ミステリ的な結構を保つためには必要な手続きではあるのだけれど、暗部を体現したような視点人物と読者との間に一定以上の距離を作ってしまうというリスクも持っている。」
高橋克彦
男67歳
0  
選評出典:『小説現代』平成27年/2015年5月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ」「第1部」(「1」~「7」)「第2部」(「8」~「16」)「第3部」(「17」~「30」)「エピローグ」
時代設定 場所設定
同時代~1973年  東京~Q県三美市~金沢~札幌など
登場人物
鈴木陽子(三美市生まれの女)
奥貫綾乃(国分寺警察署の刑事、離婚経験者)
鈴木妙子(陽子の母親)
鈴木純(陽子の弟)
芳賀(新和生命の府中支部長)
樹里(デリヘル「人妻逢瀬」の風俗嬢)
河瀬幹男(ホスト、源氏名「レイジ」)
神代武(NPO法人「カインド・ネット」代表理事)
八木徳夫(無職、生活保護受給者)




『コクーン』(平成28年/2016年10月・光文社刊)
他文学賞 吉川英治文学新人賞 38回候補 一覧へ
候補者 葉真中顕 男41歳
選考委員 評価 行数 評言
伊集院静
男67歳
6 「時間軸の移行が作品のテーマをまぎらわしていて、読み手がどのシーンに思いを入れていいのか、私には苦しかった。」
大沢在昌
男60歳
13 「紗のような薄い生地ごしに物語を読んでいるもどかしさがつきまとった。これはおそらく、第一章の語り手に心の平衡を失った人物をすえてしまったのが理由だ。」「オウム事件で得た着想を、社会福祉の問題点と表層的にからめただけという印象しか残らない。」
恩田陸
女52歳
13 「「胡蝶の夢」をモチーフとしてパラレルワールドを描いたものだということはすぐに分かるのだが、改変された世界と元の世界の差異がほとんどなく、何を狙っているのかとうとう理解できなかった。何より気になったのは、著者が「みんなが知っていること」しか書いていないことだった。」
京極夏彦
男53歳
21 「作者は幅広いジャンルで健筆を振るうテクニシャンであり、各話の短篇小説としての完成度は申し分ないように思う。ただ、章を繋ぐために用意された寓話的趣向や現実とリンクさせるためのSF的趣向は果たして必要だったのだろうか。」
高橋克彦
男69歳
0  
選評出典:『小説現代』平成29年/2017年5月号
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