主催	中央公論社
対象期間	前年2月～当年1月
対象	新聞・雑誌・単行本等に発表された女流の作品（小説・戯曲・評論）
創設	『婦人公論』昭和36年/1961年4月号にて創設発表

第1回

昭和37年/1962年度 ＝[ 決定 ] 昭和37年/1962年3月12日 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和37年/1962年5月号選評掲載 受賞 網野　菊 『さくらの花』 昭和36年/1961年10月・新潮社刊 候補 森　茉莉 『恋人たちの森』 昭和36年/1961年9月・新潮社刊 大原富枝 『女は生きる』 昭和36年/1961年11月・文藝春秋新社刊 円地文子 『花散里』 昭和36年/1961年4月・文藝春秋新社刊 大田洋子 『八十歳』 昭和36年/1961年8月・講談社刊 「八十四歳」 『群像』昭和36年/1961年4月号 有吉佐和子 「墨」 『新潮』昭和36年/1961年11月号 曾野綾子 「リオ・グランデ」 『文學界』昭和36年/1961年6月号、7月号 来水明子 『背教者』 昭和36年/1961年7月・東都書房刊 住井すゑ 『橋のない川』 昭和36年/1961年9月・新潮社刊 倉橋由美子 『人間のない神』 昭和36年/1961年4月・角川書店刊 最終候補作10篇

賞金20万円＋副賞ミキモト・パール高級指輪 選考委員 正宗白鳥 井上靖 平野謙 野上彌生子 佐多稲子 円地文子 平林たい子 第一回銓衡委員会●昭和37年/1962年2月12日 最終銓衡委員会●3月12日 授賞式●4月12日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第2回

昭和38年/1963年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和38年/1963年5月号選評掲載 受賞 佐多稲子 『女の宿』 昭和38年/1963年1月・講談社刊 受賞 瀬戸内晴美 【瀬戸内寂聴】 「夏の終り」 『新潮』昭和37年/1962年10月号 候補 有吉佐和子 『香華』 昭和37年/1962年12月・中央公論社刊 来水明子 『短夜物語』 昭和37年/1962年12月・東都書房刊 円地文子 『終の棲家』 昭和37年/1962年10月・講談社刊 平林たい子 「黒い年齢」 『小説中央公論』昭和38年/1963年3月号 北畠八穂 「東宮妃」 『自由』昭和37年/1962年2月号 芝木好子 「丸の内八号館」 『群像』昭和37年/1962年8月号 室生朝子 『晩年の父犀星』 昭和37年/1962年10月・講談社刊 最終候補作9篇

賞金各20万円＋副賞ミキモト・パール高級指輪 選考委員 川端康成 井上靖 平野謙 野上彌生子 円地文子 平林たい子 佐多稲子 授賞式●4月5日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第3回

昭和39年/1964年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和39年/1964年5月号選評掲載 受賞 野上彌生子 『秀吉と利休』 昭和39年/1964年2月・中央公論社刊 候補 由起しげ子 『やさしい良人』 昭和38年/1963年12月・文藝春秋新社刊 有吉佐和子 『助左衛門四代記』 昭和38年/1963年9月・文藝春秋新社刊 城　夏子 「孤影」 中里恒子 「遠い虹」 『文芸』昭和38年/1963年11月号 竹西寛子 「儀式」 『文芸』昭和38年/1963年12月号 最終候補作9篇

賞金20万円＋副賞ミキモト・パール高級指輪 選考委員 川端康成 井上靖 平野謙 野上彌生子 円地文子 平林たい子 佐多稲子 授賞式●4月15日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第4回

昭和40年/1965年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和40年/1965年5月号選評掲載   受賞作なし 候補 阿部光子 「遅い目覚めながらも」 『新潮』昭和39年/1964年11月号 大原富枝 「おあんさま」 『中央公論』昭和40年/1965年2月号 倉橋由美子 「宇宙人」 『自由』昭和39年/1964年11月号 吉屋信子 『底のぬけた柄杓 ――憂愁の俳人たち』 昭和39年/1964年7月・新潮社刊 有吉佐和子 『非色』 昭和39年/1964年8月・中央公論社刊 芝木好子 『夜の鶴』 昭和39年/1964年12月・河出書房新社刊 萩原葉子 『木馬館』 昭和39年/1964年10月・南北社刊 最終候補作7篇

