直木賞のすべて
直木賞のすべて

ブログ版「直木賞のすべて余聞と余分」
平成22年/2010年~平成23年/2011年に
「直木賞のライバル賞」を取り上げました。

直木賞に関係すると思われる
日本の文学賞史を彩ってきた
数々の賞の一覧です。
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Last Update[H23]2011/6/29

開始年 開始年 賞名(~終了年)〔主催〕 ブログ記事
1859 安政6 シラー賞(~1927/昭和2)
〔プロイセン・シラー賞委員会〕
(文藝選奨)
1907 明治40 『早稲田文学』推讃之辞(~1912/大正1)
〔早稲田文学社『早稲田文学』〕
褒めるにあたってお金など必要なし。
(2010/11/7upload)
1911 明治44 文藝選奨
〔文部省文藝委員会〕
100年前の文学賞、グダグダでした。そりゃそうです。だって文学賞だもの。
(2011/2/6upload)
1914 大正3 二科展入選(~1943/昭和18:戦前期)
〔二科会〕
新聞に大きく取り上げられることでは、直木賞・芥川賞を凌駕した。
(2011/3/27upload)
1919 大正8 国民文芸賞(~1932/昭和7)
〔国民文芸会〕
注目を浴びた賞。権威ある賞。でもその終焉は誰も(?)知らない。
(2011/4/24upload)
1925 大正14 『文藝春秋』懸賞小説(~1926/大正15)
〔文藝春秋社〕
佐佐木茂索のいない直木賞・芥川賞。つまり、冴えない普通の企画。
(2010/11/28upload)
1926 大正15 サンデー毎日大衆文芸(~1959/昭和34)
〔大阪毎日新聞社→毎日新聞社『サンデー毎日』〕
権威であり登龍門であり、作家を志す者のあこがれ。直木賞の先行型。
(2011/4/10upload)
1927 昭和2 渡辺賞(~1929/昭和4)
〔文藝家協会〕
菊池寛が「権威ある賞になれば」と期待をこめた、画期的な文学賞の誕生。
(2011/6/5upload)
1934 昭和9 文藝懇話会賞(~1936/昭和11)
〔文藝懇話会〕
元祖「直木三十五の賞」。貧乏な作家たちに、お金あげます。
(2010/7/4upload)
1935 昭和10 直木三十五賞(~現在)
〔文藝春秋社→日本文学振興会〕
1935 昭和10 芥川龍之介賞(~現在)
〔文藝春秋社→日本文学振興会〕
時代時代で「直木賞との境界がなくなった」と、いろんな人に突っ込んでもらうために存在する賞。
(2011/6/12upload)
1936 昭和11 池谷信三郎賞(~1942/昭和17)
〔文學界編集同人・菊池寛〕
鳴り物入りで始まった「第三の文春賞」。ごくふつうの文学賞でした。
(2010/7/18upload)
1936 昭和11 千葉亀雄賞(~1954/昭和29)
〔大阪毎日新聞社→毎日新聞社『サンデー毎日』〕
人は死んでも功績は死なず。直木三十五と同じくらい、いやそれ以上の功労者、千葉亀雄よ永遠なれ。
(2011/2/13upload)
1938 昭和13 新潮社文芸賞第一部(~1944/昭和19)
新潮社文芸賞第二部(~1944/昭和19)
〔新潮社〕
山本周五郎賞の源流。……と言って、「何それ?知らない」と反応されそうなとこが、いかにも新潮社の賞っぽいや。
(2010/12/26upload)
1939 昭和14 新青年賞(~1940/昭和15)
〔博文館『新青年』〕
読者の意見を参考に。でも全面的に読者にのっかるわけには、いかないよなあ。
(2010/8/1upload)
1940 昭和15 ユーモア賞(~1941/昭和16)
〔春陽堂文庫出版『ユーモア・クラブ』〕
直木賞から弾かれつづけたユーモア小説限定の賞。
(2011/5/22upload)
1941 昭和16 野間文芸奨励賞(~1946/昭和21)
〔野間奉公会(大日本雄弁会講談社)〕
人を誉めることだけに徹した、正真正銘「野間式」の賞。
(2010/10/10upload)
1943 昭和18 太平洋戦争下の文学賞
大東亜文学賞(~1944/昭和19)
〔日本文学報国会〕
歴史文学賞
〔奉仕会〕
岡本綺堂賞(~1944/昭和19)
〔日本文学報国会〕
興亜文学賞(1944/昭和19)
〔大政翼賛会・興亜同盟・情報局〕
大陸開拓文学賞(1944/昭和19)
〔日本文学報国会〕
文学報国会小説賞(1944/昭和19)
〔日本文学報国会〕
