主催	文藝春秋『文學界』
対象	公募原稿

第1回

昭和30年/1955年度 ＝[ 決定 ] 昭和30年/1955年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和31年/1956年1月号決定発表 受賞 石原慎太郎 「太陽の季節」  『文學界』昭和30年/1955年7月号掲載  昭和31年/1956年3月・新潮社刊『太陽の季節』所収  昭和32年/1957年8月・新潮社／新潮文庫『太陽の季節』所収  ... 候補 戸田順三 【浅川淳】 「傀儡」  『文學界』昭和30年/1955年4月号掲載 安岡伸好 「あお鳩の声」  『文學界』昭和30年/1955年10月号掲載  平成28年/2016年11月・喜界町文化協会刊『地の骨　安岡伸好作品集』所収 有吉佐和子 「地唄」  『文學界』昭和31年/1956年1月号掲載  昭和36年/1961年2月・筑摩書房／新鋭文学叢書『有吉佐和子集』所収  昭和42年/1967年11月・新潮社／新潮文庫『地唄』所収  ... 最終候補作4篇 第一回募集 予選候補 鬼生田貞雄 「衆目」 鍋島俊美 「没落のパントマイム」 柿崎延子 「雛人形」 第二回募集 予選候補 安岡伸好 「解体」 近藤季保 「阿波のマンジュシャゲ」 鬼生田貞雄 「弾道状線」 古川幹雄 「黄昏の誘惑者」 第三回募集 予選候補 仁田義男 「無名の碑」 近藤季保 「白い十字架」 第四回募集 予選候補 神田昌彦 「老い朽ちた恋人」 白鳥葦彦 「蜜柑畑」 香村　宏 「ラ・モノマニイ」 応募総数（第一回700篇弱、第二回700有余篇、第三回500余篇、第四回573篇）

選考委員 伊藤整 井上靖 武田泰淳 平野謙 吉田健一 第一回候補作決定委員会●昭和30年/1955年2月17日 第三回候補作決定委員会●8月15日

第2回

昭和31年/1956年度 ＝[ 決定 ] 昭和31年/1956年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和31年/1956年11月号決定発表 受賞 堀内　伸 「彩色」  『文學界』昭和31年/1956年7月号掲載  昭和32年/1957年-月・大日本雄弁会講談社刊『創作代表選集　第19巻　昭和三十一年後期』所収 候補 葛城紀彦 「北の湖」  『文學界』昭和31年/1956年4月号掲載  昭和56年/1981年7月・立風書房刊『北海道文学全集　第19巻　凝視と彷徨』所収 大瀬東二 「ガラスの壁」  『文學界』昭和31年/1956年11月号掲載 第一回募集 予選候補 原　誠 「城」 端山傾太郎 「琉金」 冬木　好 「バイブル」 第二回募集 予選候補 高沢伶一郎 「海神」 小久保　均 「楽園追放」 仲嶺真武 「手術」 呉松保孝 「人間ハムの生涯」 第三回募集 予選候補 橋本哲二 「天平の女帝」 仲嶺真武 「クエジ」 中村光至 「冷たい手」 最終候補作3篇 応募総数（第一回464篇、第二回582篇、第三回836篇）

選考委員 伊藤整 井上靖 武田泰淳 平野謙 吉田健一

第3回

昭和32年/1957年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和32年/1957年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和32年/1957年3月号選評掲載 この回より規定が変更され、年三回になる 受賞 菊村　到 「不法所持」  『文學界』昭和32年/1957年3月号掲載  昭和32年/1957年9月・文藝春秋新社刊『硫黄島』所収  昭和34年/1959年-月・角川書店／角川文庫『硫黄島』所収  ... 佳作 野淵　敏 「水の歌」 候補 加藤浩一 「消えない記憶」 大塚　滋 「御楯」 野間節三 「少年」 猿若屯平 「一本人」 最終候補作6篇 応募総数1028篇

選考委員 伊藤整 井上靖 武田泰淳 平野謙 吉田健一

第4回

昭和32年/1957年度・中 ＝[ 決定 ] 昭和32年/1957年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和32年/1957年7月号選評掲載 受賞 城山三郎 「輸出」  『文學界』昭和32年/1957年7月号掲載  昭和34年/1959年3月・文藝春秋新社刊『総会屋錦城』所収  昭和38年/1963年11月・新潮社／新潮文庫『総会屋錦城』所収  ... 佳作 川端康夫 「涼み台」  『文學界』昭和32年/1957年7月号掲載 候補 三村次郎 「雑草」 吉沢　敬 「中田の死」 仲嶺真武 「距離」 草原　出 「鼓動」

選考委員 伊藤整 井上靖 武田泰淳 平野謙 吉田健一

第5回

昭和32年/1957年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和32年/1957年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和32年/1957年11月号選評掲載 受賞 沼田　茂 【田中融二】 「ある遺書」  『文學界』昭和32年/1957年11月号掲載 候補 吉沢　敬 「轢断」 大野　康 「あきらめよ」 小久保　均 「怒りの夏」 吉野壮児 「ソドムの林檎」 最終候補作5篇 応募総数1256篇

選考委員 阿川弘之 臼井吉見 椎名麟三 野間宏 福田恆存

第6回

昭和33年/1958年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和33年/1958年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和33年/1958年3月号選評掲載 受賞 仁田義男 「墓場の野師」  『文學界』昭和33年/1958年3月号掲載 候補 下野喜久夫 「脱走」 高沢伶一郎 「審判」 相沢　晃 「屍体解剖」 黒沼　敬 「逃走」 最終候補作5篇 応募総数1082篇

選考委員 阿川弘之 臼井吉見 （旅行中欠席／書面参加） 椎名麟三 野間宏 福田恆存

第7回

昭和33年/1958年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和33年/1958年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和33年/1958年10月号選評掲載 この回より規定が変更され、年二回になる 受賞 深田祐介 「あざやかなひとびと」  『文學界』昭和33年/1958年10月号掲載  昭和55年/1980年7月・集英社／集英社文庫　日本名作シリーズ『経済小説名作選』所収 優秀作 千早耿一郎 「銅像の町」  『文學界』昭和33年/1958年11月号掲載 優秀作 山下　宏 「王国とその抒情」  『文學界』昭和33年/1958年11月号掲載 優秀作 大谷　誠 「荒野の人」  『文學界』昭和33年/1958年11月号掲載 優秀作 中川裕朗 「煙と白骨」  『文學界』昭和33年/1958年12月号掲載 候補 高橋達三 「匙（ローシカ）」 最終候補作6篇 応募総数1521篇

選考委員 阿川弘之 臼井吉見 椎名麟三 野間宏 福田恆存 （病気欠席／電話連絡）

第8回

昭和34年/1959年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和34年/1959年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和34年/1959年4月号選評掲載 受賞 石川信乃 「基隆港」  『文學界』昭和34年/1959年4月号掲載 次席 三好　漠 【三好徹】 「遠い声」  『文學界』昭和34年/1959年5月号掲載 候補 土佐久司 「呉祥号」 石山滋夫 「水の彼方に」 小田　基 「乾いた朝」 最終候補作5篇 応募総数1524篇

選考委員 阿川弘之 臼井吉見 椎名麟三 野間宏 福田恆存 （欠席／電話連絡）

第9回

昭和34年/1959年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和34年/1959年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和34年/1959年10月号選評掲載 受賞 岡松和夫 「壁」  『文學界』昭和34年/1959年10月号掲載  昭和51年/1976年1月・文藝春秋刊『熊野』所収 佳作 井上京三 「奇妙な月」  『文學界』昭和34年/1959年10月号掲載 候補 長谷川　敬 「祝日」 赤松光夫 「逆探情報」 右近荘之介 「キャッチフレーズ」 中田　丈 「島」 神野洋三 「敗北」 西方　啓 「華やかな通過」 最終候補作8篇 応募総数1224篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 梅崎春生 遠藤周作 曾野綾子 平野謙 山本健吉

第10回

昭和35年/1960年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和35年/1960年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和35年/1960年4月号選評掲載   受賞作なし 佳作 早川　隆 「Ｑ市長の縮小について」  『文學界』昭和35年/1960年4月号掲載 佳作 長谷川　敬 「窓になる少年」  『文學界』昭和35年/1960年4月号掲載 佳作 杉　啓之 「ちっぽけなインディアン」  『文學界』昭和35年/1960年4月号掲載 候補 佐江衆一 「壁の中」  昭和50年/1975年5月・西沢書店刊『壁の中』所収 鳥谷勝美 「パラ・リーゼ」 赤井恒和 「野武士たち」 荻生泰治 「蜥蜴」 最終候補作7篇 応募総数1093篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 梅崎春生 吉行淳之介 （外遊中の遠藤周作が代理委嘱） 曾野綾子 平野謙 山本健吉

第11回

昭和35年/1960年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和35年/1960年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和35年/1960年10月号選評掲載 受賞 福田道夫 「バックミラーの空漠」  『文學界』昭和35年/1960年10月号掲載 佳作 蔵本次郎 「易行門」  『文學界』昭和35年/1960年10月号掲載 佳作 野淵　敏 「遠い音」  『文學界』昭和35年/1960年11月号掲載 候補 藤田美佐子 「彼女の彼女の赤ん坊」 森田寛亮 「空を背にした男」 三枝和子 「不能の時刻」 堀江和夫 「微笑」 陳　左其 【陳舜臣】 「風のなか」 庭　冬明 「星と羊」 白木東子 「賠償」 最終候補作10篇 応募総数1109篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 梅崎春生 遠藤周作 （療養中欠席／書面提出） 由起しげ子 （外遊中の曾野綾子が代理委嘱） 平野謙 山本健吉

第12回

昭和36年/1961年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和36年/1961年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和36年/1961年5月号選評掲載   受賞作なし 佳作 野淵　敏 「蔦蘿行」  『文學界』昭和36年/1961年5月号掲載 佳作 古田義一 「間宮海峡」  『文學界』昭和36年/1961年5月号掲載 候補 原　英作 「密使」 松田昭三 「不倫なマリヤ」 山浦伸一郎 「骨」 最終候補作5篇 応募総数1009篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 梅崎春生 吉行淳之介 （病気療養中の遠藤周作の代理） 曾野綾子 平野謙 山本健吉

第13回

昭和36年/1961年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和36年/1961年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和36年/1961年11月号選評掲載   受賞作なし 佳作 楠本薩夫 「砂崖の下の家」  『文學界』昭和36年/1961年11月号掲載 候補 能戸清司 【木戸織男】 「朝のたそがれ」 森田寛亮 「火の島」 堀江和夫 「任意の一点」 最終候補作4篇 応募総数1008篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上靖 江藤淳 武田泰淳 平野謙 吉行淳之介

第14回

昭和37年/1962年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和37年/1962年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和37年/1962年5月号選評掲載   受賞作なし 佳作 久保輝巳 「栞の秋」  『文學界』昭和37年/1962年5月号掲載  昭和53年/1978年4月・皆美社刊『海の屑』所収 候補 運上旦子 「媒煙」 小野　東 「村の桜の木」 木暮正夫 「ブリキの勲章」 森田寛亮 「せまい空」 最終候補作5篇 応募総数906篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上靖 江藤淳 曾野綾子 （外遊中の武田泰淳の代理） 平野謙 吉行淳之介

