サンデー毎日新人賞受賞作・候補作一覧1-8回

サンデー毎日新人賞

第1回～第8回

昭和45年/1970年～
昭和52年/1977年

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Last Update●[H30]2018/5/1

主催	毎日新聞社
対象	公募原稿：時代小説または推理小説
創設経緯	昭和38年/1963年まで5回にわたって行われていた「サンデー毎日小説賞」が、『読物専科』（のち『別冊サンデー毎日』→『小説サンデー毎日』）創刊を機に復活

第1回

昭和45年/1970年度

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和45年/1970年7月号選評掲載

時代小説部門

受賞	舛山六太【岩山六太】	「降倭記」	『小説サンデー毎日』昭和45年/1970年7月号掲載
佳作	由岐京彦	「水車の歌」
候補	福田鮭二	「坂東の女と男」
	須郷久衛	「ガンガン寺の鐘」
最終候補作4篇
応募総数238篇

推理小説部門

受賞	井口泰子＝応募時【加藤昌子】	「東名ハイウェイバス・ドリーム号」	『小説サンデー毎日』昭和45年/1970年7月号掲載
佳作	三川　中【草野唯雄】	「架空索道事件」	昭和59年/1984年9月・角川書店／角川文庫『交叉する線』所収
候補	山本澄子	「都に紫の太陽昇れば」
	中堂利夫	「愛宕山鎮魂碑」
最終候補作4篇
応募総数184篇

賞金30万円＋副賞置時計＋最高級万年筆プラチナ・プラチナ

佳作:賞金10万円＋最高級万年筆プラチナ・プラチナ

選考委員

時代小説部門

推理小説部門

選考会●昭和45年/1970年4月末

第2回

昭和46年/1971年度

＝[ 締切 ] 昭和46年/1971年1月31日

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和46年/1971年7月号発表・選評掲載

時代小説部門

受賞	黒部　亨	「片思慕の竹」
佳作	野原　秋	「俤にして」
候補	伊藤　栄	「餓鬼供養」
	林　草太郎	「ある幕臣の回想――残月記――」
	福田鮭二	「水戸の落日」
最終候補作5篇『小説サンデー毎日』昭和46年/1971年6月臨時増刊号［3巻7号］掲載

推理小説部門

	受賞作なし
佳作一席	光藤光雄	「蘖（ひこばえ）」
佳作二席	福田　洋	「空白のダイヤル」
候補	山村美紗	「死体はクーラーが好き」	昭和51年/1976年-月・立風書房刊『死体はクーラーが好き』所収昭和56年/1981年2月・文藝春秋／文春文庫『死体はクーラーが好き』所収
	安田静雄	「女がささやいた…」
最終候補作4篇『小説サンデー毎日』昭和46年/1971年6月臨時増刊号［3巻7号］掲載

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

推理小説部門

第3回

昭和47年/1972年度

＝[ 締切 ] 昭和47年/1972年1月31日

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和47年/1972年7月号発表・【推理小説部門】選評掲載、8月号【時代小説部門】選評掲載

時代小説部門

受賞	鈴木新吾	「女人浄土」	『小説サンデー毎日』昭和47年/1972年8月号掲載
佳作一席	里生香志	「国役銭物語」
佳作二席	林　草太郎	「過ぎて行くもの」
候補	松林史郎	「夏雲」
	有城三朗	「怨霊賛歌」
最終候補作5篇

推理小説部門

受賞	冬木鋭介【小林久三】	「腐蝕色彩」	『小説サンデー毎日』昭和47年/1972年7月号掲載昭和52年/1977年10月・角川書店／角川文庫『蒼ざめた斜塔』所収
佳作	宿毛川　健	「懲罰委員会」	〔改題〕「特別人事委員会」『推理』昭和47年/1972年12月増刊掲載
候補	里生香志	「孤老の苑」
	秋井哲郎	「情事のたのしみ」
	深谷忠記	「旅立ち」
最終候補作5篇

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

推理小説部門

第4回

昭和48年/1973年度

＝[ 締切 ] 昭和48年/1973年1月31日

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和48年/1973年7月号発表・【推理小説部門】選評掲載、8月号【時代小説部門】選評掲載

時代小説部門

受賞	福田螢二	「宿場と女」	『小説サンデー毎日』昭和48年/1973年8月号掲載
受賞	里生香志	「草奔枯る」	『小説サンデー毎日』昭和48年/1973年8月号掲載
候補	井上敏夫	「北斗の海」
	最上三郎	「明日を易断した男」
	庭　彩子	「闇に舞う糸は曲者」
最終候補作5篇