いつの時代も文学賞はきらびやか。そして残酷。
(2010/12/12upload)
1945 昭和20 戦記文学賞
〔日本文学振興会(文藝春秋社)〕
戦争末期の末期、の余裕のない時期に、なぜか文学賞をやってる会社。それが文藝春秋社。
(2011/1/23upload)
1946 昭和21 女流文学賞その他
一葉賞(1944/昭和19)
〔日本文学報国会 女流文学者会〕
女流文学者賞(1946/昭和21~1960/昭和35)
〔鎌倉文庫『婦人文庫』→女流文学者会〕
女流文学賞(1962/昭和37~2000/平成12)
〔中央公論社→中央公論新社『婦人公論』〕
婦人公論文芸賞(2001/平成13~2005/平成17)
〔中央公論新社『婦人公論』〕
中央公論文芸賞(2006/平成18~現在)
〔中央公論新社『婦人公論』〕
「女流」ってくくりが時代遅れだ何だ、とそっちに目を奪われているうちに、なぜか直木賞系の賞になっていました。
(2011/5/8upload)
1946 昭和21 大衆雑誌懇話会賞(~1947/昭和22)
〔大衆雑誌懇話会〕
中間小説を生んだ、中小零細雑誌たちの熱意。
(2010/9/26upload)
1947 昭和22 夏目漱石賞(~1948/昭和23)
〔桜菊書院→上田書房『小説と読物』〕
誰が言ったか「1回きりで終わった賞」。……しかし、それでは済まない男が一人。
(2010/9/5upload)
1948 昭和23 日本推理作家協会賞(~現在)
〔探偵作家クラブ→日本探偵作家クラブ→日本推理作家協会〕
どこを目指しているかはともかく、変革を続けて60ン年。
(2011/5/29upload)
1950 昭和25 芸術選奨文部科学大臣賞〔文学部門〕(~現在)
〔文部省→文化庁〕
受けるのに「後ろめたさ」を感じる人がいる、歴史の重み。
(2011/3/13upload)
1952 昭和27 オール讀物新人賞(~現在)
〔文藝春秋新社→文藝春秋『オール讀物』〕
直木賞に直結した予備選考機関としてのお役目、お疲れさまでした。
(2011/1/2upload)
1953 昭和28 日本エッセイスト・クラブ賞(~現在)
〔日本エッセイスト・クラブ〕
スタートの志は直木賞と似通っていたのに。やる人たちによって、こうも違ってくるとは。
(2011/5/15upload)
1955 昭和30 小説新潮賞(~1968//昭和43)
〔新潮社『小説新潮』〕
直木賞で落ちた作品、うちの候補作にいただきます、の姿勢。
(2010/8/29upload)
1955 昭和30 文藝春秋漫画賞(~2001/平成13)
〔文藝春秋新社→文藝春秋〕
注目されて、権威と言われて、凋落して。ほとんど直木賞の歩みを見ているよう。
(2011/2/20upload)
1962 昭和37 オール讀物推理小説新人賞(~2007/平成19)
〔文藝春秋新社→文藝春秋『オール讀物』〕
本流のようなオーラを発しつつ、意外に傍流。
(2010/11/21upload)
1963 昭和38 『小説現代』今月の新人(~1969/昭和44~)
〔講談社『小説現代』〕
直木賞さわぎに追い風を送りつづけた影の功労者。
(2010/12/5upload)
1963 昭和38 吉川英治賞(~1965/昭和40)
〔毎日新聞社〕
公募型で始まったはずが、いつの間にやら姿を変える。
(2010/8/15upload)
1965 昭和40 作家賞(同人対象)(1957/昭和32~1964/昭和39)
作家賞(1965/昭和40~1991/平成3)
小谷剛文学賞(1992/平成4~2001/平成13)
〔作家社『作家』〕
全国の同人誌作家がこぞって目指した賞、ではないけれど。直木賞・芥川賞に併走した大いなる試み。
(2011/4/17upload)
1966 昭和41 新風賞(~現在)
〔書店新風会〕
人智をこえて売れちゃって、別世界にイッちゃったモンスターに贈る。
(2010/10/17upload)
1967 昭和42 芸術選奨文部科学大臣新人賞〔文学部門〕(~現在)
〔文部省→文化庁〕
(芸術選奨文部科学大臣賞)
1970 昭和45 大宅壮一ノンフィクション賞(~現在)
〔文藝春秋→日本文学振興会〕
一度は社会的影響力が芥川賞を上回った。と言った人もいました。
(2010/9/12upload)
1970 昭和45 星雲賞(~現在)
〔日本SFファングループ連合会議〕
SFは文学の枠には収まらない。SF賞は文学賞の枠に収まる、のか?
