| 生没年月日【注】 | 昭和53年/1978年3月☆日~ | |
| 在任期間 | 第173回~(通算1年・2回) | |
| 在任年齢 | 2025歳6ヶ月~ | |
| 経歴 | 岐阜県生まれ。金沢大学文学部卒。大学在学中、WEBサイトにて習作を公開し、作家を志す。平成13年/2001年に角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、作家デビュー。 | |
| 受賞歴・候補歴 |
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| 直木賞候補歴 | 第151回候補 『満願』(平成26年/2014年3月・新潮社刊) 第155回候補 『真実の10メートル手前』(平成27年/2015年12月・東京創元社刊) 第166回受賞 『黒牢城』(令和3年/2021年6月・KADOKAWA刊) |
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。
| 選考委員 米澤穂信 |
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| 候補 | 評価 | 行数 | 評言 | |
| 夏木志朋 | ◎ | 27 | 「おはなしを常識的倫理観の枠内に留める小説が多い現代にあって、目を瞠るほど、あるがままにやんちゃな小説だ。」「読むほどに物語へ没入し、読後には何か変な、面白いものを読んだぞという笑みがこぼれた。一番面白かったものを推すことに躊躇いはなかったが、一冊の作品集として見た場合に、収録作の出来栄えや分量がばらつき過ぎて不恰好だという意見には頷くしかなかった(私も一篇目は推さない)。」 | |
| 「六作いずれにも、さすが候補作と唸るような、よいところがあった。議論を尽くし、すべてが投票に委ねられた結果、過半数の票を得た小説は現れなかった。全力で小説に向き合った結果と思えば悔いはない。しかしもちろん、残念という思いも他方にある。」 | ||||
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選評出典:『オール讀物』令和7年/2025年9・10月合併号 |
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