賞金20万円＋副賞ミキモト・パール高級指輪 選考委員 丹羽文雄 井上靖 平野謙 野上彌生子 円地文子 平林たい子 佐多稲子 最終選考会●3月15日

第5回

昭和41年/1966年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和41年/1966年5月号選評掲載 受賞 円地文子 『なまみこ物語』 昭和40年/1965年7月・中央公論社刊 候補 芝木好子 「葛飾の女」 『文芸』昭和40年/1965年12月号 津村節子 『海鳴』 昭和40年/1965年11月・講談社刊 中里恒子 『鎖』 昭和40年/1965年7月・中央公論社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 （病気欠席／文書回答） 平野謙 平林たい子 （病気欠席／文書回答） 授賞式●4月15日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第6回

昭和42年/1967年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和42年/1967年5月号選評掲載 受賞 有吉佐和子 「華岡青洲の妻」 『新潮』昭和41年/1966年11月号 受賞 河野多恵子 『最後の時』 昭和41年/1966年9月・河出書房新社刊 候補 宇野千代 『刺す』 昭和41年/1966年2月・新潮社刊 島本久恵 『明治の女性たち』 昭和41年/1966年9月・みすず書房刊 角田房子 『アマゾンの歌 ――日本人の記録』 昭和41年/1966年10月・毎日新聞社／毎日ノンフィクション・シリーズ 松田解子 『おりん口伝』 昭和41年/1966年5月・新日本出版社刊 湯浅芳子 『いっぴき狼』 昭和41年/1966年2月・筑摩書房刊 吉屋信子 『徳川の夫人たち』 昭和41年/1966年11月・朝日新聞社刊 最終候補作8篇

正賞賞牌＋副賞各50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 平林たい子 授賞式●4月21日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第7回

昭和43年/1968年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和43年/1968年5月号選評掲載 受賞 平林たい子 「秘密」 『新潮』昭和42年/1967年10月号 候補 阿部光子 「花の十字架」 『新潮』昭和42年/1967年4月号 池田みち子 「傍観者」 『新日本文学』昭和42年/1967年7月号 大原富枝 「ひとつの青春」 『群像』昭和42年/1967年12月号 佐藤愛子 『花はくれない ――小説佐藤紅緑』 昭和42年/1967年12月・講談社刊 芝木好子 『築地川』 昭和42年/1967年9月・講談社刊 竹西寛子 『源氏物語論』 昭和42年/1967年3月・筑摩書房刊 最終候補作7篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 平林たい子 授賞式●4月15日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第8回

昭和44年/1969年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和44年/1969年5月号選評掲載 受賞 阿部光子 『遅い目覚めながらも』 昭和44年/1969年1月・新潮社刊 候補 田中澄江 「家」 『群像』昭和43年/1968年6月号 竹西寛子 「途中下車」 『季刊芸術』昭和43年/1968年秋号［10月］ 森　茉莉 『記憶の絵』 昭和43年/1968年11月・筑摩書房刊 大谷藤子 『最後の客』 昭和43年/1968年11月・廣済堂出版刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 平林たい子 授賞式●4月15日　［会場］東京丸ノ内・東京会館

第9回

昭和45年/1970年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和45年/1970年5月号選評掲載 受賞 大谷藤子 「再会」 『新潮』昭和44年/1969年8月号 受賞 大原富枝 『於雪 ――土佐一條家の崩壊』 昭和45年/1970年1月・中央公論社刊 候補 芝木好子 『明日を知らず』 昭和44年/1969年7月・河出書房新社刊 曾野綾子 「傷ついた葦」 『海』昭和45年/1970年1月号 田中澄江 「椿谷」 『群像』昭和45年/1970年2月号 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 平林たい子

第10回

昭和46年/1971年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和46年/1971年5月号選評掲載 受賞 宇野千代 「幸福」を中心とする 最近の作品活動に対して 『新潮』昭和45年/1970年4月号 候補 倉橋由美子 「夢の浮橋」 『海』昭和45年/1970年7月号～10月号 芝木好子 『幻華』 昭和46年/1971年2月・文藝春秋刊 津村節子 『石の蝶』 昭和45年/1970年10月・新潮社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 平林たい子