第15回

昭和37年/1962年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和37年/1962年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和37年/1962年11月号選評掲載 受賞 阿部　昭 「子供部屋」  『文學界』昭和37年/1962年11月号掲載  昭和43年/1968年12月・文藝春秋刊『未成年』所収  ... 佳作 中川裕朗 「一九三三年二月二十日の死」  昭和43年/1968年9月・審美社刊『昨日と明日のエバ』所収 候補 神野洋三 「硝子の部屋」 黒部　亨 「原人」 最終候補作4篇 応募総数1053篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上靖 遠藤周作 （外遊中の江藤淳の代理） 武田泰淳 平野謙 吉行淳之介

第16回

昭和38年/1963年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和38年/1963年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和38年/1963年5月号選評掲載   受賞作なし 佳作 葉山修平 「現在完了」  『文學界』昭和38年/1963年5月号掲載  平成9年/1997年12月・龍書房刊『バスケットの仔猫／日本いそッぷ噺』所収 候補 小野　東 「靄の別れ」 黒部　亨 「落潮譜」 神部竜平 「女教師の年表」 最終候補作4篇 応募総数1056篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上靖 遠藤周作 （外遊中の江藤淳の代理） 武田泰淳 平野謙 吉行淳之介

第17回

昭和38年/1963年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和38年/1963年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和38年/1963年11月号選評掲載   受賞作なし 佳作 広田国臣 「独楽」  『文學界』昭和38年/1963年11月号掲載 佳作 小沼　燦 「鍵の音」  『文學界』昭和38年/1963年11月号掲載 候補 神野洋三 「花宴」 木暮正夫 「道化の椅子」 最終候補作4篇 応募総数938篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 石原慎太郎 井上靖 遠藤周作 大岡昇平 武田泰淳

第18回

昭和39年/1964年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和39年/1964年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和39年/1964年5月号選評掲載 受賞 長谷川　敬 「青の儀式」  『文學界』昭和39年/1964年5月号掲載  昭和52年/1977年7月・湯川書房刊『青の儀式』所収 受賞 五代夏夫 「那覇の木馬」  『文學界』昭和39年/1964年5月号掲載  平成26年/2014年4月・ジャプラン刊『現代鹿児島小説大系　第1巻』所収 候補 山下和子 「焔」 木暮正夫 「鎖と影」 最終候補作4篇 応募総数956篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 石原慎太郎 井上靖 遠藤周作 堀田善衛 （中国旅行中の大岡昇平の代理） 武田泰淳 （中国旅行中／書面回答）

第19回

昭和39年/1964年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和39年/1964年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和39年/1964年11月号選評掲載   受賞作なし 候補 田中知太郎 「喪失」 斎藤正道 「田螺の唄」 野島勝彦 「羅漢寺」 山県　喬 「ベッド・スクール」 持田美根子 「失錯」 最終候補作5篇 応募総数982篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 石原慎太郎 井上靖 （病気欠席／書面回答） 遠藤周作 大岡昇平 武田泰淳

第20回

昭和40年/1965年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和40年/1965年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和40年/1965年5月号選評掲載 受賞 高橋光子 「蝶の季節」  『文學界』昭和40年/1965年5月号掲載  平成13年/2001年7月・鳥影社刊『蝶の季節』所収 佳作 森　万紀子 「単独者」  『文學界』昭和40年/1965年5月号掲載  昭和45年/1970年1月・新潮社刊『密約』所収  ... 候補 新谷正法 「遠い海」 石田　善 「遊泳」 大西兼治 「バタンコ待ち」 中村昌義 「標準的感情」 最終候補作6篇 応募総数895篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 石原慎太郎 井上靖 遠藤周作 大岡昇平 武田泰淳

第21回

昭和40年/1965年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和40年/1965年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和40年/1965年11月号選評掲載   受賞作なし 佳作 野呂邦暢 「ある男の故郷」  『文學界』昭和40年/1965年11月号掲載  「或る男の故郷」昭和48年/1973年3月・文藝春秋刊『海辺の広い庭』所収  昭和53年/1978年4月・角川書店／角川文庫『海辺の広い庭』所収  ... 候補 中村博昭 「触れた痛み」 青柳友子 「エジプトの二人」 野島勝彦 「メビュースの環」 杉本由紀子 「カンナ」 山田智彦 「予言者の家」 岩崎隆夫 「黒衣」 最終候補作7篇 応募総数987篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 石原慎太郎 井上靖 （欠席／書面回答） 遠藤周作 大岡昇平 武田泰淳

第22回

昭和41年/1966年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和41年/1966年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和41年/1966年5月号選評掲載 受賞 野島勝彦 「胎（たい）」  『文學界』昭和41年/1966年5月号掲載 候補 杉本由紀子 「投影」 桑原幹夫 「死の翼の下に」  『文學界』昭和42年/1967年8月号掲載  昭和45年/1970年5月・ノーベル書房刊『死の翼の下に』所収 南雲勝彦 「宿無し雀」 最終候補作4篇 応募総数1037篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 佐伯彰一 野間宏 平野謙 安岡章太郎 （病気欠席／書面回答） 吉行淳之介

第23回

昭和41年/1966年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和41年/1966年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和41年/1966年11月号選評掲載 受賞 丸山健二 「夏の流れ」  『文學界』昭和41年/1966年11月号掲載  昭和42年/1967年7月・文藝春秋刊『夏の流れ』所収  昭和48年/1973年7月・講談社／講談社文庫『夏の流れ・正午なり』所収  ... 受賞 宮原昭夫 「石のニンフ達」  『文學界』昭和41年/1966年11月号掲載  昭和44年/1969年2月・文藝春秋刊『石のニンフ達』所収  昭和51年/1976年-月・角川書店／角川文庫『石のニンフ達』所収  ... 候補 青柳友子 「ナルシスの鏡」 折目博子 「白日夢」  昭和43年/1968年8月・昭森社刊『ロトの妻』所収 北川魴介 【笠原淳】 「飛翔」 吉田健至 「壁の中からの詩」 岡田みゆき 「棲息」  昭和46年/1971年3月・出版刊『タヒラの人々』所収 最終候補作7篇 応募総数1086篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 佐伯彰一 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介

第24回

昭和42年/1967年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和42年/1967年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和42年/1967年5月号選評掲載 受賞 桑原幹夫 「雨舌」  『文學界』昭和42年/1967年5月号掲載  昭和45年/1970年5月・ノーベル書房刊『死の翼の下に』所収 佳作 山田智彦 「犬の生活」  『文學界』昭和42年/1967年5月号掲載  昭和52年/1977年4月・角川書店／角川文庫『犬の生活』所収 候補 岡田みゆき 「美しい森」 北川魴介 【笠原淳】 「夕日に赤い帆」  昭和59年/1984年3月・講談社刊『夕日に赤い帆』所収 阿部牧郎 「空のなかのプール」 村岡　光 「相聞」 岡本達也 「童話」 最終候補作7篇 応募総数1038篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 佐伯彰一 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介

第25回

昭和42年/1967年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和42年/1967年9月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和42年/1967年11月号選評掲載   受賞作なし 佳作 斎藤昌三 「タナトス」  『文學界』昭和42年/1967年11月号掲載 佳作 加藤とみを 【加藤富夫】 「鼠おとし」  『文學界』昭和42年/1967年12月号掲載  昭和48年/1973年12月・文藝春秋刊『口髭と虱』所収  ... 候補 柴田宣一 「着水」 乾　夏生 「退屈な旅」 犬飼和雄 「眼」 最終候補作5篇 応募総数1216篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和42年/1967年9月18日18:00～

第26回

昭和43年/1968年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和43年/1968年3月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和43年/1968年5月号選評掲載 受賞 斎藤昌三 「拘禁」  『文學界』昭和43年/1968年5月号掲載 受賞 犬飼和雄 「緋魚」  『文學界』昭和43年/1968年5月号掲載 候補 加藤富夫 「鬼の国」 鈴木　恵 「武悪」 宮下宣裕 「モロー夫人」 最終候補作5篇 応募総数1093篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和43年/1968年3月18日夜

第27回

昭和43年/1968年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和43年/1968年9月24日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和43年/1968年11月号選評掲載 受賞 加藤富夫 「神の女」  『文學界』昭和43年/1968年11月号掲載  昭和48年/1973年12月・文藝春秋刊『口髭と虱』所収  ... 候補 宮下宣裕 「島」 披田野光信 「夜の咆哮」 古川　薫 「折れたスクリュー」  昭和48年/1973年9月・筑摩書房刊『海と西洋館』所収 最終候補作4篇 応募総数1028篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 野間宏 平野謙 （急用欠席／書面回答） 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和43年/1968年9月24日夜

第28回

昭和44年/1969年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和44年/1969年4月19日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和44年/1969年6月号選評掲載 受賞 内海隆一郎 「雪洞にて」  『文學界』昭和44年/1969年6月号掲載  平成2年/1990年10月・メディアパル刊『蟹の町』所収  平成6年/1994年1月・講談社／講談社文庫『蟹の町』所収 候補 大塚竹緒 「午後の潮」 寺崎克志 「神様僕を殺して下さい」 芹生　一 「敷島のやまと心を……」 葦水章吾 「太陽の裏側」   参考作品「ポッポは死をえらびしか？」   図子英雄 「白い闇」 最終候補作6篇 応募総数1213篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和44年/1969年4月19日

第29回

昭和44年/1969年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和44年/1969年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和44年/1969年12月号選評掲載 受賞 森内俊雄 「幼き者は驢馬に乗って」  『文學界』昭和44年/1969年12月号掲載  昭和46年/1971年9月・文藝春秋刊『幼き者は驢馬に乗って』所収  昭和55年/1980年11月・角川書店／角川文庫『幼き者は驢馬に乗って』所収 佳作 橒川　修 「羽化」 候補 小野木朝子 「魚たちの明日」 芹生　一 「ただれた壁」 安　章淳 「遠い灯」 吉田健至 「遍歴」 最終候補作6篇 応募総数1239篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 （欠席） 野間宏 平野謙 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和44年/1969年10月15日

第30回

昭和45年/1970年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和45年/1970年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和45年/1970年6月号選評掲載 受賞 前田隆之介 「使徒」  『文學界』昭和45年/1970年6月号掲載 候補 鈴木いづみ 「声のない日々」  平成5年/1993年6月・文遊社刊『声のない日々』所収  ... 北島秀明 「流れるままに」 武田頼洋 「アゾルカの時」 野津　決 「漂泊の舟」 最終候補作5篇 応募総数1045篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 開高健 野間宏 平野謙 安岡章太郎 （海外旅行中欠席） 吉行淳之介 選考会●昭和45年/1970年4月16日

