主催	財団法人野間奉公会→財団法人（一般財団法人）野間文化財団

第1回

昭和16年/1941年度 ＝[ 決定 ] 昭和16年/1941年 受賞 真山青果 業績に対して

第2回

昭和17年/1942年度 ＝[ 決定 ] 昭和17年/1942年   受賞作なし 候補 島崎藤村 徳田秋声

第3回

昭和18年/1943年度 ＝[ 決定 ] 昭和18年/1943年 受賞 幸田露伴 業績に対して

第4回

昭和19年/1944年度 ＝[ 決定 ] 昭和19年/1944年   受賞作なし

第5回

昭和20年/1945年度 ＝[ 決定 ] 昭和20年/1945年 受賞 小川未明 業績に対して

第6回

昭和28年/1953年度 └[ 対象期間 ]─昭和27年/1952年8月1日～昭和28年/1953年7月31日 ＝[ 決定 ] 昭和28年/1953年12月4日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和29年/1954年2月号選評掲載 受賞 丹羽文雄 『蛇と鳩』 『週刊朝日』昭和27年/1952年4月～12月  昭和28年/1953年3月・朝日新聞社刊 候補 正宗白鳥 『思想・無思想』 昭和28年/1953年8月・読売新聞社刊 舟橋聖一 『花の生涯』 昭和28年/1953年6月・新潮社刊 丹羽文雄 『遮断機』 昭和28年/1953年7月・東西文明社刊 石川　淳 『鷹』 昭和28年/1953年7月・大日本雄弁会講談社刊 『夷斎俚言』 昭和27年/1952年10月・文藝春秋新社刊 宇野浩二 『芥川龍之介』 昭和28年/1953年5月・文藝春秋新社刊 武者小路実篤 『真理先生』 昭和26年/1951年4月・調和社刊〔武者小路実篤著作集〕 推薦者の多かったもの 予選候補 久保　栄 『日本の気象』 『新潮』昭和28年/1953年6月号  昭和28年/1953年6月・新潮社刊 武田泰淳 『風媒花』 昭和27年/1952年12月・大日本雄弁会講談社刊 『流人島にて』 昭和28年/1953年6月・大日本雄弁会講談社刊 椎名麟三 『自由の彼方で』 昭和29年/1954年3月・大日本雄弁会講談社刊 壺井　栄 『二十四の瞳』 昭和27年/1952年12月・光文社刊 伊藤　整 『日本文壇史』(全18巻) 昭和28年/1953年11月～昭和48年/1973年1月・講談社刊 『花ひらく』 昭和28年/1953年10月・朝日新聞社刊 長谷川四郎 『鶴』 昭和28年/1953年8月・みすず書房刊 三島由紀夫 『夜の向日葵』 昭和28年/1953年6月・大日本雄弁会講談社刊 亀井勝一郎 『亀井勝一郎著作集』 (全6巻) 昭和27年/1952年7月～昭和28年/1953年2月・創元社刊 河上徹太郎 「私の詩と真実」 『新潮』昭和28年/1953年1月号～12月号  昭和29年/1954年1月・新潮社／一時間文庫 福田恆存 『龍を撫でた男』 昭和27年/1952年11月・池田書店／昭和新名作選 坂口安吾 『信長』 昭和28年/1953年5月・筑摩書房刊 国分太一郎・他 （編） 『綴方風土記』 (全8巻・別巻) 昭和27年/1952年10月～昭和29年/1954年-月・平凡社刊 山岡荘八 『徳川家康』(全26巻) 昭和28年/1953年-月・大日本雄弁会講談社刊～昭和42年/1967年9月・講談社刊 田宮虎彦 『鷺』 昭和28年/1953年7月・和光社刊 推薦作品129篇

選考委員 石川達三 石坂洋次郎 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 獅子文六 豊島与志雄 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和28年/1953年8月25日　［会場］軽井沢・万平ホテル 候補作推薦回答の問合せ●9月1日～9月30日　630名に発信 第二回委員会●11月9日　［会場］赤坂星ヶ岡茶寮 第三回委員会●12月4日　［会場］新橋・金田中 贈呈式●12月17日　［会場］東京會舘

第7回

昭和29年/1954年度 ＝[ 決定 ] 昭和29年/1954年 受賞 川端康成 『山の音』 昭和29年/1954年6月・筑摩書房刊 候補 舟橋聖一 『花の生涯』[正](続) 昭和28年/1953年6月、10月・新潮社刊 佐藤春夫 『晶子曼陀羅』 昭和29年/1954年9月・大日本雄弁会講談社刊

選考委員 石川達三 石坂洋次郎 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 獅子文六 豊島与志雄 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治

第8回

昭和30年/1955年度 └[ 対象期間 ]─昭和29年/1954年8月1日～昭和30年/1955年7月31日 ＝[ 決定 ] 昭和30年/1955年11月30日   受賞作なし 最終候補作10篇（小説8篇、ノンフィクション1篇、翻訳1篇）

選考委員 石川達三 石坂洋次郎 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 獅子文六 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第二回委員会●昭和30年/1955年11月30日

第9回

昭和31年/1956年度 └[ 対象期間 ]─昭和30年/1955年8月1日～昭和31年/1956年7月31日 ＝[ 決定 ] 昭和31年/1956年11月26日 受賞 外村　繁 『筏』 昭和31年/1956年5月・三笠書房刊 候補 佐多稲子 『機械のなかの青春』 昭和30年/1955年10月・角川書店／角川小説新書 井上　靖 『黒い蝶』 昭和30年/1955年10月・新潮社刊 『姨捨』 昭和31年/1956年6月・新潮社刊 壺井　栄 『裲襠』 昭和31年/1956年1月・大日本雄弁会講談社／ミリオン・ブックス 幸田　文 『流れる』 昭和31年/1956年2月・新潮社刊 獅子文六 『娘と私』(上)(下) 昭和30年/1955年2月、昭和31年/1956年4月・主婦の友社刊 最終候補作7作

