当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
 直木賞を長く見続けてきた人は、これまでもたくさんいたと思います。いまもいるでしょう。たぶん、そういう人にはわかってもらえると思うんですが、直木賞をずっと見ていると、どれが受賞するかなんて、どうでもよくなりますね。  楽しいのは直木賞そのものであって、当落への興味は徐々に薄れていく。20数年、直木賞のサイトをやってきて、ようやくその気持ちがちょっとずつわかってきました。いまさらかい。  という...
 年も押し詰まった令和3年/2021年12月17日。だれもがクソ忙しい年末の朝に、第166回(令和3年/2021年下半期)直木賞の候補作が発表されました。  そのとき、人々はどうしたか。おそらく日本人の9割以上が、こうだったはずです。「別に何もしなかった」。正常な感覚だと思います。  しかし、行動を起こした人も、いくらかは存在しました。たとえば、わざわざ本屋に行って候補作を買った人たち。なかに...
 もっと詳しく調べたいなあ、と思いながら、手のつかない作家がいます。どんどん増えていきます。堤千代さんもそのひとりです。第11回(昭和15年/1940年・上半期)の直木賞受賞者です。  いっとき集中して調べたんですけど、そうこうするうちにコロナ禍が来てしまい、現状、中途で止まっています。いつかまた調査を進めたいな。そう思いながらも、他にもやりたいことはたくさんあって、整理がつきません。中途半...
 2022年、最初に取り上げる文芸記者は、やはり派手な人でいかなくっちゃな。そう思って、この方にしました。『東京新聞』の頼尊清隆さんです。  どこが派手なんだ! と、ひとりでボケてひとりでツッコむパターンなんですけど、戦後の文壇を調べて名前の出てくる記者といえば、だいたい相場は決まっています。その代表的なひとりが頼尊さんです。いわゆるテッパンというやつです。  頼尊さんの回想録『ある文芸記...
 今年ももうじき終わりです。年が明ければすぐに第166回(令和3年/2021年・下半期)の直木賞が決まります。いろいろ気になることは多いんですが、とりあえずうちのブログは、現状とはとくに関係のないことを書くのみです。いつものことです。  少し前のエントリーで百目鬼恭三郎さんを取り上げたとき、丸谷才一さんの文章に触れました。『小説新潮』昭和50年/1975年10月号に載ったものですが、それを読...