推理小説部門

受賞	麗羅	「ルバング島の幽霊」	『小説サンデー毎日』昭和48年/1973年7月号掲載昭和49年/1974年11月・毎日新聞社刊『殺意の曠野』所収
佳作	志村恭吾	「大逆異聞」	『小説サンデー毎日』昭和48年/1973年9月号掲載
候補	徳永一末	「ある老刑事の手記」
	福田　洋	「誘った男」
	今　秀己	「六軒長屋」
最終候補作5篇

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

推理小説部門

第5回

昭和49年/1974年度

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和49年/1974年7月号選評掲載

時代小説部門

受賞	赤木駿介＝応募時【卯月久晴】	「蟻と麝香」	『小説サンデー毎日』昭和49年/1974年7月号掲載昭和50年/1975年10月・毎日新聞社刊『失われた犯科帳』所収平成1年/1989年3月・大陸書房／大陸文庫『失われた犯科帳』所収
佳作	児玉勝弘	「維新政府の生け贄」
候補	龍　文雄	「横になった話」
	井上敏夫	「天平図絵」
	最上三郎	「将棋に賭けた男」
最終候補作5篇

推理小説部門

	受賞作なし
佳作	多島栄一	「貧乏神」
候補	氷室　透	「破滅への朱文字」
	徳永一末	「男が化粧する時」
	横田和幸	「悪魔と天使の檻」
	中堂利夫	「その背後にあるもの」
最終候補作5篇

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

（欠席）

推理小説部門

第6回

昭和50年/1975年度

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和50年/1975年7月号選評掲載

時代小説部門

	受賞作なし
佳作	夏目千代	「ある戦い」
佳作	桂　享子	「べに屋三代目」
候補	息長大次郎	「異聞・勝川の鎧」
	安佐郡太	「さるとりいぎ」
	上町八百	「隠れ里の遠眼鏡」
最終候補作5篇

推理小説部門

	受賞作なし
候補	青木宗鯉	「松尾芭蕉の手紙」
	深堀一夫	「ワインに死す」
	秋　遠里	「静寂の叫び」
	深谷忠記	「孤独の交差」
	中堂利夫	「拓植部落決起始末」
最終候補作5篇

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

（欠席／書面回答）

推理小説部門

第7回

昭和51年/1976年度

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和51年/1976年7月号選評掲載

時代小説部門

	受賞作なし
佳作	中野青史	「海神の舌」
佳作	小松重男	「鍋屋の紐」
候補	息長大次郎	「断絶の本懐」
候補	上町八百	「とんぼり波の物語」
最終候補作4篇

推理小説部門

受賞	中堂利夫	「異形の神」	『小説サンデー毎日』昭和51年/1976年7月号掲載昭和55年/1980年9月・泰流社／泰流ノベルス
候補	氷室　透	「燃えつきた春」
	成宗総江	「証言者」
	かとうむつむ	「恭仁京挽歌」
	深堀一夫	「黒運河」
	冷　竜太	「木曜日の女」
最終候補作6篇

賞金30万円＋副賞置時計

佳作:賞金10万円＋副賞万年筆

選考委員

時代小説部門

推理小説部門

第8回

昭和52年/1977年度

＝[ 締切 ] 昭和52年/1977年1月31日

＝[ 媒体 ] 『小説サンデー毎日』昭和52年/1977年7月号発表

時代小説部門

受賞	中野青史	「祭りに咲いた波の花」	『小説サンデー毎日』昭和52年/1977年7月号掲載
佳作	宗　東遊【篠田達明】	「本石町長崎屋」	昭和59年/1984年5月・新人物往来社刊『にわか産婆・漱石』所収平成1年/1989年10月・文藝春秋／文春文庫『にわか産婆・漱石』所収 ...
候補	魅守　健	「小江戸川越見習纒」
	山西省哉	「虎と狗」
	息長大次郎	「妖怪」
最終候補作5篇

推理小説部門

	受賞作なし
佳作	総戸斗明	「黒いカバンを持つ男」
佳作	柏木　翼	「袋小路」
候補	越　悦郎	「甘い野望」
	嶋中圭五	「閉塞回帰」
	和田真平	「ささやかな墓標」
最終候補作5篇

選考委員

時代小説部門

推理小説部門