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第134回
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Last Update[H25]2013/11/5

麻耶雄嵩 Maya Yutaka
生没年月日 昭和44年/1969年~
経歴 三重県生まれ。京都大学工学部電気系学科卒。
京都大学推理小説研究会に所属し、大学在学中に「翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件」で作家デビュー。
受賞歴・候補歴



かみさま
神様ゲーム』(平成17年/2005年7月・講談社/ミステリーランド)
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
ジャム 平成17年/2005年12月22日  実はまだ未読ですが、個人的にこの作家はまだなにも文学賞をとっていないのが不思議なくらいです。ジャンル的に本格ミステリ大賞や日本推理作家協会賞向きですが、直木賞をとってもおかしくない実力だと思います。どこの書店に行ってもこの本を見たことがなく、この間も本屋に取り寄せをお願いしましたが、在庫切れで入手不可能。ショックでした。このミス5位の話題作であるにも関わらず入手が現在とても困難です。
 ぜひ、重版を希望しています。選考委員の皆様、お願いします。麻耶さんを直木賞に選んで下さい。
 そして、また話題になれば重版が可能になり、入手が容易になります。
 ちなみに本作を除く麻耶作品はほとんどすべて読んでいます。「夏と冬の奏鳴曲」や「鴉」、マニアックですがデビュー作の「翼ある闇」の3作が特に好きです。
 最近では去年の「蛍」が本格ミステリ・ベスト10で3位に選ばれ、話題になりましたよね。あれは麻耶さんが現代社会の問題を作中で提示されていて、とても興味深く読ませてもらいました。
 推薦する本作「神様ゲーム」は傑作「夏と冬の奏鳴曲」を想起させる傑作の呼び声高いと言われています。
 少年少女向け小説として講談社ミステリーランドより発表された今作ですが、少年少女向けにしては麻耶さんらしいショッキングな結末が用意されているといわれていますが、こんな時代だからこそこういう本がもっと評価されてしかるできだと僕は考えています。
 下半期の直木賞に必要な条件である6月以降刊行の条件も(本作は7月に刊行)満たしており、他の有力作品(東野圭吾さんや伊坂幸太郎さんの本)と比べてもけして遜色がないと断言します。
 どうか僕が読める日がくるため(勿論、大勢の読者が読む日が来る)にも、ぜひ直木賞に選んでくださるよう重ねてお願いします。
 尚、麻耶さんは来年でデビュー15周年(おめでとうございます)。そろそろ大器晩成してもいい頃です。自身最高記録である98年の「鴉」でうちたてた本格ミステリ・ベスト10堂々の第1位から早7年。そろそろもう一花咲かせたい所です。麻耶さんが大ファンの阪神タイガースも去年リーグ優勝したように、ミステリー界のタイガースにもぜひ優勝してほしいと願っております。
 重ねていいます。審査員の先生が煩悩でなければ、この作品を選んで絶対に損はないと思います。
 もし、直木賞に選ばれた暁にはようやく『麻耶雄嵩』という10年に1度の才能を持つ作家が広く世間に認知されると思います。
 この作品が講談社ミステリーランド史上初めてこのみすの上位にランクインされたことも非常に大きいことだと僕は思っています。
 最後になりましたが、どうか『麻耶雄嵩』を『神様ゲーム』をくれぐれもよろしくお願いします。
 来年の1月、麻耶さんが直木賞を堂々受賞していることを信じて、未読にも関わらず推薦したことをお詫びし、選考委員の皆様の頭がけして石頭ではないことを願い、また東野さんの作品を候補に挙げた賢明な管理人さんに敬意を表しつつ、筆を置きます。
 長文失礼しました。
 
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