第19回

第18回第20回

昭和19年/1944年上半期 昭和19年/1944年8月15日決定発表／『文藝春秋』昭和19年/1944年9月号選評掲載

選考委員　 佐藤春夫 52歳 川端康成 45歳 横光利一 46歳 河上徹太郎 42歳 片岡鐵兵 50歳 瀧井孝作 50歳 岸田國士 53歳 火野葦平 37歳 選評総行数　 17 15 14 12 13 12     評 評 評 評 評 評 選評なし 選評なし 候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 八木義徳　「劉廣福」 55枚 32歳 評 ◎ 13 △ 10 ◎ 9 △ 1 □ 10 △ 4         小尾十三　「登攀」 158枚 34歳 評 □ 14 ○ 13 △ 3 ◎ 11 ○ 6 △ 4         林柾木　「昔の人」 43枚 44歳 評 ― 0 ■ 3 △ 2 ― 0 ― 0 ◎ 8         妻木新平　「名医録」 44枚 39歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         猪俣勝人　「父道」 40枚 33歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         若杉慧　「青色青光」 42枚 40歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         浜野健三郎　「梅白し」 72枚 33歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         清水基吉　「雨絃記」 46枚 25歳 評 ― 0 ― 0 △ 2 ― 0 ― 0 ― 0         黒木清次　「続棉花記」 101枚 29歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         安原俊之介　「彼の道」 114枚 （不明） 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         高山麦子　「寒明け」 56枚 (27歳) 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         儀府成一　「碑文」 64枚 35歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0         劉寒吉　「古戦場」 70枚 37歳 評 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0 ― 0                       従軍中棄権 年齢/枚数の説明   見方・注意点

佐藤春夫52歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数17　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 ◎ 13 「（引用者注：「登攀」と共に）正しく今日書かれなければならぬ作品を作者がこれ程熱を持って書いたのがまず珍重である。」「（引用者注：受賞した）二篇の巧拙優劣は各人各説決定し難い。」「あの素材を捉えてそれを生かすために太い線でぐんぐんと小細工なくひた押しに叙述する工夫で、稍通俗に月並になりやすい話柄を品格賤しくなく仕立て上げ主人公の性格を生かしたのは手柄であろう。」 小尾十三 34歳 全 □ 14 「（引用者注：「劉廣福」と共に）正しく今日書かれなければならぬ作品を作者がこれ程熱を持って書いたのがまず珍重である。」「（引用者注：受賞した）二篇の巧拙優劣は各人各説決定し難い。」「むつかくしくもあろうが部分的にはむら（原文傍点）の多い出来栄である。」「いい素質の好もしい作者とは思うが作の遠近法などめちゃめちゃで未だしいところが多すぎる。」 林柾木 44歳 全 ― 0   妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 ― 0   黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0

他の選考委員 川端康成 横光利一 河上徹太郎 片岡鐵兵 瀧井孝作

川端康成45歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数15　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 △ 10 「外地の作品を、今回また二篇も選ぶことになったのは、予期しない、しかし必然の結果であったろう。候補作中新文学の萌芽は、やはりこれらの作品にあった。」 小尾十三 34歳 全 ○ 13 「言わばこの人の玉石が混淆している「登攀」、長距離選手の出発のような作品を、今遽に推薦するのは多少躊躇される」「（引用者注：「劉廣福」を推すとすると）底深く重い光を出して来て、到底逸し難く思われるのだった。」「外地の作品を、今回また二篇も選ぶことになったのは、予期しない、しかし必然の結果であったろう。候補作中新文学の萌芽は、やはりこれらの作品にあった。」 林柾木 44歳 全 ■ 3 「愛着を感じても、特に推挙はしにくく思える。」 妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 ― 0   黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0

他の選考委員 佐藤春夫 横光利一 河上徹太郎 片岡鐵兵 瀧井孝作

横光利一46歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数14　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 ◎ 9 「不用な枝葉を惜しげもなく切断し、鮮明に幹の太さを浮き上らせたカットの手腕は、主材の底まで眼力の届いていることを証明している。」「数年前、一度この作者は、尾崎一雄氏の「暢気眼鏡」授賞のさい、草原地帯の美しい描写で首位を競ったことがあったが、この度の授賞の幸運は当然だろう。」 小尾十三 34歳 全 △ 3 「百五十枚の長さにしては誠実な大問題がひしめき、暗怪に衝突し合う息苦しさの魅力、度を過ぎて襲来する作品である。」 林柾木 44歳 全 △ 2 「老練端朴、（引用者中略・注：「雨絃記」と）ともに委員たちの視線を牽いた。」 妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 △ 2 「新鮮、（引用者中略・注：「昔の人」と）ともに委員たちの視線を牽いた。」 黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0