第11回

昭和47年/1972年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和47年/1972年11月号選評掲載 受賞 芝木好子 『青磁砧』 昭和47年/1972年1月・講談社刊 候補 河野多恵子 『骨の肉』 昭和46年/1971年11月・講談社刊 富岡多恵子 『丘に向ってひとは並ぶ』 昭和46年/1971年11月・中央公論社刊 永井路子 『朱なる十字架』 昭和46年/1971年5月・文藝春秋刊 中里恒子 『此の世』 昭和47年/1972年6月・河出書房新社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙

第12回

昭和48年/1973年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和48年/1973年11月号選評掲載 受賞 幸田　文 『闘』 昭和48年/1973年6月・新潮社刊 候補 高橋たか子 「失われた絵」 『文藝』昭和48年/1973年6月号 田中澄江 「カキツバタ群落」 『群像』昭和48年/1973年6月号 田辺聖子 『すべってころんで』 昭和48年/1973年1月・朝日新聞社刊 津島佑子 『童子の影』 昭和48年/1973年3月・河出書房新社刊 富岡多恵子 『仕かけのある静物』 昭和48年/1973年4月・中央公論社刊 最終候補作6篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 最終選考会●9月5日

第13回

昭和49年/1974年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和49年/1974年11月号選評掲載 受賞 富岡多恵子 『冥途の家族』 昭和49年/1974年6月・講談社刊 候補 島本久恵 『貴族』(上)(下) 昭和48年/1973年7月・筑摩書房刊 曾野綾子 『奇蹟』 昭和48年/1973年5月・毎日新聞社刊 高橋たか子 『没落風景』 昭和49年/1974年4月・河出書房新社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 最終選考会●9月4日　［会場］軽井沢「遊ふき利」

第14回

昭和50年/1975年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和50年/1975年11月号選評掲載 受賞 大庭みな子 『がらくた博物館』 昭和50年/1975年2月・文藝春秋刊 候補 秋元松代 「七人みさき」 『文藝』昭和50年/1975年4月号 竹西寛子 『鶴』 昭和50年/1975年6月・新潮社刊 中里恒子 『土筆野』 昭和50年/1975年2月・文藝春秋刊 森　茉莉 「甘い蜜」 『新潮』昭和50年/1975年3月号 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 最終選考会●9月5日　［会場］軽井沢「遊ふき利」

第15回

昭和51年/1976年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和51年/1976年11月号選評掲載 受賞 萩原葉子 「蕁麻の家」 『新潮』昭和51年/1976年7月号 候補 曾野綾子 『希望』 昭和51年/1976年4月・中央公論社刊 高橋たか子 『誘惑者』 昭和51年/1976年6月・講談社刊 中里恒子 『朧草子』 昭和51年/1976年6月・文藝春秋刊 森　万紀子 『緋の道』 昭和51年/1976年6月・文藝春秋刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 最終選考会●9月4日

第16回

昭和52年/1977年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和52年/1977年11月号選評掲載 受賞 高橋たか子 『ロンリー・ウーマン』 昭和52年/1977年6月・集英社刊 受賞 宮尾登美子 『寒椿』 昭和52年/1977年4月・中央公論社刊 候補 田辺聖子 『隼別王子の叛乱』 昭和52年/1977年1月・中央公論社刊 津島佑子 『草の臥所』 昭和52年/1977年7月・講談社刊 中里恒子 『ダイヤモンドの針』 昭和52年/1977年5月・講談社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 野上彌生子 平野謙 最終選考会●9月4日　［会場］軽井沢「遊ふき利」

第17回

昭和53年/1978年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和53年/1978年11月号選評掲載 受賞 津島佑子 『寵児』 昭和53年/1978年6月・河出書房新社刊 受賞 竹西寛子 『管絃祭』 昭和53年/1978年7月・新潮社刊 候補 中里恒子 『うつつ川』 昭和53年/1978年1月・新潮社刊 林　京子 『ギヤマン　ビードロ』 昭和53年/1978年5月・講談社刊 松原一枝 「鈴」 『文學界』昭和53年/1978年3月号 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 佐多稲子 丹羽文雄 最終選考会●9月5日　［会場］軽井沢