選考委員 石川達三 石坂洋次郎 伊藤整 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 獅子文六 （欠席／文書連絡） 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和31年/1956年10月31日 第二回委員会●11月26日

第10回

昭和32年/1957年度 └[ 対象期間 ]─昭和31年/1956年8月1日～昭和32年/1957年7月31日 ＝[ 決定 ] 昭和32年/1957年11月21日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和33年/1958年1月号選評掲載 受賞 円地文子 『女坂』 昭和32年/1957年3月・角川書店／角川小説新書 受賞 宇野千代 『おはん』 昭和32年/1957年6月・中央公論社刊 候補 石川　淳 『紫苑物語』 昭和31年/1956年10月・講談社刊 三島由紀夫 『金閣寺』 昭和31年/1956年10月・新潮社刊 野上彌生子 『迷路』(全六部) 昭和23年/1948年10月～昭和31年/1956年11月・岩波書店刊 谷崎潤一郎 『鍵』 昭和31年/1956年12月・中央公論社刊 井上　靖 『射程』 昭和32年/1957年5月・新潮社刊 吉川英治 『新・平家物語』(全24巻) 昭和26年/1951年6月～昭和32年/1957年5月・朝日新聞社刊 きだみのる 『精神の玩具』 昭和32年/1957年6月・講談社刊 『日本文化の根底に潜むもの』 昭和31年/1956年12月・講談社刊 平林たい子 『沙漠の花』 (第一部・第二部) 昭和32年/1957年6月、7月・光文社刊 霜多正次 『沖縄島』 昭和32年/1957年8月・筑摩書房刊 円地文子 『妖』 昭和32年/1957年9月・文藝春秋新社刊 最終候補作13作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 亀井勝一郎 川口松太郎 （欠席／書面回答） 川端康成 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和32年/1957年10月24日 第二回委員会●11月21日

第11回

昭和33年/1958年度 └[ 対象期間 ]─昭和32年/1957年8月1日～昭和33年/1958年7月31日 ＝[ 決定 ] 昭和33年/1958年11月20日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和34年/1959年1月号選評掲載 受賞 小林秀雄 『近代絵画』 昭和33年/1958年4月・人文書院刊 候補 伊藤　整 『氾濫』 昭和33年/1958年10月・新潮社刊 石川　淳 『白頭吟』 昭和32年/1957年11月・中央公論社刊 井上　靖 『氷壁』 昭和32年/1957年10月・新潮社刊 武田泰淳 『森と湖のまつり』 昭和33年/1958年6月・新潮社刊 最終候補作7作（小説6作、評論1作）

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 （外遊中欠席） 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 （病気欠席） 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和33年/1958年10月31日 第二回委員会●11月20日

第12回

昭和34年/1959年度 └[ 対象期間 ]─昭和33年/1958年8月1日～昭和34年/1959年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和34年/1959年11月19日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和35年/1960年1月号選評掲載 受賞 室生犀星 『かげろふの日記遺文』 昭和34年/1959年11月・講談社刊 候補 山本周五郎 『樅ノ木は残った』(上)(下) 昭和33年/1958年1月、9月・大日本雄弁会講談社刊 井上　靖 『樓蘭』 昭和34年/1959年5月・講談社刊 『敦煌』 昭和34年/1959年11月・講談社刊 高見　順 『生命の樹』 昭和33年/1958年12月・講談社刊 『昭和文学盛衰史』(1)(2) 昭和33年/1958年3月、11月・文藝春秋新社刊 長与善郎 『わが心の遍歴』 昭和34年/1959年7月・筑摩書房刊 三島由紀夫 『鏡子の家』 (第一部・第二部) 昭和34年/1959年9月・新潮社刊 広津和郎 『松川裁判』 昭和33年/1958年11月・中央公論社刊 石川達三 『人間の壁』(全3巻) 昭和33年/1958年5月～昭和34年/1959年7月・新潮社刊 井伏鱒二 『珍品堂主人』 昭和34年/1959年10月・中央公論社刊 最終候補作10作＋1作（第一回委員会終了後に『かげろふの日記遺文』を追加）

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和34年/1959年10月21日（石坂洋次郎・亀井勝一郎欠席） 第二回委員会●11月19日

第13回

昭和35年/1960年度 └[ 対象期間 ]─昭和34年/1959年8月1日～昭和35年/1960年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和35年/1960年11月18日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和36年/1961年1月号選評掲載 受賞 安岡章太郎 『海辺の光景』 昭和34年/1959年12月・講談社刊 受賞 大原富枝 『婉という女』 昭和35年/1960年4月・講談社刊 候補 井上　靖 『蒼き狼』 昭和35年/1960年10月・文藝春秋新社刊 外村　繁 『澪標』 昭和35年/1960年9月・講談社刊 最終候補作4作 候補 海音寺潮五郎 『王朝』 昭和35年/1960年7月・雪華社刊 菊田一夫 『がめつい奴』 昭和35年/1960年6月・学風社刊 第一回委員会で未検討のため第二回に持越し

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 （欠席） 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 第一回委員会●昭和35年/1960年10月22日（伊藤整外遊中欠席、川端康成欠席） 第二回委員会●11月18日