第31回

昭和45年/1970年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和45年/1970年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和45年/1970年12月号選評掲載 受賞 樋口至宏 「僕たちの祭り」  『文學界』昭和45年/1970年12月号掲載 受賞 田中泰高 「鯉の病院」 「夏の華」を改題  『文學界』昭和45年/1970年12月号掲載  平成6年/1994年8月・北宋社刊『釣魚の迷宮　幻想小説集』所収  ... 候補 小野木朝子 「ＷＨＹ」 斎藤　弘 「裁きの原理」 菅原　亨 「しかるに胸を打ちて」 野本　昭 「彼の休日」 最終候補作6篇 応募総数1182篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上光晴 武田泰淳 中村真一郎 野間宏 丸谷才一 選考会●昭和45年/1970年10月15日

第32回

昭和46年/1971年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和46年/1971年4月20日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和46年/1971年6月号選評掲載 受賞 河野修一郎 「探照燈」  『文學界』昭和46年/1971年6月号掲載  平成7年/1995年7月・みすず書房刊『植樹祭』所収 受賞 長谷川泰行 「鎮魂歌」  『文學界』昭和46年/1971年6月号掲載  平成7年/1995年10月・郷土出版社刊『新潟県文学全集　第1期第6巻　小説編現代編3』所収 佳作 加奈山　径 「他人からの案内状」 佳作 中谷礼順 「敵機」 候補 大船　渉 「旧里」 多々良英秋 「虚空の座」 関　信博 「遠い被写体」 最終候補作7篇 応募総数1258篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上光晴 武田泰淳 中村真一郎 野間宏 丸谷才一 選考会●昭和46年/1971年4月20日

第33回

昭和46年/1971年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和46年/1971年10月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和46年/1971年12月号選評掲載 受賞 東　峰夫 「オキナワの少年」  『文學界』昭和46年/1971年12月号掲載  昭和47年/1972年5月・文藝春秋刊『オキナワの少年』所収  昭和55年/1980年9月・文藝春秋／文春文庫『オキナワの少年』所収  ... 受賞 大久保　操 「昨夜は鮮か」  『文學界』昭和46年/1971年12月号掲載 佳作 梅原稜子 「円い旗の河床」  『文學界』昭和46年/1971年12月号掲載 候補 柏原克勉 「明けるまで」 塩見佐恵子 「暫くの休息」 中村良男 「破片」 最終候補作6篇 応募総数1342篇

記念品＋賞金5万円 選考委員 井上光晴 武田泰淳 （欠席） 中村真一郎 野間宏 （欠席） 丸谷才一 選考会●昭和46年/1971年10月18日

第34回

昭和47年/1972年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和47年/1972年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和47年/1972年6月号選評掲載   受賞作なし 佳作 対馬康夫 「四辺形」  『文學界』昭和47年/1972年6月号掲載 佳作 加藤保栄 【中村彰彦】 「風船ガムの海」  『文學界』昭和47年/1972年6月号掲載 候補 中田敬二 「赤い紋章」 井川正史 「鳥」 津田正徹 「虚の挿話」 中谷泰治 「己が負い目のまわりをめぐれ」 多々良英秋 「僕のワルツ」 最終候補作7篇 応募総数1257篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 井上光晴 佐伯彰一 中村真一郎 野間宏 丸谷才一 選考会●昭和47年/1972年4月17日

第35回

昭和47年/1972年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和47年/1972年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和47年/1972年12月号選評掲載 受賞 広松　彰 「塗りこめられた時間」  『文學界』昭和47年/1972年12月号掲載 受賞 黎まやこ 【大森黎】 「五月に――」  『文學界』昭和47年/1972年12月号掲載 佳作 青木哲夫 「夏の伝説」  『文學界』昭和48年/1973年2月号掲載 佳作 野　章雨 「日本人」  『文學界』昭和48年/1973年1月号掲載 候補 菅原　亨 「攻め」 蕗谷龍生 「コウノトリ」 葛西　薫 「プラカードの男」 最終候補作7篇 応募総数1258篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 井上光晴 佐伯彰一 中村真一郎 野間宏 （欠席） 丸谷才一 選考会●昭和47年/1972年10月17日

第36回

昭和48年/1973年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和48年/1973年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和48年/1973年6月号選評掲載 受賞 青木八束 【田村孟】 「蛇いちごの周囲」  『文學界』昭和48年/1973年6月号掲載  平成24年/2012年9月・航思社刊『田村孟全小説集』所収 候補 福沢英敏 「死のほとり」  平成5年/1993年6月・近代文芸社刊『死のほとり』所収  ... 阪井洋一 「華北の銀鈴」 滝沢　学 「黄蝶」 芳賀　丈 「冬の家族」 葛西　薫 「秋の記憶」 佐々木　徹 「侵入者」 最終候補作7篇 応募総数927篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 開高健 （欠席／書面回答） 黒井千次 辻邦生 丸谷才一 選考会●昭和48年/1973年4月16日

第37回

昭和48年/1973年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和48年/1973年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和48年/1973年12月号選評掲載 受賞 高橋揆一郎 「ぽぷらと軍神」  『文學界』昭和48年/1973年12月号掲載  昭和53年/1978年8月・文藝春秋刊『伸予』所収  昭和58年/1983年6月・文藝春秋／文春文庫『伸予』所収  ... 受賞 吉田健至 「ネクタイの世界」  『文學界』昭和48年/1973年12月号掲載 候補 芦原　公 「光あふれる街」 春山希義 「サシバエの目ん玉ぁ」 但田富雄 「鴉の円舞」 蕗谷龍生 「海亀の一夜」 吉尾十二夫 「カナダ大陸横断列車」 最終候補作7篇 応募総数1258篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 開高健 黒井千次 辻邦生 丸谷才一 選考会●昭和48年/1973年10月17日

第38回

昭和49年/1974年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和49年/1974年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和49年/1974年6月号選評掲載   受賞作なし 候補 広部直之 「流亡の中で」  昭和57年/1982年7月・鳥影社刊『無告の人・神様の失敗』所収 蕗谷龍生 「獣医の家」 平田好輝 「ワナ」 塩見佐恵子 「妻の側」 小谷　章 「子供たち」 北島伸介 「僕の出発」  『文學界』昭和49年/1974年6月号掲載 但田富雄 「法事のあとで」 最終候補作7篇 応募総数927篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 開高健 黒井千次 辻邦生 丸谷才一 選考会●昭和49年/1974年4月16日

第39回

昭和49年/1974年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和49年/1974年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和49年/1974年12月号選評掲載 受賞 春山希義 「雪のない冬」  『文學界』昭和49年/1974年12月号掲載 佳作 倉沢英彬 「町へ」  『文學界』昭和49年/1974年12月号掲載 候補 佐藤泰志 「颱風」 野津　決 「島の伝説」 古賀信夫 「わたしの甘い生活」 水野明英 【伊達一行】 「骨の声」  平成4年/1992年12月・有学書林刊『夏を閉じる日』所収 たいらしげき 「数学III」 最終候補作7篇 応募総数1197篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 開高健 黒井千次 辻邦生 丸谷才一 選考会●昭和49年/1974年10月15日

第40回

昭和50年/1975年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和50年/1975年4月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和50年/1975年6月号選評掲載   受賞作なし 候補 井上寿彦 「彼等、食虫植物」 吉原忠男 「走る人たち」 今井良次 「夏のかげり」 平　繁樹 「脱出」 平田好輝 「螢の家」 背羽邦彦 「異国」  『文學界』昭和50年/1975年6月号掲載 井川正史 「吹雪く橋」 最終候補作7篇 応募総数991篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 開高健 黒井千次 辻邦生 （海外出張中欠席） 丸谷才一 選考会●昭和50年/1975年4月14日

第41回

昭和50年/1975年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和50年/1975年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和50年/1975年12月号選評掲載 受賞 三好京三 「子育てごっこ」  『文學界』昭和50年/1975年12月号掲載  昭和51年/1976年11月・文藝春秋刊『子育てごっこ』所収  昭和54年/1979年12月・文藝春秋／文春文庫『子育てごっこ』所収 佳作 北澤三保 「遥かな森」  『文學界』昭和50年/1975年12月号掲載  昭和55年/1980年9月・文藝春秋刊『遥かな森　谺する谷』所収 候補 中村邦生 「出会いの森」 鵜川章子 「乗り合い客」 梅田秋義 「わたしの道」 荒井四郎 「扉」 最終候補作6篇 応募総数1274篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 石原慎太郎 開高健 坂上弘 丸山健二 森内俊雄 選考会●昭和50年/1975年10月15日

第42回

昭和51年/1976年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和51年/1976年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和51年/1976年6月号選評掲載   受賞作なし 佳作 野津　決 「鉛の華」  『文學界』昭和51年/1976年6月号掲載 佳作 黒田宏治郎 「遺体」  『文學界』昭和51年/1976年6月号掲載 候補 成田孝雄 「鶺鴒を見た」 梅田秋義 「いつか旅立ちの日に」 高橋宏和 「猫の瞳」 久富淳司 「海の堆積」 石原　悟 「洪水」 最終候補作7篇 応募総数946篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 石原慎太郎 開高健 坂上弘 丸山健二 森内俊雄 選考会●昭和51年/1976年4月16日

第43回

昭和51年/1976年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和51年/1976年10月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和51年/1976年12月号選評掲載   受賞作なし 候補 滝沢　学 「千曲川」 但田富雄 「やつめうなぎ」  平成12年/2000年8月・北國新聞社出版局刊『黄色い影』所収 平田康三郎 「児留瞳あるいは雲の影」 安浪雄嗣 「山」 山内　龍 「閉ざされた海」 野津　決 「他人の街」 栗江　新 「虚し湖」  『文學界』昭和51年/1976年12月号掲載 最終候補作7篇 応募総数1248篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 石原慎太郎 開高健 坂上弘 （海外出張中欠席／書面回答） 丸山健二 森内俊雄 選考会●昭和51年/1976年10月14日

第44回

昭和52年/1977年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和52年/1977年4月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和52年/1977年6月号選評掲載   受賞作なし 佳作 松代達生 「子殺し」  『文學界』昭和52年/1977年6月号掲載 佳作 草間承権 「秋の実」  『文學界』昭和52年/1977年6月号掲載 候補 徳留　節 「翳る岩」 久萬田耕司 「変曲点」 柴沢真也 「草の光」 最終候補作5篇 応募総数1132篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 石原慎太郎 開高健 坂上弘 丸山健二 森内俊雄 選考会●昭和52年/1977年4月18日

第45回

昭和52年/1977年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和52年/1977年10月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和52年/1977年12月号選評掲載 受賞 井川正史 「長い午後」  『文學界』昭和52年/1977年12月号掲載 受賞 三輪　滋 「ステンドグラスの中の風景」  『文學界』昭和52年/1977年12月号掲載 候補 中谷泰治 「入江」 武藤芳治 「かつて、やさしい貌」 山本　駿 「心は海へ走るあたし」 野崎けいじ 「暮れなずむ僕の日」 最終候補作6篇 応募総数1586篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和52年/1977年10月14日