第18回

昭和54年/1979年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和54年/1979年11月号選評掲載 受賞 中里恒子 『誰袖草』 昭和53年/1978年12月・文藝春秋刊 受賞 佐藤愛子 『幸福の絵』 昭和54年/1979年3月・新潮社刊 候補 城　夏子 『六つの晩年』 昭和53年/1978年10月・講談社刊 曾野綾子 『不在の部屋』 昭和54年/1979年4月・文藝春秋刊 武田百合子 『犬が星見た』 昭和54年/1979年2月・中央公論社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞50万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第19回

昭和55年/1980年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和55年/1980年11月号選評掲載   受賞作なし 受賞辞退 曾野綾子 『神の汚れた手』(上)(下) 昭和54年/1979年12月、昭和55年/1980年2月・朝日新聞社刊 候補 池田みち子 『無縁佛』 昭和54年/1979年12月・作品社刊 三枝和子 『月の飛ぶ村』 昭和54年/1979年11月・新潮社刊 林　京子 『ミッシェルの口紅』 昭和55年/1980年2月・中央公論社刊 森　万紀子 『雪女』 昭和55年/1980年4月・新潮社刊 最終候補作5篇

選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第20回

昭和56年/1981年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和56年/1981年11月号選評掲載 受賞 広津桃子 『石蕗の花 ――網野菊さんと私』 昭和56年/1981年3月・講談社刊 候補 倉橋由美子 『城の中の城』 昭和55年/1980年11月・新潮社刊 塩野七生 『海の都の物語 ――ヴェネツィア共和国の一千年』 昭和55年/1980年10月・中央公論社刊 林　京子 『無きが如き』 昭和56年/1981年6月・講談社刊 山本道子 『天使よ海に舞え』 昭和56年/1981年5月・新潮社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 （海外旅行中棄権） 宇野千代 円地文子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第21回

昭和57年/1982年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和57年/1982年11月号選評掲載 受賞 永井路子 『氷輪』(上)(下) 昭和56年/1981年11月・中央公論社刊 候補 岩橋邦枝 『浅い眠り』 昭和56年/1981年11月・講談社刊 金井美恵子 『くずれる水』 昭和56年/1981年8月・集英社刊 三枝和子 『隅田川原』 昭和57年/1982年6月・集英社刊 塩野七生 『続・海の都の物語 ――ヴェネツィア共和国の一千年』 昭和56年/1981年11月・中央公論社刊 杉本苑子 『檀林皇后私譜』(上)(下) 昭和56年/1981年11月・中央公論社刊 最終候補作6篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第22回

昭和58年/1983年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和58年/1983年11月号選評掲載 受賞 林　京子 『上海』 昭和58年/1983年5月・中央公論社刊 候補 山本道子 『ヴィレッジに雨』 昭和58年/1983年2月・新潮社刊 原田康子 『風の砦』(上)(下) 昭和58年/1983年6月・新潮社刊 最終候補作3篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄 （欠席）

第23回

昭和59年/1984年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和59年/1984年11月号選評掲載 受賞 吉田知子 「満洲は知らない」 『新潮』昭和58年/1983年11月号 候補 三枝和子 『丹波夜能』 昭和58年/1983年12月・中央公論社刊 塩野七生 『コンスタンティノープルの陥落』 昭和58年/1983年9月・新潮社刊 最終候補作3篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第24回

昭和60年/1985年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和60年/1985年11月号選評掲載 受賞 山本道子 『ひとの樹』 昭和60年/1985年1月・文藝春秋刊 候補 加藤幸子 『北京海棠の街』 昭和60年/1985年6月・新潮社刊 金井美恵子 『文章教室』 昭和60年/1985年1月・福武書店刊 杉本苑子 『姿見ずの橋』 昭和60年/1985年1月・中央公論社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 円地文子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第25回