第14回

昭和36年/1961年度 └[ 対象期間 ]─昭和35年/1960年8月16日～昭和36年/1961年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和36年/1961年11月21日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和37年/1962年1月号選評掲載 受賞 井上　靖 『淀どの日記』 昭和36年/1961年10月・文藝春秋新社刊 候補 藤枝静男 『凶徒津田三蔵』 昭和36年/1961年5月・講談社刊 吉行淳之介 『闇のなかの祝祭』 昭和36年/1961年12月・講談社刊 大岡昇平 『花影』 昭和36年/1961年5月・中央公論社刊 山本周五郎 『青べか物語』 昭和36年/1961年1月・文藝春秋新社刊 尾崎一雄 「まぼろしの記」 『群像』昭和36年/1961年8月号 中谷孝雄 『梶井基次郎』 昭和36年/1961年6月・筑摩書房刊 芝木好子 『湯葉・隅田川』 昭和36年/1961年10月・講談社刊 最終候補作7作＋1作（第一回委員会終了後に『湯葉・隅田川』を追加）

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 （欠席） 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 吉川英治 （病気欠席） 第一回委員会●昭和36年/1961年10月25日（吉川英治病気欠席、川端康成欠席） 第二回委員会●11月21日

第15回

昭和37年/1962年度 └[ 対象期間 ]─昭和36年/1961年8月16日～昭和37年/1962年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和37年/1962年11月22日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和38年/1963年1月号選評掲載 受賞 尾崎一雄 『まぼろしの記』 昭和37年/1962年10月・講談社刊 候補 安部公房 『砂の女』 昭和37年/1962年6月・新潮社刊 江藤　淳 『小林秀雄』 昭和36年/1961年11月・講談社刊 亀井勝一郎 『王朝の求道と色好み』 昭和37年/1962年5月・文藝春秋新社刊 川端康成 『古都』 昭和37年/1962年6月・新潮社刊 『眠れる美女』 昭和36年/1961年11月・新潮社刊 木山捷平 『大陸の細道』 昭和37年/1962年7月・新潮社刊 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 昭和37年/1962年5月・中央公論社刊 丹羽文雄 『有情』 昭和37年/1962年2月・新潮社刊 野間　宏 『わが塔はそこに立つ』 昭和37年/1962年9月・講談社刊 舟橋聖一 《夏子もの》(全10巻) 昭和29年/1954年2月～昭和37年/1962年8月・新潮社刊 吉川英治 『私本太平記』(全13巻) 昭和34年/1959年3月～昭和37年/1962年3月・毎日新聞社刊 最終候補作12作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 （欠席） 中島健蔵 （旅行中欠席） 丹羽文雄 舟橋聖一 第一回委員会●昭和37年/1962年10月27日（川端康成欠席） 第二回委員会●11月22日

第16回

昭和38年/1963年度 └[ 対象期間 ]─昭和37年/1962年8月16日～昭和38年/1963年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和38年/1963年11月15日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和39年/1964年1月号選評掲載 受賞 広津和郎 『年月のあしおと』 昭和38年/1963年8月・講談社刊 候補 高見　順 『いやな感じ』 昭和38年/1963年7月・文藝春秋新社刊 平野　謙 『文芸時評』 昭和38年/1963年8月・河出書房新社刊 舟橋聖一 『ある女の遠景』 昭和38年/1963年10月・講談社刊 最終候補作4作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 井上靖 大岡昇平 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 高見順 （病気欠席） 中島健蔵 （旅行中欠席） 丹羽文雄 舟橋聖一 第一回委員会●昭和38年/1963年10月28日（高見順・川口松太郎・川端康成欠席） 第二回委員会●11月15日

第17回

昭和39年/1964年度 └[ 対象期間 ]─昭和38年/1963年8月16日～昭和39年/1964年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和39年/1964年10月10日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和40年/1965年1月号選評掲載 受賞 中山義秀 『咲庵』 昭和39年/1964年8月・講談社刊 受賞 高見　順 『死の淵より』 昭和39年/1964年10月・講談社刊 候補 網野　菊 『ゆれる葦』 昭和39年/1964年8月・講談社刊 北　杜夫 『楡家の人びと』 昭和39年/1964年4月・新潮社刊 野上彌生子 『秀吉と利休』 昭和39年/1964年2月・中央公論社刊 吉行淳之介 『砂の上の植物群』 昭和39年/1964年3月・文藝春秋新社刊

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 井上靖 大岡昇平 亀井勝一郎 川口松太郎 川端康成 高見順 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 作家評論家等425名に推薦依頼 候補253篇について審議 最終選考会●昭和39年/1964年10月10日

第18回

昭和40年/1965年度 └[ 対象期間 ]─昭和39年/1964年8月16日～昭和40年/1965年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和40年/1965年11月10日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和41年/1966年1月号選評掲載 受賞 永井龍男 『一個その他』 昭和40年/1965年6月・文藝春秋新社刊 候補 梅崎春生 『幻化』 昭和40年/1965年8月・新潮社刊 野口冨士男 『徳田秋声伝』 昭和40年/1965年1月・筑摩書房刊 庄野潤三 『夕べの雲』 昭和40年/1965年3月・講談社刊 遠藤周作 『留学』 昭和40年/1965年6月・文藝春秋新社刊 有吉佐和子 『ぷえるとりこ日記』 昭和39年/1964年12月・文藝春秋新社刊

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 井上靖 大岡昇平 亀井勝一郎 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 丹羽文雄 舟橋聖一 最終選考会●昭和40年/1965年11月10日

第19回

昭和41年/1966年度 ＝[ 決定 ] 昭和41年/1966年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和42年/1967年1月号選評掲載 受賞 井伏鱒二 『黒い雨』 昭和41年/1966年10月・新潮社刊 候補 丹羽文雄 『一路』 昭和41年/1966年8月・講談社刊 宇野千代 『刺す』 昭和41年/1966年2月・新潮社刊 三島由紀夫 『サド侯爵夫人』 昭和40年/1965年11月・河出書房新社刊 阿川弘之 『舷燈』 昭和41年/1966年10月・講談社刊

