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Last Update[H27]2015/4/14

橋本紡 Hashimoto Tsumugu
生没年月日 昭和42年/1967年~
経歴 三重県伊勢市生まれ。大学中退後、アルバイト生活を送りながら作家をめざし、
平成9年/1997年電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞しデビュー。
受賞歴・候補歴



はし
橋をめぐる―いつかのきみへ、いつかのぼくへ』
(平成20年/2008年12月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成23年/2011年7月・文藝春秋/文春文庫『いつかのきみへ』
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収録作品
「清洲橋」「亥之堀橋」「大富橋」「八幡橋」「まつぼっくり橋」「永代橋」
 
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大衆選考会 140回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
1 平成21年/2009年1月4日 なし(同時推薦=>明川哲也池上永一伊坂幸太郎恩田陸海堂尊梶よう子北島行徳笹本稜平恒川光太郎天童荒太馳星周畠中恵火坂雅志本多孝好三田完山本幸久
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『もうすぐ』(平成21年/2009年3月・新潮社刊)
書誌
>>平成23年/2011年11月・新潮社/新潮文庫『もうすぐ』
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他文学賞 山本周五郎賞 22回候補 一覧へ
候補者 橋本紡 男41歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男57歳
44 「なにゆえ男性が女性の視点で小説を書かねばならぬのか、という哲学的問題はさておくとして、実は私にも経験はあるのだが、この手法はすこぶる難しい。たいしたもの、とほめたたえる理由はそれである。」「さりとて文学的評価は別物であろう。(引用者中略)たぶん仕事ぶりも速いのであろう、取材をしながら資料を読みながら、思いついた事柄をさほど選別せずにさっさと書いてしまっているように思える。」「小説とは何か、という根本的命題を、少くともこの作品については作者自身が理解していないように思えてならなかった。」
北村薫
男59歳
14 「多様な例を示すのにネット新聞という手を使ったのは、目新しいし、また的確である。それが仕事である主人公の物語に、層を重ねるように繋がるのもうまい。」「ただ、素材が多くなる中で、物語の形でより先まで読ませてほしいところは出て来た。」
小池真理子
女56歳
28 「なるほどよく調べられており、興味を惹かれるところも多々あったものの、全体として、女性誌的なデータをもとにして書かれた作品、という印象を否めなかった。」「せっかくの、ネット上での体験募集を物語仕立てにする、という面白い着想が、どこか軽々しいものに形を変えてしまっている。事象の表面を撫でさするだけで、人間の奥底深く、作者が切り込んでいけなかったからだろうと思う。」
重松清
男46歳
35 「個々の物語が有機的にからみあうことがないため、全体としては「当事者の内面をきちんととらえた良質のレポート集」の範疇にとどまってしまった。」「作者の訴えを支えられる強いエピソードや場面がないため、いきおい独白が間投詞付きの謳いあげる口調になってしまっているのではないか。」
篠田節子
女53歳
39 「ネット新聞の記者である女性が、産婦人科病院の医療事故を他のメディアとは異なる視点で追っていく、というメインストーリーは、主人公が取材した事例や主人公の日常的雑感の中に埋もれてしまい、小説としての骨格が失われている。」「一方、小説として作り込まず、取材原稿のような生々しい形で事例が提示され、行間から作者の温かく力強く声援が聞こえてくるからこそ、現実を前に迷っているある立場、ある層の読者を力づけ、勇気を与えるという側面も持つ。文学賞を受賞するというのとは異なる価値を持つ作品と言えるだろう。」
選評出典:『小説新潮』平成21年/2009年7月号
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