昭和61年/1986年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和61年/1986年11月号選評掲載 受賞 杉本苑子 『穢土荘厳』(上)(下) 昭和61年/1986年5月・文藝春秋刊 候補 干刈あがた 『しずかにわたすこがねのゆびわ』 昭和61年/1986年1月・福武書店刊 三枝和子 『曼珠沙華燃ゆ』 昭和60年/1985年9月・中央公論社刊 最終候補作3篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 （欠席） 宇野千代 円地文子 （欠席） 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄

第26回

昭和62年/1987年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和62年/1987年11月号選評掲載 受賞 田辺聖子 『花衣ぬぐやまつわる…… ――わが愛の杉田久女』 昭和62年/1987年2月・集英社刊 候補 岩橋邦枝 『中空に』 昭和62年/1987年6月・講談社刊 木崎さと子 『沈める寺』 昭和62年/1987年6月・新潮社刊 澤田ふじ子 『花僧』(上)(下) 昭和61年/1986年10月・中央公論社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 宇野千代 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄 （病気欠席）

第27回

昭和63年/1988年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』昭和63年/1988年11月号選評掲載 受賞 塩野七生 『わが友マキアヴェッリ ――フィレンツェ存亡』 昭和62年/1987年9月・中央公論社刊 受賞 金井美恵子 『タマや』 昭和62年/1987年11月・講談社刊 候補 岩橋邦枝 『迷鳥』 昭和63年/1988年6月・講談社刊 島尾ミホ 『祭り裏』 昭和62年/1987年8月・中央公論社刊 最終候補作4篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 （病気欠席） 宇野千代 （欠席） 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 丹羽文雄 （病気欠席）

第28回

平成1年/1989年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成1年/1989年11月号選評掲載 受賞 吉行理恵 『黄色い猫』 平成1年/1989年6月・新潮社刊 候補 木崎さと子 『山賊の墓』 平成1年/1989年5月・講談社刊 澤田ふじ子 『天涯の花 ――小説・未生庵一甫』 平成1年/1989年4月・中央公論社刊 森　万紀子 『囚われ』 平成1年/1989年2月・文藝春秋刊 森　瑤子 『あなたに電話』 平成1年/1989年2月・中央公論社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 井上靖 大庭みな子 河野多恵子 佐伯彰一 佐多稲子 瀬戸内寂聴

第29回

平成2年/1990年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成2年/1990年11月号選評掲載 受賞 津村節子 『流星雨』 平成2年/1990年4月・岩波書店刊 受賞 村田喜代子 『白い山』 平成2年/1990年6月・文藝春秋刊 候補 落合恵子 『バーバラが歌っている』 平成2年/1990年6月・朝日新聞社刊 近藤富枝 『信濃追分文学譜』 平成2年/1990年4月・中央公論社刊 高樹のぶ子 『時を青く染めて』 平成2年/1990年4月・新潮社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 阿川弘之 大庭みな子 佐伯彰一 瀬戸内寂聴 田辺聖子

第30回

平成3年/1991年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成3年/1991年11月号選評掲載 受賞 須賀敦子 『ミラノ　霧の風景』 平成2年/1990年12月・白水社刊 受賞 山田詠美 『トラッシュ』 平成3年/1991年2月・文藝春秋刊 候補 木崎さと子 『跡なき庭に』 平成3年/1991年6月・文藝春秋刊 北原亞以子 『降りしきる』 平成3年/1991年4月・講談社刊 林　真理子 『ミカドの淑女』 平成2年/1990年9月・新潮社刊 増田みず子 『童神』 平成2年/1990年10月・中央公論社刊 最終候補作6篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 阿川弘之 大庭みな子 佐伯彰一 瀬戸内寂聴 田辺聖子

第31回

平成4年/1992年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成4年/1992年11月号選評掲載 受賞 稲葉真弓 『エンドレス・ワルツ』 平成4年/1992年3月・河出書房新社刊 受賞 岩橋邦枝 『浮橋』 平成4年/1992年6月・講談社刊 候補 石牟礼道子 『十六夜橋』 平成4年/1992年5月・径書房刊 米谷ふみ子 『プロフェッサー・ディア』 平成4年/1992年4月・文藝春秋刊 高樹のぶ子 『これは懺悔ではなく』 平成4年/1992年5月・講談社刊 最終候補作5篇

