直木賞のすべて
第9回
吉川英治文学新人賞
吉川英治文学新人賞-選評の概要 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
候補作家の群像
選考委員の群像
小研究
大衆選考会
マップ

ページの最後へ
Last Update[H20]2008/1/5

9   一覧へ 8前の回へ 後の回へ10
昭和62年/1987年度
(昭和63年/1988年3月4日決定発表)
選考委員  井上ひさし
男53歳
尾崎秀樹
男59歳
佐野洋
男59歳
野坂昭如
男57歳
半村良
男54歳
選評総行数  33 24 27 30 9
候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数
清水義範 『国語入試問題必勝法』
男40歳
33 24 27 30 9
         
年齢の説明   見方・注意点

このページの選評出典:『群像』昭和63年/1988年5月号
1行当たりの文字数:20字


選考委員
井上ひさし男53歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
選評 総行数33 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
清水義範
男40歳
33 「お家芸のもじり(原文傍点)の見事なことは今更云うまでもない。」「それでいてパロディがとかく落ち入りやすいイヤラシサとは無縁」「これだけでも大手柄なのにさらに『靄の中の終章』以下のオリジナル(原文傍点)な傑作群がある。」「滑稽の衣をかぶっているが、彼の本質は相当に劇しい言語実験者である。こういう書き手がこの賞を得たことを心からよろこぶ。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の選考委員
尾崎秀樹
佐野洋
野坂昭如
半村良
  ページの先頭へ

選考委員
尾崎秀樹男59歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
新人としての明日に 総行数24 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
清水義範
男40歳
24 「(引用者注:作品集「蕎麦ときしめん」は)数点は抜群のおもしろさで風刺に行きついていると思ったが、作品集としては足並みがそろわないきらいがあった。」「しかし「国語入試問題必勝法」になると、そういった危うさは感じられない。」「清水義範は、いわば小説の仕掛人だ。」「新しい作品の世界を拓いて行く書き手となることを期待して、一票を投じた。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の選考委員
井上ひさし
佐野洋
野坂昭如
半村良
  ページの先頭へ

選考委員
佐野洋男59歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
小さな不安 総行数27 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
清水義範
男40歳
27 「昨年も『蕎麦ときしめん』でこの賞の候補になっていた。」「(引用者注:今回)私が不安を表明したのは、清水氏がご自分の鳴き声を持っているかどうか、という点であった。」「これがエッセイとして発表されたものなら、新しい形のエッセイとして大歓迎なのだが、という気持はいまだに私の中にある。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
野坂昭如
半村良
  ページの先頭へ

選考委員
野坂昭如男57歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
選評 総行数30 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
清水義範
男40歳
30 「言葉の持っている活力、読者をして、文字によって構成され、創り出された日常とは異なる世界に、誘いこみ酔わしめ、歓をつくさしめるナニかが、備わっている。今のところ、清水のえがく世界は、よくいえば独自であり、いいかたをかえるならばせまい。」「この国では、あっさりレッテルを貼るが、清水はそういったお札と関係のない、言葉の達人、日本のチェーホフになり得る。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
佐野洋
半村良
  ページの先頭へ

選考委員
半村良男54歳×各候補作  年齢の説明
見方・注意点
選評 総行数9 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
清水義範
男40歳
9 「小説になるかならぬかという瀬戸際の芸を、かろやかにやって見せる肚の据えようが尋常ではない。」「でもこればかりではせっかくの資質が無駄になりそうだ。早くもっと重量感のある作品を見せて欲しい。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の選考委員
井上ひさし
尾崎秀樹
佐野洋
野坂昭如
  ページの先頭へ


受賞者・作品
清水義範男40歳×各選考委員 
『国語入試問題必勝法』
年齢の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男53歳
33 「お家芸のもじり(原文傍点)の見事なことは今更云うまでもない。」「それでいてパロディがとかく落ち入りやすいイヤラシサとは無縁」「これだけでも大手柄なのにさらに『靄の中の終章』以下のオリジナル(原文傍点)な傑作群がある。」「滑稽の衣をかぶっているが、彼の本質は相当に劇しい言語実験者である。こういう書き手がこの賞を得たことを心からよろこぶ。」
尾崎秀樹
男59歳
24 「(引用者注:作品集「蕎麦ときしめん」は)数点は抜群のおもしろさで風刺に行きついていると思ったが、作品集としては足並みがそろわないきらいがあった。」「しかし「国語入試問題必勝法」になると、そういった危うさは感じられない。」「清水義範は、いわば小説の仕掛人だ。」「新しい作品の世界を拓いて行く書き手となることを期待して、一票を投じた。」
佐野洋
男59歳
27 「昨年も『蕎麦ときしめん』でこの賞の候補になっていた。」「(引用者注:今回)私が不安を表明したのは、清水氏がご自分の鳴き声を持っているかどうか、という点であった。」「これがエッセイとして発表されたものなら、新しい形のエッセイとして大歓迎なのだが、という気持はいまだに私の中にある。」
野坂昭如
男57歳
30 「言葉の持っている活力、読者をして、文字によって構成され、創り出された日常とは異なる世界に、誘いこみ酔わしめ、歓をつくさしめるナニかが、備わっている。今のところ、清水のえがく世界は、よくいえば独自であり、いいかたをかえるならばせまい。」「この国では、あっさりレッテルを貼るが、清水はそういったお札と関係のない、言葉の達人、日本のチェーホフになり得る。」
半村良
男54歳
9 「小説になるかならぬかという瀬戸際の芸を、かろやかにやって見せる肚の据えようが尋常ではない。」「でもこればかりではせっかくの資質が無駄になりそうだ。早くもっと重量感のある作品を見せて欲しい。」
          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他の候補作
  ページの先頭へ



ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像候補作家の群像
選考委員の群像小研究大衆選考会マップ