他の選考委員 佐藤春夫 川端康成 河上徹太郎 片岡鐵兵 瀧井孝作

河上徹太郎42歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数12　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 △ 1 「他の審査員が述べるであろう。」 小尾十三 34歳 全 ◎ 11 「荒っぽい、題材の生々しい小説である。話が未解決で、途中随所に作者の荒々しい吐息が聞えるのは、此の材料が生きた事実であることの証拠であろう。」「彼はあるが儘に登場人物の中学生を持ちあぐんで、此の作品と共に混沌の中におっぽり出しているが、そこに此の作品の生命があるのであって、彼自身は別にそこから抜け出して、次作「雑巾先生」で解決の報告をしている。」「芸術的に不備な点が相当目立つに拘らず、矢張推したい気持を抱かせた。」 林柾木 44歳 全 ― 0   妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 ― 0   黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0

他の選考委員 佐藤春夫 川端康成 横光利一 片岡鐵兵 瀧井孝作

片岡鐵兵50歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数13　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 □ 10 「二つの作品（引用者注：「劉廣福」と「登攀」）自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」「私は反対したかったのだが、この作者が他の作品で示した手法のことを横光君から訊いて、この作品の書き方が偶然の手法でなく、意識的な努力になるという証しを得て安心した次第である。」 小尾十三 34歳 全 ○ 6 「二つの作品（引用者注：「劉廣福」と「登攀」）自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」 林柾木 44歳 全 ― 0   妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 ― 0   黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0     「審査の目標や標準がだんだん新しい方向に動いて行くのが、毎回感じられる。候補作品を読む時、目の焦点が合いかねるほどの速度である。兎も角、歴史は動いている。」

他の選考委員 佐藤春夫 川端康成 横光利一 河上徹太郎 瀧井孝作

瀧井孝作50歳×各候補作

年齢/枚数の説明 見方・注意点

総行数12　（1行=26字） 候補 評価 行数 評言 八木義徳 32歳 全 △ 4 「（引用者注：「登攀」と共に）読んでそれぞれ面白味も腕前の力もあるが、この二篇を「昔の人」と比べると、短篇としての冴えと匂いとが稍劣ると思った。」 小尾十三 34歳 全 △ 4 「（引用者注：「劉廣福」と共に）読んでそれぞれ面白味も腕前の力もあるが、この二篇を「昔の人」と比べると、短篇としての冴えと匂いとが稍劣ると思った。」 林柾木 44歳 全 ◎ 8 「一番好きになった。」「事柄を端的に出す描写もうまくて気が利いていた。」「近頃ガサツな時局物が余りに多いから、却ってこういう沁々した作品を読むと心持が和らげられるし、却ってこの静かな作品を採りたいと思った。」 妻木新平 39歳 全 ― 0   猪俣勝人 33歳 全 ― 0   若杉慧 40歳 全 ― 0   浜野健三郎 33歳 全 ― 0   清水基吉 25歳 全 ― 0   黒木清次 29歳 全 ― 0   安原俊之介 （不明） 全 ― 0   高山麦子 (27歳) 全 ― 0   儀府成一 35歳 全 ― 0   劉寒吉 37歳 全 ― 0

他の選考委員 佐藤春夫 川端康成 横光利一 河上徹太郎 片岡鐵兵

八木義徳32歳×各選考委員　 「劉廣福」 短篇 55枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ◎ 13 「（引用者注：「登攀」と共に）正しく今日書かれなければならぬ作品を作者がこれ程熱を持って書いたのがまず珍重である。」「（引用者注：受賞した）二篇の巧拙優劣は各人各説決定し難い。」「あの素材を捉えてそれを生かすために太い線でぐんぐんと小細工なくひた押しに叙述する工夫で、稍通俗に月並になりやすい話柄を品格賤しくなく仕立て上げ主人公の性格を生かしたのは手柄であろう。」 川端康成 45歳 全 △ 10 「外地の作品を、今回また二篇も選ぶことになったのは、予期しない、しかし必然の結果であったろう。候補作中新文学の萌芽は、やはりこれらの作品にあった。」 横光利一 46歳 全 ◎ 9 「不用な枝葉を惜しげもなく切断し、鮮明に幹の太さを浮き上らせたカットの手腕は、主材の底まで眼力の届いていることを証明している。」「数年前、一度この作者は、尾崎一雄氏の「暢気眼鏡」授賞のさい、草原地帯の美しい描写で首位を競ったことがあったが、この度の授賞の幸運は当然だろう。」 河上徹太郎 42歳 全 △ 1 「他の審査員が述べるであろう。」 片岡鐵兵 50歳 全 □ 10 「二つの作品（引用者注：「劉廣福」と「登攀」）自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」「私は反対したかったのだが、この作者が他の作品で示した手法のことを横光君から訊いて、この作品の書き方が偶然の手法でなく、意識的な努力になるという証しを得て安心した次第である。」 瀧井孝作 50歳 全 △ 4 「（引用者注：「登攀」と共に）読んでそれぞれ面白味も腕前の力もあるが、この二篇を「昔の人」と比べると、短篇としての冴えと匂いとが稍劣ると思った。」