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 舟橋聖一

第20回

昭和42年/1967年度 └[ 対象期間 ]─昭和41年/1966年8月16日～昭和42年/1967年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和42年/1967年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和43年/1968年1月号選評掲載 受賞 舟橋聖一 「好きな女の胸飾り」 『群像』昭和42年/1967年11月号 受賞 中村光夫 『贋の偶像』 昭和42年/1967年6月・筑摩書房刊 候補 花田清輝 『小説平家』 昭和42年/1967年5月・講談社刊 藤枝静男 『空気頭』 昭和42年/1967年10月・講談社刊 安部公房 『燃えつきた地図』 昭和42年/1967年9月・新潮社刊 最終候補作5作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 舟橋聖一

第21回

昭和43年/1968年度 └[ 対象期間 ]─昭和42年/1967年8月16日～昭和43年/1968年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和43年/1968年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和44年/1969年1月号選評掲載 受賞 河上徹太郎 『吉田松陰 ――武と儒による人間像』 昭和43年/1968年12月・文藝春秋刊 候補 伊藤　整 『変容』 昭和43年/1968年10月・岩波書店刊 庄野潤三 『前途』 昭和43年/1968年10月・講談社刊 獅子文六 『父の乳』 昭和43年/1968年1月・新潮社刊 開高　健 『輝ける闇』 昭和43年/1968年4月・新潮社刊 瀧井孝作 『野趣』 昭和43年/1968年8月・大和書房刊 有吉佐和子 『海暗』 昭和43年/1968年10月・文藝春秋刊 川口松太郎 『窯ぐれ女』 昭和43年/1968年4月・毎日新聞社刊 最終候補作8作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 （欠席） 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 （欠席） 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一

第22回

昭和44年/1969年度 └[ 対象期間 ]─昭和43年/1968年10月16日～昭和44年/1969年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和44年/1969年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和45年/1970年1月号選評掲載 受賞 中野重治 『甲乙丙丁』(上)(下) 昭和44年/1969年9月、10月・講談社刊 候補 椎名麟三 『懲役人の告発』 昭和44年/1969年8月・新潮社刊 武田泰淳 『新・東海道五十三次』 昭和44年/1969年9月・中央公論社刊 三島由紀夫 『わが友ヒットラー』 昭和43年/1968年12月・新潮社刊 倉橋由美子 『スミヤキストＱの冒険』 昭和44年/1969年4月・講談社刊 最終候補作5作

選考委員 石坂洋次郎 伊藤整 （病気欠席） 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 （欠席／書面回答） 舟橋聖一 安岡章太郎

第23回

昭和45年/1970年度 ＝[ 決定 ] 昭和45年/1970年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和46年/1971年1月号選評掲載 受賞 吉田健一 『ヨオロッパの世紀末』 昭和45年/1970年10月・新潮社刊 受賞 江藤　淳 『漱石とその時代』 (第一部)(第二部) 昭和45年/1970年8月・新潮社／新潮選書 候補 埴谷雄高 『闇のなかの黒い馬』 昭和45年/1970年6月・河出書房新社刊 藤枝静男 『欣求浄土』 昭和45年/1970年8月・講談社刊 吉行淳之介 『暗室』 昭和45年/1970年3月・講談社刊 庄野潤三 『紺野機業場』 昭和44年/1969年11月・講談社刊 最終候補作6作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎

第24回

昭和46年/1971年度 ＝[ 決定 ] 昭和46年/1971年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和47年/1972年1月号選評掲載 受賞 庄野潤三 『絵合せ』 昭和46年/1971年5月・講談社刊 候補 福永武彦 『死の島』(上)(下) 昭和46年/1971年9月、10月・河出書房新社刊 倉橋由美子 『夢の浮橋』 昭和46年/1971年5月・中央公論社刊 藤枝静男 『或る年の冬　或る年の夏』 昭和46年/1971年10月・講談社刊 最終候補作4作 候補辞退 大岡昇平 『レイテ戦記』 昭和46年/1971年9月・中央公論社刊

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 （欠席／書面提出） 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 （外遊中欠席） 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎

第25回

昭和47年/1972年度 └[ 対象期間 ]─昭和46年/1971年10月16日～昭和47年/1972年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和47年/1972年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和48年/1973年1月号選評掲載 受賞 佐多稲子 『樹影』 昭和47年/1972年9月・講談社刊 候補 開高　健 『夏の闇』 昭和47年/1972年3月・新潮社刊 有吉佐和子 『恍惚の人』 昭和47年/1972年6月・新潮社刊 大江健三郎 『みずから我が涙を ぬぐいたまう日』 昭和47年/1972年10月・講談社刊 水上　勉 『兵卒の鬃』 昭和47年/1972年10月・新潮社刊 最終候補作5作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎

第26回

昭和48年/1973年度 └[ 対象期間 ]─昭和47年/1972年10月16日～昭和48年/1973年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和48年/1973年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和49年/1974年1月号選評掲載 受賞 大江健三郎 『洪水はわが魂に及び』 (上)(下) 昭和48年/1973年9月・新潮社刊 候補 大岡昇平 『萌野』 昭和48年/1973年6月・講談社刊 遠藤周作 『死海のほとり』 昭和48年/1973年6月・新潮社刊 阿部知二 『捕囚』 昭和48年/1973年7月・河出書房新社刊 瀧井孝作 『俳人仲間』 昭和48年/1973年10月・新潮社刊 最終候補作5作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 （欠席／書面参加） 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎

