当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「
直木賞のすべて 余聞と余分」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
ノド元すぎれば何とやら、です。昨年令和7年/2025年7月に第173回直木賞が該当作なしとなって、一部でポッと話題になったことなど、どんどん忘れ去られていくでしょう。
まあ、直木賞なんて誰が受賞したところで、半年、1年と経つうちに、その回のことを気にする人がいなくなっていく、はかない運命から逃れられません。そりゃあ直木賞なんてものに気をとられている暇があったら、みんなそれぞれ家庭だの仕事だの...
直木賞の選評は、すべてが等しく個性的です。まったく違う人間が、違う時代に、違う環境で書いた文章ですから、一つとして同じものはありません。当たり前です。
ただ、それぞれ風合いの違う選評のなかでも、とくに好きな選評ライターと、そうじゃない書き手、というのが何となく分かれてきます。たとえばワタクシは渡辺淳一さんの書いた選評は楽しく読めますが、阿刀田高さんのは、それほどではありません。人それぞれに好...
こないだ本屋大賞2026のノミネート作が発表されました。
4月9日に大賞が発表されるということで、それまでにノミネート10作を読み尽くそうと、がしがし読書に励んでいる人は多いかと思います。ワタクシもその一人です。
しかし、頭のなかが本屋大賞で埋め尽くされるのは、妙に寝起きが悪くて仕方ありません。やはり、こういうときこそ直木賞のことを考えたい。と思って、今週のブログは、今年の本屋大賞のノミ...
直木賞の選評を何度も何度も読み返す人、というのはこの世に存在するんでしょうか。
ワタクシ自身、そんなに何度も読んだことがありません。直木賞の性質上、にぎやかな受賞風景がパーッと出たらパーッと忘れられる。その繰り返しをえんえんとやっています。
半年前、1年前、その前……過去に決まった直木賞のことを知りたくて、わざわざ昔の『オール讀物』をひっぱり出してきて読みふける、みたいなことを何十回、何...
「大人の鑑賞に堪えうる小説」という表現があります。
直木賞の委員がそういう妙な尺度を持ち出しはじめたのは、いったいいつからなんでしょうか。
ワタクシにはわからないので、ぜひ有能な文学研究者か評論家のだれかに調べてほしいんですけど、ともかく日本には、幼年児童向けから少年少女、ティーンエイジ、学生、新社会人、20代、30代、40代、50代、60代、70代、超高齢者、それぞれがそれぞれに読んで...