生没年月日【注】 | 明治31年/1898年1月12日~昭和19年/1944年8月11日 | |
経歴 | 本名=野沢嘉哉。東京・本郷生まれ。早稲田大学文科中退。中央、時事、萬朝、読売の各新聞社に勤務。息子に、俳優・声優の野沢那智がいる。 | |
受賞歴・候補歴 |
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備考 | 当サイトが第1回直木賞候補の一人として、陸氏を挙げているのは、 『文藝春秋』昭和10年/1935年9月号の、直木賞選考経緯で、選考委員の吉川英治氏が 「陸君、木村君、濱本君、湊君、他數氏の名ものぼせられたが、」 と書いていることを唯一の典拠としているのですが、 『オール讀物』平成14年/2002年10月号に再録された「直木賞全選評」では、ナント、 この「陸君」の部分が「岡戸君」に直されているではありませんか。 事実、陸氏が候補者だったかどうか、正直、自信がなくなってきましたが、 確実にそうではなかったという証拠が出てくるまで、 当分、このページは残しておきます。 |
昭和10年/1935年上半期業績全般該当期までの作品 「平手酒造」(『騒人』昭和3年/1928年6月号)
「バンコ与太者声音」(『サンデー毎日』昭和8年/1933年3月26日号)
「千両胴」(『オール讀物』昭和9年/1934年1月号)
「くはれた話」(『新青年』昭和9年/1934年2月号)/読物
「焼弾」(『週刊朝日』昭和9年/1934年初夏特別号[6月])
「殴られた宗俊」(『オール讀物』昭和9年/1934年7月号、8月号)
「やくざ地獄」
など
該当期の作品 「眼玉の藤太」(『国民新聞』昭和9年/1934年8月14日~昭和10年/1935年4月6日)
「鉄火二筋道」(『京都日出国』昭和10年/1935年1月5日~3月13日中絶)
「袁玄洞夜話」(『経済往来』昭和10年/1935年1月号)
「武兵衛の腕」(『週刊朝日』昭和10年/1935年新年特別号[1月])
「憎悪」(『改造』昭和10年/1935年5月号)
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