第46回

昭和53年/1978年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和53年/1978年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和53年/1978年6月号選評掲載 受賞 岩猿孝広 「信号機の向こうへ」  『文學界』昭和53年/1978年6月号掲載 受賞 石原　悟 「流れない川」  『文學界』昭和53年/1978年6月号掲載  平成24年/2012年11月・未知谷刊『泡沫夢幻』所収 候補 鬼島　礼 「海を見に行く」 寺沢健一郎 「過失の日」  昭和58年/1983年1月・福武書店刊『夢枷』所収 山本稲夫 「蘇生」 最終候補作5篇 応募総数1248篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和53年/1978年4月17日

第47回

昭和53年/1978年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和53年/1978年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和53年/1978年12月号選評掲載 受賞 松浦理英子 「葬儀の日」  『文學界』昭和53年/1978年12月号掲載  昭和55年/1980年8月・文藝春秋刊『葬儀の日』所収  平成5年/1993年1月・河出書房新社／河出文庫『葬儀の日』所収  ... 佳作 寺沢健一郎 「生殖関係」  『文學界』昭和53年/1978年12月号掲載 候補 藤島真人 「なだらかな午後」 谷津道夫 「犬の行方」 飛鳥　潤 「槌の響き」 高野義裕 「半島の夏」 最終候補作6篇 応募総数1276篇

記念品＋賞金10万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和53年/1978年10月17日　［会場］福田家

第48回

昭和54年/1979年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和54年/1979年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和54年/1979年6月号選評掲載 受賞 古荘正朗 「年頃」  『文學界』昭和54年/1979年6月号掲載  平成3年/1991年12月・而立書房刊『真夏のドライブ』所収 佳作 松家仁之 「夜の樹」  『文學界』昭和54年/1979年8月号掲載 候補 河畠　修 「骨の骨、肉の肉」 牧原　辰 「暮春」 下川　博 「林檎抄」 山本　駿 「夏の匂い」 最終候補作6篇 応募総数1278篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和54年/1979年4月16日　［会場］福田家

第49回

昭和54年/1979年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和54年/1979年10月22日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和54年/1979年12月号選評掲載   受賞作なし 候補 北村周一 「寮暮らし」  昭和58年/1983年12月・海出版社刊『ぼく達の三周年』所収 河畠　修 「雑木林の底で」 栂野未央 「枇杷の栖」 峰原緑子 「夏のさなかに」  『文學界』昭和54年/1979年12月号掲載  昭和56年/1981年7月・文藝春秋刊『風のけはい』所収 高樹のぶ子 「酸き葡萄酒」 最終候補作5篇 応募総数1311篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和54年/1979年10月22日

第50回

昭和55年/1980年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和55年/1980年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和55年/1980年6月号選評掲載 受賞 村上　節 「狸」  『文學界』昭和55年/1980年6月号掲載  昭和60年/1985年11月・福島民報社刊『ふくしまの文学2　小説戦後篇』所収  ... 候補 森実健三 「おれの方法」 受尾正志 「九月は草の匂い」 重藤　充 「藁船」 高樹のぶ子 「麦、さんざめく」  昭和59年/1984年4月・文藝春秋刊『寒雷のように』所収  平成3年/1991年5月・文藝春秋／文春文庫『寒雷のように』所収 北村周一 「八月の光」  昭和58年/1983年12月・海出版社刊『ぼく達の三周年』所収 最終候補作6篇 応募総数1526篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和55年/1980年4月16日　［会場］福田家

第51回

昭和55年/1980年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和55年/1980年10月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和55年/1980年12月号選評掲載 受賞 木崎さと子 「裸足」  『文學界』昭和55年/1980年12月号掲載  昭和57年/1982年11月・文藝春秋刊『裸足』所収 佳作 峰原緑子 「ゆらり、と」  『文學界』昭和55年/1980年12月号掲載  昭和56年/1981年7月・文藝春秋刊『風のけはい』所収 候補 藤田誠之 「夏の仲間」 住友　浩 「青空」 鬼塚秀成 「昇降機」 最終候補作5篇 応募総数1541篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和55年/1980年10月13日　［会場］東京四谷「福田家」

第52回

昭和56年/1981年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和56年/1981年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和56年/1981年6月号選評掲載 受賞 峰原緑子 「風のけはい」  『文學界』昭和56年/1981年6月号掲載  昭和56年/1981年7月・文藝春秋刊『風のけはい』所収 候補 筌尾　正 「陽光の中の柩」 立花種久 「八月」 南木佳士 「空との関係」 宮尾信行 「バイバイパパ」 山川一作 「剥製師」 山本　駿 「水に剥がれていったもの」 最終候補作7篇 応募総数1273篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和56年/1981年4月13日　［会場］東京四谷「福田家」

第53回

昭和56年/1981年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和56年/1981年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和56年/1981年12月号選評掲載 受賞 南木佳士 「破水」  『文學界』昭和56年/1981年12月号掲載  平成12年/2000年3月・文藝春秋刊『エチオピアからの手紙』所収 佳作 最上典世 「田舎審判」  『文學界』昭和56年/1981年12月号掲載 候補 大島賢二 「陽炎のような」 山川一作 「晴れた日に」 麻土　翔 「薄生」 寒川安児 「橋の上を過ぎ行くものは」 最終候補作6篇 応募総数1355篇

記念品＋賞金20万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和56年/1981年10月15日　［会場］東京四谷「福田家」

第54回

昭和57年/1982年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和57年/1982年4月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和57年/1982年6月号選評掲載 受賞 田中健三 「あなしの吹く頃」  『文學界』昭和57年/1982年6月号掲載 佳作 佐藤竜一郎 「Ａ・Ｂ・Ｃ……」  『文學界』昭和57年/1982年6月号掲載 候補 小西寛行 「夢の映るナイフ」 玉木康太郎 「九月の白い渚」 三宅起代和 「ひみつの夏」 最終候補作5篇 応募総数1210篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和57年/1982年4月15日　［会場］東京四谷「福田家」

第55回

昭和57年/1982年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和57年/1982年10月19日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和57年/1982年12月号選評掲載 受賞 田野武裕 「浮上」  『文學界』昭和57年/1982年12月号掲載 受賞 山川一作 「雷電石縁起」  『文學界』昭和57年/1982年12月号掲載 候補 岩田行弘 「薄汚れた鳩」 大島賢二 「土塊」 三宅起代和 「風の浮標」 最終候補作5篇 応募総数1288篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和57年/1982年10月19日

第56回

昭和58年/1983年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和58年/1983年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和58年/1983年6月号選評掲載 受賞 高橋一起 「犬のように死にましょう」  『文學界』昭和58年/1983年6月号掲載 候補 中出礼子 「孕む」 藤田誠之 「危険な冬」 渡辺信二 「ニセンちゃん、泳いでみて」 三田屋久紀 「『外国車　駐車禁止』」 最終候補作5篇 応募総数1251篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和58年/1983年4月13日　［会場］東京四谷「福田家」

第57回

昭和58年/1983年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和58年/1983年10月12日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和58年/1983年12月号選評掲載 受賞 赤羽建美 「住宅」  『文學界』昭和58年/1983年12月号掲載 候補 三沢純一郎 「風、流る」 山下　仁 「隠れ子」 草間承権 「歩道橋」 山下雅久 「海辺の祭り」 最終候補作5篇 応募総数1319篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 阿部昭 清岡卓行 柴田翔 田久保英夫 古井由吉 選考会●昭和58年/1983年10月12日　［会場］東京四谷「福田家」

第58回

昭和59年/1984年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和59年/1984年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和59年/1984年6月号選評掲載 受賞 海辺鷹彦 「端黒豹紋(つまぐろひょうもん)」  『文學界』昭和59年/1984年6月号掲載 受賞 阿南　泰 「錨のない部屋」  『文學界』昭和59年/1984年6月号掲載 候補 悠喜あづさ 【石島あづさ】 「雛の宿」 高橋宏海 「夜の馬」 鞍月　洌 「壁の中の漂流」 岩田行弘 「視線」 種岡良憲 「ある鶏の死についての考察」 最終候補作7篇 応募総数1127篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 清岡卓行 田久保英夫 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和59年/1984年4月16日

第59回

昭和59年/1984年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和59年/1984年10月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和59年/1984年12月号選評掲載 受賞 佑木美紀 「月姫降臨」  『文學界』昭和59年/1984年12月号掲載 受賞 石島あづさ ＝応募時 【悠喜あづさ】 「水位」  『文學界』昭和59年/1984年12月号掲載 候補 上田　諭 「甲子園の風」 大島光彦 「電車の止まった日」 山田二良 「ニセの声色つかい」 米田晋也 「突端」 最終候補作6篇 応募総数1132篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 清岡卓行 田久保英夫 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和59年/1984年10月16日

第60回

昭和60年/1985年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和60年/1985年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和60年/1985年6月号選評掲載 受賞 武部悦子 「明希子」  『文學界』昭和60年/1985年6月号掲載 受賞 米谷ふみ子 「遠来の客」  『文學界』昭和60年/1985年6月号掲載  昭和60年/1985年10月・新潮社刊『過越しの祭』所収  平成3年/1991年2月・新潮社／新潮文庫『過越しの祭』所収  ... 候補 渡辺信也 「谷川の音」  『早稲田文学』昭和60年/1985年12月号掲載 片山恭一 「病棟」 橘　右人 「もうひとりの僕」 最終候補作5篇 応募総数1084篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 清岡卓行 田久保英夫 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和60年/1985年4月17日

第61回

昭和60年/1985年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和60年/1985年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和60年/1985年12月号選評掲載 受賞 早野貢司 「朝鮮人街道」  『文學界』昭和60年/1985年12月号掲載 受賞 中島俊輔 「夏の賑わい」  『文學界』昭和60年/1985年12月号掲載 佳作 大島賢二 「青の領域」  『文學界』昭和60年/1985年12月号掲載 候補 中村良三 「繋げる」 最終候補作4篇 応募総数1127篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 清岡卓行 田久保英夫 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和60年/1985年10月15日

第62回

昭和61年/1986年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和61年/1986年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和61年/1986年6月号選評掲載 受賞 藤本恵子 「比叡を仰ぐ」  『文學界』昭和61年/1986年6月号掲載 候補 森　信二 「土柱へ、そして土柱から」 今井しゅくこ 「ドニエプル」 木原三智明 「一cm3の恋人」 溝辺国広 「海峡の風」 最終候補作5篇 応募総数1051篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 黒井千次 中上健次 畑山博 日野啓三 宮本輝 選考会●昭和61年/1986年4月16日

第63回

昭和61年/1986年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和61年/1986年10月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和61年/1986年12月号選評掲載 受賞 片山恭一 「気配」  『文學界』昭和61年/1986年12月号掲載 受賞 松本富生 「野薔薇の道」  『文學界』昭和61年/1986年12月号掲載  平成2年/1990年10月・下野新聞社刊『野薔薇の道』所収  ... 候補 濱口隆義 「海とようらく」 小関昭夫 「隣人」 岩崎　稜 「光復」 石森　光 「鹿毛馬のいる山」 最終候補作6篇 応募総数1056篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 黒井千次 中上健次 畑山博 日野啓三 宮本輝 選考会●昭和61年/1986年10月14日

