『朝日新聞』懸賞小説受賞作一覧

『朝日新聞』懸賞小説

Last Update●[H27]2015/5/2

主催	朝日新聞社
対象	公募原稿

大朝創刊25周年記念懸賞長編小説

明治37年/1904年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』明治37年/1904年

一位

大倉桃郎

「琵琶歌」

明治38年/1905年5月・金尾文淵堂刊 ...

大朝1万号記念文藝

明治43年/1910年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』明治43年/1910年

受賞

田村俊子

「あきらめ」

明治44年/1911年7月・金尾文淵堂刊『あきらめ』所収昭和27年/1952年4月・岩波書店／岩波文庫『あきらめ・木乃伊の口紅』所収 ...

大朝懸賞文藝

大正5年/1916年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』大正5年/1916年

一等	野村愛正	「明ゆく路」	大正7年/1918年-月・新潮社刊
二等	沖野岩三郎	「宿命」	大正8年/1919年12月・福永書店刊 ...

大朝創刊40周年記念文藝

大正8年/1919年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』大正8年/1919年

受賞

吉屋信子

「地の果まで」

大正9年/1920年10月・洛陽堂刊 ...

大朝1万5000号記念

大正12年/1923年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』大正12年/1923年

受賞

番匠谷英一

「黎明」

大正14年/1925年3月・朝日新聞社刊

大朝短編小説

大正15年/1926年度

＝[ 発表 ] 『大阪朝日新聞』大正15年/1926年

受賞	川上喜久子	「或る醜き美顔術師」
受賞	秋山正香	「道中双六」
受賞	小林しづ子	「二つの心」
受賞	山河権之助	「追はれる者」
受賞	雨宮静子	「秋子と娘達」
受賞	花田うた子	「群青」
受賞	平林たい子	「残品」
受賞	岩脇鐵膓	「渦に敗けた浮力」
受賞	石川達三	「幸福」
受賞	鎌田　峻	「村の一年」
昭和3年/1928年-月・朝日新聞社刊『群青―朝日新聞社懸賞当選短篇小説集』所収

朝日新聞長篇現代小説一万円懸賞

昭和8年/1933年度

＝[ 締切 ] 昭和8年/1933年9月30日

＝[ 発表 ] 『朝日新聞』昭和9年/1934年8月28日

昭和8年度の計画として「長篇現代小説募集　懸賞一万円」の名のもとに公募

当選	横山美智子＝応募時【碧川耀子】	「緑の地平線」応募時「生命の烽火」	昭和10年/1935年-月・朝日新聞社刊
選外秀作	大川清一郎【神戸政郎】	「三面鏡」	昭和11年/1936年-月・四条書房刊
選外秀作	佐山大助【田村松魚】	「選ばれたるもの」
選外秀作	桐生正記【富沢有為男】	「白い壁画」	昭和32年/1957年-月・大日本雄弁会講談社刊 ...
選外秀作	魚落皎一【吉村貞司】	「ヴィナスの海」
選外秀作	高島生子	「若人たち」
応募総数774篇（東朝側340篇・大朝側402篇・他に規定違反32篇）

当選作:賞金1万円

選外秀作:賞金各200円

選考委員

朝日新聞社内「小説委員会」

授与式●昭和9年/1934年8月28日13:30～　［会場］東京朝日新聞本社貴賓室

朝日新聞創刊50周年記念一万円懸賞

昭和15年/1940年度

＝[ 締切 ] 【現代小説】昭和14年/1939年2月28日、【時代小説】昭和14年/1939年3月31日

＝[ 発表 ] 【現代小説】『朝日新聞』昭和15年/1940年1月1日、【時代小説】『朝日新聞』昭和15年/1940年2月24日

創刊50周年記念事業のひとつとして「二大懸賞小説募集」の名のもとに公募

現代小説

当選	大田洋子＝応募時【小倉　緑】	「桜の国」	昭和15年/1940年-月・朝日新聞社刊 ...
選外佳作	秋永芳郎＝応募時【道明寺　満】	「世紀の旗」
選外佳作	田島準子＝応募時【大鵬志枝】	「青雲」	昭和15年/1940年-月・六芸社／新鋭作家叢書
候補	岡　悦子	「舟出」
	金禮夏	「緑旗聯盟」
	訣心	「大陸へ行く人々」
	佐藤裕子	「来年の春」
	齋居大三	「神戸港」
	山村酉之介	「桜咲く花蔭に」
	坂田陸平	「大陸への足場」
第二次予選通過作10篇（東朝側5篇・大朝側5篇）
第一次予選通過作26篇（東朝側15篇・大朝側11篇）
応募総数402篇（東朝側224篇・大朝側178篇・他に規定違反18篇）

時代小説

当選	松前治策＝応募時【中津金谷史】＝のち【松前治作】	「英雄峠」	昭和31年/1956年-月・東京文芸社刊
候補	冬木　憑	「雷鳴維新」
	中山狂太郎	「開拓尖兵」
	森山厚治	「暁の鐘鳴る」
	伊藤久比	「黎明譜」
第二次予選通過作5篇（東朝側3篇・大朝側2篇）
第一次予選通過作19篇（東朝側13篇・大朝側6篇）
応募総数66篇（東朝側41篇・大朝側25篇・他に規定違反4篇）

当選作:賞金1万円

授賞式●【現代小説】昭和15年/1940年1月18日14:30～　［会場］東京朝日新聞本社貴賓室

朝日新聞一千万円懸賞小説

昭和39年/1964年度

＝[ 締切 ] 昭和38年/1963年12月31日

＝[ 発表 ] 『朝日新聞』昭和39年/1964年7月10日

85周年記念事業のひとつとして「新聞小説募集」の名のもとに公募

当選	三浦綾子	「氷点」	昭和40年/1965年11月・朝日新聞社刊昭和57年/1982年1月・角川書店／角川文庫 ...
二席	志田石高	「山家慕情」	昭和40年/1965年5月・河出書房新社刊
二席	山脇悌二郎	「享保長崎記」	昭和40年/1965年2月・朝日新聞社刊
二席	高木俊朗	「異郷の人」
選外佳作	山浦雅之	「空中花粉」
	王塚　跣	「四季なき山河」
	蓼　潤之介【野沢純】	「檸檬館」	昭和40年/1965年-月・冬樹社刊（蓼潤之介名義）
	石黒文一	「加越騒動始末記」
	阿波一郎【京都伸夫】	「青春のお通り」	昭和40年/1965年10月・朝日新聞社刊
	金川太郎	「妖怪時代」	昭和40年/1965年10月・番町書房刊
	庄司力蔵	「羅城恨」
	尾木　豊	「異教徒」
第二次予選通過作12篇
第一次予選通過作25篇
応募総数731篇

当選作:賞金1000万円

二席:賞金各20万円

選外佳作:記念品時計

選考委員

朝日新聞社内「新聞小説審査委員会」

授賞式●昭和39年/1964年7月21日13:00～　［会場］朝日新聞東京本社6階「朝日講堂」