直木賞のすべて
第7回
吉川英治文学新人賞
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Last Update[H20]2008/1/5

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昭和60年/1985年度
(昭和61年/1986年3月7日決定発表)
選考委員  井上ひさし
男51歳
尾崎秀樹
男57歳
佐野洋
男57歳
野坂昭如
男55歳
半村良
男52歳
選評総行数  33 24 30 27 33
候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数
高橋克彦 『総門谷』
男38歳
33 24 30 14 33
        欠席
間接参加
年齢の説明   見方・注意点

このページの選評出典:『群像』昭和61年/1986年5月号
1行当たりの文字数:20字


選考委員
井上ひさし男51歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
選評 総行数33 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
高橋克彦
男38歳
33 「これはまことに壮大な物語である。」「われこそは宇宙の中心である。ならば机上に、一管の筆をたよりに、己の思うがままの宇宙史を創り出してみせよう。そういう気迫がどの行間からもはっきりと噴き出している。なによりもそこに打たれてこれを推した。」「たしかに後半にいくつかの破綻がないでもないが、それらはいってみれば必要悪のようなものである。」
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他の選考委員
尾崎秀樹
佐野洋
野坂昭如
半村良
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選考委員
尾崎秀樹男57歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
感想 総行数24 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
高橋克彦
男38歳
24 「そのスケールの大きさに圧倒された。」「後半になるといささか収拾がつかなくなり、つじつまを合わすのに苦慮している。だがこの壮絶な失敗はむしろ歓迎すべきだ。こぢんまりとまとまった作品が多い中で、このような大きなテーマに全力でぶつかっているのが、かえって印象に残る。」
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他の選考委員
井上ひさし
佐野洋
野坂昭如
半村良
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選考委員
佐野洋男57歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
意欲的な失敗作 総行数30 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
高橋克彦
男38歳
30 「下巻にはいって、印象は一転する。大風呂敷を拡げ過ぎたせいか、収拾がつかなくなり、作者自身さえあわてたのではないかとさえ思われて来た。明らかな失敗作である。」「この作品は、比較的早い時期に選考対象からはずされた。ところが、最後に残った二作は、どちらも一応のまとまりはあるが、魅力に乏しい。誰言うともなく、この二作よりはむしろ『総門谷』の意欲を買いたいということになったのだった。」
  「他の文学賞の多くは、作品の完成度を評価基準にしているが、この賞の場合、これまでにも将来への期待度も考慮して授賞されており、それが一つの特色とも言えるかもしれない。」
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他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
野坂昭如
半村良
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選考委員
野坂昭如男55歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
感想 総行数27 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
高橋克彦
男38歳
14 「まことに奔放な構想、気宇壮大、いささかまとまりにかけるが、知ったこっちゃない。時運もまた高橋さんの才能に味方している。登龍雲をよんで、思うまま天駆ければいい。」
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他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
佐野洋
半村良
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選考委員
半村良男52歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
選評 総行数33 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
高橋克彦
男38歳
33 「伝奇ロマンというタイプの小説は、読むには大変面白いのだが、文学賞の最終選考などで、他のタイプの小説にまじって議論の対象にされると、評価されにくい傾向がある。」「虚構のスケールや嘘の構成力に対する評価法が確立されていないのではないか。私はずっとそう感じて来た。」「『総門谷』受賞の連絡を受けて心中快哉を叫んだ。」
  「今回私は悪天候のため北海道を離れられず、選考には間接参加の形となった」
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他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
佐野洋
野坂昭如
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受賞者・作品
高橋克彦男38歳×各選考委員 
『総門谷』
年齢の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男51歳
33 「これはまことに壮大な物語である。」「われこそは宇宙の中心である。ならば机上に、一管の筆をたよりに、己の思うがままの宇宙史を創り出してみせよう。そういう気迫がどの行間からもはっきりと噴き出している。なによりもそこに打たれてこれを推した。」「たしかに後半にいくつかの破綻がないでもないが、それらはいってみれば必要悪のようなものである。」
尾崎秀樹
男57歳
24 「そのスケールの大きさに圧倒された。」「後半になるといささか収拾がつかなくなり、つじつまを合わすのに苦慮している。だがこの壮絶な失敗はむしろ歓迎すべきだ。こぢんまりとまとまった作品が多い中で、このような大きなテーマに全力でぶつかっているのが、かえって印象に残る。」
佐野洋
男57歳
30 「下巻にはいって、印象は一転する。大風呂敷を拡げ過ぎたせいか、収拾がつかなくなり、作者自身さえあわてたのではないかとさえ思われて来た。明らかな失敗作である。」「この作品は、比較的早い時期に選考対象からはずされた。ところが、最後に残った二作は、どちらも一応のまとまりはあるが、魅力に乏しい。誰言うともなく、この二作よりはむしろ『総門谷』の意欲を買いたいということになったのだった。」
野坂昭如
男55歳
14 「まことに奔放な構想、気宇壮大、いささかまとまりにかけるが、知ったこっちゃない。時運もまた高橋さんの才能に味方している。登龍雲をよんで、思うまま天駆ければいい。」
半村良
男52歳
33 「伝奇ロマンというタイプの小説は、読むには大変面白いのだが、文学賞の最終選考などで、他のタイプの小説にまじって議論の対象にされると、評価されにくい傾向がある。」「虚構のスケールや嘘の構成力に対する評価法が確立されていないのではないか。私はずっとそう感じて来た。」「『総門谷』受賞の連絡を受けて心中快哉を叫んだ。」
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