当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
 先週にひきつづき、また直木三十五さんのハナシです。  直木賞には関係ないかもしれません。だけど、2月といったら何なのか。直木三十五&直木賞の月です。  直木さんは2月に生まれて、2月に死んだ人ですし、これまで直木賞の「前年下半期」の回は、2月に選考したり、2月に授賞式をおこなってきました。なのでまあ、この時期に直木さんについて考えることは、すなわち直木賞を語ることにつながるのかな、と思います...
 令和5年/2023年2月25日の午後、埼玉県春日部市で「直木賞の歴史と作家三上於菟吉」という講演会をやります。春日部市民じゃなくても大丈夫。ご都合あえば、参加のほどぜひご検討ください。  ……と、いきなりの宣伝ですみません。  新しい直木賞も決まって、そわそわとするこの季節。直木さんの盟友にして直木賞にも縁が深い三上於菟吉さんをテーマに講演することになりました。  人前で話すのは苦手です(...
 直木賞の賞金は100万円です。しかし、受賞者には賞金だけでは測れない、それ以上の価値が手に入る、とも言われています。  外から見ていると、「賞金以外の価値」がどの程度のものなのか、よくわかりません。おカネ以上の恩恵があることは想像できますが、人によってバラつきがあるでしょうし、直木賞をとったら収入が下がっただの、全然食えないだの、そういうハナシすら文献には残っています。直木賞をとればこうなる!...
 いよいよ明日ですね。令和5年/2023年本屋大賞のノミネート作が発表されます。何が候補になるんだろう。あれかな、これかな。頭がいっぱいです。明日が来るのを楽しみにして眠りにつきたいと思います。おやすみなさい。  ……いや、寝る前に、ひとつ思い出しました。そういえば今日、別の文学賞の選考会がひらかれていたというではないですか。第168回(令和4年/2022年・下半期)直木賞です。  ワタクシ自...
 文学賞の最大の特徴は何でしょうか。それは、受賞すれば賞金がもらえることです。  ……と、昭和の中盤ぐらいまでは自信満々に言えたんですけど、もはや文学賞も多様化の時代。とってもおカネは出ませんよ、という文学賞もたくさんできてきました。  なにしろ、小説や文化に関わる組織は、どこもかしもおカネがなくてピーピー言っている時代です。文藝春秋だって同じこと。直木賞もここらで時代の流れを汲み取ったふりし...