| 生没年月日【注】 | 昭和55年/1980年2月29日~ | |
| 在任期間 | 第172回~(通算1年・2回) | |
| 在任年齢 | 44歳10ヶ月~ | |
| 経歴 | 山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒。平成16年/2004年、メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。 | |
| 受賞歴・候補歴 |
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| 直木賞候補歴 | 第142回候補 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(平成21年/2009年9月・講談社刊) 第145回候補 『オーダーメイド殺人クラブ』(平成23年/2011年5月・集英社刊) 第147回受賞 『鍵のない夢を見る』(平成24年/2012年5月・文藝春秋刊) |
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。
| 選考委員 辻村深月 |
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| 候補 | 評価 | 行数 | 評言 | |
| 逢坂冬馬 | ◎ | 73 | 「(引用者注:「乱歩と千畝」と共に)推した。」「エピローグが不要ではないかという意見も多くあったが、私はこのエピローグを読んだからこそ、この小説をイチ押しと決めて選考会に臨んだ。」「エピローグに至って小説全体の構造が明らかになり、期間工の彼が声を上げる。ボルトは取り除かれ、私たちが読んできた、誰かの元にこれから起こったからもしれない不幸が未然に防がれる。この展開を読んで心が震えた。それは、作中で描かれる、うんざりするような、そして私たちの周りに日々蔓延する「変えようとしても無駄」の圧力に、真っ向から対峙する真逆のメッセージだから。」 | |
| 青柳碧人 | ◎ | 44 | 「(引用者注:「ブレイクショットの軌跡」と共に)推した。」「この小説の持つ自由さに心惹かれた。」「歴史の世界でここまで奔放に遊んでよいのだと、私も実作者の一人として勇気と活力をもらった。同じように、きっとこの本を読んだ若い世代から、こんな自由な発想で歴史や小説を描きたいと思う人が出てくるのではないか。それはさながら、文芸誌「宝石」に寄せられた乱歩の評論に触発され、各地で書くことへのさまざまな萌芽が起こるように。」 | |
| 「選考委員全員がこの賞にふさわしい受賞作を、と議論を尽くした四時間。結果には納得しているし、この結論しかなかったと思っているが、受賞作を送り出せなかったことは率直にとても残念だ。」 | ||||
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選評出典:『オール讀物』令和7年/2025年9・10月合併号 |
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