直木賞のすべて
他文学賞-候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
候補作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
小研究
大衆選考会
マップ

Last Update[H28]2016/6/25

押切もえ Oshikiri Moe
生没年月日 昭和54年/1979年~
経歴 千葉県生まれ。
平成8年/1996年に『ポップティーン』のモデルとしてデビュー。
以後、平成12年/2000年から『ViVi』レギュラーモデル、
平成13年/2001年から『CanCam』専属モデルなどで活躍、
平成21年/2009年にははじめての著書『モデル失格』を刊行。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第29回山本周五郎賞(平成27年/2015年度)『永遠とは違う一日』



えいえん ちが いちにち
永遠とは 違う 一日』(平成28年/2016年2月・新潮社刊)
収録作品
「ふきげんな女たちと桜色のバッグ」「しなくなった指輪と七日間」「抱擁とハンカチーフ」「甘くないショコラと有給休暇」「バラードと月色のネイル」「失格した天使と神様のノート」
 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他文学賞 山本周五郎賞 29回候補 一覧へ
候補者 押切もえ 女36歳
選考委員 評価 行数 評言
石田衣良
男56歳
48 「ニコ生の中継は入るし、記者会見の質問は押切さんばかりだし、賞のバランスを崩す外乱が混入してしまった。けれど候補五作品のなかで、一番オーソドックスで正統派の小説はこの作品だった。」「真摯な姿勢と端正な文章がなければ、選考委員も受賞作に負けない点を与えたりしないよ。でも、ぼくには気づきのパターンが一定なのと、すべて穏やかなハッピーエンドに終わるのが納得できなかった。」
角田光代
女49歳
45 「読んでいて本当に心地よかった。」「作者がこの短編集で描き出そうとしたのは、年齢や職業(もしくは職業の有無)で括ることのできない人々の、もっと大きな充実ではないか。その大きさの故に、作品にブレが出てしまったように思う。」
佐々木譲
男66歳
37 「告白すれば、わたしは押切もえさんという名を知らなかった。候補作が発表されてから、モデルだと知ったのだ。」「登場する彼女や彼たちの悩みも歓びも、(引用者中略)同時代の働く女性たち誰もが共感できる普遍性ある感覚として、それはストーリーに昇華されている。」「二作目にしてこれほどの小説を書くひとがいたとは、と、わたしは舌を巻いたのだった。」
白石一文
男57歳
38 「『永遠とは違う一日』に○を与え(引用者中略)選考会に臨んだ。」「私以外に押切氏を強く推す委員がもしも一人でもいれば、押切氏の受賞もあり得たかもしれないが、現実には一度もそのような雰囲気になることはなかった。」「新人離れした技巧、どの一行も安易に置かない緻密さ、人物や事象に対する細やかな観察眼など、彼女は作家たり得る資質を十二分に持ち合わせているようだ。」
唯川恵
女61歳
33 「感覚的にも技術的にも優れた才能を持たれた方だと思う。」「それなのに、なぜ推すことができなかったというと、すべてをひとつのパターンに押し込めてしまった感が拭えなかったからだ。」「早い話、優等生過ぎたのではないか。変化球が欲しいところだ。」
選評出典:『小説新潮』平成28年/2016年7月号
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像候補作家の群像
選考委員の群像選評の概要小研究大衆選考会マップ