他の候補作 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

小尾十三34歳×各選考委員　 「登攀」 中篇 158枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 □ 14 「（引用者注：「劉廣福」と共に）正しく今日書かれなければならぬ作品を作者がこれ程熱を持って書いたのがまず珍重である。」「（引用者注：受賞した）二篇の巧拙優劣は各人各説決定し難い。」「むつかくしくもあろうが部分的にはむら（原文傍点）の多い出来栄である。」「いい素質の好もしい作者とは思うが作の遠近法などめちゃめちゃで未だしいところが多すぎる。」 川端康成 45歳 全 ○ 13 「言わばこの人の玉石が混淆している「登攀」、長距離選手の出発のような作品を、今遽に推薦するのは多少躊躇される」「（引用者注：「劉廣福」を推すとすると）底深く重い光を出して来て、到底逸し難く思われるのだった。」「外地の作品を、今回また二篇も選ぶことになったのは、予期しない、しかし必然の結果であったろう。候補作中新文学の萌芽は、やはりこれらの作品にあった。」 横光利一 46歳 全 △ 3 「百五十枚の長さにしては誠実な大問題がひしめき、暗怪に衝突し合う息苦しさの魅力、度を過ぎて襲来する作品である。」 河上徹太郎 42歳 全 ◎ 11 「荒っぽい、題材の生々しい小説である。話が未解決で、途中随所に作者の荒々しい吐息が聞えるのは、此の材料が生きた事実であることの証拠であろう。」「彼はあるが儘に登場人物の中学生を持ちあぐんで、此の作品と共に混沌の中におっぽり出しているが、そこに此の作品の生命があるのであって、彼自身は別にそこから抜け出して、次作「雑巾先生」で解決の報告をしている。」「芸術的に不備な点が相当目立つに拘らず、矢張推したい気持を抱かせた。」 片岡鐵兵 50歳 全 ○ 6 「二つの作品（引用者注：「劉廣福」と「登攀」）自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」 瀧井孝作 50歳 全 △ 4 「（引用者注：「劉廣福」と共に）読んでそれぞれ面白味も腕前の力もあるが、この二篇を「昔の人」と比べると、短篇としての冴えと匂いとが稍劣ると思った。」

他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

林柾木44歳×各選考委員　 「昔の人」 短篇 43枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ■ 3 「愛着を感じても、特に推挙はしにくく思える。」 横光利一 46歳 全 △ 2 「老練端朴、（引用者中略・注：「雨絃記」と）ともに委員たちの視線を牽いた。」 河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ◎ 8 「一番好きになった。」「事柄を端的に出す描写もうまくて気が利いていた。」「近頃ガサツな時局物が余りに多いから、却ってこういう沁々した作品を読むと心持が和らげられるし、却ってこの静かな作品を採りたいと思った。」	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

妻木新平39歳×各選考委員　 「名医録」 短篇 44枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

猪俣勝人33歳×各選考委員　 「父道」 短篇 40枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

若杉慧40歳×各選考委員　 「青色青光」 短篇 42枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

浜野健三郎33歳×各選考委員　 「梅白し」 短篇 72枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

清水基吉25歳×各選考委員　 「雨絃記」 短篇 46枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 △ 2 「新鮮、（引用者中略・注：「昔の人」と）ともに委員たちの視線を牽いた。」 河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

黒木清次29歳×各選考委員　 「続棉花記」 中篇（一部） 101枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

安原俊之介（不明）×各選考委員　 「彼の道」 短篇 114枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

高山麦子(27歳)×各選考委員　 「寒明け」 短篇 56枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 儀府成一 「碑文」 劉寒吉 「古戦場」

儀府成一35歳×各選考委員　 「碑文」 短篇 64枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 劉寒吉 「古戦場」

劉寒吉37歳×各選考委員　 「古戦場」 短篇 70枚

年齢/枚数の説明 見方・注意点

選考委員 評価 行数 評言 佐藤春夫 52歳 全 ― 0   川端康成 45歳 全 ― 0   横光利一 46歳 全 ― 0   河上徹太郎 42歳 全 ― 0   片岡鐵兵 50歳 全 ― 0   瀧井孝作 50歳 全 ― 0	他の候補作 八木義徳 「劉廣福」 小尾十三 「登攀」 林柾木 「昔の人」 妻木新平 「名医録」 猪俣勝人 「父道」 若杉慧 「青色青光」 浜野健三郎 「梅白し」 清水基吉 「雨絃記」 黒木清次 「続棉花記」 安原俊之介 「彼の道」 高山麦子 「寒明け」 儀府成一 「碑文」