正賞賞牌＋副賞100万円＋ミキモト・パール高級指輪 選考委員 阿川弘之 大庭みな子 佐伯彰一 瀬戸内寂聴 田辺聖子

第32回

平成5年/1993年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成5年/1993年11月号選評掲載 受賞 安西篤子 『黒鳥』 平成5年/1993年6月・新潮社刊 候補 澤田ふじ子 『遍照の海』 平成4年/1992年9月・中央公論社刊 鶴岡真弓 『聖パトリック祭の夜 ――ケルト航海譚とジョイス変幻』 平成5年/1993年4月・岩波書店刊 中沢けい 『仮寝』 平成5年/1993年6月・講談社刊 吉本ばなな 『とかげ』 平成5年/1993年4月・新潮社刊 最終候補作5篇

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第33回

平成6年/1994年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成6年/1994年11月号選評掲載 受賞 松浦理英子 『親指Ｐの修業時代』(上)(下) 平成5年/1993年11月・河出書房新社刊 候補 荻野アンナ 『桃物語』 平成6年/1994年3月・講談社刊 米谷ふみ子 『０線に向かって』 平成6年/1994年6月・新潮社刊 杉本章子 『間諜』 平成6年/1994年3月・中央公論社刊 高村　薫 『照柿』 平成6年/1994年7月・講談社刊 最終候補作5篇

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第34回

平成7年/1995年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成7年/1995年11月号選評掲載 受賞 高樹のぶ子 『水脈』 平成7年/1995年5月・文藝春秋刊 候補 三枝和子 『うそりやま考』 平成7年/1995年7月・新潮社刊 林　真理子 『白蓮れんれん』 平成6年/1994年10月・中央公論社刊 増田みず子 『風草』 平成7年/1995年1月・河出書房新社刊 最終候補作4篇

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第35回

平成8年/1996年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成8年/1996年11月号選評掲載 受賞 田中澄江 『夫の始末』 平成7年/1995年10月・講談社刊 候補 笙野頼子 『母の発達』 平成8年/1996年3月・河出書房新社刊 多和田葉子 『ゴットハルト鉄道』 平成8年/1996年5月・講談社刊 林　真理子 『女文士』 平成7年/1995年10月・新潮社刊 最終候補作4篇

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第36回

平成9年/1997年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成9年/1997年11月号選評掲載 受賞 北原亞以子 『江戸風狂伝』 平成9年/1997年6月・中央公論社刊 候補 加藤幸子 『翼をもった女』 平成8年/1996年10月・講談社刊 三枝和子 『伝説は鎖に繋がれ』 平成8年/1996年12月・青土社刊 原田康子 『聖母の鏡』 平成9年/1997年3月・新潮社刊 最終候補作4篇

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第37回

平成10年/1998年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成10年/1998年10月7日号選評掲載 受賞 米谷ふみ子 『ファミリー・ビジネス』 平成10年/1998年5月・新潮社刊 候補 高村　薫 『レディ・ジョーカー』(上)(下) 平成9年/1997年12月・毎日新聞社刊 吉本ばなな 『ハネムーン』 平成9年/1997年12月・中央公論社刊 最終候補作3篇

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第38回

平成11年/1999年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成11年/1999年10月22日号選評掲載 受賞 原田康子 『蝋涙』 平成11年/1999年4月・講談社刊 候補 中沢けい 『豆畑の昼』 平成11年/1999年4月・講談社刊 夏樹静子 『茉莉子』 平成11年/1999年4月・中央公論新社刊 柳　美里 『ゴールドラッシュ』 平成10年/1998年11月・新潮社刊 最終候補作4篇

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第39回

平成12年/2000年度 ＝[ 媒体 ] 『婦人公論』平成12年/2000年10月22日号選評掲載 受賞 川上弘美 『溺レる』 平成11年/1999年8月・文藝春秋刊 候補 江國香織 『神様のボート』 平成11年/1999年7月・新潮社刊 加藤幸子 『夢の子供たち』 平成12年/2000年1月・講談社刊 柳　美里 『女学生の友』 平成11年/1999年9月・文藝春秋刊 最終候補作4篇

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