第64回

昭和62年/1987年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和62年/1987年4月9日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和62年/1987年6月号選評掲載 受賞 鷺沢　萠 「川べりの道」  『文學界』昭和62年/1987年6月号掲載  平成1年/1989年11月・文藝春秋刊『帰れぬ人びと』所収  平成4年/1992年10月・文藝春秋／文春文庫『帰れぬ人びと』所収 受賞 尾崎昌躬 「東明の浜」  『文學界』昭和62年/1987年6月号掲載 候補 塚田脩二 「温泉宿」 岡田親義 「グッド・バイ・イビザ」 舟田愛子 「灯」 最終候補作5篇 応募総数1096篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 黒井千次 中上健次 畑山博 日野啓三 宮本輝 選考会●昭和62年/1987年4月9日

第65回

昭和62年/1987年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和62年/1987年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和62年/1987年12月号選評掲載 受賞 谷口哲秋 「遠方より」  『文學界』昭和62年/1987年12月号掲載 佳作 茅野裕城子 「有髪」  『文學界』昭和62年/1987年12月号掲載 佳作 白川ゆうき 「蔵王おろし」  『文學界』昭和62年/1987年12月号掲載  平成19年/2007年12月・慧文社刊『蔵王おろし』所収 佳作 濱口隆義 「游泥(どろ)の海」  『文學界』昭和62年/1987年12月号掲載  平成22年/2010年6月・リトル・ガリヴァー社刊『四百年の長い旅』所収 候補 大原春江 「夏の肖像画」 岩崎　稜 「漂鳥たちの森」 最終候補作6篇 応募総数1123篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 津島佑子 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和62年/1987年10月15日

第66回

昭和63年/1988年度・上 ＝[ 決定 ] 昭和63年/1988年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和63年/1988年6月号選評掲載 受賞 坂谷照美 「四日間」  『文學界』昭和63年/1988年6月号掲載 受賞 小浜清志 「風の河」  『文學界』昭和63年/1988年6月号掲載 候補 笹あきら 「落日」 田川ひろはる 「輪を閉じる」 内田真見 「嘘つきゲーム」 最終候補作5篇 応募総数1089篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 津島佑子 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和63年/1988年4月13日

第67回

昭和63年/1988年度・下 ＝[ 決定 ] 昭和63年/1988年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』昭和63年/1988年12月号選評掲載 受賞 濱口隆義 「夏の果て」  『文學界』昭和63年/1988年12月号掲載 受賞 梶井俊介 【服部洋介】 「僕であるための旅」  『文學界』昭和63年/1988年12月号掲載 佳作 長屋和哉 「インディオの眩しい髪」 候補 宮下　均 「誰もいない炭山」 夏野世子 「時を計る」 最終候補作5篇 応募総数1103篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 津島佑子 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●昭和63年/1988年10月17日

第68回

平成1年/1989年度・上 ＝[ 決定 ] 平成1年/1989年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成1年/1989年6月号選評掲載 受賞 山里禎子 「ソウル・トリップ」  『文學界』平成1年/1989年6月号掲載 候補 政成　功 「数字になれない男と……」 篠宮八重 「クンシ蘭」 風丸良彦 「フォーリン・ボディー」 杏菜美佳 「彼女の街の黄色い電車」 福田はるか 「マドリガーレ」 最終候補作6篇 応募総数1063篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 津島佑子 中上健次 畑山博 宮本輝 選考会●平成1年/1989年4月17日

第69回

平成1年/1989年度・下 ＝[ 決定 ] 平成1年/1989年10月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成1年/1989年12月号選評掲載 受賞 中村隆資 「流離譚」  『文學界』平成1年/1989年12月号掲載  平成4年/1992年3月・文藝春秋刊『地蔵記』所収 受賞 瀧澤美恵子 「ネコババのいる町で」  『文學界』平成1年/1989年12月号掲載  平成2年/1990年3月・文藝春秋刊『ネコババのいる町で』所収  平成5年/1993年3月・文藝春秋／文春文庫『ネコババのいる町で』所収  ... 佳作 上原　礼 「ローリングストーン」 候補 松永　尚 「リエゾン・ブルー」 大島賢二 「海色の陶器」 菊川千舟 「雨の祭り」 最終候補作6篇 応募総数898篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 池内紀 津島佑子 畑山博 宮本輝 選考会●平成1年/1989年10月16日

第70回

平成2年/1990年度・上 ＝[ 決定 ] 平成2年/1990年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成2年/1990年6月号選評掲載 受賞 河林　満 「渇水」  『文學界』平成2年/1990年6月号掲載  平成2年/1990年8月・文藝春秋刊『渇水』所収 佳作 比嘉辰夫 「猫の火」  『文學界』平成2年/1990年6月号掲載 候補 今井しゅくこ 「パモナへ」 久家義之 「斜めなくらいに愚か」 今野靖人 「陽のあたる場所」 小嶋ゆたか 「海から眺めると、そのザトウクジラは私たちの知人だと知れる」 最終候補作6篇 応募総数1118篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 池内紀 津島佑子 畑山博 宮本輝 選考会●平成2年/1990年4月16日

第71回

平成2年/1990年度・下 ＝[ 決定 ] 平成2年/1990年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成2年/1990年12月号選評掲載 受賞 竹野昌代 「狂いバチ、迷いバチ」  『文學界』平成2年/1990年12月号掲載 佳作 夏川戸榮子 「夜を渡る音」 候補 藤田誠之 「ライトハンド・マジシャン」 住友　浩 「リングワンデルング」 島田光一 「まぎれ込んだ時間」 久家　迅 「ハムシーン」 最終候補作6篇 応募総数1200篇

記念品＋賞金30万円 選考委員 青野聰 池内紀 津島佑子 畑山博 宮本輝 選考会●平成2年/1990年10月17日

第72回

平成3年/1991年度・上 ＝[ 決定 ] 平成3年/1991年4月12日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成3年/1991年6月号選評掲載 受賞 みどりゆうこ 「海を渡る植物群」  『文學界』平成3年/1991年6月号掲載 候補 菊地　香 「鳩の行方」 冨山俊幸 「風魚」  平成6年/1994年10月・新風舎刊 松倉かおり 「ディアレスト」 最終候補作4篇 応募総数1400篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 青野聰 池内紀 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成3年/1991年4月12日

第73回

平成3年/1991年度・下 ＝[ 決定 ] 平成3年/1991年10月21日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成3年/1991年12月号選評掲載 受賞 市村　薫 「名前のない表札」  『文學界』平成3年/1991年12月号掲載 候補 塚越淑行 「アネビー村」 白川ゆうき 「偽装小路」 冬森　杏 「Hug and Kiss」 菊池　香 「テリトリー」 最終候補作5篇 応募総数1400篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成3年/1991年10月21日

第74回

平成4年/1992年度・上 ＝[ 決定 ] 平成4年/1992年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成4年/1992年6月号選評掲載 受賞 安斎あざみ 「樹木内侵入臨床士」  『文學界』平成4年/1992年6月号掲載 受賞 大島真寿美 「春の手品師」  『文學界』平成4年/1992年6月号掲載  平成19年/2007年6月・講談社刊『ふじこさん』所収  平成24年/2012年2月・講談社／講談社文庫『ふじこさん』所収 候補 塚越淑行 「オートバイ」 住友　浩 「月光のオペラ」 中村邦生 「夜に招かれて」 最終候補作5篇 応募総数1420篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 （書面回答） 選考会●平成4年/1992年4月17日

第75回

平成4年/1992年度・下 ＝[ 決定 ] 平成4年/1992年10月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成4年/1992年12月号選評掲載 受賞 伏本和代 「ちょっとムカつくけれど、 居心地のいい場所」  『文學界』平成4年/1992年12月号掲載  平成14年/2002年4月・そして企画刊『ラクになる』所収 佳作 名取眞吉 「タクシー・ドライバー」 候補 塚越淑行 「虹色のかたち」 夏野世子 「メイストーム」 仁科輝海 「鼓動の聞こえる道」 最終候補作5篇 応募総数1200篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成4年/1992年10月18日

第76回

平成5年/1993年度・上 ＝[ 決定 ] 平成5年/1993年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成5年/1993年6月号選評掲載 受賞 高林杳子 「無人車」  『文學界』平成5年/1993年6月号掲載 候補 上田多恵子 「父の恋愛」 今野靖人 「ねずみ」 坂上南倣 「優しい温度」 永江　光 「牛に訊け」 最終候補作5篇 応募総数1493篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成5年/1993年4月13日

第77回

平成5年/1993年度・下 ＝[ 決定 ] 平成5年/1993年10月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成5年/1993年12月号選評掲載 受賞 中村邦生 「冗談関係のメモリアル」  『文學界』平成5年/1993年12月号掲載  平成21年/2009年11月・水声社刊『チェーホフの夜』所収 受賞 篠原　一 「壊音　KAI-ON」  『文學界』平成5年/1993年12月号掲載  平成7年/1995年1月・文藝春秋刊『壊音』所収  平成10年/1998年1月・文藝春秋／文春文庫『壊音』所収  ... 候補 清水博子 「婚前飽食」 橋本滋之 「ストーリー・バー」 柊　文輔 「デッドソープ」 最終候補作5篇 応募総数1444篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 （書面回答） 畑山博 山田詠美 選考会●平成5年/1993年10月18日

第78回

平成6年/1994年度・上 ＝[ 決定 ] 平成6年/1994年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成6年/1994年6月号選評掲載 受賞 松尾光治 「ファースト・ブルース」  『文學界』平成6年/1994年6月号掲載 候補 浅井紘子 「クラリティ」 森江　晃 「ベターハーフ」 久家義之 「廃墟のスプーン」 諸生眞理 「ハンザキ小町」 最終候補作5篇 応募総数1537篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成6年/1994年4月16日

第79回

平成6年/1994年度・下 ＝[ 決定 ] 平成6年/1994年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成6年/1994年12月号選評掲載 受賞 木崎　巴 「マイナス因子」  『文學界』平成6年/1994年12月号掲載 候補 蜂谷　涼 「分別回収」 猪野晴子 「天の火明り」 小泉隆生 「慈雨」 蒲原逸於 「ダンス」 山下　新 「男が女になる病」 最終候補作6篇 応募総数1971篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 池内紀 木崎さと子 柴田翔 畑山博 山田詠美 選考会●平成6年/1994年10月17日

第80回

平成7年/1995年度・上 ＝[ 決定 ] 平成7年/1995年4月12日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成7年/1995年6月号選評掲載 受賞 青来有一 「ジェロニモの十字架」  『文學界』平成7年/1995年6月号掲載  平成13年/2001年2月・文藝春秋刊『聖水』所収  平成16年/2004年6月・文藝春秋／文春文庫『聖水』所収 候補 谷里　俊 「表面張力」 寒田　寛 「最後のサーモン・フィッシャー」 東　悠紀 「月映え」 松野大介 「ジェラシー」  平成9年/1997年11月・光進社刊『ジェラシー』所収 最終候補作5篇 応募総数1490篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成7年/1995年4月12日