第27回

昭和49年/1974年度 └[ 対象期間 ]─昭和48年/1973年10月16日～昭和49年/1974年10月15日 ＝[ 決定 ] 昭和49年/1974年 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和50年/1975年1月号選評掲載 受賞 大岡昇平 『中原中也』 昭和49年/1974年1月・角川書店刊 候補 阿川弘之 『暗い波濤』(上)(下) 昭和49年/1974年3月・新潮社刊 渋川　驍 『宇野浩二論』 昭和49年/1974年8月・中央公論社刊 中野好夫 『蘆花徳冨健次郎』 (第一部)～(第三部) 昭和47年/1972年3月～昭和49年/1974年9月・筑摩書房刊 和田芳恵 『接木の台』 昭和49年/1974年9月・河出書房新社刊 最終候補作5作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 （欠席） 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎

第28回

昭和50年/1975年度 ＝[ 決定 ] 昭和50年/1975年11月17日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和51年/1976年1月号選評掲載 受賞 尾崎一雄 『あの日この日』(上)(下) 昭和50年/1975年1月・講談社刊 受賞 平野　謙 『さまざまな青春』 昭和49年/1974年11月・新潮社刊〔平野謙全集第六巻〕 候補 吉行淳之介 『鞄の中身』 昭和49年/1974年11月・講談社刊 最終候補作5作

賞牌＋副賞100万円 選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 河上徹太郎 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 舟橋聖一 安岡章太郎 選考会●昭和50年/1975年11月17日17:00～　［会場］金田中 贈呈式●12月17日16:00～　［会場］東京會舘

第29回

昭和51年/1976年度 ＝[ 決定 ] 昭和51年/1976年11月17日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和52年/1977年1月号選評掲載 受賞 武田泰淳 『目まいのする散歩』 昭和51年/1976年6月・中央公論社刊 受賞 三浦哲郎 『拳銃と十五の短篇』 昭和51年/1976年9月・講談社刊 候補 田久保英夫 『髪の環』 昭和51年/1976年7月・講談社刊 河野多恵子 『血と貝殻』 昭和50年/1975年10月・新潮社刊 最終候補作7作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 安岡章太郎 選考会●昭和51年/1976年11月17日17:00～　［会場］金田中 贈呈式●12月17日16:00～　［会場］東京會舘

第30回

昭和52年/1977年度 ＝[ 決定 ] 昭和52年/1977年11月16日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和53年/1978年1月号選評掲載 受賞 中島健蔵 『回想の文学』 (一)～(三) 昭和52年/1977年5月～9月・平凡社刊 候補 黒井千次 『五月巡歴』 昭和52年/1977年2月・河出書房新社刊 大庭みな子 『浦島草』 昭和52年/1977年3月・講談社刊 中上健次 『枯木灘』 昭和52年/1977年5月・河出書房新社刊 最終候補作4作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 川口松太郎 中島健蔵 中村光夫 丹羽文雄 平野謙 安岡章太郎 選考会●昭和52年/1977年11月16日17:00～　［会場］花蝶 贈呈式●12月16日16:00～　［会場］東京會舘

第31回

昭和53年/1978年度 ＝[ 決定 ] 昭和53年/1978年11月16日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和54年/1979年1月号選評掲載 受賞 吉行淳之介 『夕暮まで』 昭和53年/1978年9月・新潮社刊 候補 小林秀雄 『本居宣長』 昭和52年/1977年10月・新潮社刊 野口冨士男 『かくてありけり』 昭和53年/1978年2月・講談社刊 有吉佐和子 『和宮様御留』 昭和53年/1978年4月・講談社刊 中村真一郎 『夏』 昭和53年/1978年4月・新潮社刊 林　京子 『ギヤマンビードロ』 昭和53年/1978年5月・講談社刊 田久保英夫 『触媒』 昭和53年/1978年6月・文藝春秋刊 竹西寛子 『管絃祭』 昭和53年/1978年7月・新潮社刊 円地文子 『江戸文学問わず語り』 昭和53年/1978年9月・講談社刊 最終候補作9作

選考委員 石坂洋次郎 井上靖 大岡昇平 （欠席） 川口松太郎 中島健蔵 （欠席） 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 選考会●昭和53年/1978年11月16日17:00～　［会場］金田中 贈呈式●12月15日16:00～　［会場］東京會舘

第32回

昭和54年/1979年度 ＝[ 決定 ] 昭和54年/1979年11月12日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和55年/1980年1月号選評掲載 受賞 藤枝静男 『悲しいだけ』 昭和54年/1979年2月・講談社刊 候補 水上　勉 『金閣炎上』 昭和54年/1979年7月・新潮社刊 瀬戸内晴美 【瀬戸内寂聴】 『比叡』 昭和54年/1979年9月・新潮社刊 上田三四二 『うつしみ』 昭和53年/1978年11月・平凡社刊 野口冨士男 『徳田秋声の文学』 昭和54年/1979年8月・筑摩書房刊 李　恢成 『見果てぬ夢』(1)～(6) 昭和52年/1977年11月～昭和54年/1979年5月・講談社刊 最終候補作6作

賞牌＋副賞200万円 選考委員 石坂洋次郎 井上靖 川口松太郎 （欠席／書面回答） 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 選考会●昭和54年/1979年11月12日17:00～　［会場］金田中 贈呈式●12月17日16:00～　［会場］東京會舘

第33回

昭和55年/1980年度 ＝[ 決定 ] 昭和55年/1980年11月10日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和56年/1981年1月号選評掲載 受賞 遠藤周作 『侍』 昭和55年/1980年4月・新潮社刊 最終候補作5作

選考委員 井上靖 川口松太郎 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和55年/1980年11月10日17:00～　［会場］金田中 贈呈式●12月17日16:00～　［会場］東京會舘

第34回

昭和56年/1981年度 ＝[ 決定 ] 昭和56年/1981年11月10日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和57年/1982年1月号選評掲載 受賞 山本健吉 『いのちとかたち』 昭和56年/1981年7月・新潮社刊 候補 野口冨士男 『風のない日々』 昭和56年/1981年4月・文藝春秋刊 大庭みな子 『霧の旅』 (第一部)(第二部) 昭和55年/1980年11月・講談社刊 結城信一 『石榴抄』 昭和56年/1981年7月・新潮社刊 最終候補作4作

