当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
 こないだ第174回(令和7年/2025年・下半期)直木賞が決まりました。  結果を知ったら、当然その理由を知りたくなるのが人情です。しかし公式に選考委員たちが理由を表明する「選評」が発表されるまでは、まだしばらく待たなくちゃいけません。やきもきしますね。それまでは、昔の選評でも読んでいろ、ということなんでしょう。  それで、今週も飽きずに直木賞の昔の選評を見てみたいと思います。  うちのブ...
 政治はいまも動いています。国際情勢も気が気じゃありません。1月14日(水)、今日も一日いろんな出来事がありましたが、そのなかで派手なのか地味なのかよくわからないお決まりのニュース。第174回(令和7年/2025年・下半期)直木賞の結果が発表されました。  候補作が多ければ多いほどうれしいワタクシとしては、たった5作しか候補作が読めなくて、ちょっと物足りなく感じます。直木賞を「小説を読む立場」か...
 今週水曜日の1月14日、新しい直木賞が決まります。  候補作5つのうち、何がとっても話題になるし、万が一、該当作がなくたって話題になることが確定しているという、正直多くの人にとってはどうでもいい類いの行事です。  人の生き死にに関わらない、こういうどうでもいいハナシについてはAIに任せるのがお約束。というのが、いまでは常識になっているらしいので、わざわざ人の手をわずらわせずに、ここは第174...
 直木賞はそもそも、もうひとつの賞と同じように「新人賞」というのを念頭につくられました。ただ、いまとなっては直木賞は新人賞だ、などと大声で叫ぶと狂人だと思われるでしょう。人前で直木賞のことは発言しないのが無難です。  しかし、「直木賞は新人賞なのかそうじゃないのか」問題は、ときどき直木賞の歴史をゆるがしてきたほどの力があります。あまりにベテランで一家をなした作家は弾かれますし、かといってもうじき...
 「賞レース」という言葉があります。  ワタクシも文学賞のサイトをつくっているぐらいですから、賞というものには目がありません。直木賞だけじゃなく、他の賞も含めて、今度は何がとって、誰がおちた、だから別の賞ではどう評価されるに違いない! ……とか、完全にヒトサマのことなのに、やたら胸が熱くなります。そんなことに興味をもつなんて、はたから見れば、かなり悲しい人生です。  で、じっさいに審査の俎上に...