(2011/3/20upload)
1972 昭和47 「噂」小説賞(~1973/昭和48)
〔噂発行所『月刊 噂』〕
作家が作家を選考するような賞は、まったく信用できない。
(2010/8/22upload)
1973 昭和48 泉鏡花文学賞(~現在)
〔石川県金沢市〕
地方文学賞の一番星。“文壇”の流儀と、つかず離れずで光りかがやく。
(2010/7/25upload)
1974 昭和49 角川小説賞(~1986/昭和61)
野性時代新人文学賞(~1986/昭和61)
日本ノンフィクション賞(~1986/昭和61)
〔角川書店〕
文学賞は売上に結びつかなければ無価値である。
(2010/8/8upload)
1979 昭和54 吉川英治文学新人賞(~現在)
〔吉川英治国民文化振興会(講談社)〕
善行を続けているのに世に知られていない。うん、これは吉川英治文化賞を授けたい。
(2011/3/6upload)
1980 昭和55 日本SF大賞(~現在)
〔日本SF作家クラブ(後援:徳間書店)〕
「マスコミのえじきになる」から「マスコミを活用する」への価値転換。
(2010/10/3upload)
1981 昭和56 土門拳賞(~現在)
〔毎日新聞社〕
「写真界の直木賞」らしく、くだらない権威主義まっしぐら?
(2010/9/19upload)
1982 昭和57 日本冒険小説協会大賞(~現在)
〔日本冒険小説協会〕
賞を形容する言葉はいろいろあれど、「熱くて清い」文学賞といえば、これ。
(2011/4/3upload)
1982 昭和57 新田次郎文学賞(~現在)
〔新田次郎記念会〕
遺志によってつくられたことと、遺志どおりの賞であるかどうかは、まったく別。
(2011/5/1upload)
1985 昭和60 坪田譲治文学賞(~現在)
〔岡山県岡山市〕
「大人向け小説」でもなく、「児童文学」でもなく。曖昧な路線を行くことを運命づけられた賞。
(2011/2/27upload)
1987 昭和62 山本周五郎賞(~現在)
〔新潮文芸振興会(新潮社)〕
果たして直木賞の対抗馬なのか、それとも単なる弟分なのか。
(2010/6/27upload)
1988 昭和63 柴田錬三郎賞(~現在)
〔集英社(後援:一ツ橋綜合財団)〕
注。柴田錬三郎とはとくに関係がありません。
(2010/10/31upload)
1988 昭和63 このミステリーがすごい!(~現在)
〔JICC出版局→宝島社〕
「アンチ権威」のはずが「権威」になってしまった、直木賞の同類項。
(2010/12/19upload)
1993 平成5 中山義秀文学賞(~現在)
〔中山義秀顕彰会(共催:福島県大信村→白河市・中山義秀記念文学館)〕
受賞作を出さざるをえない主催者の悩みを、公衆の面前で見せる勇気。
(2010/11/14upload)
1998 平成10 大藪春彦賞(~現在)
〔大藪春彦賞選考委員会(後援:徳間書店)〕
文壇アウトローの名前をあえて冠した、文学賞に縁遠い出版社の賞。
(2011/1/30upload)
2003 平成15 文学賞メッタ斬り!(~現在) 単なる賞批判にとどまらず、どうやったら賞を楽しめるかを例示しつづける。
(2011/1/9upload)
2004 平成16 本屋大賞(~現在)
〔本屋大賞実行委員会〕
文学賞。みんなで選べば怖くない。
(2010/7/11upload)
2010 平成22 山田風太郎賞(~現在)
〔角川文化振興財団・角川書店〕
旧来型を踏襲して埋没するか。新たな文学賞のかたちを提示して巻き返すか。
(2010/10/24upload)


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