選考委員 井上靖 川口松太郎 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和56年/1981年11月10日　［会場］金田中 贈呈式●12月17日16:00～　［会場］東京會舘

第35回

昭和57年/1982年度 ＝[ 決定 ] 昭和57年/1982年11月10日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和58年/1983年1月号選評掲載 受賞 小島信夫 『別れる理由』(1)～(3) 昭和57年/1982年7月～9月・講談社刊 候補 中里恒子 『家の中』 昭和57年/1982年8月・講談社刊 最終候補作4作？

選考委員 井上靖 川口松太郎 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和57年/1982年11月10日　［会場］金田中 贈呈式●12月17日17:00～　［会場］東京會舘

第36回

昭和58年/1983年度 ＝[ 決定 ] 昭和58年/1983年11月11日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和59年/1984年1月号選評掲載 受賞 丹羽文雄 『蓮如』(全8巻) 昭和57年/1982年9月～昭和58年/1983年4月・中央公論社刊 候補 木下順二 『本郷』 昭和58年/1983年3月・講談社刊 井伏鱒二 『荻窪風土記』 昭和57年/1982年11月・新潮社刊

選考委員 井上靖 大江健三郎 （欠席） 川口松太郎 佐多稲子 （欠席／意見提出） 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和58年/1983年11月11日　［会場］金田中 贈呈式●12月16日17:00～　［会場］東京會舘

第37回

昭和59年/1984年度 ＝[ 決定 ] 昭和59年/1984年11月6日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和60年/1985年1月号選評掲載   受賞作なし 候補 水上　勉 『良寛』 昭和59年/1984年4月・中央公論社刊 上田三四二 『夏行冬暦』 昭和59年/1984年5月・河出書房新社刊 吉村　昭 『冷い夏、熱い夏』 昭和59年/1984年7月・新潮社刊 瀬戸内晴美 【瀬戸内寂聴】 『ここ過ぎて ――白秋と三人の妻』 昭和59年/1984年4月・新潮社刊 黒井千次 『群棲』 昭和59年/1984年4月・講談社刊 最終候補作5作

選考委員 井上靖 大江健三郎 川口松太郎 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和59年/1984年11月6日　［会場］金田中

第38回

昭和60年/1985年度 ＝[ 決定 ] 昭和60年/1985年11月8日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和61年/1986年1月号選評掲載 受賞 島尾敏雄 『魚雷艇学生』 昭和60年/1985年8月・新潮社刊 受賞 丸谷才一 『忠臣蔵とは何か』 昭和59年/1984年10月・講談社刊 候補 田久保英夫 『海図』 昭和60年/1985年6月・講談社刊 堀田善衛 『路上の人』 昭和60年/1985年4月・新潮社刊 最終候補作4作

選考委員 井上靖 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 中村光夫 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和60年/1985年11月8日 贈呈式●12月17日17:00～　［会場］東京會舘

第39回

昭和61年/1986年度 ＝[ 決定 ] 昭和61年/1986年11月11日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和62年/1987年1月号選評掲載 受賞 上田三四二 『島木赤彦』 昭和61年/1986年7月・角川書店刊 受賞 大庭みな子 『啼く鳥の』 昭和60年/1985年10月・講談社刊

選考委員 井上靖 （病気欠席） 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 中村光夫 （病気欠席） 丹羽文雄 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和61年/1986年11月11日 贈呈式●12月17日17:00～　［会場］東京會舘

第40回

昭和62年/1987年度 ＝[ 決定 ] 昭和62年/1987年11月11日 ＝[ 媒体 ] 『群像』昭和63年/1988年1月号選評掲載 受賞 森　敦 『われ逝くもののごとく』 昭和62年/1987年5月・講談社刊 候補 清岡卓行 『大連港で』 昭和62年/1987年5月・福武書店刊 黒井千次 -- 芝木好子 --

選考委員 井上靖 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 三浦哲郎 丹羽文雄 （欠席） 安岡章太郎 吉行淳之介 選考会●昭和62年/1987年11月11日 贈呈式●12月17日17:00～　［会場］東京會舘

第41回

昭和63年/1988年度 ＝[ 決定 ] 昭和63年/1988年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成1年/1989年1月号選評掲載 受賞 安岡章太郎 『僕の昭和史』(I)～(III) 昭和59年/1984年7月～昭和63年/1988年9月・講談社刊

選考委員 井上靖 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 （欠席） 丸谷才一 三浦哲郎 （欠席） 安岡章太郎 （欠席） 吉行淳之介 贈呈式●昭和63年/1988年12月16日17:00～　［会場］東京會舘

第42回

平成1年/1989年度 ＝[ 決定 ] 平成1年/1989年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成2年/1990年1月号選評掲載 受賞 井上　靖 『孔子』 平成1年/1989年9月・新潮社刊 候補 大岡　信 『詩人・菅原道真 ――うつしの美学』 平成1年/1989年8月・岩波書店刊 古井由吉 『仮往生伝試文』 平成1年/1989年9月・河出書房新社刊

選考委員 井上靖 （欠席） 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 丸谷才一 三浦哲郎 安岡章太郎 吉行淳之介 贈呈式●平成1年/1989年12月16日17:00～　［会場］東京會舘

第43回

平成2年/1990年度 ＝[ 決定 ] 平成2年/1990年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成3年/1991年1月号選評掲載 受賞 佐々木基一 『私のチェーホフ』 平成2年/1990年8月・講談社刊