第81回

平成7年/1995年度・下 ＝[ 決定 ] 平成7年/1995年10月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成7年/1995年12月号選評掲載 受賞 塩崎豪士 「目印はコンビニエンス」  『文學界』平成7年/1995年12月号掲載 受賞 清野栄一 「デッドエンド・スカイ」  『文學界』平成7年/1995年12月号掲載  平成13年/2001年6月・河出書房新社刊 奥泉光 奨励賞・ 山田詠美 奨励賞 山田あかね 「終わりのいろいろなかたち」  『文學界』平成7年/1995年12月号掲載 候補 小泉隆生 「花霊」 七海カナミ 「ナナ」 最終候補作5篇 応募総数1422篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成7年/1995年10月18日

第82回

平成8年/1996年度・上 ＝[ 決定 ] 平成8年/1996年4月10日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成8年/1996年6月号選評掲載   受賞作なし 島田雅彦 奨励賞・ 辻原登 奨励賞 新堂令子 「サイレントパニック」  『文學界』平成8年/1996年6月号掲載 候補 岩田行弘 「スキデス」 佐山ヤスコ 「サワディの生涯」 今野靖人 「遠足」 吉田修一 「Ｗａｔｅｒ」  『文學界』平成10年/1998年8月号掲載  平成11年/1999年7月・文藝春秋刊『最後の息子』所収  平成14年/2002年8月・文藝春秋／文春文庫『最後の息子』所収 片岡　正 「鳥男」 最終候補作6篇 応募総数1404篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成8年/1996年4月10日

第83回

平成8年/1996年度・下 ＝[ 決定 ] 平成8年/1996年10月22日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成8年/1996年12月号選評掲載 受賞 最上煬介 「物語が殺されたあとで」  『文學界』平成8年/1996年12月号掲載 受賞 大村麻梨子 「ギルド」  『文學界』平成8年/1996年12月号掲載 候補 海勢頭清高 「夏の宴」 北村たく 「彼女」 山本充朗 「公界」 最終候補作5篇 応募総数1683篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成8年/1996年10月22日

第84回

平成9年/1997年度・上 ＝[ 決定 ] 平成9年/1997年4月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成9年/1997年6月号選評掲載 受賞 吉田修一 「最後の息子」  『文學界』平成9年/1997年6月号掲載  平成11年/1999年7月・文藝春秋刊『最後の息子』所収  平成14年/2002年8月・文藝春秋／文春文庫『最後の息子』所収 候補 大塚銀悦 「久遠」  『文學界』平成10年/1998年12月号掲載  平成11年/1999年9月・文藝春秋刊『濁世』所収 北村　琢 「風吹く緑の海」 橘川有彌 「いないあなた」 小菅陽子 「妊娠線上のマリア」 最終候補作5篇 応募総数1345篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成9年/1997年4月17日

第85回

平成9年/1997年度・下 ＝[ 決定 ] 平成9年/1997年10月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成9年/1997年12月号選評掲載 受賞 橘川有彌 「くろい、こうえんの」  『文學界』平成9年/1997年12月号掲載 島田雅彦 奨励賞・ 山田詠美 奨励賞 砂田ガロン 「天麩羅車掌」  『文學界』平成9年/1997年12月号掲載 候補 北村　琢 「君の場所」 椿　一生 「からまわり」 柳　茂治 「哀愁のヘヴィー・マッチョ」 最終候補作5篇 応募総数1627篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成9年/1997年10月14日

第86回

平成10年/1998年度・上 ＝[ 決定 ] 平成10年/1998年4月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成10年/1998年6月号選評掲載 受賞 若合春侑 「腦病院へまゐります。」  『文學界』平成10年/1998年6月号掲載  平成11年/1999年7月・文藝春秋刊『腦病院へまゐります。』所収  平成15年/2003年7月・文藝春秋／文春文庫『腦病院へまゐります。』所収 奥泉光 奨励賞 坂上康二 「ロッキィ ワールド」  『文學界』平成10年/1998年6月号掲載 候補 奥平若菜 「ジージー」 玉城入野 「耳鳴り低気圧」 山城真道 「ベランダ」 最終候補作5篇 応募総数1195篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成10年/1998年4月15日

第87回

平成10年/1998年度・下 ＝[ 決定 ] 平成11年/1999年10月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成10年/1998年12月号選評掲載   受賞作なし 奥泉光・ 島田雅彦 奨励賞 三輪克巳 「働かざるもの」  『文學界』平成10年/1998年12月号掲載 候補 稲木　宏 「150mm」 河合真平 「髭を剃る男」 後藤弘和 「三文坂」 堀井　優 「卵を割ってから」 最終候補作5篇 応募総数1527篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成10年/1998年10月14日

第88回

平成11年/1999年度・上 ＝[ 決定 ] 平成11年/1999年4月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成11年/1999年6月号選評掲載 受賞 羽根田康美 「ＬＡ心中」  『文學界』平成11年/1999年6月号掲載 受賞 松崎美保 「DAY LABOUR」  『文學界』平成11年/1999年6月号掲載 浅田彰・ 山田詠美 奨励賞 最向涼子 「ひまつぶし」  『文學界』平成11年/1999年6月号掲載 候補 日野聡司 「石の正体」 嘉碕藤志子 「虹の卜側」 最終候補作5篇 応募総数1225篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成11年/1999年4月14日

第89回

平成11年/1999年度・下 ＝[ 決定 ] 平成11年/1999年10月12日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成11年/1999年12月号選評掲載   受賞作なし 島田雅彦・ 辻原登 奨励賞 水野由美 「ほたる座」  『文學界』平成11年/1999年12月号掲載 候補 青山　薫 「カドミウムオレンジ」 如月由美子 「ワンダフルワールド」 玉井三千留 「ポートレイト」 玉井　蓬 「軟らかいもの」 芳賀橙子 「カンド・ボイス」 最終候補作6篇 応募総数1621篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成11年/1999年10月12日

第90回

平成12年/2000年度・上 ＝[ 決定 ] 平成12年/2000年4月10日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成12年/2000年6月号選評掲載   受賞作なし 辻原登 奨励賞 福迫光英 「ガリバーの死体袋」  『文學界』平成12年/2000年6月号掲載 候補 青山繁晴 「夜想交叉路」 兼崎志郎 「レクイエム　フロム・アナザー・ホスピタル」 狩野博恵 「肉食」 鶴岡一生 「花の時間」 八木智子 「ＭＡＤＡＲＡ」 最終候補作6篇 応募総数1349篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成12年/2000年4月10日

第91回

平成12年/2000年度・下 ＝[ 決定 ] 平成12年/2000年10月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成12年/2000年12月号選評掲載 受賞 都築隆広 「看板屋の恋」  『文學界』平成12年/2000年12月号掲載 島田雅彦 奨励賞 飯塚朝美 「ミゼリコード」  『文學界』平成12年/2000年12月号掲載 候補 酒井秋爾 「透明に滲んだ赤」 砂丘れいこ 「裸のドレス」 豊明真舞 「蒼陽」 最終候補作5篇 応募総数1715篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成12年/2000年10月13日

第92回

平成13年/2001年度・上 ＝[ 決定 ] 平成13年/2001年4月10日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成13年/2001年6月号選評掲載 受賞 吉村萬壱 「クチュクチュバーン」  『文學界』平成13年/2001年6月号掲載  平成14年/2002年2月・文藝春秋刊『クチュクチュバーン』所収  平成17年/2005年8月・文藝春秋／文春文庫『クチュクチュバーン』所収 受賞 長嶋　有 「サイドカーに犬」  『文學界』平成13年/2001年6月号掲載  平成14年/2002年1月・文藝春秋刊『猛スピードで母は』所収  平成17年/2005年2月・文藝春秋／文春文庫『猛スピードで母は』所収 候補 近藤弓彦 「誰かいないの」 中川　充 「メロディ」 正木としか 「冬の惑星」 最終候補作5篇 応募総数1235篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成13年/2001年4月10日

第93回

平成13年/2001年度・下 ＝[ 決定 ] 平成13年/2001年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成13年/2001年12月号選評掲載   受賞作なし 佳作 東野一美 「白い夏」  『文學界』平成13年/2001年12月号掲載 候補 栗田雅祥 「声の飛沫」 西山由美 「小さな棺」 岬サクヤ 「ストレイ・ラビット」 山田ろく 「花咲く前の」 最終候補作5篇 応募総数1537篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成13年/2001年10月15日

第94回

平成14年/2002年度・上 ＝[ 締切 ] 平成13年/2001年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成14年/2002年4月10日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成14年/2002年6月号選評掲載 受賞 北岡耕二 「わたしの好きなハンバーガー」  『文學界』平成14年/2002年6月号掲載 受賞 蒔岡雪子 「飴玉が三つ」  『文學界』平成14年/2002年6月号掲載 候補 浅野知史 「悲しき温帯」 阿藤史帆里 「ちはやぶる掲示板」 上田瑞希 「夜に浮かぶ」 大島孝雄 「缶詰」 最終候補作6篇 応募総数1236篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成14年/2002年4月10日

第95回

平成14年/2002年度・下 ＝[ 締切 ] 平成14年/2002年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成14年/2002年10月21日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成14年/2002年12月号選評掲載   受賞作なし 佳作 河西美穂 「ミネさん」  『文學界』平成14年/2002年12月号掲載 候補 太田川太郎 「切る」 谷崎由依 「夕暮れ畑」 椿あひる 「暑熱」 三上拓美 「もし僕が魂を知っているのなら」 最終候補作5篇 応募総数1633篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成14年/2002年10月21日

第96回

平成15年/2003年度・上 ＝[ 締切 ] 平成14年/2002年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成15年/2003年4月14日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成15年/2003年6月号選評掲載 受賞 絲山秋子 「イッツ・オンリー・トーク」  『文學界』平成15年/2003年6月号掲載  平成16年/2004年2月・文藝春秋刊『イッツ・オンリー・トーク』所収  平成18年/2006年5月・文藝春秋／文春文庫『イッツ・オンリー・トーク』所収 候補 相沢圭介 「人魚の唇」 岩倉ゆみ 「図書館のツキモノ」 太田川太郎 「死に体」 中崎　至 「オールラッシュ」 二瓶哲也 「モンタニャーナ・レッスン・リポート」 最終候補作6篇 応募総数1417篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成15年/2003年4月14日

第97回

平成15年/2003年度・下 ＝[ 締切 ] 平成15年/2003年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成15年/2003年10月20日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成15年/2003年12月号選評掲載 受賞 由真直人 「ハンゴンタン」  『文學界』平成15年/2003年12月号掲載 候補 安部幸恵 「南国怪談」 狩野千紘 「水の王国」 田村　零 「残った、残った」 山本眞美惠 「同じ星の上で」 「ゆくるゆく青春の日々よ」を改題 最終候補作5篇 応募総数1898篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 山田詠美 選考会●平成15年/2003年10月20日

