芥川賞のすべて・のようなもの
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Last Update[H26]2014/6/20

片岡鐵兵
Kataoka Teppei
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生没年月日【注】 明治27年/1894年2月2日~昭和19年/1944年12月25日
在任期間 第17回~第20回(通算2年・4回)
在任年齢 49歳4ヶ月~50歳10ヶ月
経歴 岡山県生まれ。慶應義塾大学仏文科予科中退。
新聞記者など職を転々としたのち、大正9年/1920年上京して作家生活に入る。
大正13年/1924年『文芸時代』の創刊同人となり、新感覚派に属するが、プロレタリア文学に転ずる。
昭和5年/1930年大阪共産党事件で検挙。昭和8年/1933年に獄中で転向、出獄後は「花嫁学校」などの大衆小説を発表した。
代表作に「綱の上の少女」「生ける人形」「綾里村快挙録」「愛情の問題」など。
受賞歴・候補歴
備考
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

芥川賞 17 昭和18年/1943年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数14 (1行=26字)
選考委員 片岡鐵兵 男49歳
候補 評価 行数 評言
檀一雄
男31歳
7 「一読何の奇もないようなれども、日本的象徴主義の効果には、凡手の企てて及ばざる実がある。」「一種の「世観」とも云える哀れさは、新古今の頃から吉野朝へかけて流れた情調伝統を、昭和の形式に相当生かせているという見解から、私はこの作を第一に推した。」
男38歳
6 「芸術作品としての表現が熟していない。実話雑誌的な文体で感動を型にはめた点が気になり、私としては推しかねたが、しかしこの授賞が在蒙疆の諸氏の文学活動を世に紹介する機縁ともなれば、それはそれで非常にうれしいことだと、今は思い返している。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和18年/1943年9月号)
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芥川賞 18 昭和18年/1943年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数14 (1行=26字)
選考委員 片岡鐵兵 男50歳
候補 評価 行数 評言
男41歳
7 「おっとりとした心構えで、よい人間を描いている。」「「和紙」は日本人的性格の象徴でもあろうが、その生産過程と、その生産への執着と、もう少し物語の進行に生かせ切れていたら文句のないところであろう。「きれいごと」ばかりが採り上げられてあるなどという非難は俗っぽい批評だと思う。」
  「すべて誠実のこもる力作で何れをも捨てかねた。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和19年/1944年3月号)
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芥川賞 19 昭和19年/1944年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数13 (1行=26字)
選考委員 片岡鐵兵 男50歳
候補 評価 行数 評言
男34歳
6 「二つの作品(引用者注:「劉廣福」と「登攀」)自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」
男32歳
10 「二つの作品(引用者注:「劉廣福」と「登攀」)自身はそれぞれ行き方がちがうようだが、人間のこの時代に生きる精神を掴もうとする点、何が生きる精神であるかの決定のし方においては同じである。」「私は反対したかったのだが、この作者が他の作品で示した手法のことを横光君から訊いて、この作品の書き方が偶然の手法でなく、意識的な努力になるという証しを得て安心した次第である。」
  「審査の目標や標準がだんだん新しい方向に動いて行くのが、毎回感じられる。候補作品を読む時、目の焦点が合いかねるほどの速度である。兎も角、歴史は動いている。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和19年/1944年9月号)
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