選考委員 井上靖 （欠席） 遠藤周作 大江健三郎 佐多稲子 （欠席） 丸谷才一 三浦哲郎 安岡章太郎 吉行淳之介 （欠席） 贈呈式●平成2年/1990年12月17日18:00～　［会場］東京會舘

第44回

平成3年/1991年度 ＝[ 決定 ] 平成3年/1991年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成4年/1992年1月号選評掲載 受賞 河野多恵子 『みいら採り猟奇譚』 平成2年/1990年11月・新潮社刊

賞牌＋副賞300万円 選考委員 遠藤周作 大江健三郎 大庭みな子 川村二郎 丸谷才一 三浦哲郎 安岡章太郎 吉行淳之介 贈呈式●平成3年/1991年12月17日18:00～　［会場］帝国ホテル

第45回

平成4年/1992年度 ＝[ 決定 ] 平成4年/1992年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成5年/1993年1月号選評掲載 受賞 坂上　弘 『田園風景』 平成4年/1992年9月・講談社刊

選考委員 遠藤周作 （欠席） 大江健三郎 大庭みな子 川村二郎 丸谷才一 三浦哲郎 安岡章太郎 吉行淳之介 贈呈式●平成4年/1992年12月17日18:00～　［会場］帝国ホテル

第46回

平成5年/1993年度 ＝[ 決定 ] 平成5年/1993年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成6年/1994年1月号選評掲載 受賞 日野啓三 『台風の眼』 平成5年/1993年7月・新潮社刊

選考委員 遠藤周作 （欠席） 大江健三郎 大庭みな子 川村二郎 丸谷才一 三浦哲郎 安岡章太郎 吉行淳之介 贈呈式●平成5年/1993年12月17日18:00～　［会場］帝国ホテル

第47回

平成6年/1994年度 ＝[ 決定 ] 平成6年/1994年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成7年/1995年1月号選評掲載 受賞 阿川弘之 『志賀直哉』(上)(下) 平成6年/1994年7月・岩波書店刊 受賞 李　恢成 『百年の旅人たち』(上)(下) 平成6年/1994年9月・新潮社刊

選考委員 江藤淳 大江健三郎 大庭みな子 川村二郎 河野多恵子 三浦哲郎 安岡章太郎 贈呈式●平成6年/1994年12月16日18:00～　［会場］帝国ホテル

第48回

平成7年/1995年度 ＝[ 決定 ] 平成7年/1995年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成8年/1996年1月号発表   受賞作なし

選考委員 江藤淳 大江健三郎 （欠席／書面回答） 大庭みな子 川村二郎 河野多恵子 三浦哲郎 安岡章太郎

第49回

平成8年/1996年度 ＝[ 決定 ] 平成8年/1996年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成9年/1997年1月号選評掲載 受賞 秋山　駿 『信長』 平成8年/1996年3月・新潮社刊

選考委員 江藤淳 大江健三郎 大庭みな子 （欠席） 川村二郎 河野多恵子 三浦哲郎 安岡章太郎 贈呈式●平成8年/1996年12月17日18:00～　［会場］帝国ホテル

第50回

平成9年/1997年度 ＝[ 決定 ] 平成9年/1997年 ＝[ 媒体 ] 『群像』平成10年/1998年1月号選評掲載 受賞 田久保英夫 『木霊集』 平成9年/1997年7月・新潮社刊 受賞 富岡多恵子 『ひべるにあ島紀行』 平成9年/1997年9月・講談社刊

選考委員 江藤淳 大江健三郎 大庭みな子 （欠席） 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 日野啓三 三浦哲郎 安岡章太郎 贈呈式●平成9年/1997年12月17日18:00～　［会場］帝国ホテル

第51回

平成10年/1998年度 ＝[ 決定 ] 平成10年/1998年 受賞 津島佑子 『火の山―山猿記』(上)(下) 平成10年/1998年6月・講談社刊

選考委員 江藤淳 （欠席） 大江健三郎 大庭みな子 （欠席） 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 日野啓三 三浦哲郎 安岡章太郎

第52回

平成11年/1999年度 ＝[ 決定 ] 平成11年/1999年 受賞 清岡卓行 『マロニエの花が言った』(上)(下) 平成11年/1999年8月・新潮社刊

選考委員 大江健三郎 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 日野啓三 三浦哲郎 安岡章太郎

第53回

平成12年/2000年度 ＝[ 決定 ] 平成12年/2000年 受賞 林　京子 『長い時間をかけた人間の経験』 平成12年/2000年9月・講談社刊

選考委員 秋山駿 大江健三郎 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 津島佑子 日野啓三 三浦哲郎 （欠席） 安岡章太郎

第54回

平成13年/2001年度 ＝[ 決定 ] 平成13年/2001年 受賞 瀬戸内寂聴 【瀬戸内晴美】 『場所』 平成13年/2001年5月・新潮社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 津島佑子 日野啓三 （欠席） 三浦哲郎 （欠席） 安岡章太郎

第55回

平成14年/2002年度 ＝[ 決定 ] 平成14年/2002年 受賞 高井有一 『時の潮』 平成14年/2002年8月・講談社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 津島佑子 日野啓三 （欠席） 三浦哲郎 （欠席） 安岡章太郎

第56回

平成15年/2003年度 ＝[ 決定 ] 平成15年/2003年 受賞 竹西寛子 『贈答のうた』 平成14年/2002年11月・講談社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 津島佑子 三浦哲郎

第57回

平成16年/2004年度 ＝[ 決定 ] 平成16年/2004年 受賞 辻井　喬 『父の肖像』 平成16年/2004年9月・新潮社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 河野多恵子 坂上弘 津島佑子 三浦哲郎 （欠席）

第58回

平成17年/2005年度 ＝[ 決定 ] 平成17年/2005年 受賞 村上　龍 『半島を出よ』(上)(下) 平成17年/2005年3月・幻冬舎刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 河野多恵子 （欠席） 坂上弘 津島佑子 （欠席） 三浦哲郎