第98回

平成16年/2004年度・上 ＝[ 締切 ] 平成15年/2003年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成16年/2004年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成16年/2004年6月号選評掲載 受賞 モブ・ノリオ 「介護入門」  『文學界』平成16年/2004年6月号掲載  平成16年/2004年8月・文藝春秋刊  平成19年/2007年9月・文藝春秋／文春文庫『介護入門』所収 佳作 宮下奈都 「静かな雨」  『文學界』平成16年/2004年6月号掲載  平成28年/2016年12月・文藝春秋刊  令和1年/2019年6月・文藝春秋／文春文庫『静かな雨』所収 候補 小畠延子 「雨やさめ」 佐藤万里子 「水槽の底」 田島辰治 「ペーパードライブ」 藤枝千穂 「祖父の遺言」 最終候補作6篇 応募総数1377篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 選考会●平成16年/2004年4月13日

第99回

平成16年/2004年度・下 ＝[ 締切 ] 平成16年/2004年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成16年/2004年10月25日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成16年/2004年12月号選評掲載 受賞 赤染晶子 「初子さん」  『文學界』平成16年/2004年12月号掲載  平成19年/2007年5月・文藝春秋刊『うつつ・うつら』所収 島田雅彦 奨励賞 寺坂小迪 「ヒヤシンス」  『文學界』平成16年/2004年12月号掲載 候補 秋枝のぞみ 「グラデーション」 内村大地 「吼えろ筆(ペン)」 水野里美 「蜂蜜をすくう世界をすくう」 最終候補作5篇 応募総数1887篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 奥泉光 島田雅彦 辻原登 選考会●平成16年/2004年10月25日

第100回

平成17年/2005年度・上 ＝[ 締切 ] 平成16年/2004年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成17年/2005年4月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成17年/2005年6月号選評掲載   受賞作なし 辻原登・ 松浦寿輝 奨励賞 佐久吉忠夫 「末黒野　すぐろの」  『文學界』平成17年/2005年6月号掲載 候補 秋枝のぞみ 「美人のはらわた」 今野智彩 「セレモニー」 崔琵歌 「箸男」 紗原なぎ 「遺影写真」 最終候補作5篇 応募総数1659篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成17年/2005年4月18日

第101回

平成17年/2005年度・下 ＝[ 締切 ] 平成17年/2005年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成17年/2005年10月18日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成17年/2005年12月号選評掲載 受賞 中山智幸 「さりぎわの歩き方」  『文學界』平成17年/2005年12月号掲載  平成19年/2007年6月・文藝春秋刊『さりぎわの歩き方』所収 辻原登 奨励 参考作 桑井朋子 「退行する日々」  『文學界』平成17年/2005年12月号掲載 候補 青山学史 「ブルーワーク」 千鳥　響 「リズム／ワルツ」 由良藍子 「庭師」 最終候補作5篇 応募総数1927篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成17年/2005年10月18日

第102回

平成18年/2006年度・上 ＝[ 締切 ] 平成17年/2005年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成18年/2006年4月19日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成18年/2006年6月号選評掲載 受賞 木村紅美 「風化する女」  『文學界』平成18年/2006年6月号掲載  平成19年/2007年4月・文藝春秋刊『風化する女』所収 島田雅彦 奨励賞 澁谷ヨシユキ 「バードメン」  『文學界』平成18年/2006年6月号掲載 候補 市宇拓人 「フリースロー」 水國里美 「釉の呟き」 由良藍子 「静寂の住処」 最終候補作5篇 応募総数1398篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成18年/2006年4月19日

第103回

平成18年/2006年度・下 ＝[ 締切 ] 平成18年/2006年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成18年/2006年10月23日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成18年/2006年12月号選評掲載 受賞 田山朔美 「裏庭の穴」  『文學界』平成18年/2006年12月号掲載  平成21年/2009年4月・文藝春秋刊『霊降ろし』所収 受賞 藤野可織 「いやしい鳥」  『文學界』平成18年/2006年12月号掲載  平成20年/2008年9月・文藝春秋刊『いやしい鳥』所収  平成30年/2018年12月・河出書房新社／河出文庫『いやしい鳥』所収 候補 伊豆味大作 「ピス」 栫井智子 「閨の夜伽」 松井　藍 「りんごジャム」 最終候補作5篇 応募総数1937篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成18年/2006年10月23日

第104回

平成19年/2007年度・上 ＝[ 締切 ] 平成18年/2006年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成19年/2007年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成19年/2007年6月号選評掲載 受賞 円城　塔 「オブ・ザ・ベースボール」  『文學界』平成19年/2007年6月号掲載  平成20年/2008年2月・文藝春秋刊『オブ・ザ・ベースボール』  平成24年/2012年4月・文藝春秋／文春文庫『オブ・ザ・ベースボール』所収 受賞 谷崎由依 「舞い落ちる村」  『文學界』平成19年/2007年6月号掲載  平成21年/2009年2月・文藝春秋刊『舞い落ちる村』所収 候補 岩田敬子 「消滅」 北野道夫 「二重写し」 吉井磨弥 「ソリティウム」 最終候補作5篇 応募総数1315篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成19年/2007年4月13日

第105回

平成19年/2007年度・下 ＝[ 締切 ] 平成19年/2007年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成19年/2007年10月17日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成19年/2007年12月号選評掲載 受賞 楊　逸 「ワンちゃん」  『文學界』平成19年/2007年12月号掲載  平成20年/2008年1月・文藝春秋刊『ワンちゃん』  平成22年/2010年7月・文藝春秋／文春文庫『ワンちゃん』所収 島田雅彦 奨励賞 早川阿栗 「東京キノコ」  『文學界』平成19年/2007年12月号掲載 辻原登 奨励賞 牧田真有子 「椅子」  『文學界』平成19年/2007年12月号掲載 候補 佐藤　揺 「残像か何か」 松井　藍 「水をください」 最終候補作5篇 応募総数1727篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 浅田彰 川上弘美 島田雅彦 辻原登 松浦寿輝 選考会●平成19年/2007年10月17日

第106回

平成20年/2008年度・上 ＝[ 締切 ] 平成19年/2007年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成20年/2008年4月11日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成20年/2008年6月号選評掲載 受賞 北野道夫 「逃げ道」  『文學界』平成20年/2008年6月号掲載 候補 響堂コウ 「静寂の耳」 佐々木悠嗣 「ツミダエの華」 菅原妃奈己 「夜明けは誰のもの」 遠実かの子 「透明人間の住むところ」 最終候補作5篇 応募総数1301篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成20年/2008年4月11日

第107回

平成20年/2008年度・下 ＝[ 締切 ] 平成20年/2008年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成20年/2008年10月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成20年/2008年12月号選評掲載 受賞 上村　渉 「射手座」  『文學界』平成20年/2008年12月号掲載 受賞 松波太郎 ＝応募時 【金澤太郎】 「廃車」 「革命」を改題  『文學界』平成20年/2008年12月号掲載  平成21年/2009年8月・文藝春秋刊『よもぎ学園高等学校蹴球部』所収 候補 加藤恵美子 「ルルル肉を食らう」 吉井磨弥 「ブリーディング」 吉澤　薫 「鶴姫レッド」 最終候補作5篇 応募総数1807篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成20年/2008年10月15日

第108回

平成21年/2009年度・上 ＝[ 締切 ] 平成20年/2008年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成21年/2009年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成21年/2009年6月号選評掲載 受賞 シリン・ネザマフィ 「白い紙」  『文學界』平成21年/2009年6月号掲載  平成21年/2009年8月・文藝春秋刊『白い紙／サラム』所収 候補 大岡直也 「川辺の棲家」 奥田真理子 「カルテル」 佐藤　揺 「世界数の描く円」 高橋果奈 「土公神」 最終候補作5篇 応募総数1594篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成21年/2009年4月13日

第109回

平成21年/2009年度・下 ＝[ 締切 ] 平成21年/2009年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成21年/2009年10月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成21年/2009年12月号選評掲載 受賞 奥田真理子 「ディヴィジョン」  『文學界』平成21年/2009年12月号掲載 花村萬月・ 松浦理英子 特別賞 合原壮一朗 「狭い庭」  『文學界』平成21年/2009年12月号掲載 候補 三國達夫 「電話」 水上紫明 「才人の詩」 本村実穂 「ポストカードの教会」 最終候補作5篇 応募総数2008篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成21年/2009年10月16日

第110回

平成22年/2010年度・上 ＝[ 締切 ] 平成21年/2009年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成22年/2010年4月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成22年/2010年6月号選評掲載 受賞 鶴川健吉 ＝応募時 【鶴川建】 「乾燥腕」  『文學界』平成22年/2010年6月号掲載  平成25年/2013年8月・文藝春秋刊『すなまわり』所収 受賞 穂田川洋山 「自由高さＨ」  『文學界』平成22年/2010年6月号掲載  平成22年/2010年8月・文藝春秋刊 候補 一田和樹 「エレベータ統計官」 奥林浩之 「四本の渇いた右手」 古谷田奈月 「夜の双子」 最終候補作5篇 応募総数1639篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成22年/2010年4月16日

第111回

平成22年/2010年度・下 ＝[ 締切 ] 平成22年/2010年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成22年/2010年10月12日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成22年/2010年12月号選評掲載 受賞 吉井磨弥 「ゴルディータは食べて、寝て、働くだけ」  『文學界』平成22年/2010年12月号掲載 候補 入手美祐 「ザオリク」 上田　明 「五郎」 遠松はるか 「ホウセンカ」 土門　蘭 「七月のための日」 最終候補作5篇 応募総数2052篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成22年/2010年10月12日

第112回

平成23年/2011年度・上 ＝[ 締切 ] 平成22年/2010年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成23年/2011年4月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成23年/2011年6月号選評掲載 受賞 水原　涼 「甘露」  『文學界』平成23年/2011年6月号掲載 受賞 山内令南 「癌だましい」  『文學界』平成23年/2011年6月号掲載  平成23年/2011年8月・文藝春秋刊  平成26年/2014年2月・文藝春秋／文春文庫『癌だましい』所収 候補 上田　明 「ユー・ノー・スモー」 里中住名 「直して」 南名涼介 「島には鍵がかかっていたので」 最終候補作5篇 応募総数1778篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成23年/2011年4月15日

第113回

平成23年/2011年度・下 ＝[ 締切 ] 平成23年/2011年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成23年/2011年10月11日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成23年/2011年12月号選評掲載 受賞 鈴木善徳 「髪魚」  『文學界』平成23年/2011年12月号掲載 受賞 馳平啓樹 「きんのじ」  『文學界』平成23年/2011年12月号掲載 候補 小祝百々子 「孕みの木の実はされるがままだ」 桜田　行 「豚どもの歌」 棚部　結 「いつかわたしもここに」 最終候補作5篇 応募総数1985篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成23年/2011年10月11日

