戸伏太兵（とぶしたへい）-直木賞予選候補作家

第11回

Last Update●[H26]2014/6/20

	Tobushi Tahei
	生没年月日【注】	明治36年/1903年1月17日～昭和58年/1983年5月18日
	経歴	旧姓＝吉川、本名＝綿谷雪（ワタタニ・キヨシ）。和歌山県生まれ。早稲田大学国文学科卒。
	受賞歴・候補歴	\|予選候補\| 第11回直木賞（昭和15年/1940年上期）「天ノ川辻」「十津川秋雨の譜」「遊撃四番隊」 \|候補\| 第4回新潮社文芸賞〔第二部〕（昭和16年/1941年）『天ノ川辻』
	サブサイトリンク	文学賞の世界▼全2件

第11回参考候補

媒体・作品情報

分載回数	全2回
誌名	「文學建設」
巻号	(1)第2巻第1号　(2)第2巻第2号別表記(1)新年号/1月号　(2)2月号
作品名別表記	(1)(2)本文「天誅組の壘砦　天ノ川辻（一幕）」　本文ルビ有り「てん」「かはつぢ」
副題等	(1)(2)本文「＝長篇『大山蓮華』第一部＝」　(2)「その二」
印刷/発行年月日	(1)印刷納本昭和14年/1939年12月27日　発行昭和15年/1940年1月1日　(1)印刷納本昭和15年/1940年1月27日　発行昭和15年/1940年2月1日
発行者等	編輯兼発行人岡戸武平　印刷人寺嶋篠重　印刷所株式会社新光堂（東京市）
発行所	文學建設社（東京市）
総ページ数	(1)117　(2)82	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	(1)(2) 27字 ×23行 ×2段
本文ページ	(1)76～85　(2)26～37 （計22頁）	測定枚数	64枚

上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字（主に正字など）

書誌

昭和15年/1940年12月・牧野書店刊『戯曲集　天ノ川辻』所収

選評の概要

候補者　戸伏太兵　37歳
選考委員		評価	行数	評言
小島政二郎	46歳	△	6	「力作として注意を喚起したい。」
白井喬二	50歳	―	0
宇野浩二	49歳	・	1	「日本文学振興会から、（引用者中略）送って来なかった」
佐佐木茂索	45歳	―	0
選評出典：『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録（初出：『文藝春秋』昭和15年/1940年9月号）

文量
長篇戯曲の一部
章立て
（一幕）
時代設定	場所設定
江戸幕末	吉野
登場人物
●吉村寅太郎（天誅組三総裁の一人） ●伴林光平（天誅組記録方、国学者） ●花房敬之助（天誅組同志） ●乾亥生（乾十郎の妻） ●大木しづ（花房敬之助の許婚） ●お蝶（山窩の娘）

第11回参考候補

媒体・作品情報

誌名	「文學建設」
巻号	第2巻第3号別表記3月号
作品名別表記	本文「十津川秋雨の譜（三幕）」　本文ルビ有り「とつがはあきさめ」「ふ」
副題等	本文「＝長篇『大山蓮華』第二部＝」
印刷/発行年月日	印刷納本昭和15年/1940年2月27日　発行昭和15年/1940年3月1日
発行者等	編輯兼発行人岡戸武平　印刷人寺嶋篠重　印刷所株式会社新光堂（東京市）
発行所	文學建設社（東京市）
総ページ数	88	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	27字 ×23行 ×2段
本文ページ	2～35 （計34頁）	測定枚数	100枚

上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字（主に正字など）

書誌

昭和15年/1940年12月・牧野書店刊『戯曲集　天ノ川辻』所収

選評の概要

候補者　戸伏太兵　37歳
選考委員		評価	行数	評言
小島政二郎	46歳	△	6	「力作として注意を喚起したい。」
白井喬二	50歳	―	0
宇野浩二	49歳	・	1	「日本文学振興会から、（引用者中略）送って来なかった」
佐佐木茂索	45歳	―	0
選評出典：『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録（初出：『文藝春秋』昭和15年/1940年9月号）

文量
長篇戯曲の一部
章立て
（三幕）「序幕」「第二幕」「大詰」
時代設定	場所設定
江戸幕末	吉野
登場人物
●乾十郎（天誅組同志） ●乾亥生（乾十郎の妻） ●ヰザリ勝五郎（大和五條の博徒） ●野崎主計（十津川郷士、天誅組に加担）

第11回参考候補

媒体・作品情報

誌名	「文學建設」
巻号	第2巻第6号別表記6月号
作品名別表記	本文「遊撃四番隊（二幕）」
副題等	本文「＝長編『大山蓮華』第三部＝」
印刷/発行年月日	印刷納本昭和15年/1940年5月27日　発行昭和15年/1940年6月1日
発行者等	編輯兼発行人岡戸武平　印刷人寺嶋篠重　印刷所株式会社新光堂（東京市）
発行所	文學建設社（東京市）
総ページ数	76	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	27字 ×23行 ×2段
本文ページ	2～23 （計22頁）	測定枚数	65枚

上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字（主に正字など）

書誌

昭和15年/1940年12月・牧野書店刊『戯曲集　天ノ川辻』所収

選評の概要

候補者　戸伏太兵　37歳
選考委員		評価	行数	評言
小島政二郎	46歳	△	6	「力作として注意を喚起したい。」
白井喬二	50歳	―	0
宇野浩二	49歳	・	1	「日本文学振興会から、（引用者中略）送って来なかった」
佐佐木茂索	45歳	―	0
選評出典：『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録（初出：『文藝春秋』昭和15年/1940年9月号）

文量
長篇戯曲の一部
章立て
（二幕）「序景（天誅組退陣）」「その一（長殿村、紀藩陣営）」「その二（同じく、裏）」幕、「その三（塩鶴の堤道）」「その四（同じく、河原）」「その五（野瀬見の谷）」「その六（釈迦の惣門）」「その七（七面〈山カンムリ＋品〉の黒霧）」
時代設定	場所設定
江戸幕末	吉野
登場人物
●北畠道龍（鷺ノ森僧兵筆頭、法福寺の住職） ●行方俊定（法福寺院代） ●宇野八郎（紀軍一の手、長殿駐剳隊軍監） ●田中正蔵（紀藩軍務方） ●大木しづ（花房敬之助の許婚）