第59回

平成18年/2006年度 ＝[ 決定 ] 平成18年/2006年 受賞 黒井千次 『一日　夢の柵』 平成18年/2006年1月・講談社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 坂上弘 高樹のぶ子 （欠席） 高橋源一郎 津島佑子 三浦哲郎 （欠席）

第60回

平成19年/2007年度 ＝[ 決定 ] 平成19年/2007年 受賞 佐伯一麦 『ノルゲ』 平成19年/2007年6月・講談社刊

選考委員 秋山駿 川村二郎 坂上弘 高樹のぶ子 高橋源一郎 津島佑子 三浦哲郎

第61回

平成20年/2008年度 ＝[ 決定 ] 平成20年/2008年 受賞 町田　康 『宿屋めぐり』 平成20年/2008年8月・講談社刊

選考委員 秋山駿 坂上弘 高樹のぶ子 高橋源一郎 津島佑子 三浦哲郎

第62回

平成21年/2009年度 ＝[ 決定 ] 平成21年/2009年 受賞 奥泉　光 『神器 ――軍艦「橿原」殺人事件』(上)(下) 平成21年/2009年1月・新潮社刊

選考委員 秋山駿 坂上弘 高樹のぶ子 高橋源一郎 津島佑子

第63回

平成22年/2010年度 ＝[ 決定 ] 平成22年/2010年 受賞 村田喜代子 『故郷のわが家』 平成22年/2010年1月・新潮社刊

選考委員 秋山駿 佐伯一麦 坂上弘 高橋源一郎 津島佑子

第64回

平成23年/2011年度 ＝[ 決定 ] 平成23年/2011年 受賞 多和田葉子 『雪の練習生』 平成23年/2011年1月・新潮社刊

選考委員 秋山駿 奥泉光 佐伯一麦 坂上弘 高橋源一郎 津島佑子 町田康

第65回

平成24年/2012年度 ＝[ 決定 ] 平成24年/2012年11月6日 受賞 山田詠美 『ジェントルマン』 平成23年/2011年11月・講談社刊

賞金300万円 選考委員 秋山駿 奥泉光 佐伯一麦 坂上弘 高橋源一郎 津島佑子 町田康 贈呈式●平成24年/2012年12月17日　［会場］帝国ホテル

第66回

平成25年/2013年度 ＝[ 決定 ] 平成25年/2013年11月5日 受賞 保坂和志 『未明の闘争』 平成25年/2013年9月・講談社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 坂上弘 高橋源一郎 津島佑子 町田康 贈呈式●平成25年/2013年12月17日　［会場］帝国ホテル

第67回

平成26年/2014年度 ＝[ 決定 ] 平成26年/2014年11月4日 受賞 笙野頼子 『未闘病記 ――膠原病、「混合性結合組織病」の』 平成26年/2014年7月・講談社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 坂上弘 高橋源一郎 多和田葉子 津島佑子 町田康 贈呈式●平成26年/2014年12月17日　［会場］帝国ホテル

第68回

平成27年/2015年度 ＝[ 決定 ] 平成27年/2015年11月5日 受賞 長野まゆみ 『冥途あり』 平成27年/2015年7月・講談社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 高橋源一郎 多和田葉子 町田康 贈呈式●平成27年/2015年12月17日　［会場］帝国ホテル

第69回

平成28年/2016年度 ＝[ 決定 ] 平成28年/2016年11月8日 受賞 堀江敏幸 『その姿の消し方』 平成28年/2016年1月・新潮社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 高橋源一郎 多和田葉子 町田康 贈呈式●平成28年/2016年12月17日　［会場］帝国ホテル

第70回

平成29年/2017年度 ＝[ 決定 ] 平成29年/2017年11月10日 受賞 高村　薫 『土の記』(上)(下) 平成28年/2016年11月・新潮社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 多和田葉子 町田康 三浦雅士 贈呈式●平成29年/2017年12月15日　［会場］帝国ホテル

第71回

平成30年/2018年度 ＝[ 決定 ] 平成30年/2018年11月5日 受賞 橋本　治 『草薙の剣』 平成30年/2018年3月・新潮社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 多和田葉子 町田康 三浦雅士 贈呈式●平成30年/2018年12月17日　［会場］帝国ホテル

第72回

平成31年/2019年度 ＝[ 決定 ] 令和1年/2019年11月6日 受賞 松浦寿輝 『人外』 平成31年/2019年3月・講談社刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 多和田葉子 町田康 三浦雅士 贈呈式●令和1年/2019年12月17日　［会場］帝国ホテル

第73回

令和2年/2020年度 ＝[ 決定 ] 令和2年/2020年11月2日 受賞 小川洋子 『小箱』 令和1年/2019年10月・朝日新聞出版刊

賞金300万円 選考委員 奥泉光 佐伯一麦 多和田葉子 町田康 三浦雅士

第74回

令和3年/2021年度 ＝[ 決定 ] 令和3年/2021年11月4日 受賞 リービ英雄 『天路』 令和3年/2021年8月・講談社刊

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第75回

令和4年/2022年度 ＝[ 決定 ] 令和4年/2022年11月4日 受賞 松浦理英子 『ヒカリ文集』 令和4年/2022年2月・講談社刊

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第76回

令和5年/2023年度 ＝[ 決定 ] 令和5年/2023年11月6日 受賞 川上弘美 『恋ははかない、あるいは、 プールの底のステーキ』 令和5年/2023年8月・講談社刊

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第77回

令和6年/2024年度 ＝[ 決定 ] 令和6年/2024年11月5日 受賞 中村文則 『列』 令和5年/2023年8月・講談社刊

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