第114回

平成24年/2012年度・上 ＝[ 締切 ] 平成23年/2011年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成24年/2012年4月13日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成24年/2012年6月号選評掲載 受賞 小祝百々子 「こどもの指につつかれる」  『文學界』平成24年/2012年6月号掲載 候補 浦久 「トール・テール・テイル」 小佐井雅紀 「さざなみの」 嶋津　照 【嶋津　輝】 「ノー・スプラッシュ」 冨増寛和 「夢に舞う蝶」 最終候補作5篇 応募総数1650篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成24年/2012年4月13日

第115回

平成24年/2012年度・下 ＝[ 締切 ] 平成24年/2012年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成24年/2012年10月16日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成24年/2012年12月号選評掲載 受賞 守山　忍 「隙間」  『文學界』平成24年/2012年12月号掲載 受賞 二瓶哲也 「最後のうるう年」  『文學界』平成24年/2012年12月号掲載 候補 阿久沢牟礼 「紙の上の虚(うつせ)」 榎本櫻湖 「受胎告知」 三沢芽衣子 「幻燈小路」 最終候補作5篇 応募総数2223篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成24年/2012年10月16日

第116回

平成25年/2013年度・上 ＝[ 締切 ] 平成24年/2012年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成25年/2013年4月11日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成25年/2013年6月号選評掲載   受賞作なし 候補 赤羽三郎 「苔の笞」 安部孝作 「濡れ衣日和」 桑村亮太 「ベランダ」 冨増寛和 「遅咲きの雛」 古田　幸 「しかみきとてかしかやんか」 最終候補作5篇 応募総数1590篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成25年/2013年4月11日

第117回

平成25年/2013年度・下 ＝[ 締切 ] 平成25年/2013年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成25年/2013年10月11日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成25年/2013年12月号選評掲載 受賞 前田隆壱 「アフリカ鯰」  『文學界』平成25年/2013年12月号掲載 受賞 守島邦明 「息子の逸楽」  『文學界』平成25年/2013年12月号掲載 吉田修一 奨励賞 野上　健 「走る夜」  『文學界』平成25年/2013年12月号掲載 候補 岩田幸武 「はんだづけ」 長野　光 「コケーニュ」 最終候補作5篇 応募総数1720篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成25年/2013年10月11日

第118回

平成26年/2014年度・上 ＝[ 締切 ] 平成25年/2013年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成26年/2014年4月15日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成26年/2014年6月号選評掲載 受賞 諸隈　元 ＝応募時 【上戸元】 「熊の結婚」  『文學界』平成26年/2014年6月号掲載 候補 赤羽三郎 「オープン・セサミ」 石黒秀昌 「身なし子めく、馬めく」 藤松直文 「距離」 山崎円花 「二階の窓で赤ん坊が泣いている」 最終候補作5篇 応募総数1713篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成26年/2014年4月15日

第119回

平成26年/2014年度・下 ＝[ 締切 ] 平成26年/2014年6月30日 ＝[ 決定 ] 平成26年/2014年10月10日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成26年/2014年12月号選評掲載 受賞 板垣真任 「トレイス」 「とれいす」を改題  『文學界』平成26年/2014年12月号掲載 佳作 小笠原　瀧 ＝応募時 【十川瀧】 「夜の斧」  『文學界』平成26年/2014年12月号掲載 佳作 森井　良 ＝応募時 【本二木ちまや】 「ミックスルーム」 「塊」を改題  『文學界』平成26年/2014年12月号掲載 候補 石黒秀昌 「対岸で凍える」 坂根貴行 「農村生活」 最終候補作5篇 応募総数1956篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 角田光代 花村萬月 松浦寿輝 松浦理英子 吉田修一 選考会●平成26年/2014年10月10日

第120回

平成27年/2015年度・上 ＝[ 締切 ] 平成26年/2014年12月31日 ＝[ 決定 ] 平成27年/2015年4月9日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成27年/2015年6月号選評掲載 受賞 加藤秀行 「サバイブ」  『文學界』平成27年/2015年6月号掲載  平成28年/2016年2月・文藝春秋刊『シェア』所収 受賞 杉本裕孝 「ヴェジトピア」  『文學界』平成27年/2015年6月号掲載 候補 奥野紗世子 「祖父入定」 神木陽介 「牢番」 村野まゆみ 「ルイーズ」 最終候補作5篇 応募総数1566篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 円城塔 川上未映子 松浦理英子 吉田修一 綿矢りさ 選考会●平成27年/2015年4月9日

第121回

平成28年/2016年度 ＝[ 締切 ] 平成27年/2015年9月30日 ＝[ 決定 ] 平成28年/2016年 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成28年/2016年5月号選評掲載 受賞 砂川文次 「市街戦」 「夢行軍」を改題  『文學界』平成28年/2016年5月号掲載  平成31年/2019年1月・文藝春秋刊『戦場のレビヤタン』所収  令和4年/2022年5月・文藝春秋／文春文庫『小隊』所収 受賞 渡辺勝也 「人生のアルバム」 「人生の百科事典」を改題  『文學界』平成28年/2016年5月号掲載 候補 白鳥一 「水辺に集う」 和田真実 「森の底」 貫野まどか 「早熟と余生」 最終候補作5篇 応募総数---篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 円城塔 川上未映子 松浦理英子 吉田修一 綿矢りさ

第122回

平成29年/2017年度 ＝[ 締切 ] 平成28年/2016年9月30日 ＝[ 決定 ] 平成29年/2017年3月7日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成29年/2017年5月号選評掲載 受賞 沼田真佑 「影裏(えいり)」  『文學界』平成29年/2017年5月号掲載  平成29年/2017年7月・文藝春秋刊  令和1年/2019年9月・文藝春秋／文春文庫『影裏』所収 候補 串戯宙 「月面娘」 竹下甚八 「鰐」 藤生理江 「花の文法」 山家望 「コーカサスに浮かぶ」 最終候補作5篇 応募総数2445篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 円城塔 川上未映子 松浦理英子 吉田修一 綿矢りさ 選考会●平成29年/2017年3月7日

第123回

平成30年/2018年度 ＝[ 締切 ] 平成29年/2017年9月30日 ＝[ 決定 ] 平成30年/2018年3月8日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』平成30年/2018年5月号選評掲載   受賞作なし 候補 朝雛秋多 「結んで、開いて」 池渕泰正 「セラミックの浄土」 遠藤俊太郎 「海へ」 九段理江 「海の聴力」 丸山昇平 「赤ちゃんにさわらせて」 最終候補作5篇 応募総数2593篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 東浩紀 円城塔 川上未映子 長嶋有 綿矢りさ 選考会●平成30年/2018年3月8日

第124回

平成31年/2019年度 ＝[ 締切 ] 平成30年/2018年9月30日 ＝[ 決定 ] 平成31年/2019年3月4日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和1年/2019年5月号選評掲載 受賞 奥野紗世子 「逃げ水は街の血潮」  『文學界』令和1年/2019年5月号掲載 受賞 田村広済 「レンファント」 「デルモベート」を改題  『文學界』令和1年/2019年5月号掲載 候補 朝雛秋多 「不明熱」 正月　瑛 「隅田川」 中西智佐乃 「アンノウン」 「ひそひその種」を改題 最終候補作5篇 応募総数2172篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 東浩紀 円城塔 川上未映子 長嶋有 綿矢りさ 選考会●平成31年/2019年3月4日

第125回

令和2年/2020年度 ＝[ 締切 ] 令和1年/2019年9月30日 ＝[ 発表 ] 令和2年/2020年4月 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和2年/2020年5月号選評掲載 受賞 三木三奈 「アキちゃん」  『文學界』令和2年/2020年5月号掲載  令和6年/2024年1月・文藝春秋刊『アイスネルワイゼン』所収 候補 齋藤桂 「イスカ」 古賀啓三 「Ｏ文学に於ける抑圧と解放」 滝沢秀一 「マリングリーンの下で溢れる」 斉藤紳士 「祭りのあと」 最終候補作5篇 応募総数2251篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 東浩紀 円城塔 川上未映子 長嶋有 中村文則

第126回

令和3年/2021年度 ＝[ 締切 ] 令和2年/2020年9月30日 ＝[ 決定 ] 令和3年/2021年3月4日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和3年/2021年5月号選評掲載 受賞 青野　暦 「穀雨のころ」  『文學界』令和3年/2021年5月号掲載 受賞 九段理江 「悪い音楽」  『文學界』令和3年/2021年5月号掲載  令和4年/2022年1月・文藝春秋刊『Schoolgirl』所収 候補 佐々木ヒロミ 「テッラテッラトファミリアノ」 佐野夕紀 「タイムラプス」 清水翔太 「蛸を縊る」 「私に潜む」を改題 最終候補作5篇 応募総数2817篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 東浩紀 円城塔 川上未映子 長嶋有 中村文則 選考会●令和3年/2021年3月4日

第127回

令和4年/2022年度 ＝[ 締切 ] 令和3年/2021年9月30日 ＝[ 決定 ] 令和4年/2022年3月7日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和4年/2022年5月号選評掲載 受賞 年森　瑛 「Ｎ／Ａ」  『文學界』令和4年/2022年5月号掲載  令和4年/2022年6月・文藝春秋刊 候補 金名サメリ 「やがてとけゆくゴーストアップル」 篠原篤 「椿象(カメムシ)」 新崎瞳 「ルイ」 永井太郎 「余暇」 最終候補作5篇 応募総数2770篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 青山七恵 東浩紀 金原ひとみ 長嶋有 中村文則 村田沙耶香 選考会●令和4年/2022年3月7日

第128回

令和5年/2023年度 ＝[ 締切 ] 令和4年/2022年9月30日 ＝[ 決定 ] 令和5年/2023年3月6日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和5年/2023年5月号選評掲載 受賞 市川沙央 「ハンチバック」  『文學界』令和5年/2023年5月号掲載  令和5年/2023年6月・文藝春秋刊 候補 上原ひらく 「ふみょんの子」 篠原篤 「ハナモコシの彼女」 太尾冴 「美しい　やまいだれ+般　痕」 旗原理沙子 「ききなし」 最終候補作5篇 応募総数2229篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 青山七恵 阿部和重 金原ひとみ 中村文則 村田沙耶香 選考会●令和5年/2023年3月6日

第129回

令和6年/2024年度 ＝[ 締切 ] 令和5年/2023年9月30日 ＝[ 決定 ] 令和6年/2024年3月8日 ＝[ 媒体 ] 『文學界』令和5年/2023年5月号選評掲載 受賞 旗原理沙子 「私は無人島」  『文學界』令和6年/2024年5月号掲載 受賞 福海　隆 「日曜日（付随する19枚のパルプ）」  『文學界』令和6年/2024年5月号掲載 候補 浅田洋輔 「弱食団地」 雨根司 「やがて消える」 上原ひらく 「これで終わりにしたい」 最終候補作5篇 応募総数2120篇

記念品＋賞金50万円 選考委員 青山七恵 阿部和重 金原ひとみ 中村文則 村田沙耶香 選考会●令和6年/2024年3月8日