島田一男（しまだかずお）-直木賞候補作家

第35回

Last Update●[H27]2015/5/2

	Shimada Kazuo
	生没年月日【注】	明治40年/1907年5月15日～平成8年/1996年6月16日
	経歴	京都府京都市生まれ。明治大学中退。
	受賞歴・候補歴	第1回『宝石』探偵小説募集［当選］（昭和21年/1946年）「殺人演出」 \|候補\| 第2回探偵作家クラブ賞［短編部門］（昭和24年/1949年）「太陽の眼」 \|候補\| 第3回探偵作家クラブ賞［長編部門］（昭和25年/1950年）「婦鬼系図」「野獣の夜」第4回探偵作家クラブ賞［短編部門］（昭和26年/1951年）「社会部記者」その他 \|候補\| 第4回探偵作家クラブ賞［短編部門］（昭和26年/1951年）「風船魔」 \|候補\| 第5回探偵作家クラブ賞（昭和27年/1952年）「恐風」 \|候補\| 第6回探偵作家クラブ賞（昭和28年/1953年）「誤報殺人事件」 \|候補\| 第8回日本探偵作家クラブ賞（昭和30年/1955年）「奇妙な夫婦」 \|候補\| 第9回日本探偵作家クラブ賞（昭和31年/1956年）『上を見るな』「東京暴力団」 \|候補\| 第35回直木賞（昭和31年/1956年上期）「七色の地図」
	サブサイトリンク	文学賞の世界▼全9件
	処女作	「殺人演出」（昭和22年/1947年）
	サイト内リンク	▼小研究-ミステリーと直木賞

第35回候補

媒体・作品情報

誌名	「講談倶楽部」
巻号	第8巻第5号別表記5月特大号
作品名別表記	本文ルビ有り「なゝいろ」「ちづ」
印刷/発行年月日	発行昭和31年/1956年5月1日
発行者等	編集人斎藤稔　発行人佐藤鐵男　印刷人長久保慶一　印刷所大日本印刷株式会社（東京都）
発行所	株式会社大日本雄弁会講談社（東京都）
装幀/装画等	画富永謙太郎ルビ有りとみながけんたろう
総ページ数	410	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	20字 ×24行 ×3段
本文ページ	380～405 （計26頁）	測定枚数	75枚

上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字（主に正字など）

書誌

昭和31年/1956年7月・東方社刊『殺人環状線』所収

昭和33年/1958年4月・光風社刊『続　刑事部屋』所収

昭和36年/1961年5月・春陽堂文庫出版／春陽文庫『信号は赤だ』所収

昭和42年/1967年☆月・東京文芸社／Tokyo books『七色の地図』所収

昭和56年/1981年6月・春陽堂書店／春陽文庫『信号は赤だ』所収

昭和56年/1981年7月・徳間書店／徳間文庫『刑事部屋1』所収

昭和59年/1984年2月・徳間書店／徳間文庫『殺人環状線』所収

昭和63年/1988年8月・青樹社／Big books『刑事部屋　深夜の章』所収

平成11年/1999年3月・青樹社／青樹社文庫『刑事部屋　深夜の章』所収

選評の概要

候補者　島田一男　49歳
選考委員		評価	行数	評言
木々高太郎	59歳	●	7	「誰かゞ、探偵小説というものはこういうものかというので、いや、こういうものを探偵小説の見本とし度いとは思わない。」
吉川英治	63歳	―	0
小島政二郎	62歳	―	0
井伏鱒二	58歳	―	0
川口松太郎	56歳	―	0
永井龍男	52歳	―	0
村上元三	46歳	―	0
大佛次郎	58歳	―	0
選評出典：『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録（初出：『オール讀物』昭和31年/1956年10月号）

文量
短篇
章立て
「1」～「7」
時代設定	場所設定
［同時代］	東京
登場人物
●庄司（新宿署の部長刑事） ●遠藤（刑事） ●小牧（巡査） ●浮舟弓子（もと男爵の未亡人） ●殿村三重子（弓子の秘書） ●瀬戸信彦（東亜金融社長） ●宇津木（経済事務所長）